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ウイスキーは作られる場所や製法、原料、そしてブランドのこだわりで大きく味わいが変わってきます。飲みやすいデイリー向けのウイスキーをお探しなら、人気かつ売上も良いブレンデッドスコッチを選んでおけばきっと間違いはありません。
そこで今回はスコッチの人気銘柄である「グランツ」についてまとめてみました。定番品からレアなボトルまであるので、ぜひ目を通してみてください。
目次
そんなグランツを手がけているのは、グレンフィディックで有名なウィリアム・グラント&サンズ社です。創始者であるウィリアム・グラント氏自らがブレンダーとなり作ったウイスキーがきっかけで、グランツというブレンデッドウイスキーのブランドが誕生しました。
グランツは蒸留技師(The Maker)と樽職人(The Muscle)、マスターブレンダー(The Master)が一箇所で活動しているという唯一無二の特徴を持ちます。この職人たちは、それぞれの頭文字から“3つのM”と呼ばれます。
一流の職人たちが力を集結させて作るウイスキーは、個体差がなく常に品質を安定させており、低価格ながらも高クオリティでコスパが良いことで知られています。シングルモルトとは違い、強烈な個性がなく飲みやすいタイプのブレンデッドウイスキーなので、万人受けしやすく食卓や晩酌シーンにも採用しやすいです。
グランツのボトルをよく見ると、独特な三角の形をしているのがわかります。グランツのボトルが表す三角形には、ウイスキーに大事な「火」「水」「土」の要素が表現されています。
火は“石灰による直火焚き”、水は“良質な軟水”、そして土は“大麦とピート”を意味します。これは創始者で初代ブレンダーであったウィリアム・グラント氏が、グランツの製造において非常に大切にしていた考えと言われています。
グランツが現行のボトルになったのは1957年で、ボトルデザインが革新的だったことも人気の理由につながっています。ちなみにこのボトルはただ単純におしゃれであるというだけでなく、世界に輸出する際に積み重ねがしやすいという側面も持ち合わせています。
グランツには25種類以上ものウイスキー原酒が使われています。ウィリアム・グラント&サンズ社はスコットランドのスペイサイドやローランド、そしてアイルランドに複数の蒸留所を所有していますが、そのうち「グレンフィディック蒸留所」「バルヴェニー蒸留所」「キニンヴィ蒸留所」「アイルサベイ蒸留所」という4つの蒸留所で作られるウイスキー原酒がグランツのキーモルトになります。
グレンフィディックは中でも特に有名で、爽やかな飲み口が印象的なモルトです。バルヴェニーは芳醇でリッチな味わいであることが特徴で、ブレンドに入れることでウイスキーに奥行きが生まれます。
キニンヴィはライトなグレンフィディックと濃厚なバルヴェニーの中間のような性質があり、基本的にはブレンド用の原酒として作られています。そしてアイルサベイはほのかな甘みとスモーキーさが印象的なウイスキーで、いわゆるスウィートスモークと言われるようなものになります。
これらのウイスキー原酒から作られるグランツは、なめらかな甘みと華やかでフルーティーな印象、そしてほんのり香るスモーキーさで非常にバランスに長けています。なおグランツは樽熟成にもこだわりを持っており、さまざまな木樽を使用しながらウイスキーの熟成を進めています。
グランツ トリプルウッドは、グランツの数あるラインナップの中でも最もスタンダードとされる1本です。「ヴァージンオーク樽」のスパイシーさ、「アメリカンオーク樽」由来のバニラのような甘み、「リフィルバーボン樽」の濃厚でスムースなニュアンスがうまく調和しています。
口に含むと複雑でありながらもクリーンな印象で、熟した梨やサマーフルーツのような香りとモルティな甘さを体感できます。
グランツ トリプルウッド スモーキーは、定番品であるグランツ トリプルウッドをベースにピーテッドウイスキーを加えてブレンドしたものになります。
ピーテッドウイスキー由来の燻香、塩気のあるニュアンスに、フルーティーさやシトラスのような印象がプラスされていきます。
グランツ ファミリーリザーブはトリプルウッドが生まれる前の定番ボトルでした。現在はやや在庫が少なくなっているので、見かけることができたらラッキーかもしれません。
ドライでキレのある味わいで、シトラスや青リンゴのようなイメージです。炭酸で割ってハイボールにすることで、さらに爽やかさがUPです。
グランツ シェリーカスクリザーブは、樽熟成の際にシェリー樽を使用しているのが特徴です。高級ウイスキーの代名詞とも言われるシェリーカスクのグランツは、定番ボトルとはまた違った華やかさがあります。
風味が強く、なめらかでクリーミーな口当たりをしています。リッチな気分を堪能したい時におすすめの1本です。ただし日本未入荷のボトルかつ、すでに終売済みのため、見つけるのはかなり難しいです。
グランツ ラムカスクフィニッシュ
やまやでたまたま見つけた!
