お酒買取、高額査定・安心・スピードならお任せ!
営業時間 11:00~19:00
【ウイスキー買取実績】サントリーウイスキー響21年 有田焼 色絵牡丹文瓢箪形瓶を高価買取させて頂きました!見た目も鮮やかな焼き物・陶器ボトルが象徴的なサントリーウイスキー響のなかでも大変希少な銘柄の1つです。
色絵牡丹文瓢箪形瓶=いろえぼたんもんひょうたんがたびん、と読みます。サントリー美術館所蔵の「色絵牡丹文蓋物」を参考にした絵付けが施された美しい商品です。記念ボトルなので数量も限定されています。2007年に30,000円で600本販売されていますが、即完売だったようです。このような記念ボトル、焼き物をボトルに使った背景などを調べてみました。
※サントリー美術館は、改装工事のため5月13日のサントリー美術館リニューアルオープン記念展まで閉館しています。
項目 | 価格 |
弊社買取価格 | 150,000円~ |
通常価格 | 30,000円 |
他社買取価格 | 要相談 |
再販価格 | 300,000円前後 ※ヤフオク・メルカリ |
ボトルの芸術性や希少性だけでなく、中味のウイスキー自体が魅力的であることから相乗的に高値で取引されているようです。“響”というウイスキーについて、また他シリーズについても調べてみました。
サントリーが創業90周年を記念して、最高峰の国産ブレンデッドウイスキーとして「響17年」を発売しました。1989年のことです。長熟成モルト原酒30種以上、長熟成グレーン原酒数種をブレンドしたサントリー屈指のブレンデッドウイスキーは、シングルモルトが定席であった世界的審査会において多くの賞を受賞しています。
年次表記のある“12年”“17年”“21年”“30年”と“響ジャパニーズハーモニー”“響ブレンダーズチョイス”がありましたが、現在のラインナップは“21年”“30年”“響ジャパニーズハーモニー” “響ブレンダーズチョイス”の4種類だけになっています。すでに終売した商品を中心に、以下のように高値が続いています。
商品名 | 価格 |
サントリーウイスキー響12年 | 15,000円~ |
サントリーウイスキー響17年 | 25,000円~ |
人気の高い17年は意匠ボトルシリーズや記念ボトル、製造工程の違うバージョンにも使われていて、それぞれ“要相談”状態が続いています。
サントリーウイスキーは1950年代からリキュールや記念ウイスキーの容器として有田焼きなどの磁器を使用してきました。その中で国際的にも高い評価を得たのが、1980年当時日本最高のウイスキーとして発売されていた〈ザ・ウイスキー〉の有田・岩尾對山窯の磁器ボトルでした。以降も様々な作家とのコラボレーションを展開しています。
過去3回以下のような商品が販売されています。いずれも響35年が詰まられた限定販売、買取価格は“要相談”状態です。
年次 | 作家名 | 作品名 |
2012年 | 十四代酒井田柿右衛門 | <濁手山つつじ文洋酒瓶> |
2007年 | 三代徳田八十吉 | <耀彩瓶 碧陽> |
2002年 | 十三代今泉今右衛門 | <色絵薄墨草花文洋酒瓶> |
モルトウイスキーはサントリーが保有する数万樽の中から、1960年代に山崎で蒸溜されたものを厳選して混合=ヴァッティングしています。一方グレーンウイスキーも1960年後半から樽詰めされた秘蔵品です。この貴重な原酒を丁寧にブレンドした後、さらに半年間マリイング(後熟)した円熟のウイスキーです。
2016年に発売された現代の名匠たちと取り組んだ企画です。響35年のパートナーとして選ばれたのは、”有田焼”初期有田 染付牡丹蝶図筒形瓶と”九谷焼”古九谷写し 色絵牡丹蝶図筒形瓶の2タイプ。買取価格は“要相談”状態です。
九谷・有田・瀬戸の名匠たちによる作品をボトルとして使用したシリーズです。19()特製ウイスキーが詰められて販売されたのが始まりです。以降特製ブランデーや山崎が使われることもありましたが、2001年から“響21年”に変わり、2014年まで続きました。このシリーズも原酒不足を受けて休止状態です。
従来のガラスボトルに、日本の四季や花鳥風月を模した絵をあしらった商品です。“響12年”“17年”また“響21年”や“30年”が詰められた多彩なシリーズです。数量限定、さらに免税店限定などのためすべて完売しています。こちらも買取価格は“要相談”状態です。
冒頭に記述した通り、希少性とウイスキー自体の年次が高価格で取引されている理由です。他シリーズ同様“日本らしさ”が海外コレクターに高く評価されています。
今回買い取らせていただいた“有田焼色絵牡丹文瓢箪形瓶”は有田焼の名門「岩尾對山窯」が描いたものです。かつて酒の器として瓢箪(ひょうたん)が用いられたことから、鮮やかな色絵で牡丹の花と源氏雲を描いています。ウイスキーとして価値、さらに美術的な価値も評価されています。同シリーズは現在休止中ということもあり、すべての商品が“要相談”状態になっています。
それは“お酒買取専門店 リンクサス”が、商品を欲する売り先、市場とネットワークを構築しているためです。そしてその市場は日本国内だけでなく、世界に広がっています。常に情報を共有しているので、どこの市場がどのような商品をいくらで欲しいのを把握できています。価格交渉に時間差がありません。ボーダレスな情報網が整備されています。見つけたら、すぐ連絡が欲しい、というバイヤーが多数控えているのです。
とかく中国市場が話題に上りますが“お酒買取専門店 リンクサス”はウイスキー需要の高いインドやアジア諸国の富裕層とのネットワークも大切にしています。さらにヨーロッパではジャパニーズウイスキーの評判が上昇中です。そうした流れを捉えることで、適切な選択が可能になるのです
今回のような日本らしい商品は海外のコレクターにウケています。ジャパニーズウイスキーの人気とともにオリエンタルな意匠は彼らの憧れです。ですから買い取ったのち、すぐに売却先が見つかります。こうした“足の早い”取引は“お酒買取専門店 リンクサス”にとってもありがたい限りです。お客様の希望にあった価格で買いらせていただきます。