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千葉県は房総半島に広がる県で、“元気半島”と呼ばれることもあります。さまざまな娯楽・レジャーが盛んなエリアであり、海にも山にも囲まれている非常に豊かな楽しみがある県として知られています。そんな千葉は作られるお酒もバラエティーに富んでおり、お酒好きにとっては注目しておきたいエリアの一つと言えます。
今回は千葉のお酒事情に触れながら、おすすめのお酒を紹介していきます。
目次
千葉県といえば、東京にほど近く、関東でも屈指の人気エリアとして有名です。大型のショッピングモールやディズニーランドのような有名テーマパークがあり、訪れる観光客も年間通して非常に多いです。そして都会的な一面がある一方で、千葉県は豊かな自然にも恵まれています。里山や海岸もあり、エリアごとに異なる魅力を感じることができます。
そんな千葉県では、知る人ぞ知る地酒から大手のビールまでとにかく色々なお酒が作られています。自分に合ったお酒を探しやすいエリアと言えるので、お酒が好きな方はぜひ千葉県のアルコールをチェックしてみると良いでしょう。
千葉県には現在40近くの酒蔵があります。これは全国でも数が多い方であり、千葉県は日本酒作りが盛んであると言えます。江戸の頃は200近くの酒造が存在していたと言われていて、千葉県では長くお酒造りが行われてきたということもわかります。現在も酒造数こそ減ってはいるものの、伝統的に続いてきたお酒造りは守られており、質の高いお酒を探すことができます。
そんな千葉のお酒は、大きく分けて6つのエリアで特徴が分かれています。
千葉県のお酒は食文化と共に成長してきたものも多く、海鮮に合わせて楽しめる淡麗辛口の味わいのものが豊富にあります。しかし辛口一辺倒ではなく、近年トレンドのフルーティーな日本酒や、個性派な日本酒も探すことができます。
千葉日本酒活性化プロジェクト「アク千葉」
千葉×日本酒=アクティブ
千葉の米(今年はSOL FARM 佐藤農園の千葉県産山田錦)、千葉の水で造る『千産千消』の酒造り、千葉の酒に出会ったすべての人が元気になることを願った活動
藤平酒造/福祝、木戸泉酒造、東灘醸造、飯沼本家/甲子、鍋店/仁勇 pic.twitter.com/0xHTddPPva
— 𝙂𝙐𝙄𝙇𝙏𝙔 (@55GUILTY) April 30, 2022
千葉県は県をあげて日本酒を成長させようと取り組んでいます。その一つが「千葉日本酒活性化プロジェクト」です。
これは“千産千消”をテーマに掲げたプロジェクトで、千葉のお米を使い、日本酒を作るということを目的としています。考えに賛同した千葉の酒造がいくつも集まり、千葉だけの自慢のお酒を作り上げています。
実は千葉県はお米の生産も盛んで、生産量では全国10本の指に入るほどです。千葉の酒米としては「総の舞(ふさのまい)」が有名で、このほか人気の山田錦や五百万石なども作られています。
千葉県は日本酒だけでなくビールの生産も盛んに行われています。生産量は47都道府県のうち6位で、全国でもトップクラスです。
これには千葉県に「サッポロビール千葉工場」があることが関係しています。千葉の工場では関東エリアに出荷される黒ラベルを筆頭に、多くのビールが製造されています。工場では黒ラベルを味わえる見学ツアーも実施しているので、千葉に訪れた際はぜひ足を運んでみることをおすすめします。サッポロビールの千葉ビール園ではビールのほか、ジンギスカンなどの料理も合わせて楽しむことができます。
また千葉県は大手メーカーのビールだけでなく、地ビール・クラフトビールづくりも行われています。日本酒同様にビールも非常に個性豊かで、しっかりとした苦味を感じるものから、フルーツを使った香り高いビールなども製造されています。
\ウイスキーとバーの街・かしわ/
千葉県柏市には、ウイスキーをボトリングする柏工場とブレンダー室があるぞい!竣工は1967年!当時、政孝の指示で切らずにいた木が今も通路にはみ出しておる!街にはバーが多くあり、洋酒フェスも開催されているんじゃよ!
