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サントリー山崎の歴史とこだわりは?詳しい銘柄とシリーズの特徴とは?

2019/7/28

サントリー山崎とは?

今や世界的な人気があり日本国内外から高い需要を集めているジャパニーズウイスキー。

日本人としても誇りに思えるこのジャパニーズウイスキーの中でも最も有名で名前が知られているブランドといえばやはり山崎ではないでしょうか。

ジャパニーズウイスキーの生みの親はニッカウヰスキーを生んだ竹鶴政孝氏ではあります。

しかしサントリーウイスキーを生んだ鳥井信治郎氏もまた、ジャパニーズウイスキーを生み出した立役者といっても過言ではないほどの人物なのです。

鳥井信治郎氏率いるサントリーが生み出したジャパニーズウイスキーの中でも、最も有名で味わいにも確かなものがあるブランドとして知られる山崎とは、いったいどのようなお酒なのでしょうか?

ここでは、山崎ウイスキーの歴史や蒸留所についての詳細、市場で需要がある主な銘柄や価値の高さについてまとめていきたいと思います。

山崎の歴史は?

鳥井信治郎
鳥井信治郎

(引用:サントリー

1923年、山崎ウイスキーは鳥井信治郎氏の手によって創設されました。

鳥井信治郎氏は主に当時からウイスキーの主流と言われていたスコッチウイスキーを参考にするために、文献などから知識を得ました。

中でもスコッチウイスキーが一番、ウイスキーづくりに重きを置いていたのがウイスキーづくりを行うための土地でした。

原材料の大麦や水がしっかりとウイスキーに合う形で作り上げられる土地はもちろんのこと、ウイスキーを作る過程においても大切となる気候や湿度などについても重要だと言われていたスコッチウイスキー。

場所によってはウイスキーづくりに適さない気候の場所で作られるスコッチウイスキーもありましたが、そのような場所では施設や設備などに強いこだわりを持って生産がなされていたのです。

幸い日本は気温も湿度も場所によって個性があり、鳥井信治郎氏の目で見て一番、ウイスキー造りに適した場所として目をつけられたのが京都郊外にある山崎という土地だったのです。

まだ山崎の名前がない頃、サントリーは1929年に第一号となるウイスキーを発表しました。

それが、のちにホワイトと呼ばれるようになった白札という銘柄でした。

その後、現在でも愛されている角瓶がサントリーから生まれ、ウイスキーとしてのサントリーという名前が日本中に知れ渡ることとなってきました。

そしてついに、1984年に山崎の第1作となるシングルモルトが作り上げられたのです。

1984年に発売されたのは、【山崎12年】の完璧なシングルモルトでした。

当時、ウイスキーといえばコストの面で見てもブレンデッドウイスキーが主流だった時代に、シングルモルトでの勝負をかける山崎の姿勢は、ジャパニーズウイスキー界に新たな風を吹き込みました。

他に類を見ないシングルモルトでの挑戦は、前人未到であり冒険とも言える勝負でしたが、それでも勝負に出ようと思えるほどの品質とこだわりは消費者にすぐに伝わります。

結果的にこの山崎のシングルモルトは世界的に受け入れられることとなり、現在ではブランドウイスキーとしてシングルモルトが主流と言われるほどメジャーな製造方法となりました。

2000年代に入ると、山崎は日本だけではなく世界的に愛されるウイスキーとして成長を遂げてきます。

そして、世界のウイスキーが集まって評価をされるISCやSWSCなどにおいてさまざまな賞を総なめにしてきました。

主に賞を受賞しているのは、

  • 山崎12年
  • 山崎18年

であり、山崎の大きなこだわりである熟成樽の中からはミズナラ樽やパンチョン樽などで熟成したヴィンテージ銘柄などが高く評価をされています。

山崎には、50年や30年などの長期熟成銘柄で希少といわれる品も多く存在します。

ですが、そんな銘柄もある中で熟成期間としては割と一般的な12年銘柄も最高峰の賞に選ばれるということは、ヴィンテージ品であることだけではなく「山崎のウイスキー自体に上質さと世界で認められるだけの味わいがある」ということなのですね。

山崎蒸溜所のこだわりとは?

