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お酒・アルコールにはたくさんの種類があります。エリアや文化が違えば、製造されるものや愛され方も変わってきます。
今回注目する「東京都」では、いったいどのようなタイプのお酒が作られているのでしょうか?ここでは気になる東京のお酒事情を、おすすめボトルと共にご紹介していきます。
目次
東京都は言わずと知れた日本一の大都市です。江戸時代に幕府ができてからさまざまな産業や商売が発展していきましたが、お酒に関しても例外ではありません。東京のお酒文化は、江戸幕府の成長とともに広まっていきました。東京都にあまり日本酒のイメージはないかもしれませんが、実は今でも酒造も存在し、多彩なタイプのお酒が作られているのです。
ただし江戸幕府が生まれた当時は、日本の有名なお酒といえば灘や伏見など西のお酒が主軸でした。江戸にもちらほらと小さな酒造が地域ごとに存在していましたが、そのほとんどが清酒ではなくどぶろく・濁り酒のようなもので、西から回ってくる“下り酒”には敵わない存在であったと言います。
この流れを変えたのが、江戸時代中期に老中であった松平定信です。幕府が中心となり有力な酒造家を集め、土地を貸し与え日本酒造りを行いました。これをきっかけに江戸で良質な酒が生まれるようになり、江戸の酒文化が発展していきました。この時代は交通網なども発達したため酒が流通しやすくなり、みるみると日本酒が広まっていきました。
江戸に成長した日本酒の文化は明治時代にまで続きました。全盛期には現代でいう23区のエリアに、60以上もの酒造が存在していました。また23区エリアのほか水源の豊富な多摩地区も酒造りは盛んで、しっかりとした味わいの美味しいお酒が作られていたと言われています。今でこそ酒造数は減ってしまったものの、東京で誕生した酒造りの文化を守り抜いている酒造がいくつか存在しています。
東京は日本酒以外にもさまざまなジャンルのお酒が作られています。中でも最近注目を浴びているのが「クラフトビール」です。クラフトビールは大手工場ではなく、小さなブルワリーが手掛ける“手作りビール”のことを指します。1994年の酒税法改正をきっかけにブルワリーが増え、今では東京にたくさんのクラフトビール醸造所が誕生しています。
東京のクラフトビールはブルワリーごとに個性が異なっているのがポイントで、それぞれに味の特徴やこだわりがあるのを感じることができます。個性的な試みや最新技術を活かしたビールづくりを行うブルワリーもあるので、ぜひチェックしてみましょう。
東京都にはお酒造りを行う工場や酒造だけでなく、お酒を楽しめるレストランやバーが多いことも特徴に挙げられます。テレビや雑誌で取り上げられるような三つ星レストランや有名バーなどがあり、全世界から多くのお酒が集まっています。盛り上がる夜の街や歓楽街が多いことも、特別なお酒が集まる理由の一つに挙げられるでしょう。
東京に集まるお酒の中には、世界的に有名なワインやブランデーなどもあります。中には1本何百万という価値がするお酒も流通しています。自分では簡単に買えないレアなお酒や高級酒に出会える可能性があるというのも、東京ならではと言えます。
それでは実際に、東京にはどのようなお酒があるのかを紹介していきます。まずは有名な日本酒について、特徴や味わいを紹介していきます。
澤乃井は東京都で最も有名と言われる日本酒の銘柄です。造り手は青梅にある小澤酒造株式会社で、1702年創業の老舗です。
澤乃井の中でも高級な純米大吟醸ランクに該当するこのお酒は、酒米の王様である山田錦を50%まで丁寧に磨いた上で作られます。華やかで上品でありながらも芳醇さを感じるその味わいは、全国・全世界で愛され続けています。
江戸開城は東京港醸造が作る日本酒です。東京港醸造は港区芝にある酒造で、元々は幕末に酒屋や酒造業を営んでいた若松屋を前身としています。明治時代に廃業となった酒造が、100年の時を経て平成に復活したというお酒になります。お酒を作るタンクごとに酵母や製造方法を変えているブランドで、その都度出来上がるお酒に個性が表れているのがポイントです。
そんな江戸開城を原酒のまま瓶詰めしたこちらは、絶妙な香りの高さとフレッシュな口当たりでバランス良好です。キレ味や酸味もあり食事との相性も良いです。