▼フェスの模様https://t.co/CCto7pJnRG pic.twitter.com/M2zNvwfPC7— ニッカウヰスキー【公式】 (@nikka_jp) December 9, 2019
千葉県にはニッカウヰスキーの柏工場もあります。こちらは全国にあるニッカウヰスキーの施設の一つで、“総合パッケージング工場”となります。ここではニッカウヰスキーのウイスキーや焼酎、酎ハイなどが製品化されていきます。普段は見学ができませんが、時々「地域ふれあい感謝デー」といったイベントが催されることもあります。
柏がニッカウヰスキーゆかりの地であることから、柏市のふるさと納税返礼品にはニッカウヰスキーの人気ウイスキーが選ばれています。「ブラックニッカ」「ハイニッカ」などの人気ボトルを返礼品として受け取ることができるので、ふるさと納税を検討中の方はぜひチェックしてみてください。
総乃寒菊(ふさのかんきく)は明治16年創業の老舗である寒菊銘醸自慢のブランドです。千葉のお酒の中でも有名な銘柄で、フルーティーで飲みやすいことから幅広い層に人気を集めています。
寒菊の名を世に広めたのがこの“TRUE WHITE”のボトルです。年に1回だけ醸される特別な無濾過生原酒で、ライチのようなフレッシュなニュアンスを堪能できます。
OCEAN99も寒菊銘醸のブランドです。OCEAN99=九十九里浜のことで、蔵から近い九十九里浜の風土や季節感を表現することをテーマとしています。季節限定のお酒であり、時期によって「青海」「空海」「星海」「橙海」「銀海」「凪」といったボトルが限定販売されています。
アクアブルーのラベルが印象的な青海-Summer Sea-のボトルは、夏の限定酒です。りんごのような瑞々しさを感じる1本で、爽快なキレがあります。
仁勇は淡麗辛口で素直な吟醸香を楽しめるお酒です。適度なコクもあり、バランスに優れています。4合瓶で1,320円とコストパフォーマンスにも優れていて、デイリー向けの1本としておすすめしたい日本酒です。
特に冷やして飲むと、引き締まった印象になり美味しく感じます。飲み飽きしないのでリピートもしやすいです。
福祝は上総エリアの人気酒造、藤平酒造が手掛けるお酒です。程よく香りながらキレも感じられるという、千葉らしい上質なお酒です。デイリーに楽しめるのはもちろん、縁起の良いネーミングと優れた酒質で“ハレの日”にもふさわしいお酒となっています。
味わいは淡麗辛口で、食事との相性も抜群です。
長命泉(ちょうめいいずみ)は成田銘醸の人気酒です。この蔵元の井戸水は、成田山の参拝客に“長命延命霊力の水”と言われ人気を集めています。
評判になるほどの質を持つ水で醸されたお酒は、芳醇で豊かな味わいを誇ります。冷やしてすっきりと飲むのもいいですが、ぬる燗にして香りを楽しむのもおすすめです。
甲子は“きのえね”と読み、60年で一巡する十干十二支の第1番目を指します。飯沼本家の作る銘柄で、伝統技術を大切にしつつも若手の力と最新の設備で上質なお酒を作り上げているのが特徴です。
きのえねアップルはそんな甲子シリーズの一つで、リンゴをあしらったキュートなラベルが特徴です。りんご酒というわけではありませんが、“りんご酸”による爽やかな酸味と甘みが特徴的で、甘口好きの方や日本酒初心者の方にもおすすめしやすい1本です。
木戸泉は千葉県の老舗蔵が醸すお酒です。自然舞は“自然農法産米”という、無農薬・無化学肥料かつ植物性の堆肥しか使わずに育てられたお米で作られる、超自然派のお酒です。しっかりとした味わいのコクのあるお酒で、古酒のような香りや膨らみを感じることができます。
安房麦酒は南房総市にて作られる地ビールです。イギリスやドイツから輸入した高品質なモルトを使って作られるのが特徴で、濃度が高く本場の味わいを堪能できます。
ラインナップの中には定番ビールのほか、ブルーベリーエールなどのフルーツビールもあります。
ハーヴェスト・ムーンはディズニーリゾートのそば、イクスピアリという商業施設の4Fにある工房内で作られる地ビールです。バラエティに富んだラインナップで、お土産にもピッタリです。
単純に観光地のビールというだけでなく、ビールのコンペティションでさまざまな賞を受賞している実力派です。
房総ウイスキーは須藤本家が作る千葉の地ウイスキーです。自家製モルトにスコッチをブレンドしたウイスキーで、甘い香りと控えめなスモーキーさで飲みやすい仕上がりです。柑橘系フルーツを思わせるニュアンスで、ハイボールにしても美味しいです。
千葉県の美味しいお酒を知った後は、合わせるおつまみについても考えてみましょう。千葉には農産物・海産物ともに名物と言われるものが多くあります。特に「落花生」は有名で、落花生で作るおつまみ“味噌ピーナッツ”や“ゆでピーナッツ”などは注目です。ピーナッツ味のおやつやデザート、そのほかピーナッツの形を模したお土産なども展開されています。
また九十九里浜で取れるハマグリは、酒蒸しにすれば日本酒のおつまみに最適です。魚をたたいて作るなめろうも、房総半島を代表するおつまみとして人気が高いです。千葉のキレあるお酒やビールに、ぜひ合わせて食べてみましょう。珍しい海産ものなら、鯨ベーコンなども人気があります。
千葉県のお酒はマニアックな地酒から大手の有名酒まで幅広いものがあります。そんな千葉県のお酒を売りたいという方は、お酒に詳しい買取専門店を利用してみましょう。お酒に特化した買取専門店なら、千葉の人気酒をお得に現金に変えることができます。未開封ボトルを余らせてしまっているという方は、無駄にしてしまう前にぜひ査定の利用を検討してみてください。
どこへ相談すればいいかわからないという方は、「お酒買取専門店リンクサス」にぜひお問い合わせください。リンクサスは買取可能なお酒ジャンルの幅が広く、地酒から有名酒までさまざまなお酒を査定することが可能です。
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千葉にはさまざまなタイプのお酒があります。日本酒やビールを筆頭に食事に合わせやすいアルコールが多く、日常的に楽しめる銘柄も豊富に存在しています。
千葉のお酒をあまり飲んでこなかったという方も、ぜひこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
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