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DRCの世界へようこそ

2019/3/03

DRCとは?DRCの歴史と特徴、そしてDRCのブドウについてくわしく解説します。

DRCとはなんでしょうか。DRCについてわかりやすく解説するとともに、DRCの生産に必要なブドウと商品の特徴をわかりやすく解説します。

ワインの世界は歴史的の深く長いものです。そして様々な会社と製法、商品が販売されている中で、最も有名といってもいいDRCという会社についてみていきましょう。

■DRCとは
DRCとは、略称です。正式名称は、『Domaine de la Romanee-Conti』といいます。カタカナで分かりやすく読むと、『ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ』と読みます。

このDRCは、会社名となります。この会社が設立したのは、1942年です。この会社が生産販売するワインは世界的に最も有名なワインではないでしょうか。

正式名称にもあるように、ロマネコンティを生産販売している会社です。このロマネコンティは、誰しも一度は耳にしたことがあるワインではないでしょうか。しかし、このワインを飲んだことがある人は多くないはずです。

ここDRCが販売しているワインはこのロマネコンティだけではありません。世界的に評価を受けた多くの有名なワインの生産販売もしています。

そんな有名なワインを多く生産するこの会社が正式に設立する前の歴史についてみてみましょう。

■歴史
この会社は、前述で述べたように会社組織として設立したのは1942年です。創立77年という歴史の長さですが、この創立の前ロマネコンティというワインが生産されるようになったのは何と二千年も昔までさかのぼることになります。

二千年前というと、歴史的にはローマ時代です。この時代のワインのブドウを生産する畑のロマネコンティと、サンヴィヴァンのほとんどがサンヴィヴァン修道院の所有地でした。

また、現在DRCが所有しているリシューブルやラターシュという畑の一部はシトー修道院の所有地でした。この時代のブドウ畑は、多くが修道院のものだったのです。

その後18世紀になると、ワインは薬として治療に使われるようになります。当時、ルイ14世が、持病の治療に毎日数mlのワインを処方されていた話は有名で、この処方され飲んでいたワインがのちのロマネコンティなのです。

ここでちょっと小話。実は、このワインの処方以外にも晩年坐骨神経痛を治療するために、しびれる足をロマネコンティで洗うという治療もしていました。しかし、この坐骨神経痛は誤りで、本当は壊疽(えそ)だったといわれています。この診察が原因でルイ14世はなくなっています。

しかし、坐骨神経痛の治療にロマネコンティで洗うなんて今となっては贅沢な話ですよね。

ルイ14世死去後、畑が競売に出され所有権をめぐって、ルイ15世の公式寵姫であり大きな政治力を持っていたポンパドール夫人と軍事顧問をしていたコンティ公が争奪戦を繰り広げました。

結果は、コンティ公の勝利で、正式にコンティ公の所有地となりました。このことが、ポンパドール夫人を激怒させ、この激怒具合はベルサイユ宮殿からすべてのブリュゴーニュ産ワインを排除するほどだったといいます。

こんな行為ができたのは、政治力の大きかった寵姫という立場ならではの行為でしょう。フランスは、寵姫という立場を公式に認め権力などの保持を認めていたため、このような大きな政治力をポンパドール夫人がもった形となったのです。

コンティ公の所有地となってからは、コンティ公の宮殿の中でしかここで採れたワインは味わうことができなかったそうです。このコンティ公の独占もフランス革命によって終わりを迎えます。

この革命の際にこの畑も没収され細分化されるはずでした。しかし、ローマから続く伝統のブドウ畑は人々から大切にされていたこともあり、革命後もこのロマネコンティとして残っていきました。

そして1794年に正式にロマネコンティと命名され、1869年に現在の当主であるオベール・ド・ヴィレーヌの祖先がまずドメーヌを買い、もともと所有していたリシュブール、エシェゾー、グランエシェゾー、その後さらにラターシュ、ロマネサンヴィヴァン、モンラッシュと次々と畑を買い取っていきました。

そしてやっと1942年に会社としてDRCが誕生するのです。ここまでの歴史は、世界史に出てくる登場人物の人生に関わってきたワインといえることがわかりますね。

■ワインの特徴
では、この会社が生産・販売しているワインの特徴を見ていきましょう。

世界が認め、高額なワインとして有名なロマネ・コンティはフランスワインで最も高額取引されるワインです。

ヴォーヌ=ロマネ村にあるわずか1.8ヘクタールあまりの畑で、グラン・クリュという特級格付けされたピノ・ノワールという種類のブドウから生産されます。このブドウは、有機栽培されたもので、このブドウ畑から生産されるワインは年間平均5,000本前後となっています。

豊作の年で6,000本、不作の年で4,000本と本当に少ない生産量に世界中の愛好家、富裕層が飛びつくワインです。1本最低100万円というワインの値段とは思えない競争率となっています。

なぜ、ロマネ・コンティという名前なのかというと、ロマネとは、ローマの時代から続くワインであることから、ローマ人という意味を持ち、コンティは過去に所有していたコンティ公の名前をとって『ロマネ・コンティ』となったのです。

この会社には、このほかにも凶作でもうまいワインとしてロマネ・コンティをしのぐ年もあるといわれる有名なラ・ターシュ、独占所有ではない畑の中の特級畑としての最高峰リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン、グラン・エシェゾー、唯一の白ワインであるモンラッシェといくつかの種類が存在します。

■ブドウ栽培
上記の様々なワインの種類がある中で、ほとんどの畑はワインの木の根やブドウの皮、発酵残渣から作られた堆肥で栽培する有機栽培ですが、その中で特徴的な栽培方法をしている畑を紹介します。

ラ・ターシュとグラン・エシェゾーの畑は、『バイオダイナミック農法』という自然農法が採用され実行されています。この農法は、人智学者のルドルフ・シュタイナーが提唱した自然農法です。

この農法の理想として、『農場が生態系として閉鎖系であることを目指す』ことが提唱され、外部から入れる肥料等を良しとしないとしています。太陰暦や占星術から作られた農業暦に合わせて種まきや収穫をおこない、時に牛の角や水晶の粉を利用するなどホメオパシー療法のような側面をもっています。

この農法は、現代の経済効率を重視した農法から逆行しており、完全に経済効率を無視した農法であるため、生産数は極めて少ないものとなってしまいます。

このように有機栽培を基本としながらも、他の農法を模索しながら実行し、良質なワインの生産をおこなっているのがDRCなのです。

■まとめ
DRCは、世界中のワイン愛好家を魅了するワインの生産をおこなっている会社です。その中で最も愛されている高級ワインがロマネ・コンティであり、このワインの歴史は二千年という途方もない長い歴史の中で生き続け愛され続けるワインです。

ロマネ・コンティの価格は最低100万円、最高200万円もする高級ワインですので、なかなか飲む機会には恵まれません。そのため、飲むよりも語られるワインといわれるほどです。

このワインの品質を保ち生産を続けるDRC、そして生産するワインに魅了されたら最後、抜け出せないほどの深い魅力と旨さがみなさんを待っています。

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