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濃厚なのに甘くて美味しいと、幅広い世代より人気を集めている「梅酒」。自作できるお酒としても有名であり、居酒屋はもちろん家庭でも梅酒を楽しむ方が増えています。
豊富な種類がある梅酒ですが、今じわじわと注目度が高まっているのがブランデーで漬ける梅酒です。焼酎を使って作られる梅酒とはまた違った味わいで、梅酒ファン・ブランデーファン両方から支持されています。市販されているブランデー梅酒の銘柄も多く、自作レシピも人気があります。
今回はそんなブランデー梅酒の魅力をお伝えしつつ、人気の銘柄やブランデー梅酒の作り方を解説していきます。梅酒好きの方はぜひチェックしてみてください。
目次
梅酒とは、6月ごろに収穫される「青梅」を蒸留酒に漬け込んで作られるお酒のことです。いわゆる混成酒類と呼ばれるアルコール飲料になります。フルーツワインのように間違えられることも多いですが、梅そのものを発酵しているのではなく、すでにアルコール発酵がなされたお酒に梅を漬け込むという特徴があります。
梅酒には糖分が加えられたり、さらに酸味料などの添加物が加えられていたりと、味が整えられたものが多いです。甘味と梅の酸味がマッチすることで日本酒や焼酎などよりも飲みやすいと感じる方が多く、若い世代や女性からも人気があります。
ブランデーはブドウなどの果実をベースに作られる蒸留酒です。蒸留後に一定期間の熟成をしているため、香りが高く深いコクがあります。梅酒のベースにした場合も、ホワイトリカーで作るものに比べて芳醇な香り・奥深い味わいが際立つようになります。
またブランデーから作られる梅酒の多くは、アルコール度数が高めなのもポイントです。市販のブランデー梅酒のアルコール度数はおよそ14%前後と、ビール(アルコール約5%)、ワイン(アルコール約12%)に比べても高い値となっています。それでいてまろやかな舌触りなので、飲みやすくオン・ザ・ロックでも楽しみやすいです。
無味無臭に近いホワイトリカーの梅酒は、銘柄による味の違いはあまり目立ちません。それに比べて、ブランデー梅酒は銘柄ごとに味や香りに大きな差が生まれます。さらにブランデーの種類はもちろん、どれくらいの期間熟成しているかによっても味の感じ方が変わります。
選ぶボトルによって味が大きく変わるブランデー梅酒は、飲み比べてみるのも面白いです。複数のボトルを比較し、ぜひ自分好みの味・香りの梅酒を探してみてください。
ブランデー梅酒選びの際には、原材料にも注目してみましょう。ブランデーの種類はもちろん、使われている梅の種類にも注目です。梅酒に使われることが多く人気なのは「南高梅」ですが、そのほかにも鶯宿・豊後・白加賀・竜峡・古城・玉英・青軸といった梅の品種があるのでぜひ飲み比べてみてください。
またブランデー梅酒の中には、はちみつや黒糖が加えられ甘さがプラスされているものがあります。
梅酒に使われているブランデーの熟成期間、さらに梅を漬けてからどれだけ熟成させたかによって味わいが変わってきます。一般的には熟成期間が長いほど、角が取れたまろやかなコクのある味わいになると言われています。
ただし熟成期間の長い梅酒は、それだけ手間もかかるため販売価格が高くなりがちです。日常によく梅酒を飲む方は、お財布とも相談しつつブランデー梅酒の銘柄を選んでみてください。
梅酒のアルコール度数は8〜15%が一般的です。ブランデー梅酒は梅酒の中でも特にアルコール度数が高いものが多いです。一方で、飲みやすく低めのアルコールに調整された銘柄もあります。
アルコール度数によって味の感じ方や酔いやすさも変わってくるため、梅酒選びの際はラベルをみてアルコール度数もチェックしてみましょう。
