ペリエジュエベルエポック買取

アネモネの花のボトルが目印のプレステージ・キュヴェ

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ペリエ・ジュエ・ベル・エポックは、アネモネの花の柄ボトルが目印のシャンパンです。「ペリエ・ジュエ」という作り手が手掛けるシャンパンのうち、最高品質を誇るプレステージ・キュヴェとなります。

シャンパーニュにおけるプレステージ・キュヴェとは、ブランドが誇る高級ラインを指しています。ペリエ・ジュエも複数のシャンパンをリリースしていますが、そのうち最高品質のものだけがペリエ・ジュエ・ベル・エポックとして発売されます。

なおペリエ・ジュエは1811年より活躍する老舗メゾンですが、ベル・エポックが誕生したのは1964年のことです。「ベル・エポック」は元々19世紀末から第一次世界大戦が勃発するまでの25年ほどの期間、フランスが非常に栄えた“良き時代”のことを指す言葉で、その素晴らしさを表現するようなボトルとして誕生したのがペリエ・ジュエ・ベル・エポックとなります。

ボトルに描かれるアネモネの花は、アール・ヌーヴォの巨匠であるエミール・ガレ氏がペリエ・ジュエのために描いたものです。ベル・エポックの熱狂の中にあった時代、ペリエ・ジュエの当時の社長であったアンリ・ガリス氏も非常に芸術を愛していました。
そしてガレ氏と親交を深めたアンリ・ガリス氏が、ベル・エポックのラベルデザインをガレ氏に依頼します。ガレ氏は当時ジャポニズムの影響を大きく受けていったため、日本のアネモネの花をモチーフにした絵を描いたという背景があります。

しかし絵は完成したものの、ガレ氏はボトルに描かれた完成品を見る前に1904年に死去してしまいます。そこからすぐに第一次世界大戦が勃発したため、アネモネの花のボトルはすぐに商品とはならず、セラーに封印されてしまうこととなります。
そこから何十年も経過した1964年、ガレの作品が見つかり改良ののちにシャンパンとして新たにリリースされることが決まります。初ヴィンテージは1964年で、1969年に商品としてリリースされたのがペリエ・ジュエ・ベル・エポックの始まりとなっています。

グラン・クリュのブドウだけを使ったヴィンテージシャンパン

ベル・エポックはグラン・クリュのブドウだけが100％使われているのが特徴で、いわゆる単一年のブドウのみを使用したヴィンテージ・キュヴェとなります。シャルドネ50％、ピノ・ノワール45％、ピノ・ムニエ5％というセパージュが採用されています。

採用されるシャルドネのうち、半分以上はクラマンという畑で生まれたものになります。またピノ・ノワールの多くはマイィの畑で作られています。

プレステージ・キュヴェのシャンパンというと、定番ラインに比べ重厚感があるものが多いのが一般的です。しかしベル・エポックに採用されるブドウは、あくまでも軽やかで繊細さが目立つものばかりです。
そのため出来上がるシャンパンの味わいも、プレステージ・キュヴェでありながら重たい印象ではなく、エレガントで丸みを帯びたスタイルとなっています。その高い品質は「シャンパーニュの芸術品」と呼ばれ世界で愛されています。

ペリエジュエベルエポックのラインナップ

現在、ペリエ・ジュエのベル・エポックには複数のラインナップが存在しています。代表的なラインナップとそれぞれの特徴は以下の通りです。

• ・ペリエ・ジュエ　ベル・エポック・・・6年ほどの熟成を経て作られるヴィンテージ・シャンパーニュ。シャルドネ由来のフレッシュで優雅な味わいが印象的。辛口主体で爽やかなため飲みやすい。
• ・ペリエ・ジュエ　ベル・エポック　ロゼ・・・ベル・エポックシリーズのロゼシャンパンで、バラや牡丹の香り、イチゴやラズベリーのような赤い果実のニュアンス。淡いサーモンピンクのような見た目が美しいと人気。
• ・ペリエ・ジュエ　ベル・エポック　ブラン・ド・ブラン・・・シャルドネ100％で作られる黄金色のシャンパン。シャルドネらしい活力あふれる爽やかな口当たりに、ピーチや柑橘を思わせるみずみずしさが特徴。
• ・ペリエ・ジュエ　ベル・エポック　エディション　オータム・・・日本の秋にインスパイアされた限定シャンパン。赤ワインの量が通常より多めで、ピンクグレープフルーツのように色づくロゼシャンパン。繊細さの中に力強さも持ち合わせている。
• ・ペリエ・ジュエ　ベル・エポック　エディション　プルミエール・・・春の桜を表現した1本で、こちらも日本からインスパイアされたもの。シャルドネ主体に少量のピノ・ノワールが加えられている。桜をイメージさせる、優しいペールピンクのような色合いがポイント。

なおそれぞれのシャンパンの香りや味わいは、ヴィンテージによっても変わってきます。ベル・エポックはいわゆる当たり年と言われる、ブドウの出来栄えが良い年にしか作られないため、違いはあれど全て素晴らしいクオリティとなっています。

シャンパンがお好きな方は、ヴィンテージやボトルごとの違いを飲み比べてみても面白いかもしれません。エディション　オータムやエディション　プルミエールのように日本にインスパイアされた限定品もあるので、ギフト品としても人気があります。

ペリエジュエベルエポックの価格と高額買取になる理由

ペリエ・ジュエ・ベル・エポックはお酒買取でも高額査定になりやすいボトルです。なぜならそもそも定価が高く高級品であり、さらに人気品のため買い手が多く需要が高いからです。

ペリエ・ジュエ・ベル・エポックは定価2～3万円程度で販売されています。希少な限定ボトルになるとより一層高額になり、ベル・エポック　ロゼでおよそ5～6万円、ベル・エポック　ブラン・ド・ブランでおよそ8～9万円の値段がつけられています。
なおヴィンテージ・シャンパンは、年代によっても価格が変わってきます。古いボトルになるとそれだけ希少性が増すので、中には10万円を超えるようなボトルも存在しています。

またベル・エポックシリーズには専用のグラスもあります。アネモネの柄が描かれたシャンパングラスで、ベル・エポックのシャンパンとセットになった商品も展開されています。 セット品は価格が高く、セットそのままの状態で買取に出すことで高額買取も期待できます。買取に出す際は箱などが揃った状態にしておくと、買取価格がさらにUPします。

ペリエジュエベルエポックの買取はリンクサスにお任せ

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