山崎が創業した当時、日本ではウイスキーを作られることはほとんどなく、輸入している海外のウイスキーというのは非常に高価なものでした。

そんな中で鳥井信治郎氏はスコッチウイスキーを基盤としたウイスキーづくりを考えました。

そして、その際に彼が一番大切にしていたことは日本人が一番に楽しめるために日本人の味覚にあったウイスキーづくりをするということでした。

いまでこそ、ウイスキーブームが起こっておりスコッチやバーボンなどのウイスキーが好まれる傾向が出てきた日本のウイスキー文化。

ただ、昔はウイスキー慣れしていない方が多くクセや香りの強いウイスキーはあまり好まれない傾向がありました。

代表的なものでいえば、スコッチウイスキーは非常にピートの香りが強い苦味のあるお酒として知られており、日本人の味覚にはあまり合わないとされていました。

でも、ウイスキーが好きだった鳥井信治郎氏は日本人にもウイスキーの旨さをわかってほしいと思い、日本人の口にあうウイスキー造りに励んだのです。

そして、そのために必要な原材料が手に入る山崎地方を拠点とし、マイルドで滑らかな口当たりの水がある水源を選びました。

桂川や宇治川が流れるこの土地では、ウイスキーづくりに最適な湿度の高さを保つことができます。

上質な水源が確保されている山崎蒸留所のウイスキーは、その水の口当たりそのままに、優しくてほのかな甘みの感じられるお酒となりました。

さらに山崎ウイスキーがこれほどまでに多くの人を魅了している理由として、ウイスキー原酒の作り分けをしている点にあります。

というのも、山崎では仕上がるお酒の品種によって蒸留釜や熟成樽を使い分けています。

それも、原材料となる大麦の仕上がりや特徴などをブレンダーが判断した上で、その味わいに合う釜などを選択しているのです。

そのため、大麦の旨味と甘味を最大限に引き出すことができ、これ以上ない美味しいウイスキーができ上がるのです。

ウイスキーは一般的に、数種類から数百種類ものウイスキー原酒をバッティングしてボトリングされます。

もちろん、ピュアモルトのように1つの樽で作られたウイスキーをそのままボトリングする希少なものもありますが、一般的にはバッティングされるウイスキーがほとんどです。

山崎でも同じ製法を取っている銘柄が多いです。

ただ、そのウイスキーを作り上げる元となる原酒の味わいがしっかりとこだわりの強いものであるからこそ、どの銘柄と合わせても相性が良く味わいも新たな方向にプラスに進んでいくのです。

ブレンダーたちは、山崎専属となっており1日に何百種類ものウイスキー原酒をテイスティングします。

山崎は製造の段階ではなく味わいがブレンダーの舌でピークに達したタイミングでボトリングを行います。

よって、製造段階ではどれほどのヴィンテージウイスキーが仕上がるのかは、ほぼ未定だと言います。

バッティングするウイスキーは同年代のヴィンテージ品であることもあれば、古い銘柄と新しい銘柄がバッティングされることもあります。

時には、現在のブレンダーがまだ子供だった頃のブレンダーが作り上げた原酒とバッティングするようなウイスキーも存在します。

それでも味わいがケンカをすることなく品質が高くて高貴な味わいとして仕上がっているのです。

この理由は、やはり山崎のこだわりをしっかりとブレンダーが受け継ぎ、ブレンダーの確かな舌とブランドとしての思いを最大限に大切にしているからこそでしょう。

山崎ウイスキーの製造方法とは?

