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世界最高峰のワイン産地のひとつといえば、フランスです。
しかし、近年ニューワールドと呼ばれるワイン生産国のワインが台頭。
その筆頭である、アメリカ・カリフォルニア州のワインはとくに優れた品質とブランド力で世界中のワインファンをうならせ続けています。
そんなカリフォルニアを代表するワインが、あの「オーパスワン」です。
ここでは、オーパスワンの基本情報や魅力、楽しみ方などを解説していきましょう。
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オーパスワンの基本的な情報について、下記にまとめました。
それぞれ解説していきましょう。
It is the precise coordination of our team that makes a seamless harvest possible. #opusone #harvest #teamwork pic.twitter.com/boifXOtei4
— Opus One (@OpusOneWinery) September 24, 2021
オーパスワンとは、アメリカ・カリフォルニア州のオーパス・ワン・ワイナリーで造られている赤ワインのことです。ワイナリーは、カリフォルニアきっての高級ワイン産地であるナパヴァレーに位置しており、毎年多くの観光客が訪れる名所としても知られています。
オーパス・ワン・ワイナリーが設立されたのは1978年で、アメリカとフランスにおけるボルドー風ワインを生み出すための合併事業として設立されたものです。
創始者は、シャトー・ムートン・ロートシルトのフィリップ・ド・ロッチルトとカリフォルニアワインの父と称されるロバート・モンダヴィであり、ファーストヴィンテージからワイン業界に大きな衝撃を与えたと、今もなお語り継がれています。
両者の夢が詰め込まれた一大ベンチャービジネスとして世界中で話題となったオーパスワン。その品質の高さと高級ブランドといった価値の高さから、世界中のワイン愛好家垂涎の品として認識されています。
オーパスワンといえば、その名が常に注目されています。オーパスワンとは、音楽用語のひとつであり、「作品番号1番」といった意味を持っています。
オーパスワンはフィリップ・ド・ロッチルトが名付けたとして知られており、同氏はボトルを交響曲、グラスワインをメロディに捉え命名しました。
そもそも、オーパスワンはカベルネ・ソーヴィニヨンを主体としたボルドーブレンドが基本となっており、フランスとアメリカの魅力をバランスよくミックスしたようなワインです。
まさに、この二つが奏でるハーモニーは交響曲のように美しく響き渡り、それが熟成によってさらに美しく磨かれていくといった魅力を持っています。
ちなみに、オーパスワンのボトルデザインも有名ですが、フィリップ・ド・ロッチルトとロバート・モンダヴィの横顔をイメージしたものです。
年代によってデザインなどを変化していなほか、一目見ただけでオーパスワンと理解できることから、コレクターにも人気のワインボトルとして知られています。
It was a memorable evening at Opus One as Comet NEOWISE made an exceptional debut.#opusone #comet #neowise #opusonemoments #rare #beautiful #stars #napavalley #oakville #wine #vineyards #timeandplace pic.twitter.com/qr3cdOraSa
— Opus One (@OpusOneWinery) July 23, 2020
オーパスワンの特徴は、カリフォルニアらしい果実味をもちながらも、フランスらしい繊細さと緊張感を持つ、バランスのよい味わいです。
収穫されるブドウは光学式選果機によって完璧に選別されるほか、じっくりと醸し作業が行われます。
さらに、オーパスワン独自の天然酵母を使用した後、さまざまなメーカーの新樽で17ヶ月以上の熟成を経て市場に出回るといった手の込んだ作りが特徴です。
自社畑の管理はもちろん、醸造についても一切の妥協のないクオリティ。カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー、カベルネ・フラン、プティヴェルド、マルベックなど、ボルドーの主要品種をカリフォルニアらしい配合で完璧にブレンドさせた、アメリカ最高峰の赤ワインといっても過言ではないでしょう。
Thirty-eight years ago, the first Napa Valley Wine Auction was held, exceeding everyone’s expectations. This inaugural event was momentous for Opus One, as a case of 1979 and 1980 was auctioned off for $24,000.
