シャトー・レオヴィル・ラスカーズ買取ならお任せください!
シャトー・レオヴィル・ラスカーズは、フランスのボルドー地方、サン・ジュリアン地区にて活躍するシャトーです。卓越した作りのワインであり「スーパーセカンド」の代表格と言われます。
スーパーセカンドはワイン愛好家の中で広まりつつある言葉です。格付け第二級でありながら、第一級に匹敵すると言われる品質をもつブランドがスーパーセカンドと呼ばれます。
ボルドーワインはメドック格付けの制度でランク分けされています。このメドック格付けは、もともと1855年のパリ博覧会の際に設定され、当時の品質から第一級〜第五級までのシャトーが選出されました。
それから格付けはほぼ変わることなく、現代に至ります。格付けは伝統的でシャトーのイメージや価格に大きな影響を与えていますが、実は100年以上ほぼ見直されておらず、今ではこの通りの価値ではないという声もあります。
特に近年は、畑の買い足しや醸造家・オーナーの変化、設備の一新などでクオリティをあげるシャトーが増えてきています。第二級と呼ばれたシャトーが第一級並みのクオリティを持つことも多く、そんなシャトーたちがスーパーセカンドと呼ばれているのです。
シャトー・レオヴィル・ラスカーズもその一つです。繊細でありながら厚みを持つ、そんなワインで世界中のワイン愛好家たちに愛されています。
シャトー レオヴィル ラスカーズ 1997
— こみー (@mitsuo30jp) December 15, 2019
外観は非常に濃いガーネット。濡れた土、トリュフなどの熟成香が綺麗です。イチジク、ブラックベリーの複雑な果実味を強く感じ、酸味やタンニンは穏やかでシルキーな口当たり。ラスカーズはすごい。ボルドー王道系を突き詰めた素晴らしいワインだと思います。 pic.twitter.com/4mmrY7H5oM
サン・ジュリアンには「レヴィオル」という名がつくシャトーが3つあります。「シャトー・レオヴィル・ラスカーズ」「シャトー・レオヴィル・ポワフェレ」「シャトー・レオヴィル・バルトン」の3つで、全て同じシャトーをルーツにする第二級シャトーであり、レヴィオル3兄弟と呼ばれています。
フランス革命の後に分割された3つの畑は、それぞれが異なる歴史を歩み、個性を放つようになります。
ここで紹介するシャトー・レオヴィル・ラスカーズは、そんなレヴィオル3兄弟の長男と言われる存在です。19世紀末からはディロン家の所有となり、分割前の敷地の3/5の面積を所有していて、レヴィオル3兄弟の中でも最も広い畑となっています。
作られる赤ワインはレヴィオル3兄弟の中でももっとも繊細と評されていて、美しいアロマを放ちます。またただ繊細なだけでなく、複雑で豊か、奥深くもあり、完璧に近い形の調和があると評価をされています。
現在のオーナーはジャン・ユベール・ディロン氏が務めます。テロワールを尊重するという考え、そしてワインは食事中に消費されるものであるという考えのもと、研究を重ねてワインが作られます。
ワイン作りの考えはいたってシンプルで、「ブドウさえ良ければ特別なことをしなくてもいいワインが作れる」と言いながらテロワールを大事にします。醸造や樽熟成に関してもシンプルな工程が用いられていますが、樽の香りや熟成に負けてしまわないよう、ブドウの新鮮なアロマを保つようにブレンドが行われています。
ファーストラベルであるシャトー・レオヴィル・ラスカーズは、スーパーセカンドの筆頭で「サンジュリアンの王」とも呼ばれます。高いクオリティを持つ高級ワインで、1本に5万円以上の価値が認められています。
中には当たり年と言われる1996ヴィンテージなど、1本で10万円越えとなるようなボトルも存在しています。
エレガントなボルドー サン・ジュリアン、レオヴィル・ラス・カーズの クロ・デュ・マルキも美味しかった。素敵✨ pic.twitter.com/E6okUZfuxw
— シャルドネおじさん🍾 (@chardonnay_ojsn) March 13, 2020
シャトー・レオヴィル・ラスカーズには、「クロ・デュ・マルキ」というラスカーズとは別のワインが存在します。このワインは、現代のセカンドラベルの先駆けともなったワインとして知られています。
通常セカンドラベルは、ファーストラベルのレベルに満たないとされるブドウや、樹齢が足りない若樹のブドウを用いて作られることが多いです。しかしシャトー・レオヴィル・ラスカーズのクロ・デュ・マルキにはこのワイン専用の区画が設けられており、テロワールを表現することが追求されています。
ただのセカンドラベルというよりも、“シャトー・レオヴィル・ラスカーズのもう一つのワイン”というのが相応しいかもしれません。このワインはシャトー・レオヴィル・ラスカーズのスタイルを継承しながらも、また異なる味わいが表現されます。
濃厚な果実味に奥行きのある味わいと高い品質から、ボルドー格付け3~4級に匹敵するようなレベルだとも評されます。近年はセカンドではなく独立したワインとして扱われるようにもなり、ますますの人気を見せているような状況です。
そんなクロ・デュ・マルキのワインは1本1万円強ほどの価格で手に入れられることも人気の理由につながっています。
また、近年のセカンドラベルとしては2007年発表の「ル・プティ・リオン・デュ・マルキ・ド・ラス・カーズ」があります。シャトー・レオヴィル・ラスカーズは、メインの区画でも生産量のわずか30%しかラスカーズにしないほどのこだわりで、厳しい基準を設けています。
選定に満たないワインがル・プティ・リオンの名でリリースされます。シャトー・ラトゥールに隣接する畑のブドウを使って作られるワインは、ファーストラベルを思わせる豊かなアロマに緻密なタンニンで魅力を放ちます。
シャトー・レオヴィル・ラスカーズはお酒買取においても高額買取の対象となります。その理由としては、やはり第二級でありながら、スーパーセカンドとして高い価値が認められていることが挙げられるでしょう。
またシャトー・レオヴィル・ラスカーズは比較的晩熟なワインであり、飲み頃を迎えるまでに10〜15年程度かかると言われています。そのぶん古いヴィンテージに価値がつきやすく、過去のヴィンテージや当たり年ワインは高額取引されやすい傾向にあります。
シャトー・レオヴィル・ラスカーズの当たり年には、1982年、1990年、1996年、2000年、2005年、2009年、2015年、2016年などがあります。また1961年など、古いボトルの中にも非常に価値の高いものが存在しています。
これらの年代のワインは特に高額取引となりやすいです。なおラベル・エチケットの状態や、保存状態もワインの価格に影響してきます。綺麗な状態で保管されていたボトルであれば、数万円以上の価格での買取となることもあります。
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シャトー・レオヴィル・ラスカーズ 買取に関するスタッフからの一言
シャトー・レオヴィル・ラスカーズは、フランスのボルドーワインにおけるスーパーセカンドです。スーパーセカンドとはボルドー格付けが第2級でありながら、品質が1級に当たる5大シャトーに劣らない醸造所として位置付けられた存在を指します。そして、このシャトーは、レオヴィルという1つのシャトーが3つに分割され、そのうちの1つでもあります。そして、シャトー・レオヴィル・ラス・カーズを含めたこの3つのシャトーは、レオヴィル三兄弟と呼ばれ、高級ワインとして認知されています。