山崎のブレンダー
(引用:サントリー

山崎ウイスキーのこだわりは、上記でも説明した通り原材料から始まります。

原材料となる大麦は主に山崎の地元で取れたもので、ブレンダーたちがしっかりと下見をして味を見た上でウイスキーづくりに適した品質のものを選びます。

時には他の地方から取り寄せる場合もありますが、そのような原材料はより一層、品質が良くて味も合格なものだからこそ選ばれているのです。

仕込水には山崎の宇治川などを流れる水の湧き水を使用しており、綺麗で透き通って甘みがある水になります。

この原材料を元に山崎では仕込をします。

発酵には大きな木樽を使用しており、下処理された大麦が仕込水とともに詰められます。

この中では、酵母などを用いてアルコールを発生させ、ウイスキーとしての仕上がりに加速をかけます。

ウイスキーづくりに欠かせない工程の1つである蒸留は、山崎の場合は単式蒸留器を使用しています。

これも山崎のこだわりの1つであり、仕上がりで想定されている銘柄によって蒸留釜が使い分けられます。

蒸留釜については、大きさや材質に違いがあり、それぞれで味わいも風味もほんのりと変わってくるといいます。

蒸留の段階から、山崎ウイスキーはある程度の味わいと香りが確立されているのです。

さらにストレートヘッドやバジル型などのスチルも採用しており、直火蒸留も行なっていることから、釜以外にも味わいに影響をする場面は多く見られます。

そして蒸留が終わると、おおよそのウイスキー原酒は熟成されます。

熟成の際にも、山崎こだわりの樽を使用しており、山崎では主に

  • パンチョン樽
  • ミズナラ樽
  • シェリー樽
  • オーク樽

などが使用されます。

ウイスキーの深い味わいは、この熟成の段階で決まると言っても過言ではありません。

例えばシェリー樽で熟成されたウイスキーは必然的にシェリー酒のようなフルーティで赤みの強い原酒になりますし、ミズナラ樽で作られたウイスキーはウッド調の味わいが印象的になります。

このように、一言にウイスキーと言っても製造方法や熟成の樽などによって味わいは大きく変わってきます。

ダンネージ式の熟成庫には、大きな樽が三段~四段ほどに積み上げられており、山崎のブレンダーはこの膨大な量の熟成樽を全て把握していると言います。

ウイスキーの品質もさることながら、このブレンダーの心意気も山崎のウイスキーが美味しく仕上がる理由の1つなのでしょうね。

山崎の主な銘柄と特徴は?

