シャトー・オーゾンヌ買取ならお任せください!
シャトー オーゾンヌ 1979
— 大谷 奏 (@greed0511) March 6, 2020
まるで森林の中にいるよう。
気品がありスケールがとてつもなく大きい。
ワインの表情が変わる様を楽しもうと4時間近くかけたが最後にほんの少し微笑んだ程度。
オーゾンヌの古酒の経験は数本程度。
45や61も同じような印象。
いつ開く?
こういうワイン?
経験値が欲しい。 pic.twitter.com/I1HWSgwiaO
シャトー・オーゾンヌはフランス・ボルドーで活躍するワインの作り手と、そのワイン名を指します。ボルドーでもトップクラスに有名な作り手であり、「ボルドー8大シャトー」の一つにも数えられています。
ボルドー8大シャトーは、5大シャトーにシャトー・ペトリュス、シャトー・シュヴァル・ブラン、そしてシャトー・オーゾンヌを加えたものです。高価でリッチとされるボルドーワインの中でもとりわけ評価が高く、世界的な人気を集めるブランドとなります。
シャトー・オーゾンヌはボルドー地方の中でも、サン・テミリオン地区のシャトーになります。シャトー・シュヴァル・ブランと共に1954年の格付けではサンテミリオンの第一特別級Aに指定されており、地区内でもトップの扱いとなっています。
そんなシャトー・オーゾンヌの赤ワインは生産本数が少ないため非常に希少価値が高く、ワインラバーの中でもかなり話題となっています。一方で希少でありながら10万円〜と比較的安価な価格帯で手に入ることも、人気の理由につながっているでしょう。
シャトー・オーゾンヌのあるサン・テミリオン地区は、ボルドー右岸の中では唯一公式格付けを設けている場所です。ワインの名醸地として古くから栄えていて、その歴史はローマ時代にまで遡るとまで言われます。
サン・テミリオンは“グラーヴ”と呼ばれる砂利の多いエリアと、“コート”と呼ばれる石灰岩系の台地エリアの大きく2つの土壌に分かれます。オーゾンヌは後者、粘土石灰質の土壌を持つ台地エリアに属するシャトーであり、カベルネ・フランとメルローをブレンドした赤ワインが作られているのが特徴です。
なおシャトー・オーゾンヌには、ボルドーワインによく使われているカベルネ・ソーヴィニヨンは全く使われません。
シャトー・オーゾンヌでは、平均35hl/haという低収量に抑えながらブドウを作っています。またブドウは完熟するまで待ってから収穫となり、発酵もタンクではなくオークの新樽にてマロラクティック発酵が行われるという徹底ぶりです。
手間やお金を惜しまずに作られるシャトー・オーゾンヌの赤ワインは、非常に希少で年間生産量はわずか2万本ほどに限られています。そもそも畑が7ヘクタールほどしかないため、8大シャトーの中でもペトリュスを凌ぐほど、最も手に入りにくいワインだとも言われています。
そんなシャトー・オーゾンヌは、どのワイン、どのヴィンテージもとにかく品質が安定していることが大きなポイントです。アルコール度数がやや高めであることが特徴で、果実味とボディを併せ持つスタイルは「ボルドーのブルゴーニュ」とも呼ばれています。
シャトー・オーゾンヌのワイン評論家・評価誌からの評価は軒並み高得点で、世代や国を超えて愛される存在になっています。スパイスのような刺激にベリーが絡み合う甘いアロマ、そして優雅でありながら完熟感のある力強さを感じられるワインです。
シャトー・オーゾンヌは、サン・テミリオンの第一特別級A(サン・テミリオン・プリミエ・グラン・クリュ・クラッセA)に選ばれるシャトーでした。しかし2022年9月の更新時に格付けから撤退しています。
ただし、格付けから抜けたといっても評価そのものが落ちたというわけではありません。これはシャトーが自らの信念を貫くため、あえて格付けから離脱しているのです。
