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営業時間 11:00~19:00ランキング | 商品名 | 買取価格(2021年3月28日更新) |
![]() | 山崎 シェリーウッド 1982~1986 | 1,600,000円~ |
![]() | 山崎25年 ピュアモルト ベロアケース | 1,000,000円~ |
![]() | 山崎25年 シングルモルト | 700,000円 |
![]() | 山崎18年 ミズナラ 2017 エディション | 450,000円 |
![]() | 山崎 60周年記念 ゴールドボトル | 280,000円 |
山崎55年 完品 | ASK | |
山崎50年 | ASK | |
山崎35年 | ASK | |
山崎18年 | 80,000円~ | |
山崎12年 | 17500円 | |
山崎NV | 7500円 |
サントリー山崎と言われれば、お酒を飲む方もそうではない方もブランド名は聞いたことがあるというほど有名なお酒ですよね。
ジャパニーズウイスキーを代表すると言っても過言ではないサントリー山崎ですので、名前以外にもいろいろなことを知っておきたいところ。
そこでここでは、ジャパニーズウイスキーの代名詞とも言えるほど有名なサントリーの山崎についてまとめていきたいと思います。
サントリーの山崎が誕生したのは1923年のことでした。
サントリー山崎蒸留所は、ジャパニーズウイスキー市場最初の蒸留所と呼ばれており、ジャパニーズウイスキーのパイオニアとして知られているのです。
創設者は鳥井信治郎氏。
ジャパニーズウイスキーを作り上げるために、自身がスコッチウイスキーの本場であるスコットランドまで足を運んで製法や技術を学ぶという本格的な知識を持った創業者でした。
鳥井信治郎氏は、スコッチウイスキーの製法からウイスキーを作り上げるためにはその土地性や水源などが必ず必要な条件だということを学んでいました。
その条件のもと、鳥井信治郎氏が日本中を探してジャパニーズウイスキー造りに適した土地として認めたのが、京都郊外にある山崎という土地だったのです。
鳥井信治郎氏はここにサントリー山崎蒸留所を構えて、山崎ブランドやほかのサントリーウイスキー商品を開発してきました。
そして1984年、現在わたしたちが愛飲しているシングルモルトウイスキー山崎が誕生したのです。
この年に発売されたのが【山崎12年】。
サントリーが作り上げるシングルモルトウイスキーの中でも土と水と自然にこだわり抜き、職人の強い信念を込めた商品となりました。
この商品はサントリー山崎蒸留所の最大のこだわりを詰めた品ですので、一口飲むと職人のこだわりと山崎のブランド性を一挙に感じることができる味わいに仕上がっています。
その後、山崎はいろいろや企業やブランドなどとコラボレーションをして限定ボトルを作ったり、自社の創業記念ボトルなどを作ったりとブランド性を高めてきました。
現在では響や竹鶴など名だたるジャパニーズウイスキーのブランドの中でもトップを走る最高級のジャパニーズウイスキーブランドとしての確立されていったのです。
サントリー山崎のウイスキーには、モルトウイスキーには最適と言われる二条大麦が使用されています。
これも、山崎のブレンダーたちがさまざまな大麦を試食、試作をした上で山崎のブランドにふさわしい味わいの原料となると認められて使われるようになった大麦なのです。
この二条大麦の糖質を最大限に引き出すために、まずは発芽の工程を踏みます。
そしてこの発芽した二条大麦を乾燥させることによって麦芽が作り上げられます。
仕込み水として使われるのは京都の山崎蒸留所の近くに流れる自然豊かで空気の綺麗な場所に流れる澄んだ清流。
優しい軟水のため口当たりが滑らかで飲みやすさが強い仕込水です。
仕込みではまず、乾かしておいた麦芽を細かくし、暖かい仕込み水に混ぜてうるかします。
この仕込み水に粉砕した麦芽が浸透したところで、しっかりとろ過をする事で麦汁を取り出すことができます。
この麦汁をさらに発酵させるために酵母を加え、麦汁内の糖分と結合させることでアルコールを発生させます。
発酵が終わると、今度は単式蒸留器に移されて蒸留が行われます。
サントリー山崎では、蒸留する際に使用する釜の大きさや形などを変えることによって蒸留方法を使い分けています。
さらに山崎ウイスキーは熟成をする工程がある銘柄が多く、3年や12年などさまざまな年代で熟成がなされます。
使用される樽はさまざまでホワイトオークのバーボン樽やシェリー樽、パンチョン樽やホックスヘッド樽など数多くの樽を使用しています。
樽を変えることによって、味わいや香りが大きく異なってきますので、一言に山崎のウイスキーと言っても味わいは全く異なってきます。
気温が1度変わるだけでも味わいが変わってくるという繊細なウイスキーの原酒を、山崎の当主やブレンダーたちは細やかな技術や気配りでコントロールをしていきます。
こうして作り上げられたウイスキー原酒をそのまま使用することもありますが、多くの場合はほかの樽で熟成した原酒同士をバッティングすることが多いです。
そのため、ボトルに記載される熟成年数が例えば12年だったとしても、平均熟成年数は12年以上であることがほとんどです。
その樽の仕上がりによって絶妙なバランスでバッティングをするからこそ、私たちはいつでも最高級のウイスキーを味わうことができるのです。
サントリー山崎の最大のこだわりは原酒の使い分けです。
山崎にはご存知のとおり、たくさんの銘柄のウイスキーが存在しますがそのほとんどが、元となる原酒を絶妙なバランスで配合されて作り上げられているのです。
ブレンダーは、なんと1日に数百種類もの原酒をティスティングし、その味わいを確認するといいます。
ウイスキー原酒は毎日のように味わいが変わり、その味わいによって最高のバッティングをする事で新たな山崎の銘柄が生まれます。
そのため、サントリー山崎にとって多彩なウイスキー原酒は宝の山なのです。
そして、その宝の山をしっかりと使い分けることができるブレンダーの存在もまた宝だと言います。
歴代の作り手たちがしっかりとサントリー山崎の味わいを語り継ぎ、そして守り抜いてきたことが現在の山崎ブランドを誇るための最大の理由となっているのです。
サントリー山崎では、現在もブランドのボトルの元となる原酒の開発に励んでおり、今この瞬間も新たな味わいのウイスキーが生まれているのです。
多彩なウイスキーを作り分けるために邁進している山崎ブランドは、これからも新しい味を作り続け、そして進化を続けていきます。