山崎には、たくさんの銘柄のウイスキーが存在しますが主に主要に流通している銘柄や特に希少なウイスキーとされている銘柄は以下のようなものが挙げられます。

山崎12年

山崎12年
(引用:Amazon

山崎ウイスキーの中でも最も代表的と言える銘柄がこちらの山崎12年です。

というのも、山崎の原点となったシングルモルトウイスキーはこの12年ヴィンテージとしての発売されたのが最初になるのです。

シングルモルトの中でも、最低でも12年以上は熟成しているウイスキー原酒のみを使用してバッティングされている山崎12年。

ジャパニーズウイスキーとしても一番古いと言っても過言ではないシングルモルトになります。

山崎の中ではスタンダードで短めな熟成期間ではありますが、それでも12年もの歳月をかけてじっくりと寝かせられています。

熟成にはホワイトオーク樽を使用しており、スタンダードな味わいを再現しています。

さらに酵熟としてミズナラ樽シェリー樽のような香り高い樽を使ってさらに熟成しています。

よって、バニラのようなほんのりとした甘味にフルーティな甘酸っぱい香りもプラスされています。

味わいもパッションフルーツのようなさっぱりとした南国フルーツのような味わいがし、女性にも好かれやすい銘柄です。

販売当初の価格は9,800円で売り出されていましたが、現在は生産がストップしていることもあり価格は倍以上。

市場に出回る本数自体も少ないため非常に希少なボトルとして知られています。

山崎12年は、酵熟の樽によって銘柄が変わっており、ボトルのラベルを確認すればシェリー樽を使っているかパンチョン樽を使っているかなどがはっきりとわかります。

山崎18年

山崎18年
(引用:Amazon

山崎12年の次のステージと言われるのがこちらの山崎18年です。

12年シリーズと同様に、こちらの18年シリーズも少なくとも18年以上の熟成期間を経たシングルモルトウイスキーのみをバッティングして作り上げられています。

山崎18年を作り上げるために使用されるのはシェリー樽

18年シリーズ専用に最初の樽としてシェリー樽が用意されています。

このシェリー樽原酒のウイスキーをベースとして作られるため色合いは赤みがかっている傾向があり、味わいとしては軽やかさが感じられます。

酵熟には日本でも非常に希少とされるミズナラ樽が使用されており、それだけでも非常に価値のあるシングルモルトになります。

  • トロピカルフルーツのような甘味
  • ブラックチョコレートのようなほろ苦さ
  • ほんのりとフィニッシュに感じられるスパイシーさとコクの深さ

が特徴的です。

山崎18年はやはり重厚感があり口当たりも舌触りもより滑らからが増されています。

ミズナラ樽は香りが良くなるだけではなく、ウイスキー原酒の角をより一層、丸くしてくれる働きがあります。

そのため、このミズナラの樽で長期熟成されている山崎18年は他の銘柄に比べても柔らかさが強いのです。

山崎18年は販売当初から価格は2万5千円とかなり高値になっていました。

それでも販売してすぐに完売となっており、その人気の高さが伺えます。

現在では市場に出回ることもかなり稀ですが、8万円近くの値がつくことも少なくありません。

すでに定価よりもかなり高値で取引されていますし、それでも買い手がつく山崎18年ですのでこれからもっと価格が高騰することが予想されます。

購入を考えているなら今がチャンスですし、逆に売ることを考えているのであればもう少し期間を置くのも1つの手段ですね。

山崎25年

山崎25年
(引用:Amazon

山崎25年にもなってくると、希少さも価格もかなり跳ね上がってきます。

というのも、見てわかる通り山崎25年は少なくとも25年以上もの期間、ウイスキー原酒を熟成させたものをバッティングした銘柄になります。

山崎は12年でも非常な貴重でヴィンテージとしての価値も高いと言われる中で、その倍以上もの期間の熟成をしている25年はレベルが違うと言っても言い過ぎではないほどです。

色合いも12年や18年の山崎と比べてもかなり濃く、黄金色を通り越して褐色になっています。

味わいはコクのあるビターチョコレート、マンゴーやプラムのような甘酸っぱさのあるフルーツの味わいが特徴的です。

さらに、長期熟成を経ていることからフィニッシュには18年の山崎で感じられたスパイシーさの他にほのかな酸味も感じられます。

この酸味は、フルーティな味わいとはまた違う上質なウイスキーの酸味で、この味わいを好んで山崎25年を探し回っている人も少なくないのです。

通常、酸味や辛味は苦手とされやすい風味の1つです。

しかし、山崎25年に至ってはこのマイナスなイメージが強い風味を逆に味方につけてより一層、味のバライティーを出してバランスを整えてる印象です。

山崎25年の販売当初の価格は13万5千円超え。

四半世紀もの期間、しっかりと熟成されている山崎25年ですので、この価格には納得でしょう。

現在ではすでにその5倍以上もの価格で取引をされている山崎25年。

現在は飲む目的ではないコレクターの手に渡っていることがほとんど。

味を楽しむことは難しいですがもし市場に出回ることがあれば100万円単位でお金を出しても手に入れたいと考えているようなファンも多いです。

もし、家族の誰かがウイスキー好きで買ってはいたが扱いに困っているというようなボトルがあれば、すぐに査定を依頼してみると良いでしょう。

自分の中では邪魔な酒瓶だったものが、もしかすると数十万円単位で買取をしてもらえるかもしれません。

山崎35年

山崎35年
(引用:Amazon

山崎の中でも手に入れることが困難でほぼ不可能とされているウイスキー銘柄として挙げられる物の中に山崎35年があります。

山崎35年は他の銘柄の説明でもわかる通り、35年以上もの熟成期間を経たシングルモルトウイスキーとしかバッティングすることができません。

裏を返せば、35年以上もの熟成期間を経ている銘柄とバッティングをしている可能性もあるということです。

また、山崎35年は公式にボトルの中に僅かではあるが山崎50年も込められていると発表しています。

山崎35年もさることながら、それ以上の熟成期間を経ている50年原酒もバッティングされているとなれば誰でも味わってみたくなりますよね。

シェリー酒を一年間漬け込んだ樽を使用して熟成している山崎35年。

赤みがかってはいますが強い褐色をしておりまるで赤ワインのボトルのような色合いをしています。

味わいはバナナやマンゴーのようなドライフルーツの風味があり、コクは強くて重厚感のある舌触りが特徴的です。

販売価格は当初でも50万円近くになっていましたが、現在ではオークションで100万円もの価格で売買された過去もあります。

山崎35年にもなってくると、手がけるブレンダーをはじめとする職人も1人とは限りません。

熟成期間中にブレンダーが引退をして新しいブレンダーが引き継いで手がけることになることも少なくないのです。

そんな中でも、しっかりとした味わいを保ち続けているのは、元のブレンダーが新たなブレンダーに味わいだけではなく職人としての心意気やこだわりなどまで全てを継いでいるからなのでしょう。