ロックで美味いやつ!#TWLC pic.twitter.com/KY0nZrXKxN— 下水道トキタ (@oiwai1) August 20, 2020
グランツ ラムカスクフィニッシュは、アメリカンオーク樽にてウイスキーを熟成した後、さらにラムカスクを使用しフィニッシュしているというものになります。およそ4ヶ月間をラムカスクの中で熟成させることにより、ウイスキーにラムレーズンやアイスのような甘いニュアンスが加わります。
こちらも日本未発売のボトルであるため、入手は困難です。
トリプルウッドと同じ、3種類の樽を使って作られる8年もののウイスキーです。熟成期間が長くなったぶん、香りや味わいに深みが増しています。
手頃でありながらリッチな味わいのウイスキーをお探しの方におすすめです。
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グランツの中でも、かなり長い期間熟成されている18年もののボトルです。ブレンドの中には酒齢18年以上の原酒のみが加えられています。
1万円未満で買えるリッチなウイスキーとして、ギフトやお土産にもよく選ばれています。さらに熟成期間の長い25年もののボトルなどもあるので必見です。
グランツ ディスティラリーエディションは、免税店で取り扱われている旅行者向け・お土産向けのグランツです。カーヴァン蒸留所で働いていた人たちへの敬意を込めて作られたボトルとも言われています。
モルトの甘いニュアンス、そして甘さをまとめる柑橘のような、すっきりとした味わいが魅力です。
sugisaki amatoさんから
いただいた
グランツ6年
エレメンタリー カーボンC
ハイボールで乾杯! pic.twitter.com/DlMwtSuRzi— のむあきパパ (@nomuakipapa) September 4, 2023
エレメンタリーシリーズは、グランツのうち元素名を冠したシリーズとなります。カーボンは炭素のことで、元素記号にすると「C」となります。
元素番号である6に合わせて6年熟成の仕上がりです。甘さと辛さが中立したような味わいで、ドライな後味を楽しめます。
グランツのエレメンタリーシリーズには、オキシゲンという8年熟成ボトルもあります。酸素(O)の名を冠するこちらのウイスキーは、酸素を減らした状態で蒸溜が進められているのがポイントです。
こちらはモルトを含まないグレーンウイスキーの扱いになります。通常のグランツとどのように違うのかを飲み比べてみるのも良いでしょう。
ここまでグランツのおすすめボトルを紹介しましたが、果たしてグランツのリアルな口コミや評価は一体どのようなものなのでしょうか?
ここからは実際にグランツを飲んだ人の口コミ評価について触れていきます。
グランツの青いラベルのを飲んでいる。昔は赤いラベルのしか無かったが、最近出たようだ。
金はない、かといって飲まないわけにもいかない、まずい酒はいらない、という人にはグランツをおすすめする。コストパフォーマンスに優れた銘柄。
— 夏井たかあき (@SOHO1point0) July 25, 2023
グランツ トリプルウッド スモーキー、久々に飲みます?!
スモーキーさも然ることながら甘みも絶妙?
この味でこの値段はコスパいいと思いますよ?#グランツhttps://t.co/JFdemJhXlH pic.twitter.com/jm0gVMjz10— CASK.BLUE (@CaskBlue) April 10, 2022
グランツの口コミ評価を調べてみたところ、「まずい」といったような口コミはほぼ無く、味に対して高い評価がなされているのがわかりました。高級ウイスキーのような感動の声は少ないものの、「価格が安い」「コスパが良い」といった点から人気が集まっているのが見て取れます。
味わいは非常にバランスがよく、ほのかな甘みや飲みごたえの良さなどが人気の理由につながっています。
グランツのオールドボトル、超美味しい。味がね、濃いの。グラスをクルクル回したら粘度が高い。匂いが楽しい。甘く柔らかく、鼻が抜けていく感じがいい。これは凄く良い買い物でした。祭ろう。酒棚の並びにたぬき様の神棚を作ろう。 pic.twitter.com/60dNrd8zxX
— ねこめ~わく (@VfFo7qFuD6Do7Zw) July 8, 2021
グランツは手に入りやすい、コスパの良いウイスキーとお伝えしましたが、一方で日本未発売のボトルやすでに終売したオールドボトルなども多く存在しています。ほんのりリッチなこれらのボトルは、グランツの数あるラインナップの中でも特に高い人気があります。
口コミを見ても、「オールドボトルが美味しかった」というような感想を多く見かけます。定番ボトルに飽きた方やリッチな味わいがお好きな方は、オールドボトルや未発売ボトルなどレアなグランツにトライしてみるのも良いでしょう。
グランツは比較的万能な飲み方ができるウイスキーです。特におすすめなのが、すっきりと冷やして飲む方法です。
氷を浮かべたグラスにグランツを注いだロックスタイルは、まろやかな口当たりで非常に飲みやすいです。氷が溶けていくにつれ、変化していく味わいを堪能することができます。
また自宅で飲む場合は、水割りや炭酸わり(ハイボール)でお好みの濃さに調節するのもありです。
「グランツを未開封のまま余らせてしまった」「コレクションしていたグランツを手放したい」といった方は、ぜひお酒買取専門店のウイスキー買取を活用してみましょう。買取サービスを利用することで、飲まないウイスキーをお得に現金化することが可能です。
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ウィリアム・グラント&サンズ社が手がけるブレンデッドウイスキー「グランツ」は、コスパの良さから今非常に高い人気を集めています。万能なウイスキーなので、水割りやハイボールなどさまざまなアレンジで楽しむこともできます。
実は定番ボトルのほか、日本未発売のレアボトルなども存在するのでぜひチェックしてみてください。
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