お酒買取、高額査定・安心・スピードならお任せ!
営業時間 11:00~19:00
【ウイスキー買取】“ニッカ余市ウイスキー20年貯蔵 日本丸”、を買い取りいたしました。20年熟成はそれだけで評価の高いウイスキーですが、日本丸就航20年を記念する商品として船内だけで味わうことができ、購入することができたものです。世界中のバイヤーが探してしる商材です。
項目 | 価格 |
弊社買取価格 | 200,000円~ |
通常価格 | 不明 |
他社買取価格 | 要相談 |
再販価格 | 300,000円前後 ※ヤフオク・メルカリ |
余市ウイスキーの誕生とシングルモルト作りまでの経緯を整理してみました。
NHK朝の連続テレビ小説“まっさん”でも描かれた北海道余市蒸溜場は、ニッカウイスキー創業者である竹鶴政孝の思いが込められた工場です。この地を選んだのはウイスキー作りに適した環境であり、竹鶴が修行したスコットランドの伝統的製法を採用することで、もっともスコッチに近いウイスキーが出来るからだと言われています。
初めからウイスキー作りが出来たわけではありません。1934年リンゴジュースを作ることから始め、「大日本果汁」と名乗っていました。ウイスキー作りに着手できたのは2年後の1936年、4年後には「ニッカウヰスキー」「ニッカブランデー」の発売に至ります。その後本社機能を東京に移し、様々なウイスキーをヒットさせます。しかし念願であったシングルモルト(名称:余市)をリリースできたのは創立から55年後の1989年(平成元年)でした。
その後アサヒビールと営業統合したその年に「シングルカスク余市ウイスキー」がウイスキーマガジンにおいて『ベスト・オブ・ベスト』最高得点を獲得すると、評価され高値で取引されるようになりました。
“余市20年”は発売当初2万円程度という価格設定でした。しかし原酒不足の影響から終売するとさらに評価が高まり、現在は20万円以上というのが相場です。余市ウイスキーは10年、12年、15年、20年というラインナップを中心に展開してきまいたが、現在はノンエイジタイプのみになっています。特別企画がリリースされると、即完売で高値で取引されています。
多くの賞を得ていますが、その一部を紹介。2001年の受賞をきっかけに躍進が始まります。
受賞年 | 品評会名 | 銘柄 | 受賞 |
2001年 | Whisky Magazine 「BEST OF THE BEST 2001」 | シングルカスク余市ウイスキー 10年 | 最高得点賞獲得 |
2006年2007年 | ISC | シングルモルト余市ウイスキー10年 | 銀賞 |
2007年2008年 | ISC | シングルモルト余市ウイスキー15年 | 金賞受賞
銀賞 |
2007年 | WWA | シングルモルト余市 1986 | ワールド・ベスト・シングルモルトウイスキー |
2007年 | ISC | シングルモルト余市ウイスキー12年 | 銀賞 |
2008年 | WWA | シングルモルト余市ウイスキー 1987 | ワールド・ベスト・シングルモルトウイスキー |
2009年2010年 | ISC | シングルモルト余市ウイスキー15年 | 金賞受賞
銀賞 |
2011年 | ISC | シングルモルト余市ウイスキー1990年 | 金賞 |
2011年2012年 | ISC | シングルモルト余市ウイスキー15年 | 金賞受賞
銀賞 |
2012年 | ISC | シングルモルト余市ウイスキー20年 | 金賞 |
2012年2013年 | ISC | シングルモルト余市ウイスキー10年 | 銀賞 |
2012年/2013年 | ISC | シングルモルト余市ウイスキー12年 | 銀賞 |
2013年 | ISC | シングルモルト余市ウイスキー15年 | 金賞受賞
銀賞 |
2014年 | ISC | シングルモルト余市ウイスキー12年ウッディ&バニリック(余市蒸溜所限定販売品) | 金賞 |
項目 | 価格 |
余市ウイスキー 1984 20年貯蔵 シングルモルト | 880,000円 |
余市ウイスキー 1987 20年貯蔵 シングルモルト | 280,000円 |
余市ウイスキー20年 | 120,000円 |
余市ウイスキー15年 | 50,000円 |
余市ウイスキー12年 | 30,000円 |
余市ウイスキー10年 | 20,000円 |
余市ウイスキー10年シングルカスク | 4~60,000円 ※年代によって変動 |
余市ウイスキーノンエイジ | 1,200円 |
このウイスキーは日本を代表する豪華客船にっぽん丸の就航20周年を記念して、船内限定で発売されていた余市ウイスキーのシングルカスクです。熟成年数は20年、1990年製造(樽詰め)、2010年に瓶詰めされたことがリーフレットに記載されています。
記念ウイスキーであり、ウイスキー余市として高く評価された”20年もの”、シングルカスクであり、アルコール度数の高いカスクストレングス、61度というタフな個性。どれをとっても条件が揃っています。
さらに数量限定。記念ボトルのために500リットルの原酒一樽が用意されました。一瓶750mlなので計算上約600本しか瓶詰めできません。希少性も加わりました。今後も高値が予想されるウイスキーです。
この商品が高値になる理由を知るには“余市ウイスキー”そのもの魅力を知る必要があります。特徴などをまとめてみました。
余市ウイスキーは“シングルカスク”という作り方が評価され有名になったと言ってもいいでしょう。通常シングルモルトは、複数の樽で熟成された原酒の原酒をヴァッティングして調整したものを加水してボトル詰めします。
一方シングルカスクとは、ただひとつの樽原酒をボトル詰めしたものを指します。調整していないので、個性が顕著に表れます。樽によっては条件を満たさず、製品化されないものがあるとか。また加水されることがないのでアルコール度数は高いまま(カスクストレングス)、60度前後が多いようです。今回のウイスキーも20年熟成の“シングルカスク”です。いかにも“余市ウイスキー”らしいと言えます。
1990年製造で20年熟成、シングルカスクでカスクストレングス(アルコール度数:61度!)というタフなウイスキーです。かつてラインナップされていた20年はすでに終売しています。貴重なウイスキーであることは変わりありません。その他、付属品も揃った完品。高値の条件がそろった商材です。
お酒買取専門店 リンクサスは、その商品を欲している先、市場とネットワークを構築しています。そしてその市場は日本国内だけでなく、世界に広がっています。
常に情報を共有しているので、どこの市場がどのような商品をいくらで欲しいのを把握しています。価格交渉に時間差が少ないと言えるでしょう。見つけたら、すぐ連絡が欲しい、というバイヤーが多数控えているのです。
このように限定性の高いウイスキーを好むのは中国市場だけではありません、お酒買取専門店 リンクサスはウイスキー需要の高い欧米・中東、またインドやアジア諸国の富裕層とのネットワークも大切にしています。特にヨーロッパではジャパニーズウイスキーの評判が上昇中です。そうした流れを捉えることで、適切な選択が可能になるのです。
ジャパニーズウイスキーの人気を牽引するのは“サントリー山崎”かも知れません。とかく注目されガチです。製品の高さはもちろんですが、サントリーならではのマーケティングの巧みさは見事としか言いようがありません。
余市ウイスキーはやや地味な印象はありますが、“ニッカ”製品のクオリティの高さを推す愛好家が多くいます。そうしたファンが評価を上げ、高値を呼びこみます。“余市ウイスキー”“シングルカスク”“限定”この条件がそろったウイスキーを探しています。