ボランジェRD買取ならお任せください!
ボランジェといえば、シャンパン愛好家なら誰もが一度は聞いたことあるほど有名な老舗のシャンパーニュ・メゾンです。1829年創業から伝統の続くメゾンであり、長い間上質なシャンパンを作り続けていることで知られます。
そもそもシャンパンを名乗るためには、厳しい基準をクリアする必要があります。シャンパンは日本でもよく親しまれているスパークリングワインの一種ですが、実はどれもがシャンパンの名前を名乗れるわけではありません。
シャンパンはそもそもフランス・シャンパーニュ地方にて製造されている必要があります。また使用できるブドウ品種や製造方法、熟成方法や年数にも細かい基準が設けられています。
大きなポイントはシャンパーニュ方式という製造方法を用いていることで、こちらは二次発酵に時間がかかるため、シャンパンが出来上がるまでには手間とお金がかかります。
このように厳しい基準のもとで作られるシャンパンは、きめ細かな泡が生み出す滑らかな舌触りと美しいアロマが特徴的です。見た目の華やかさも相まって、乾杯シーンや記念シーンにもよく選ばれているお酒となります。
そんなシャンパンの中でも、有名かつ高級ブランドに数えられるのがボランジェです。1884年には英国御用達にも選ばれていて、近年では名作映画「007」にてジェームス・ボンドが愛飲するシャンパンとしても広く親しまれています。
三つ星レストランのワインリストに乗ることもあるほど人気の銘柄です。日本にも多くのボトルが輸入されていて、特別なシーンで多く愛されるシャンパンとなっています。
ボランジェのシャンパンには、非常に高い品質のブドウが原材料として使われます。ボランジェはおよそ179ヘクタールの自社畑を所有していて、その中から生産量の6割をまかなっていますが、自社畑のうち85%がグラン・クリュ(特級畑)およびプルミエ・クリュ(一級畑)で構成されています。
特にピノ・ノワールは有名です。ボランジェのメインの畑が位置するアイ村は、南向きの斜面が広がる日照に恵まれたエリアで“ピノ・ノワールの聖地”とも呼ばれます。豊かな果実味を持つピノ・ノワールは、ボランジェの力強くふくよかなスタイルを作り上げています。
さらにボランジェは上質なブドウの魅力を活かせるよう、樽熟成にもこだわります。ボランジェでは木樽にて、少なくとも3年は澱とともに熟成を行います。
ゆっくりと時間をかけて丁寧にシャンパンの熟成を行うことで、雑味のない、なめらかで豊かなアロマを生み出します。そんなボランジェのシャンパンは、一度飲んだら忘れられない味わいをしていると評価されています。
なおここで紹介するボランジェRDは、ボランジェの中でも特別とされる1本です。澱とともに熟成させる期間を10年以上と長く設けていて、他にも類を見ない複雑さ、奥行きを表現しています。
ボランジェRDは、いわゆるプレステージ・キュヴェにあたるシャンパンです。プレステージ・キュヴェはメゾンが自信を持って提案する、高級ラインのシャンパンを指します。今日はアストンマーティンDB11納車のこの日のために用意しておいた007ジェームズボンド愛飲のシャンパン、ボランジェRDを飲んだ。最高の一日だわー。 pic.twitter.com/dtfQb4dBje
— JL Picard (@DB11V8) April 30, 2020
ボランジェのプレステージ・キュヴェであるボランジェRDは、先ほども述べたように熟成期間が長く設けられているのが特徴です。ボランジェの中でもブドウの出来が良かった「グラン・ダネ」のシャンパンをベースに、熟成させてから作られます。
なおRDとは、Recemment Degorge(レサマン・デゴルジェ)の略となります。Recemment Degorgeはごく最近澱抜きを行ったという意味であり、長期熟成のあと出荷直前まで澱抜きが行われないという特別な製法で作られます。
澱は死滅した酵母が変化したもののことで、シャンパンを熟成する工程の中で生まれ、シャンパンの中に沈みます。死滅した酵母と聞くと印象が悪いかもしれませんが、実はシャンパン作りには大切な要素であり、澱がシャンパンの香ばしい香りを作り出すのです。
澱とともに長期熟成されたボランジェRDは、通常のシャンパンでは表現できない複雑な香りをしています。りんごの蜜のような甘さ、熟したピーチやアプリコット、ブリオッシュのようなニュアンス、そして口に含むと絶妙な酸味もありスタイリッシュにまとまっていくのを感じることができます。
このような特別な製法で作られるボランジェRDは、毎年生産されるわけではなく限られた年にしかリリースされません。そのため全てが当たり年シャンパンとなり、品質の高いものになります。
最近では2008年、2007年、2004年といったヴィンテージがリリースされています。飲み頃は数十年と続くため、いずれのボトルも価値が上がっていくことは間違いなしです。
ボランジェRDはボランジェシリーズの中でも特に高級であり、販売価格も高いです。販売価格はヴィンテージによっても異なりますが、ボランジェのノンヴィンテージシャンパンが10,000円前後で販売されているのに対し、ボランジェRDには5万円前後の価格が付けられていることがわかります。
なお価格は古いヴィンテージになればなるほど上がる傾向にあります。なぜなら過去のヴィンテージは、希少価値が高く、価格が高騰しているためです。過去のヴィンテージには、1本で10万円以上の価格がついているものもあります。
もちろんお酒買取査定においても、ボランジェRDは高値がつきます。状態によっては査定額が2万円を超えることもあります。箱付きのものや、中身が痛んでいないもの、見た目が綺麗なものは特に査定額が高くなりやすいです。
買取査定に出すまでは、正しく保管しておくようにしましょう。できればワインセラーを利用し、適温・適湿を守りながら横向きに寝かせて保管するのが理想です。なお開封済みのシャンパンは劣化が進んでしまい、衛生面からも買取ができないためできるだけ早く飲んでいただくことをおすすめします。
未開封状態のボランジェRDが余っているという方はいらっしゃいませんか?「コレクションしていたけれど飲む機会がない」「お店の在庫が余ってしまった」そんな時には便利なお酒買取査定がおすすめです。
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またボランジェシリーズに関しては、ボランジェRD以外にもボランジェNV、ボランジェ ラ・グランダネなどさまざまなボトルが査定対象になります。もちろんボランジェ以外のシャンパン、そのほかワインに関しても査定を受け付けております。
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ボランジェRD 買取に関するスタッフからの一言
有名なシャンパーニュといえばボランジェシリーズです。その中で、特に希少価値が高いのが、ボランジェRDです。この「R.D.」はRecemment Degorge(レサマン・デゴルジェ)の略。これは「ごく最近澱抜きを行った」という意味です。