グラッパとブランデーの違いとは?おすすめ高級イタリア産等8選

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グラッパとブランデーの違いとは?おすすめ高級イタリア産等8選

PR: 2021/11/05
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グラッパおすすめ銘柄8選

グラッパというお酒をご存知でしょうか?グラッパはイタリアで造られる蒸留酒の一種で、よく食後酒として親しまれています。日本ではなかなか馴染みのない名称かもしれませんが、イタリアでの人気は高く、お酒ファンの中では大きな注目を集めています。
今回はそんな「グラッパ」について、ブランデーとの違いや味わいの特徴をまとめました。おすすめの銘柄やカクテルレシピも紹介しているので、ぜひ参考にご覧ください。
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グラッパとはどんなお酒?ワイン・ブランデーとの違いは?

グラッパとはどんなお酒?ワイン・ブランデーとの違いは?

グラッパはお酒の種類の一つです。ワインやブランデーのように、ぶどうを原料としたお酒となります。醸造したお酒に蒸留の工程を加えた「蒸留酒」であり、ブランデーに近いような存在です。
ただしブランデーと大きく違うのは、ぶどうの果実や果汁ではなく「ぶどうの搾りかす」を原料としている点です。またブランデーは主に白ぶどうの果汁のみが原料となりますが、グラッパでは白ぶどうだけでなく黒ぶどうも原料となります。
ちなみにブランデーは、蒸留方法や造り方がしっかりと定められています。例えばコニャックなら単式蒸留器を使った2段階の蒸留、アルマニャックなら連続式蒸留器でじっくりと時間をかけた蒸留が行われるのが特徴です。それに対しグラッパは、造り手によって蒸留方法が異なり、味わいやアルコール度数も非常に幅広いのが特徴です。グラッパの中にはアルコール度数30度前後の飲みやすいものから、60度に近いインパクトの強いものまであります。
このように、銘柄やシリーズによって大きく個性が異なるのがグラッパのポイントと言えるでしょう。非常に幅広い味わいを楽しめるため、飲み比べが楽しいお酒でもあります。

グラッパの歴史について

グラッパの歴史について

グラッパがいつ造られたかについては、明確なことはわかっていません。しかし10世紀ごろには、すでにヨーロッパ内でグラッパが流行していたと言われており、非常に歴史の長いお酒であることがわかります。
グラッパが誕生した理由には諸説ありますが、「ワインの代わりに造られた」という説が濃厚です。当時のヨーロッパではぶどうを原料としたワインが生産されていたものの、あくまでも上流階級が楽しむ贅沢品であり一般階級の人々はなかなか飲めませんでした。そこでワインを飲めない庶民たちが、ワインの搾りかすに水を加えた“ヴィネッロ”を蒸留し、造り出したお酒がグラッパの元になったと言われています。
そしてもともとワインの代用品であったグラッパが、歴史を経て生産技術が向上したことにより、一つのお酒としての地位を築いていきました。現在、日本ではまだまだ流通量が多くないものの、ヨーロッパを中心に食後酒として大きく愛されるようになっています。

グラッパの定義は?本場はイタリア?

グラッパの定義は?本場はイタリア?

グラッパの本場はイタリアです。本場イタリアでは、グラッパと名乗れるのはあくまでも「搾りかすを蒸留して造ったお酒」のみだと定められています。加水したもの、加糖して味を調整したものに関しては、グラッパを名乗ることができません。
後から加工をしたものに関しては、以下のような別の名称で呼ばれています。違いを区別するためには、まずは名称を確認してみると良いでしょう。

<名称によるお酒の違い>

  • ・グラッパ・・・ぶどうの搾りかすのみを蒸留して造ったお酒。イタリアで造られるもの
  • ・アクアヴィーテ・ヴィニカ・・・ぶどうの搾りかすを発酵させたのち、糖分を加えて再発酵させたもの
  • ・アクアヴィーテ・ディ・ウヴァ・・・搾りかすにワインを足してから蒸留したもの
  • ・グラッパ・アロマッティザート・・・グラッパにフルーツやハーブを足して香り・色をつけたもの

ちなみに搾りかすを使ったお酒の中でも、グラッパを名乗れるのはイタリア産のもののみです。EUのルールでは、イタリア産以外のものには以下の名称が付けられています。

  • ・トレスターブランド・・・ドイツ産
  • ・オルホ・・・スペイン産
  • ・マール・・・フランス産

産地が異なると、畑や作り手の違いから味わいも大きく異なります。どれが優れているかは個人の好みでも変わってくるので、飲み比べてみるのも楽しいかもしれません。

グラッパの種類を解説!熟成年数でどう変わる?