多満自慢は東京の地下天然水を使い作られる、ザ・東京のお酒です。こちらは純米酒タイプで、無濾過のまま瓶詰めされているためお米の旨みをダイレクトに味わえるのが魅力です。
冷やしても燗酒にしても美味しく飲めるのが特徴で、飽きずに通年親しむことができます。特に冬場の熱燗がおすすめです。
金婚 純米吟醸 江戸酒王子は、東京都のお米であるキヌヒカリで作られるお酒です。酵母には江戸酵母を採用しているのも特徴です。
白ワインのような上品な酸味に果実酒のようなフルーティーさを持つお酒で、お肉や唐揚げ、中華など味の濃い料理にも合わせられる存在感があります。
嘉泉は昭和48年の発売以来、長年愛されてきたベストセラーのお酒です。東京都のお酒らしいしっかりとした飲み口が特徴的で、豊かな旨みもあります。
デイリーに親しみやすい特別本醸造のお酒は、どのような温度帯でも美味しく酒通にはたまらない1本となっています。
屋守は(おくのかみ)と読む日本酒銘柄です。純米吟醸 無調整生は、絞る際に一番味の良い部分だけを集めた中取りのお酒です。
生のままのお酒で非常にジューシーで、華やかな香りやキリリとした酸味もあります。しっかり味ですが後味はドライで飲みやすいです。
東京都と言えば、先ほど紹介したようにビールも外せません。ここからは東京都ならではのクラフトビール・ビール商品を厳選してご紹介します。
TOKYO BLUESは東京の名を冠したクラフトビールで、1863年創業の石川酒造が手掛けています。明治時代に一度着手していたビール作りを、100年の時をかけて再開させたという逸品になります。
音符の描かれたロゴボトルが印象的で、「この街を奏でる音楽のようなビール」といったキャッチコピーで販売されています。
多摩の恵は東京都の地下天然水から醸されるクラフトビールです。柑橘系の味わいを楽しめるペールエールを主軸に、期間限定品も含めると10種類以上ものビールを展開しています。
大手ビールにはないクラフトビールならではの旨みのある味わいが多く、今までビールを敬遠していた方にもお勧めできます。
東京クラフトは、サントリーが手掛ける東京のビールです。東京都・武蔵野にある天然水のビール工場にて作られています。
通年発売のペールエールのほか、ヴァイツェンなどの期間限定品が登場しています。おしゃれな雰囲気のビールで若い世代を中心に人気を集めています。
東京都といえば23区を中心とする都心部エリアの印象が強いですが、広い括りで見ると八丈島や小笠原諸島などの離島も含まれます。離島には独自の文化があり、いわゆる“東京”とは一味違ったお酒が作られています。
離島のお酒には日本酒のほか焼酎やラム酒などがあります。本土ではなかなか見かけることのできない珍しいタイプのお酒もあるので必見です。
小笠原ラムは小笠原諸島にて作られる、日本では数少ない国産のラム酒です。サトウキビを原料に作られるお酒で、高いアルコールと芳醇な力強さが印象的です。
ロックなどでそのままの味わいを楽しむほか、カクテルベースにもおすすめできる1本です。レアなお酒なのでお土産にもおすすめです。
八丈島は鹿児島から伝わった焼酎作りが盛んなエリアです。八丈島の焼酎は「八丈焼酎」や「島酒」といった名称で親しまれています。
こちらは麦タイプの焼酎で、麦チョコのような香ばしい香りを堪能できます。なお八丈島の焼酎は酒造によってタイプが違い、麦のほか芋焼酎やブレンドしたものも存在します。
ここまで紹介してきたように、東京のお酒はとにかくバリエーションが豊かです。種類が多いのはもちろんのこと、超有名銘柄もあれば、知る人ぞ知るレアなお酒も存在しています。
そして東京で作られるお酒たちは、日本国内だけでなく海外観光客からも人気を集めています。世界からの需要が高いお酒になるので、お酒買取でも高評価となるボトルが多く存在しています。
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東京はさまざまな文化が栄えてきた街で、お酒の種類もとにかくさまざまです。日本酒に限るとしっかりとした味わいのものが多く、キレ味抜群で飲み応えもあります。また日本酒以外では新進気鋭のブルワリーによるビールや、離島だけで作られる焼酎・リキュールなどにも人気が集まっています。「お酒が大好き」という方は、ぜひ東京都のお酒・アルコールに今一度注目してみてはいかがでしょうか。
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