チョーヤは梅酒メーカーとして特に有名です。「さらりとした梅酒」「ウメッシュ」といった、お茶の間定番の梅酒を製造していることで知られています。「エクセレント」はそんなチョーヤが手がける、紀州南高梅とブランデーから作られるリッチな梅酒です。
全国梅酒品評会やモンドセレクションでの金賞受賞経験もある銘柄で、味への評価が高いです。素材の風味を生かしたまろやかな味で、ブランデー梅酒に初めてトライする方にもおすすめです。
The CHOYA BLACKは、1年以上寝かせた梅酒にフランス産のブランデーを加えて作られます。メーカーが培った梅酒作りの経験やデータをもとにこだわってブレンドされており、非常にバランスの取れた味わいをしています。リッチかつ大人の味わいで、後味による余韻も堪能できます。酸味料など添加物が使われていないのもポイントです。
フルーティーなコニャックに紀州南高梅を仕込み、5年間の長期熟成を加えることで深みのある味わいを再現しています。華やかな香りとまろやかな味わいで、リッチなブランデーが好みの方におすすめです。
アルコール度も17%と高めなので、濃厚なお酒をお探しの方にピッタリです。
国産青梅である「白加賀」を使用した本格梅酒です。白加賀由来の酸味とはちみつの甘さがうまくマッチし、奥行きのある味わいを楽しめる1本です。濃厚な味わいなので、ロックのほか水割り・ソーダ割にしても豊かな味を堪能できます。
またこちらのボトルのほか、長期熟成タイプの「百年梅酒プレミアム」も人気があります。梅酒大会など数々の賞を受賞している銘柄でもあります。
南高梅の梅酒に、ブランデーと大分県産の紅茶をブレンドした風味豊かな一本です。梅酒由来の甘みの中に、紅茶らしい渋さ・苦味が混ざっていて大人の味わいです。
アルコール度数は7%と、ブランデー梅酒にしては抑え気味なのもポイントです。
こだわりの辛口タイプの梅酒で、ブランデーらしい味わいを堪能できます。好みが分かれる味わいではありますが、辛口好きの方にはたまらない味です。
アルコール度数も高めで、ガツンとくるような力強いお酒が好きな方にぴったりです。甘いからという理由で梅酒を避けていた方におすすめできるブランデー梅酒です。
鳥取県倉吉市の酒造メーカーが手がけている梅酒で、倉吉の上質な伏流水を使用しているのがポイントです。蒸留所では樽の種類も細かく変えられるなど研究が常に重ねられています。
華やかでまろやか、そして長めの余韻が楽しめるボトルです。
自作梅酒開封の儀✌️✌️✌️✌️✌️
めっちゃうまー!!!!
砂糖多めのブランデー梅酒#梅酒 #自作梅酒 #自家製梅酒#twitter家庭料理部 pic.twitter.com/hQEAkRceSU— トミー??? (@TOMMMY1015) September 26, 2020
ここまで市販のブランデー梅酒を紹介しましたが、実はブランデー梅酒は自作も可能です。梅酒はアルコール度数20パーセント以上の酒類から作るのであれば、法律違反にならないと決まっています。そのためホワイトリカーだけでなくブランデーでも作成可能、実際に家庭で梅酒を作るためのブランデーも各社からリリースされています。
家庭でブランデー梅酒を作るのに必要なのは「梅」「砂糖」「ブランデー」のみです。たった3つの材料で作れてしまうので、手軽な趣味にもおすすめです。
なおブランデーでの梅酒作りは家庭で可能ですが、あくまでも作っていいのは自分で楽しむ場合のみです。譲渡や販売は法律違反となるので絶対にやめましょう。またブランデーはOKですが、日本酒などアルコール度20%未満のお酒を使用して作るのには特殊な免許が必要なので注意しておいてください。
自作ブランデー梅酒のメリットは、自分好みの味を調整できることです。使用する梅の種類やブランデーを自分で選ぶことで、より飲みやすい梅酒を作ることができます。甘めが好きな方は砂糖を多めに入れたり、好きな銘柄のブランデーがある場合はそれをベースにして作ったりと自由に楽しんでみてください。