山崎50年

山崎50年
(引用:Amazon

山崎50年となると、すでに伝説と言われるほどみることすら困難になっている銘柄です。

シングルモルトウイスキーの山崎50年は、2005年に50本限定で販売された限定商品で、50年の熟成期間にちなんだ本数で販売されました。

限定50本とは言いますが、記念品として扱われたりオークションに出品されたりした品もありますので、一般に下された本数はもっと少ないでしょう。

色合いはかなり深くて茶色と黒の間くらいの色をしています。

しかし、日に照らすと琥珀色に輝く華やかさもあり、一言では言い表せないような美しさが再現されています。

熟成にはシェリー樽ミズナラ樽が使用されており、割合とすれば五分五分くらいの期間、熟成が行われています。

熟れたイチゴやパッションフルーツのようなねっとりとした甘味とブラックチョコレートのようなほろ苦さが特徴的な味わいとなっており、まるでスイーツのような味わいがあると言います。

かおりは案外さっぱりとしており、レモンなどのような爽快感が感じられます。

50年もの長期熟成を行なっているからこそ、熟成樽のウッディな香りと木ならではのまろやかな甘味がしっかりと原酒についています。

深くて濃厚で、他の山崎銘柄と比べても比にならないと言われるほどの仕上がりとなっている山崎50年。

販売当初は限定50本が100万円で売られることとなりニュースとなりました。

現在ではその価格をゆうに超える数千万円単位で売買されるほど、まさに国宝級のウイスキーとなりました。

希少で限定品というだけではなくその深い味わいと風味が人気の理由の1つでしょう。

山崎シェリーカスクシリーズ

サントリー山崎シェリーカスク
(引用:Amazon

山崎シェリーカスクには、いくつかシリーズが存在してそのいずれも同じ種類の樽で作られたとは思えないほどバラエティ豊かな味わいをしています。

スパニッシュオークの樽にシェリー酒を漬け込んだ樽を使用して作られるシェリーカスクシリーズ。

こちらは、シェリー樽での熟成を重ね続けたウイスキー原酒にのみその名前が与えられます。

スパニッシュオークの樽は山崎が創業した頃から愛用している樽の材質で、ジャパニーズウイスキーを作り上げるのには欠かせない要素だと言います。

シェリー酒を漬け込んだ樽を使用して長期熟成しており、そんなシェリー樽を使用して熟成されているシェリーカスクは赤みがかった琥珀色をしている傾向があります。

また、熟成期間によって色に深みが増されてきます。

他の熟成樽に比べて味わいとしては甘みとフルーティさが強い仕上がりとなっているのが特徴的。

クセやえぐみが少ないことから他のシングルモルトとバッティングさせるのにも相性が良いとされています。

シェリーカスクシリーズは、

  • 2009年~2013年
  • 2016年

に販売された銘柄があります。

山崎ミズナラシリーズ

山崎ミズナラシリーズ
(引用:Amazon

ジャパニーズウイスキーブランドとして確立している山崎は、希少と呼ばれるミズナラの木を使って作られている樽もふんだんに使います。

ミズナラ樽を使って作られる山崎原酒はとても味わいが優しくてまろやかで、キャラのような甘味が特徴的だと言います。

この甘味の強いさっぱりとした味わいが、ジャパニーズウイスキーならではと言われているのです。

そして、他のスコッチやバーボンなどのようなブランドに比べると飲みやすさが強いと言われています。

特にミズナラ樽には、それ自体には強い香りや味は薄いためいらない香りなどがウイスキー原酒に伝わりにくく、ミズナラの木の優しさと甘さ、そしてマイルドさだけが残されます。

