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営業時間 11:00~19:00ランキング | 商品名 | 買取価格(2021年3月23日更新) |
![]() | 響 35年 三代徳田八十吉作(耀彩瓶 碧陽) | 2,800,000円 |
![]() | 響 35年 十三代今右衛門作 色絵薄墨草花文洋酒瓶 | 2,600,000円 |
![]() | 響 35年 初期有田 染付牡丹蝶図筒形瓶 | 2,000,000円 |
![]() | 響 35年 古九谷 写し色絵牡丹蝶図筒形瓶 | 2,000,000円 |
![]() | 響 30年 観音開き 金箱 | 450,000円 |
「日本人の感性で、世界で愛されるウイスキーをつくる。」
サントリーの夢は日本の味覚に適う本格的なウイスキー作りです。
1989年に生み出された「響は」どういったこだわりで作られているのでしょうか?
その秘密に迫ります。
「響」を生みだしたのはサントリー創業者である鳥井信治郎の次男、佐治敬三です。
彼が二代目マスターブレンドを務めていた際に、今までの技術の結晶を集めて至高の香りや味にこだわり、最高峰と呼ばれるにふさわしいウイスキー作りを目指したのです。
そうして生まれた「響」はまさに人と自然と響きあうというサントリーの企業理念が込められたウイスキーそのものでした。
ウイスキーづくりを通して、日本はもちろん世界中の人々、そして豊かな自然と共存していく原酒が形になったのです。
その理念は今もなお受け継がれており、世界が喜ぶウイスキー作りを職人たちが高みを目指し続けながら作り上げています。
「響」の香味は繊細で複雑だと言われており、その味わいは歴代のブレンダーが代々守り続けてきたものです。
「モノいわぬ原酒と会話できるようにならないと、一人前のブレンダーとはいえぬ。」
初代のブレンダーが遺した言葉は、今も全てのブレンダーの胸に刻まれて「響」の味わいに活きています。
ブレンダーの仕事は1つ1つの原酒と会話をし、樽ごとの個性や熟成ピークを見極めて原酒を重ね合わせます。
これは匠の技が必要な繊細な仕事で、数字や文字であらわすことはできない繊細な感性を必要とするものなのです。
1日に300種以上の原酒をテイスティングする日もあり、地道で細かい技を何十年も積み重ねてやっと「響」が出来上がります。
何代にも受け継がれてきたこの営みはまさに過去と未来のブレンダーの共同作業そのものです。
「響」は様々な原酒によって支えられ、奥深い味わいを構成しています。
その原酒はサントリーが保有する蒸留所で育まれており、どの蒸留所もウイスキー作りに対する情熱が根付く場所なのです。
1カ所目は京都の山﨑蒸留所。
宇治川、桂川、木津川が合流するこの地は名水を誇り、湿潤な地がもたらした原酒は華やかで雅な京都文化そのもののような香味を纏います。
2カ所目は山梨の白州蒸溜所。
世界でも珍しい森の中に作られた蒸留所で、南アルプスが磨き上げた地下天然水の清らかな水が特徴です。
原酒の味わいは、まるで森の中のような爽やかな口あたりと優しい香りが楽しめます。
3カ所目は愛知の知多蒸溜所。
ブレンデッドウイスキーの基調となるグレーン原酒をつくっており、連続式蒸溜機によって個性の引き立ったクリーン・ミディアム・ヘビーの3タイプの原酒を生み出します。
それぞれこだわった原酒を多彩につくり分け、貯蔵庫には80万個以上の樽が眠っています。
個性を深め、熟成させ、香味を磨きながらブレンダーに選ばれるその時を待ち続けているのです。
「響」はそのボトルデザインにも日本らしさを取り入れ、繊細な美しさを表現していることをご存知でしょうか?
デキャンタボトルは24面カットで1日を刻む24時間の他に、季節の区切りを表す24の節気をイメージしています。
24節気とは立春や冬至のことで、現在も暮らしに根付いたものです。
原酒が樽の中で熟成されていく日々、ブレンダーが積み重ねてきた技術、そういった歴史を響かせて繋がる味わいを象徴しています。
ラベルも日本人ならではのこだわりが施されており、和紙デザイナーである堀木エリ子氏が手掛けたものです。
1500年の歴史をもち植物を原料とした越前和紙を使用し、やわらかいニュアンスを保ちながらも気品や艶を感じさせます。
和紙ラベルに描かれる鮮やかな「響」の文字は荻野丹雪氏によるもので、日本人の美意識が刺激させる奥ゆかしい美しさを魅せてくれます。
「響」から代表される4つのウイスキーの味わいや香りについて詳しくご紹介していきます。
華やかさをもった柔らかい味わい。
奥深く甘やかなで、華やかなハーモニー。
フルーティーでなめらか、甘美な味わい。重厚なコシと気品のをもつ。
超長期熟成モルト由来の甘い香り、重厚なコクと力強いウッディネスを併せ持つ。
歴史や人の繋がりが織りなす繊細な味わいをもつ「響」。
その経歴は正に誰か1人で作れたものでは到底無く、職人の技や人々の想いが積み重なって初めて表現できるものでした。
「響」は人と自然と響きあうというコンセプトそのままの魅力が詰まったウイスキーです。