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Photos provided by Napa Valley Vintners. pic.twitter.com/NmVDt8M6kD— Opus One (@OpusOneWinery) June 21, 2019
オーパスワンを知る上で重要な、「歴史」について下記にまとめました。
順を追って解説していきましょう。
オーパスワンのビジネスを手掛けた一人が、上記でもお伝えしたフィリップ・ド・ロチルドです。フィリップ・ド・ロチルドは、フランス・ボルドーの5大シャトーのひとつ、「シャトー・ムートン・ロートシルト」の立役者であり、ワイン業界では知らぬ者はいない重鎮です。
シャトー元詰めといった革新的なアプローチを行ったほか、毎年のように有名画家にラベルデザインを依頼するなど、品質の良さだけでなく類い稀なビジネスセンスでも知られています。本記事で紹介しているオーパスワンだけでなく、世界中でワインビジネスを展開するなど、その手腕は今もなお一族に受け継がれているのです。
オーパスワンを成功へと導いたもう一人の創設者が、ロバート・モンダヴィです。カリフォルニアワインの父とも呼ばれる人物で、アメリカワインを世界クオリティの認知度に高めた功績は今もなお称えられています。
もともと同氏の両親はイタリアからの移民で、父親がワイン用ブドウの出荷に従事。1937年にロバート・モンダヴィが大学卒業後、父と弟と共にチャールズ・クルッグ・ワイナリーを購入。紆余曲折の後、1966年に「ロバート・モンダヴィ・ワイナリー」をオークヴィルに設立し、彼の伝説がスタートします。
従来のカリフォルニアワインとは違った醸造やブレンド、マーケティングなどで世界に魅力を発信し続けるなど、同国のワインの地位を高め続けました。
芸術文化への造詣も深く、1996年に「カリフォルニア州フェアライフタイム・アチーブメント賞」、NYソングライターズ・ホール・オブ・フェームから芸術後援者賞を受賞するなど、カリフォルニアになくてはならない人物としても知られているのです。
今回の #おがたん では、ワイン生産量全米一の「ナパバレー」に行ってきました。
日本でもナパワインをご存知の方も多いと思います。
1枚目の博物館の様な建て物は、#オーパスワン という高級ワイナリー。
ナパの看板やマーケットです。
お酒は20歳から。
??は21歳から。 pic.twitter.com/KCRfLpmP2W— Yudai Ogata 尾形 祐大 (@yudai_ogata7) September 18, 2017
オーパスワンが生まれた歴史は、1970年代に遡ります。当時、ハワイで会議が開催されていた中、フィリップ・ド・ロチルドとロバート・モンダヴィが出会います。
この頃、まだ自身のワイナリーを立ち上げて間もなかったロバート・モンダヴィですが、そのワイン造りへの情熱や芸術への熱い思いから二人はすぐに意気投合。
ボルドーブレンドで、アメリカ最高峰の赤ワインを造るといったベンチャービジネスを計画し、1978年にはオーパスワンを完成させたといった歴史があります。
フランスワインと新しい新世界ワインが対抗するのではなく、その魅力を組み合わせて他にない唯一無二のワインを生み出すといった夢は、彼らが出会った8年後、ついに叶えられたのです。
1984年に発売されたのは、1979・1980年ヴィンテージの赤ワインで、瞬く間に入手困難なワインとして話題に。
ワイナリーとしての歴史はまだ40年ほどの若さですが、そのキャリアと話題性、クオリティは間違いなく世界最高峰といって過言ではないでしょう。
オーパスワンをより楽しむための飲み方を下記に記しました。
それぞれ解説していきましょう。
オーパスワンは、ボルドー品種がブレンドされたカリフォルニアの赤ワインです。単一畑ではないものの、オークヴィルのテロワールを生かした統一感のあるバランスの取れた造りが特徴のワインを生み出します。
また、オーパスワンの魅力はさまざまなシリーズを手掛けておらず、シンプルにグランクリュでありオーパスワンはヴィンテージごとに製造しているところです。
そのため、そのヴィンテージごとの味の違い、ブレンドの違いをしっかりと理解できるところが魅力といわれています。
そこで、おすすめしたいのが熟成させてオーパスワンを楽しんでみるといった飲み方です。例えば、2016年ヴィンテージであれば、それを4本購入し、ワインセラーで1年ずつ熟成させながら飲んでみるといった形です。
大変贅沢ですが、同じヴィンテージを1年ずつ熟成させていった時の違い、味わいの良さを知ることで、よりオーパスワンの魅力を知ることができるのではないでしょうか。
オーパスワンは、大切な方へのプレゼントとして利用しやすいワインです。オーパスワンは、カリフォルニアきっての高級ワインとしても知られていますが、価格は5〜7万円前後です。
