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営業時間 11:00~19:00ランキング | 商品名 | 買取価格(2020年6月15日更新) |
![]() | ボランジェ ヴィエイユ・ヴィーニュ・フランセーズ | 60,000円 |
![]() | ボランジェ R.D. 1985 | 15,000円 |
![]() | ボランジェ 007 スペクター | 13,000円 |
![]() | ボランジェ ラ・グラン・ダネ ロゼ | 6,000円 |
![]() | ボランジェ ラ・グラン・ダネ ブリュット | 5,000円 |
ボランジェの歴史とこだわりは?味わいの特徴は?
今回は、ボランジェの歴史や製造のこだわり、味わい、風味などの特徴をご紹介します。
ボランジェの創業者はジャック・ボランジェという人物です。
ジャック・ボランジェは1829年にシャンパーニュ地方でボランジェブランドを立ち上げました。
シャンパンのブランドの名前は創業者の名前が使われることが多く、ボランジェもその中の一つです。
ボランジェは、ジャック・ボランジェが創業して以来、その後もジャックの息子や孫などに事業が受け継がれていき、ブランドを拡大していきました。
第二次世界大戦、そしてドイツによるフランスの占領などもありながら、この頃にはエリザベス・ボランジェがブランドをまとめており、エリザベスの活躍によりこの不況などを見事に乗り切ることができました。
そして、ほかのシャンパンメーカーが衰退する中ボランジェは現在に至るまで高品質で最高級のブランドを確立することに成功したのです。
現在、ボランジェは創業者から伝わるボランジェ一家により、創業当時から定めている厳しくて厳正なシャンパンの基準を保ち、最高級のシャンパンを作り続けることができています。
ボランジェは、シャンパーニュ地方のぶどう畑の中でも最高峰と呼ばれるアイ村に畑を持っています。
そして、ボランジェは同じく最高峰のシャンパンとして知られるクリュッグと名前を並べるほどトップクラスのブランドとして名前が知られるようになりました。
ボランジェは、約6割ほどのぶどうを自社で自社栽培をしており100パーセントではありませんが、こだわりを持ったシャンパンの原材料をボランジェのブランド自身で生産をしています。
フランスに数あるシャンパンメーカーの中でも、自社栽培をして原材料から手がけているブランドは珍しく、生育からこだわりを持っているからこそ、味わい深くて新鮮なシャンパンの味わいを再現することができるのですね。
シャンパンは、ワインを製造したのちにもう一度、そのワインを発酵させることによってシャンパンのきめ細やかな泡を作ることができます。
ワインは、基本的には大きなステンレスタンクによってぶどうを発酵させる工程が多いですが、ボランジェはあくまでもぶどう一粒一粒の品質を大切にするために樫の木を使った小さな樽で発酵の過程を作り出します。
このような手間と時間をかけるのも、シャンパンメーカーでは珍しくボランジェは、このようなシャンパンの品質を第一に考える数少ないブランドと言えます。
このような作業を細かくしっかりと行うため、ボランジェでは専用の樽職人を厳選して専任しており、小さな樽は4500本ほどの数も常備をしているのです。
樽での発酵は、ワインの質を高めることはもちろんのこと、香りや味わいにも変化が現れます。
しかし、その分手間と時間がかかるのも事実。
この手間と時間を惜しまないのもボランジェならではの製法です。
ボランジェのブランド自体のスケールは大きいですが、ひとつひとつの作業は非常に細かくて繊細であることが、現在に至るまでボランジェというシャンパンメーカーが世界的に愛される大きな理由と言えますね。
ボランジェのこだわりは、原材料となるぶどうから始まります。
一般的にシャンパンに使われるぶどうは、ぶどう園から上質なぶどうを厳選して、買い付ける方法が一般的です。
しかし、ボランジェは自社で使うぶどうのうち、おおよそ6割~7割ほどのぶどうを自社栽培しています。
これにより、ぶどうはボランジェがより美味しくなるようにこだわりの肥料や水分量、そして最適なぶどうの採取時期を見て手摘みでとっています。
ボランジェは、グランクリュとプルミエクリュに自社畑を所有しており、その広さはなんと160ヘクタール。
その全てのぶどうを専任の園師が管理していると言いますから、ボランジェにはどの分野にも強い信念とこだわりを持ったプロが集められているのです。
さらにワインの発酵にはホワイトオークの樽での発酵やカーヴを使った長期熟成などのさまざまなボランジェならではの伝統的な製法を採用しています。
この工程を経るからこそ品質はどんどんと高くなり、世界的にも愛さるボランジェの味わいが生まれるのです。
受け継がれる伝統は全て大切にして、その年その年で学んだ新しいことはしっかりと作業の工程に取り込むボランジェの誠意は、創業当時から現在に至るまで受け継がれており、その誠意が味わいにも伝わっています。
ボランジェは飲みやすくてシャンパンとしてスタンダードな味わいと言われています。
ですが、初めてボランジェのブランドを飲むという方には、もっとも一般的なスペシャル・キュヴェからいただくと、よりボランジェの味わいを楽しむことができます。
そして、スタンダードなスペシャル・キュヴェの味わいを感じたら徐々にプレミアやロゼなどをいただいてみると、よりボランジェの良さがわかっていくでしょう。
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ボランジェには、さまざまな銘柄があり味わいは一言に表すことは難しいです。
ただし、共通して言える味わいは、
フルーティな味わいの中にはぶどうの他にも蜜の詰まったりんごやモモ。
さらにシャンパンの中に感じられる甘みはバニラのようなさっぱりとした甘みが強いです。
ボランジェに使われるのは基本的にはピノ・ノワールやシャルドネです。
この2つは非常に香りが高くて甘みも強く渋みが薄いぶどうだと言われています。
そのため、味わいにはクセがなく飲みやすさが強いと言われています。
さらに、ロゼブランドとなってくるといちごやラズベリーのようなベリー系の味わいが強くなり、見た目通り女性に好まれやすい味わいになります。
見た目も華やかで香りもエレガント。
味わいも上品で発泡はきめ細やかで目で見ても美しいというボランジェブランドは、食事はもちろんのこと結婚式やパーティーなどでの乾杯にも最高の一品ですね。
さっぱりとしたフィニッシュですが、後味にはクリーミーな泡の発泡感やほのかなフルーツよ甘みが残ります。
非常に味の余韻が長く、しかし嫌な味の残り方はしないためいつまでもボランジェの旨味を楽しめるとあって、非常に世界的にも愛される味わいになっています。