【ウイスキー買取】すでに閉鎖された蒸溜所の終売品『ローズバンク21年』を買取いたしました。お酒買取実績紹介!
- 品名:
- ローズバンク21年 (ROSEBANK 21YEARS)
- 買取参考価格:
- 70,000円
- 商品の状態:
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【ウイスキー買取】今回買い取りさせていただきましたウイスキーは「ローズバンク21年」です。スコッチウイスキーの6大産地の一つローランドにあった1983年に閉鎖されている蒸溜所の希少なウイスキーです。
なぜスコットランドのウイスキーがこれほどまでに発展してきたかというと、歴史の古さからくる伝統の製法だけでなく、まず第一にスコットランドの風土が挙げられます。ウイスキーの原料である大麦の産地であること、製造に適している寒暖差のある冷涼な気候に恵まれていること大量のピートが埋蔵されている湿地帯が多いこと、これらの理由からウイスキーづくりに理想的な土地と言えます。
6つの地域は、「アイラ」「アイランズ」「ローランド」「スペイサイド」「ハイランド」「キャンベルタウン」に別れていて、それぞれが特徴のあるウイスキーを作り出すことでその魅力を倍増させています。
「アイラ」……対岸に北アイルランドを望むヘブリディーズ島最南端の島がアイラです。島の4分の1がピートの湿地で覆われています。海からの潮風を受けて熟成されるシングルモルトは「潮の香りがする」と評判です。
「アイランズ」……アイラ島以外のスコットランド北岸から西岸に広がる島々をいいます。この辺りはヴァイキングの文化やケルト神話の世界が残る地域です。この地方でつくられるウイスキーは蒸溜所ごとの個性豊かな味わいが楽しめます。
「ローランド」……この地域には大都市エジンバラやグラスゴーがありイングランドに接していることもあって都会的な土地です。スコットランドにしては穏やかな気候のためにここでできるウイスキーは繊細で飲みやすいタイプが主流です。
「スペイサイド」……ハイランドの西北部に位置する地域でスペイ川流域の良水とグランピアン山脈から吹き降ろす冷涼な風がウイスキーづくりに適しています。この地域のウイスキーの特徴はエレガントで華やかな味わいが漂います。
「ハイランド」……スコットランドの北部に広がる広い地域がハイランドです。この地方でつくられるウイスキーはハイランドモルトと呼ばれています。この地域にスコットランドの約3分の1の蒸溜所が存在しているスコッチの故郷です。
「キャンベルタウン」……キンタイア半島の先にある港町がキャンベルタウンです。かつてはウイスキーの首都と言われ30以上の蒸溜所がありましたが今は3カ所となっています。塩辛い味わいが特徴のウイスキーです。
6大産地の一つであるローランドに位置する、スコットランドのグラスゴーからエジンバラに抜ける道の途中にあるフォルカーク町の西側のキャメロン地区にローズバンク蒸溜所はありました。創業は1840年と歴史は古く人気の蒸溜所でしたが1993年に廃業し今は再建の計画があるだけです。
ローズバンク蒸溜所でつくられるスコッチウイスキーは、ローランド地域の伝統的な製法である3回蒸溜で製造されています。丁寧につくられたウイスキーは評判も良く、閉鎖時は多くの人たちに惜しまれていました。
今回買い取らせていただきました「ローズバンク21年」は、1990年、蒸溜所が閉鎖される3年前に蒸留され、2011年にオフィシャルにボトリングされたシングルモルトウイスキーです。
香りや味わいの特徴は、いかにもローズバンクといった花のような香りが広がりを見せた後に青リンゴやシトラスのフレッシュなフルーツ感にオーク感が香ります。味わいは第一印象のスパイシーの後に爽やかなフレッシュフルーツが感じられます。上品な甘みと酸味が繊細で美しいモルトです。
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ローズバンク蒸溜所が閉鎖されているためこの銘柄は2度と発売されません。今回のローズバンク21年は上流を終え貯蔵されていた樽から作られたほぼ最後のモルト原酒といえます。蒸溜所の復活も準備されているようですが名前が変わる予定ですので「ローズバンク」銘柄はどれも高値で取引されている希少品といっていいでしょう。