シャトー・ラフィット1982年買取ならお任せください!
シャトー・ラフィットはフランス・ボルドーにある超有名シャトーです。「シャトー・ラフィット・ロートシルト」というのが現在の正式名称で、メドックの公式格付けの中でも常にトップに君臨していることで知られています。なおロートシルトというのはドイツ語風の読みで、英語風ではロスチャイルドと呼ばれることもあります。このほかロッチルドやロスシルドといったように読まれている場合もありますが、全て同じ作り手のことを指しています。
シャトーの歴史は非常に古く、13世紀ごろからブドウを栽培し続けてきた伝統があります。ワイン作りを本格化させたのは17世紀のことで、その頃はセギュール家という一族がシャトー・ラフィットを所有していました。
シャトー・ラフィットは元々クオリティの高い作り手として知られていましたが、特に有名になったのはルイ15世の公妾であったポンパドゥール侯爵夫人に愛されるようになってからです。ヴェルサイユ宮殿の晩餐会でシャトー・ラフィットが選ばれるようになり、その頃から「王のワイン」と呼ばれるようにもなっています。
そこからシャトーの所有者は何度か交代となり、19世紀にはオランダのヴィンテーンベルグ家が所有者となりました。その時代、1955年のメドック格付けでは第1級格付けの筆頭として選ばれ、5大シャトーの中でも最高評価を受けています。
なお1868年にはロートシルト家が所有となり、「シャトー・ラフィット・ロートシルト」と改名されています。19世紀~20世紀の時代はフィロキセラによる被害や世界大戦による影響から苦労の時代も続きましたが、戦後に劇的な復活を遂げ、今でも愛されるワインとしてその地位を保ち続けています。日本国内でも宮中の晩餐会で採用されるほどの人気を誇ります。
シャトー・ラフィットといえば、5大シャトーの中でも最も繊細でエレガントと表現されます。優雅なアロマとまろやかなタンニン、そしてきめ細かでシルキーな舌触りが印象的です。ボルドーのワインはどちらかというと渋みやボディ感の強いワインが多い印象ですが、シャトー・ラフィットのワインは繊細で洗練された上品な味で、「フィネス」「エレガンス」といった言葉で評価されています。
使われるブドウはボイヤックの北にある小高い丘の上で栽培されていて、そのうち70%がカベルネ・ソーヴィニヨン、25%がメルローとなっており、そのほかカベルネ・フランやプティ・ヴェルドなども育てられています。
シャトー・ラフィットのワインはカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が非常に高いことが特徴で、特に長期熟成に向いています。なおブレンド比率はヴィンテージによって異なり、ブドウの出来栄えや味わいによって丁寧に作り分けられていることがわかります。
そんなシャトー・ラフィットは、若いうちに口にするとやや堅く閉じた印象を受けますが、10年、20年と長く寝かせることで奥から複雑なアロマが花開いていきます。酸味と渋みのバランスが素晴らしく余韻も美しいワインで、特別な日を華やかに過ごすためにふさわしい仕上がりとなっています。
優雅さで愛されるシャトー・ラフィットの中でも、特別な存在として扱われているのが「シャトー・ラフィット1982年」です。このヴィンテージには、著名なワイン評論家として知られるロバート・パーカー氏も100点の評価をつけています。
1982年はボルドーの大当たり年と言われていて、他のヴィンテージとは比較にならないほどの高額がつけられていることでも知られます。
ブドウ栽培に理想的な気候であり、10年に一度の当たり年と評価されています。ただしボルドーのワインでありながらカリフォルニアのカベルネに近い品質で、タンニンはさほど強くなく果実の印象が強めです。シャトー・ラフィット1982年も当たり年として評価が高く、1本が50万円近い価格で取引される超希少でグレートなワインとなっています。
シャトー・ラフィットの一般的なヴィンテージは10~20万円前後での販売となるので、比較すると1982年ヴィンテージがいかに評価されているかがわかります。希少性を考えると、今後もさらに価格が上がっていくと予想されます。
そんなシャトー・ラフィット1982年は、香りはアーモンドやすみれのように例えられる上品さで、口に含むとなめらかさを感じます。きめ細やかでシルキーな舌触りに圧倒されるようなエレガンスで、まさに頂点に君臨するのにふさわしい味わいです。
なお一般的なボトルは750mlになりますが、リリースされた中には375mlのハーフサイズボトルや1500mlのマグナムサイズボトル、3000mlのダブルマグナムサイズボトルなども存在しています。いずれのボトルも希少価値が高く、高額で取引されるボトルなので注目です。
シャトー・ラフィット1982年は、オークションでの高額落札も話題に上がっています。例えば2010年に香港にて行われたワインのオークションでは、6リットルボトルが日本円にして約420万円の価格で落札されています。ワインとして美味しいと認められているのはもちろん、コレクターや投資家からの注目も高いのだと考えられます。いわゆるプレ値がつけられている状態で、この価格は現在さらに高騰していると考えられています。
シャトー・ラフィットは5大シャトーの中でも特に高額がつきやすいワインで、一般のネットオークションなどにも多く出品されています。長熟に耐えうるワインなので、1982年などオールドヴィンテージでも高い価格がつきやすい傾向にあります。
なおワインの価格は保存の環境や状態でも大きく変わってきます。コレクションしている方は、ワインセラーなどで13~15℃前後の適温を守りながら保管することを心がけましょう。湿度は75%とやや高めの環境が適しています。コルクが乾燥しないよう、ボトルを立てるのではなく寝かせておくのもポイントとなります。
希少なシャトー・ラフィット1982年を未開封状態でお持ちなら、飲み頃を迎えた今が売り時です。もし飲む予定が今後もないのであれば、ぜひこの機会にお酒買取査定の利用を検討してみてください。お酒買取なら、飲まないシャトー・ラフィット1982年をお得に現金化できます。状態が良ければ10万、20万円という価格が付くケースもあります。
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なお1982ヴィンテージが有名なシャトー・ラフィットですが、ここ最近のヴィンテージでも当たり年と呼ばれるものは存在します。1990年、1995年、1996年、2000年、2003年、2005年、2009年、2010年あたりが高い評価となっており、取引額も高くなりやすいです。
もちろんこのほかのヴィンテージやセカンドラベルのワインなども買取を受け付けています。店頭買取・出張買取・宅配買取とさまざまな方法で対応ができるので、まずはぜひお問い合わせください。
シャトー・ラフィット 買取に関するスタッフからの一言
シャトー・ラフィットは、フランスの最高峰とも言われている赤ワインのひとつということもあり、販売価格自体が高く、その価格よりも低いもしくは同等の価格での買取額となることはなく、常に高値で取引されているワインです。