購入する店舗やヴィンテージによっても変わってきますが、これだけのクオリティでありながらこのコストパフォーマンスの高さは魅力的でしょう。
高級ワインとはいえ、あまりにも高額なワインだと受け取った相手もお返しに悩んでしまったり、もったいなくて抜栓できなかったり、何かと気を遣わせてしまいます。
一方、オーパスワンは高級ワインでありながら手頃な価格で手に入ることから、相手も気持ちよく抜栓し、素晴らしい一日を過ごすことができるのです。
いろいろなシチュエーションで使いやすいワインなので、ぜひ大切なあの人にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
オーパスワンを楽しむ際、ぜひ極上料理とペアリングさせて楽しみましょう。オーパスワンは、カリフォルニアワインですが、果実味や酸味が穏やかであり、タンニンも驚くほどシルキーです。
大変エレガントな味わいであることから、料理の邪魔をせず完璧なマリアージュを楽しむことができます。オーパスワンは、主に牛肉でも脂分が少ないものがよく、仔牛や仔羊など臭みの少ない肉類が合います。
お気に入りのレストランなどで、普段よりちょっと高級な肉を仕入れてもらい、BYOで贅沢に楽しまれてみてはいかがでしょうか。
オーパスワンは、上記でお伝えしたようにほかのシリーズをほとんど造っていません。しかし、唯一製造しているのがセカンドラベルの「オーヴァーチュア」です。
ここからは、おすすめのオーパスワンを紹介していきます。また、セカンドラベルであるオーヴァーチュアも紹介していくので、ぜひお気に入りのヴィンテージを手に入れてみてはいかがでしょうか。
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
オーパス・ワン・ワイナリー | カベルネ・ソーヴィニヨン79%、カベルネ・フラン7%、メルロ6%、プティ・ヴェルド6%、マルベック2% | 2012年 | アメリカ・カリフォルニア州 |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
オーパス・ワン・ワイナリー | カベルネソーヴィニヨン81%、 カベルネフラン7%、 メルロー6%、 プティヴェルド4%,、マルベック2% | 2015年 | アメリカ・カリフォルニア州 |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
オーパス・ワン・ワイナリー | カベルネソーヴィニヨン79%、カベルネフラン7%、プティヴェルド6%、メルロー6%、マルベック2% | 2013年 | アメリカ・カリフォルニア州 |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
オーパス・ワン・ワイナリー | カベルネ・ソーヴィニヨン77%、プティ・ヴェルド8%、 メルロー8%、カべルネ・フラン5%、マルベック2% | 2016年 | アメリカ・カリフォルニア州 |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
オーパス・ワン・ワイナリー | カベルネソーヴィニヨン80%、 プティヴェルド7%,、カベルネフラン6%、 メルロー5%、 マルベック2% | 2014年 | アメリカ・カリフォルニア州 |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
オーパス・ワン・ワイナリー | カベルネ・ソーヴィニヨン/カベルネ・フラン/プティ・ヴェルド/メルロ | 2009年 | アメリカ・カリフォルニア州 |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
オーパス・ワン・ワイナリー | カベルネ・ソーヴィニヨン/カベルネ・フラン/プティ・ヴェルド/メルロ | 2017年 | アメリカ・カリフォルニア州 |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
オーパス・ワン・ワイナリー | カベルネ・ソーヴィニヨン/プティ・ヴェルド/メルロ | NV | アメリカ・カリフォルニア州 |
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オーパスワンのような高級ワインの場合、当たり年と呼ばれるヴィンテージが存在します。そのため、ワインでも当たり年のものは高価買取になる傾向にあるためおすすめです。また、買取前には埃や汚れなどを取り除いていただくほか、良い状態でワインが保存されていることも高価買取のポイントになります。
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