シャトーのスタイルと格付けの基準があわなかったため、シャトー自らが希望し退く形となりました。このことは世界各国のニュースでも大きく話題となっています。
現在使用されているサン・テミリオン格付けの基準は、観光客の数やSNSフォロワー数などが反映されるような形です。「テロワールの優位性を軽視している」ということを理由に、シャトー・オーゾンヌはあえて格付けを抜けています。
また10年ごとに更新されるというサン・テミリオン格付けの方法も、シャトー・オーゾンヌのワインにはあわないと判断されたのだと思われます。シャトー・オーゾンヌのワインは長熟タイプで年月が経てば経つほど真価を発揮するため、たった10年あまりという短い期間では本来の素晴らしさを評価できないとも言われています。
シャトー・オーゾンヌのワインの飲み頃のピークは10〜70年と言われていて、ものによっては100年以上と評される場合もあります。単純な基準では素晴らしさを図れない、「わかりにくいワイン」であることもシャトー・オーゾンヌの個性となっています。
シャトー・オーゾンヌのワインは1本10万円前後から購入ができます。一方でヴィンテージによる人気や評価で価格が大幅に変わるのも特徴で、高値のものは30万〜50万円といった価格が付けられている場合があります。
特にシャトー・オーゾンヌの中でも、古いヴィンテージのワインには高値がつきやすい傾向にあります。これはシャトー・オーゾンヌが長熟タイプのワインであることや、生産本数が少なく古いものにはプレミアがつくことが関係しています。
また当たり年と評価されるワインは、価格も高くなる傾向にあります。シャトー・オーゾンヌの当たり年には1961年、1990年、2000年、2005年、2009年、2010年、2015年、2016年などがあります。2005年のワインならおよそ42万、2009年ならおよそ38万円で販売されています。
シャトー・オーゾンヌは飲み頃を迎えるのが比較的遅いため、当たり年の中にもまだまだポテンシャルを発揮しきれていないワインがたくさんあります。そのため価格については、これからさらに上がっていく可能性が高いと考えられています。
価格高騰が予想されるシャトー・オーゾンヌのワインは、お酒買取においても高額取引の対象になります。飲む予定のないシャトー・オーゾンヌのワインをお持ちの方は、ぜひお得なお酒買取査定の利用を検討してみましょう。
シャトー・オーゾンヌの買取査定をお考えの方は、お酒買取専門店リンクサスにぜひご相談ください。リンクサスはお酒を専門的に扱う買取専門店で、ワイン・シャンパン・ブランデー・ウイスキー・焼酎・日本酒とあらゆるジャンルのお酒の買取査定に対応しています。
特にワインは近年価格が高騰しているため、お酒買取においても高額取引が可能です。リンクサスの買取査定であれば、シャトー・オーゾンヌのようなレアワインも正しく査定が可能です。
そんなリンクサスでは店頭買取・出張買取・宅配買取の3通りの方法で買取査定を行なっています。「自宅近くに買取店がない」「大量のお酒がありお店に運べない」という方でも気軽に利用できるサービスがあるので、ぜひご相談ください。
もちろん査定料や送料は一切かかりません。即日対応や即日振込も可能なので、お急ぎの方もぜひご連絡ください。
またリンクサスではシャトー・オーゾンヌだけでなく、そのほかのボルドーワインについても積極買取を行なっています。買取は1本から依頼可能、業者の方向けの大量買取などにも対応しています。
まとめ売りしていただくことで、買取価格がUPする場合もございます。売りたいワインやお酒があるという方は、ぜひ合わせてご相談くださいませ。
シャトー・オーゾンヌ 買取に関するスタッフからの一言
シャトー・オーゾンヌはボルドーの右岸サンテミリオン地区で造られている、赤ワインです。同地区の格付け最高ランクのサンテミリオン1級Aワインとしても知られており、ボルドー9大シャトーのひとつとして知られています。