グラッパの種類を解説!熟成年数でどう変わる?

通常のブランデーは、蒸留後に長期熟成されるのが一般的です。オーク樽などを使って寝かせることにより、見た目が綺麗な琥珀色になり、味わいもまろやかでとろみのあるものに変わっていきます。
一方でグラッパは、必ずしも熟成されるわけではありません。樽熟成するものもあれば、熟成せずにそのまま瓶詰めされるものもあります。熟成されないグラッパはブランデーに比べるとまろやかさは減りますが、一方ですっきりとしたフレッシュ感を楽しめるのが特徴です。

<若いグラッパの特徴>

  • ・熟成されない、もしくはステンレスタンクやガラスでの熟成
  • ・見た目は無色透明
  • ・スッキリフレッシュな味わいで余韻も少なめ

 

<熟成グラッパの特徴>

  • ・ブランデーのように木樽での熟成
  • ・琥珀色で熟成年数が長いほど深い色になる
  • ・まろやかでフルーティー、樽特有の香りも
  • ・6ヶ月〜12ヶ月の熟成は「グラッパ・アッフィナータ・イン・レグノ」
  • ・12ヶ月〜18ヶ月熟成のものは「グラッパ・ヴェッキア」もしくは「インヴェッキアータ」
  • ・18ヶ月以上のものは「グラッパ・リゼルヴァ」または「ストラヴェッキア」

このようにグラッパは熟成させたもの・されていないものがあり、それぞれに特徴や名称が異なります。

グラッパ選びの4つのポイント

グラッパ選びの4つのポイント

グラッパにはさまざまな種類があることをお伝えしました。それではお気に入りのグラッパを探すためには、どのような点に注目すれば良いのでしょうか?
ここからはグラッパの選び方について、いくつかポイントを解説していきます。

1.アルコール度数で選ぶ

グラッパはアルコール度数が非常に幅広いです。自分の好みや飲み方に合わせた度数をチョイスしましょう。
例えば初めてグラッパを飲む方や強いアルコールに抵抗のある方には、低めの度数のグラッパがおすすめです。さほど高くない度数のものだと、30度前後のグラッパがあります。
強いアルコール感が好きな方や、ストレートではなくカクテルなどのアレンジに使いたいという方には高めの度数のグラッパがおすすめです。何かで割る場合は、少しずつグラッパの量を調節しながら好みのバランスを探してみましょう。

2.熟成度で選ぶ

グラッパの熟成度で選ぶ

先ほども述べたとおり、グラッパにはさまざまな熟成年数のものがあります。熟成で味わいや香りが変化するので、ぜひ年数にも注目してみましょう。
例えばストレートのまま飲む場合には、香り高くまろやかになる熟成年数の長いグラッパがおすすめです。同じアルコール度数でも、熟成年数が長くなるほどまろやかになり飲みやすさが増します。

3.香り・味で選ぶ

グラッパは原料となるぶどうの品種や香り付けの方法で、細かく特徴が分かれています。お気に入りの銘柄を見つけた場合は、ぜひ覚えておくと良いでしょう。基本的に若いグラッパの場合はフレッシュさが増し、熟成グラッパの場合は深みが増します
またグラッパの中には、フルーツ・ハーブを加えて風味を足したものもあります。強すぎるグラッパを和らげてくれるため、カクテルのような感覚で飲めると人気があります。