スタンダードでシンプルな味わいだからこそ、ウイスキー慣れしていない方からも愛されやすい飲みやすさがあるのです。

ミズナラシリーズには、

  • 2010年~2014年に販売された銘柄
  • 1984年に熟成された超希少なシングルモルトの銘柄

が存在します。

山崎ヴィンテージモルト

山崎ヴィンテージモルト
(引用:酒のスーパー足軽 楽天市場店

山崎ヴィンテージモルトとは、その名の通りヴィンテージ品として売られている銘柄です。

ラベルに熟成した年が記載されているのが一般的にヴィンテージモルトと呼ばれています。

熟成した年代によって、それぞれ熟成樽も異なっておりその年の気候や原材料の品質などによって寝かせるための樽などを変えて作っています。

味わいはさっぱりとしておりメロンやマンゴーのような甘味の強い銘柄などがあれば、スパイシーさが強くてウイスキー上級者向けのような味わいの銘柄もあります。

山崎ヴィンテージモルトは他のウイスキーの銘柄を作り上げるに当たってバッティングする原酒として使われることも多いスタンダードな味わいがあるお酒です。

さらに、銘柄によって味にバラエティがあるのもバッティングするにあたって扱いやすい理由の1つでしょう。

山崎ヴィンテージモルトには、

  • 1979年
  • 1980年
  • 1983年
  • 1984年
  • 1986年
  • 1989年
  • 1991年
  • 1992年

などの銘柄があります。

いずれもヴィンテージ品として扱われていますが、やはり熟成が古ければ古いほど価値は高い傾向があります。

特に1979年のヴィンテージモルトについては味わいも香りと高くて需要が高騰し続けていると言われています。

山崎ピュアモルト

山崎ピュアモルト
(引用:Amazon

山崎にはピュアモルトという銘柄が存在します。

ただ、一般的にピュアモルトといえば1つの樽で作られたウイスキー原酒を何とも混ぜることなくそのままボトリングしたウイスキーのことを指します。

つまり、他の原酒とはバッティングしていないその樽だけの味わいのウイスキーということです。

混じりけがなく味わいやすいということから人気が高い反面、作り手からすると他の味わいで補うことができないだけあって製造には他の銘柄に比べても非常に力量も気持ちも必要になってくる品です。

山崎12年のピュアモルトには特急表記がなされているものがあり、現在、ウイスキーにはこの特急表記がないため非常に希少な品とされています。

味わいは、作る工程のままに混じりけがなくストレートな山崎原酒の味わいを楽しむことができます。

よく山崎のバッティングされたウイスキーを飲む方でも、ピュアモルトの銘柄を飲むと雰囲気も変わってくるでしょう。

山崎リミテッドエディション

山崎リミテッドエディション
(引用:Amazon

山崎リミテッドエディションと言われると、どのようなお酒かピンとこない方も多いでしょう。

例えば、山崎ミズナラと言われればミズナラ樽で熟成された原酒ということはおおよそ見当がつきます。

また、山崎35年と言われれば35年間もの長い期間を熟成した銘柄だということがわかります。

その中でのリミテッドエディションということですが、これは少なくとも20年以上の熟成期間を経た山崎原酒とノンエイジの原酒をバッティングさせたいわゆるノンエイジウイスキーになります。

山崎のウイスキーについては、銘柄に年数が記載されている場合には“最低でもその期間は熟成した原酒”ということを表します。

そのため、リミテッドエディションのようにノンエイジの原酒にバッティングしているウイスキーは必然的にノンエイジウイスキーとして扱われるのです。

ただし、20年以上の熟成期間を経ているウイスキーをバッティングしていることも事実。

そのため、非常に高い人気があり他の希少なヴィンテージ品と比べると価格も手ごろであることから需要が高い銘柄になります。

山崎リミテッドエディションについては、2014年~2017年が販売されており、いずれも販売と同時にほぼ完売状態になっています。

また、山崎18年リミテッドエディションというものも存在します。

一般的にはノンエイジウイスキーを基盤に作り上げられるリミテッドエディション。

ですが、この銘柄に至っては山崎18年の原酒を基盤として20年以上の熟成期間を経ているウイスキーとのバッティングを行なっています。

山崎パンチョン

山崎パンチョン
(引用:お酒の専門店ファースト

山崎のパンチョンシリーズはその名の通りパンチョン樽を使用して熟成されている希少なウイスキーです。

おおよそですが10年~15年ほどの熟成期間を経たのちに、山崎パンチョンとして販売されます。

山崎パンチョンは味わいとしては少しクセと苦味があると言われておりブラックチョコレートやコーヒーのような味わいがするといいます。

しかしながら、ココナッツのような強い甘味とフルーティさも兼ね備えている非常に扱いやすいウイスキーです。

味わいも香りも甘味が強いため、女性にはかなり好かれそうなウイスキーですね。

山崎ウイスキーの需要の高さは?

