
弊社買取価格 | 6,000円~ |
通常販売価格 | 終売のため不明 |
他社買取価格 | 4,000円前後 |
再販価格 | 8,000円~後 ※ヤフオク・メルカリなど |
こちらも飲食店を経営されていた方からの
買取相談があったものです。お店で使っていたブランデーやウイスキーを高値で買い取らせていただきました、その第二弾です。内容ですが、カミュはカミュ・エクストラロングネックを含む3種類。ヘネシーはVSOP、XOなど5種類。現行品、既に終売したものなど数種類ありました。その中から今回はカミュ・エクストラロングネックについて解説させていただきます。優雅なデザインのボトルなので
人気なのですが、これまでは状態の悪いものが多く満足いただける価格を提示できませんでしたが、今回は違いました。
“カミュ・エクストラロングネック” 高価買取の理由

カミュが有名なコニャック
ブランドだと言うことは別途説明している通りで、日本での知名度も高く、丁寧なもの作りを感じさせてくれる品質が高い評価につながっています。現行品も
人気がありますが、今回のように10年以上前に終売した商品はその希少性から
人気が高く、それだけで高値で取引されています。また古いものは中身が劣化していたり、未開封であっても中身が減っていたりするため価格がつかないことがあります。しかし今回の“カミュ・エクストラロングネック”は状態が良かったこと、ラベルもシミなどなくキレイで、さらに箱付きであったことからコニャックを中心に扱うバイヤーに喜んでもらえそうだと判断しました。
コニャックの老舗“カミュ”とは?

引用元:
公式instagram 今回の商品を解説する前に、製造販売を手掛けるカミュ社についての概要を。カミュ社は1863年の創業、フランスのコニャック地域に拠点を置くコニャックメーカーで、創業者はジャン・バティスト・カミュです。彼は小さいメーカーが作るコニャックでは品質が安定しないこを苦慮し、生産者グループを組織することを思いつきます。仲間と切磋琢磨することで品質は向上し、さらに安定していきました。以来カミュ家が5世代にわたってその業を受け継いでいます。 現在コニャックメーカーだけでなく、各飲料メーカーは世界規模で事業統合が進んでいます。カミュ社の経営はそうした流れに逆行するようですが、原料作りから蒸溜、出荷まで自分たちで行いたいという“モノ作り”への姿勢が根強いファンに支持されているようです。ちなみにコニャックとはブランデーの一種ですが、コニャック地方で作られたものだけを“コニャック”と呼びます。 果実酒を蒸溜したものの総称がブランデー、原料や製造工程の違いがコニャックやアルマニャックなどの個性を生み出します。カミュ社はイギリスをはじめ海外進出に積極的でした。1910年にはロシア皇帝御用達コニャックとして認定されています。さらに1960年には免税店市場に参入。世界各国、ほぼ全ての国際空港で購入できるようになると一気に知名度を獲得します。国際線の機内販売でも購入できるので、目にした方も多いと思います。
“カミュ・エクストラロングネック”とは?

引用元:
公式instagram エクストラという名称も高値につながっているので説明が必要です。
コニャックは
原酒の熟成年度によって等級が決まっています。ナポレオン、VSOPといった表示をご存知だと思います。この基準は全国コニャック事務局 (BNIC) が定めています。
公式の品質等級は以下の通り。
- V.S.(Very Special):ブレンドに使用された最も若い原酒(オー・ド・ヴィー)の熟成年が2年以上のもの。✯✯✯(three stars、スリー・スターズ)と表現されることも。
- V.S.O.P.(Very Superior Old Pale):オー・ド・ヴィーの熟成年が4年以上のもの。Reserve(リザーヴ)とも言われます。
- XO(Extra Old )またはNapoléon(ナポレオン):オー・ド・ヴィーの熟成年が10年以上のもの。
それ以外にもコニャックメーカーが独自でつけたものがあり、定義上ではXOと同基準ですが、より塾生年の長い高品質ものをHors d'âge (オール・ダージュ)と表示する場合があります。
そしてHors d'âge (オール・ダージュ)よりも上位に位置するのがエクストラです。現行品にもエクストラは存在しますが、ボトルデザインも全く違うものです。
今回の商品は10年以上前のものらしく、製造方法も現代とは違い、より手作り感のある味わいがするのだそうです。
貴重な商品を取引させていただきました。
お酒買取専門店 リンクサスの強み
お酒買取専門店
リンクサスは今回のような飲食店や、他バイヤーからのお問合せなど業者間でのお取引にも積極的に対応させていただきます。
業者間ならではのシビアな査定をモットーにしてますが、責任をもった買い取り額を提示させていただきます。それが次の商談やご紹介につながるからです。
まとまった量が集まるのも魅力ですので、ぜひお問合せ願います。他
買取業者との競合でも喜んで参加させていただきます。
まとめ この時代のカミュはクオリティが違う。
決して現行品の質が低いということではありません。よりコニャックらしさ、古いタイプのコニャックを好まれる方に言わせると“違う”のだそうです。
コニャックに限らず、アルコール飲料は“生き物”です。ですから原料や、その年の環境で大きく違ってきます。携わる人によっても違ってくるでしょう。ですから、あの時代のカミュが良かったという人もいるでしょう。
そのような味わいを求める方にお届け出来るようにしたいと願っています。