梅酒に使われるのは、6月上旬あたりから出荷が始まる「青梅」です。青梅は硬くしっかりとしていて、酸味があります。なお生の青梅には毒性があるため、そのままで食べることはできません。あくまでも梅酒やシロップを作ったり、甘酢漬けにしたりする調理方法で食べられます。
なお、梅干しに使われる完熟梅でも梅酒を作ることは可能ですが、実がつぶれやすいため濁りや発酵過多の原因となることがあります。特に初心者の方は青梅を使うことをおすすめします。
梅酒は砂糖を使って漬けることで甘味が増します。家庭でブランデー梅酒を作る場合は氷砂糖が扱いやすくおすすめです。氷状の砂糖は梅に接する部分が少ないため、粉砂糖や黒糖よりも梅本来の味・香りが損なわれにくいです。
粉状の砂糖やはちみつなどを糖分として使用する場合は、梅全体に砂糖をまぶさないのがコツです。そして溶け残りが瓶内に溜まらないよう、毎日逆さにしてゆっくり混ぜるようにします。
初めてのブランデー梅酒作りから1ヶ月が経ちました。
はじめに比べるとだいぶ色が濃くなって梅もしわしわに。
味は既に完全に梅酒。うまい‼︎
(1枚目初日 2枚目1ヶ月) pic.twitter.com/Y2qZ4J9ze8— なまうにママ (@MeguoTohoAk0914) July 11, 2017
用意した青梅をまず洗い、清潔にしましょう。大きめのボウルにいれ、1粒ずつ傷つけないようにそっと扱いましょう。洗った後は水を一度入れ替え、1〜2時間ほど水に浸してアク抜きを行います。
アク抜きが完了したら、ざるに上げてしっかりと乾燥しましょう。水分が残っているとカビの原因になるので注意です。乾燥後、表面を触ってしっとりした感触がなくなっているか、きちんと確認しましょう。
梅の実にはヘタがついています。ヘタは竹串でそっと取り除いておきましょう。この際、梅の実を傷つけてしまわないように注意です。
梅酒は大きめの瓶に漬けておくことになります。使用する瓶は、きちんと消毒しておきましょう。煮沸消毒がベストですが、難しい場合はアルコールスプレーで拭き取るのもOKです。
瓶の中に梅→砂糖→梅と交互になるように詰めていきます。この時にも、梅を押して潰したりしないように注意です。満遍なく広がるようにするのがコツです。
STEP5で用意した瓶の中にブランデーを注いだら、そのまま保存します。冷暗所で保存すること、さらに1日3回程度瓶を揺すって砂糖を溶かすのがコツです。
飲めるようになるのは3ヶ月ごろ〜、美味しくなるのはおよそ半年〜が目安です。
本日は自家製ブランデー梅酒&ふるさと納税馬刺しでゴキゲンになっております?️ pic.twitter.com/dQQgDnOX6Y
— ろくしま (@694ma) August 27, 2021
「五一わいん」で有名な林農園のブランデーです。国産無添加ブランデーなので、上質さにこだわりたい方におすすめです。樫樽による深い味わいが、梅の酸味と相性が抜群です。
サントリーから果実酒用にリリースされたブランデーです。マスカット由来のみずみずしく豊かな味わいで、梅酒作りがしやすいのがポイントです。紙パッケージなので処分がしやすく、コスパにも優れています。
梅酒で有名なチョーヤからリリースされているブランデーです。チョーヤの梅酒の味が好きな方に特におすすめです。果実の酒用に作られたブランデーなので、梅のフレッシュさをうまく引き出してくれます。
華やかでまろやかな味なので、もし余ってしまってもそのまま飲むこともできます。
今回はブランデー梅酒の魅力やおすすめ銘柄、そして作り方を紹介しました。
家庭でも気軽に挑戦できるブランデー梅酒は、ロックで飲んだり水割り・ソーダ割にしたりと楽しみ方もさまざまです。万人受けしやすい味でホームパーティーや宅飲みにもピッタリなので、気になった方はぜひトライしてみてください。
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