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営業時間 11:00~19:00ランキング | 商品名 | 買取価格(2020年6月15日更新) |
![]() | 兼八 ゴールドラベル 720ml | 2,500円 |
![]() | 兼八 森のささやき | 1,500円 |
![]() | 兼八 1800ml | 1,500円 |
![]() | 兼八 極み香 720ml | 1,000円 |
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普遍的な焼酎へ。麦焼酎兼八!!
兼八とはどのようなお酒なのかを蔵元の歴史やこだわり、商品や味わいの観点から詳しく解説します。
兼八という焼酎は、どのような特徴を持つお酒でしょうか。
このお酒について、蔵元の歴史やこだわり、商品と味わいの特徴の観点を詳しく見ながら兼八について深く解説します。
焼酎の中でも癖がなく飲みやすいため、焼酎を初めて飲むという方にも入りやすいのが麦といわれています。
そんな初心者にもやさしい麦焼酎は様々な県の多くの酒造所で製造されています。
今回ご紹介する焼酎は、「大分麦焼酎」と商標登録されている大分県産の麦・麹を使用し大分で生産・出荷される麦焼酎の中の『兼八』というお酒です。
このお酒についてまずは蔵元の歴史から入っていきましょう。
『兼八』を製造する四ツ谷酒造は、大分県宇佐市大字長洲に蔵を置く酒造です。
1919 年創業のこの蔵元は、今年100 周年を迎える老舗蔵元です。
初代当主四ツ谷兼八は蔵を創業する前、「魚市場の経営」を九州の様々な土地に拡大し商いをしていました。
ここで九州各地におもむいた際、各土地の焼酎の旨さに感動し忘れられなかったことがきっかけとなり蔵を創業し自身の手で旨い焼酎を造り始めたのがこの蔵元の始まりです。
そうしてこの蔵は、二代目三代目と継承していきますが、三代目は第二次世界大戦に徴兵され、30代半ばで戦死してしまいます。
ここで四ツ谷酒造の焼酎造りの伝統を絶えさせることなく守ったのが、三代目四ツ谷兼彦の妻であった当時30 歳のシゲ子でした。
シゲ子氏は、これより2001年まで四ツ谷酒造の代表として蔵をまもります。
そんな母を見て育った四代目芳文氏が高校卒業と同時に蔵元に入り焼酎造りを始め、四代目当主となります。
1999年には、五代目となる岳昭氏が蔵に入り、四代目と共に焼酎造りをおこないます。
2001年に有限会社となった同年にシゲ子氏が代表を退き、現在まで四代目と五代目が協力し創業当時から守られている伝統と技を受け継ぎ、初代の志であった旨い焼酎造りにまい進しています。
世界大戦という困難の中でも伝統を絶やすことなく現在に至るまで継承してきた四ツ谷酒造のこだわりとはどのようなものでしょうか。
四ツ谷酒造のこだわりは「時代の流れに流されない、普遍的な味わいをめざし、懐かしいと思ってもらえる旨い焼酎を造る」ことです。
このために、原材料である「麦」へのこだわりがあります。
通常は、大麦を使用し造られる麦焼酎を『兼八』の焼酎には「裸麦」を使用しています。
裸麦は、強い力を加えることなくたやすく皮がむける大麦の突然変異種です。
この裸麦を使用することで、自家製の常圧蒸留器を使用し過度な圧力を加えることなく蒸留・精米がおこなえます。
このこだわりが、他とは違う主流とは一線を博した焼酎が出来上がるのです。
伝統的な製法を守り、原材料へのこだわりが、懐かしく普遍的と言われる焼酎を作り出す元となっています。
では、懐かしく普遍的な『兼八』の味わいとはどのようなものでしょうか。
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兼八の味わいは、香りは甘く麦の香ばしさを感じるチョコレートのような甘さと香ばしさ、口に含むと甘さとコク・麦の旨みが優しく広がります。
後味には最後まで強い麦を感じる余韻は他の麦焼酎の主流な味わいとは全く違う味わいです。
麦焼酎はクセがなくすっきりと飲みやすいと世間には知られています。
これこそが、四ツ谷酒造のいう主流でしょう。
そんな主流とは違い、懐かしさという個性を出した『兼八』の味わいには、焼酎好きの舌をつかんで離さないものがあります。
では、そんな『兼八』の商品シリーズを紹介しましょう。
今や幻の酒である「兼八 限定酒 10年貯蔵」は、10年という歳月を静かに熟成貯蔵された幻の銘酒です。
過去一度きりの販売は、今や入手することは困難必須であり、偽物まで出回るため四ツ谷酒造が公式ホームページで注意喚起をするほどです。
熟成された「兼八」は開封から感じる香ばしい麦の香り、凝縮した旨みはまろやかでありながら芳醇で濃厚な味わいは、感動ものの逸品です。
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通常販売の「焼酎屋 兼八」は1800mlと720mlの販売がされています。
この商品こそ、1919 年からの味わいを守っているお酒です。
麦の香ばしさと甘さ、厚く深いうまさを楽しむことができる麦焼酎です。
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兼八の原酒であるこのお酒は、蔵のタンクから出されたままの状態で瓶詰めされたお酒です。
42度という原酒ならではのアルコールの高さはありますが、兼八特有の味わいを存分に感じることができる最高のお酒です。
アルコール度数は高いですが、ぜひストレートでのみ兼八の味わいを真正面から感じて頂きたいです。
兼八とは、100 年の伝統を絶やすことなく受け継ぎ守っている四ツ谷酒造の懐かしい味わいを感じることができる焼酎です。
他の麦焼酎とは違い、麦の個性や味わいをしっかりと引き出したこのお酒は、幻となっている10年貯蔵を始めとして、人気の焼酎であるため入手困難な焼酎の一つとなっています。
しかし、麦焼酎の概念を覆えされるこの逸品は苦労しても飲む価値のある最高の焼酎の一つです。