これまでの情報をまとめていると言わずもがなですが、山崎ウイスキーの需要はかなり高いです。

NHKの朝の連続テレビ小説【マッサン】にてジャパニーズウイスキーのできるまでの工程などが放送されてから、これまでにも人気が高かったジャパニーズウイスキーの需要にさらに拍車をかけることとなりました。

現在、サントリーでは山崎や響などの主要なウイスキーブランドでさえ販売に至ることができない銘柄が出てくるほどの人気ぶりなのです。

そんな山崎ウイスキーたち。

前項で詳しく説明をしましたが、山崎ウイスキーは全般的に販売当初の価格よりも数倍から数百倍もの価格で売買されています。

これが需要がないとは流石に感じませんよね。

現在でも山崎のお目当てのウイスキーを手に入れたくて、蒸留所に問い合わせる人もいれば、オークションを眺めて出品を待つ人もいます。

もし、需要がかなり高い山崎のウイスキーを所有していて扱いに困っているという方がいたら、お酒の買取専門店に査定を依頼することをオススメします。

もちろん、リサイクルショップや酒屋などでも売買をすることは可能です。

しかし、お酒について大きな知識と経験を所有している方でなくては大切なお酒を売ることはできませんよね。

本来であれば十万円単位で売れる可能性があったウイスキーが、数万円程度で買い叩かれていれば誰もが怒ることでしょう。

山崎は創業当初から鳥井信治郎氏の強いこだわりで日本人の味覚に会うウイスキーづくりをしたいと語っていました。

その製法に間違いはなく、実際に山崎ウイスキーは日本中で愛されていますし、さらには世界的にも認められる機会が多くなる銘柄として知られるようになっていきました。

山崎の価値は?

前項で需要について軽く触れましたが、やはり山崎にとって大切なことはお客様目線であるということです。

消費者の要望を受けて、商品開発を行う山崎はそれだけでも価値がありますが価格面で言えばやはりかなり大きな価値があります。

例えば、50本限定で販売された山崎50年は販売当初から100万円の値段がついており簡単には手が出せませんでした。

しかし、数年経ってからオークションにかけられた際には3,200万円もの値段をつけて落札されたと言います。

高い価値があることは明らかですよね。

さらに山崎ウイスキーは飲む人のためだけではなくコレクターに対しても高い需要を誇っています。

  • 前項で紹介した主なシリーズ類を全て集めている方がいる
  • ウイスキーをコンプリートするためならいくら払っても惜しくないと考える方がいる

など、山崎にはそう思わせるだけの価値とこだわり、そしてお客様第一の信念があるのです。

山崎ウイスキーはきっと、どの銘柄を売ったとしてもかなり高い価値を誇ります。

そのため、家にいらないウイスキーがあるとして保管している方はできるだけ早く化粧箱や木箱などに閉まって大切に保管をしておくことをオススメします。

また、付属品となる冊子や包み紙などのようなものを揃えておくと、買取の際にもより高い価値を見出してもらうことができます。

少なくとも定価の倍以上もの価格で売買されている山崎ウイスキーは、売ったとしても当時の販売価格程度、さらにはそれ以上の価格で買取をしてもらうことができるほどの品です。

やはり山崎は【山崎】というだけでもブランド力があり、さらに製造中止になるほどの人気がさらに今後の需要にも拍車をかけており数の少なさや流通量の少なさが価値を高めています。

まとめ

以上が山崎ウイスキーについての歴史やこだわり、そして主な銘柄の紹介と情報のまとめでした。

簡単に手に入らないからこそ高価で価値のあるウイスキーとして名前が広まっているのです。

ジャパニーズウイスキーブームに火をつけたのはNHK朝の連続テレビ小説【マッサン】だと言われています。

ですが、もちろんその前から山崎という名前のウイスキーは有名でしたよね。

それが現在では、かなり高い価値と人気を誇るウイスキーとしてさらに活躍の場を広めています。

もしも売りたい山崎ウイスキーがあったら、

  • しっかりとした保管方法を教えてもらう
  • 売る決意ができたら傷む前に早めに売ってしまう

というのが賢明かもしれませんね。

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