4.ボトルデザインで選ぶ

ボトルデザインで選ぶ

グラッパは人気の高いお酒です。そのためギフトにしても喜ばれるでしょう。ギフト需要でグラッパを選ぶ際には、ボトルデザインにも注目してみましょう。
例えばホームパーティーなどのちょっとした手土産なら、扱いやすくおしゃれなスレンダーボトルが人気です。コレクションでお酒を集めている方には、デザイン性のあるボトルが好まれます。ものによってはクリスマスツリーをモチーフにしたボトルもあるので、季節や用途に合わせて選んでみましょう。

グラッパのおすすめ銘柄8選

 

1.グラッパ・パリーリ・ディ・サッシカイア

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フレンチオークの樽で熟成した後、さらにイタリアワインで有名な「サッシカイア」に使用した樽で追熟させたグラッパです。長めの熟成による滑らかな口当たりと、奥行きのある味わいが特徴です。
アルコール度数:40度

2.白百合 内田葡萄焼酒(うちだグラッパ)

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甲州ぶどうの搾りかすで造った、和製のグラッパです。減圧蒸留方式を用いることで、余計な雑味がないマイルドでクリアな味わいに仕上がっています。個性的なボトルデザインと手の届きやすい価格で、ギフトとしても人気があります。
アルコール度数:40度

3.シボーナ グラッパ リゼルヴァ ラムウッドフィニッシュ


オーク樽で2年熟成後、さらにラム酒の熟成に使われていた樽にて2年追熟したグラッパです。ラム酒の樽を使用することで非常に個性的な香りに仕上がっており、スパイシーさとエレガントさを併せ持つ味わいに仕上がっています。後味や余韻も長く、贅沢感を味わえる1本です。
アルコール度数:44度

4.ルーチェ グラッパ

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フィレンツェの名門であるフレスコバルディ家と、イタリアで著名なグラッパの作り手であるポリ家がタッグを組んで生み出したグラッパです。フルーティーかつスパイシーなノートが特徴で、包み込むような味わいと複雑な芳香りを楽しめます。
アルコール度数:40度

5.ノニーノ グラッパ・リゼルヴァ・オット・アンニ

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1897年創業という老舗のノニーノ社が手がけるグラッパです。単一の畑でとれたぶどうの絞りカスから蒸留しこだわりの比率でブレンドしたグラッパは、8年の熟成を経て綺麗な琥珀色となめらかな味わいに仕上がっています。アプリコットやレーズンを思わせる濃厚で甘めなフルーツ香で、長めの余韻が楽しめます。
アルコール度数:43度

6.マローロ バローロ 9年


出来の良いヴィンテージであるバローロの「ネッビオーロ種」の絞りかすを原料としたグラッパです。バニラや煎ったアーモンドのような香ばしさの中に、リコリスやココアの風味を感じられます。フルボディながらエレガントさもあり、非常にバランスのよい味わいです。
アルコール度数:50度

7.ガラッティ グラッパ

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フルーティーで飲みやすいグラッパです。手頃価格であり、初めての方でも挑戦しやすいのが魅力です。ぶどうの甘さだけでなく渋みも味わえる大人味で、グラッパらしさを堪能できます。
アルコール度数:38度

8.ナルディーニ アクアヴィーテ・リゼルヴァ

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1779年からの歴史を誇る老舗グラッパメーカー、ナルディーニ家が誇る樽熟のグラッパです。ピノ・トカイ・カベルネ種の絞りかすを主に使用し、伝統的な蒸気釜を用いて蒸留しています。デリケートで調和の取れた香りで、オーク樽由来の樽香も堪能できます。
アルコール度数:50度

グラッパの楽しみ方・飲み方

1.ストレートで飲む


グラッパは主に食後酒として楽しめるお酒です。強めのアルコールなので、ビールなどのようにぐいぐい飲むのではなく、食事の後に少量のグラッパをゆっくり時間をかけて飲むと良いでしょう。食後のグラッパには、胃をスッキリさせてくれる効果も期待できます。
ストレートで飲む場合、熟成年数やアルコール度数による違いを一番感じやすいです。お気に入りのバランスのものを探してみましょう。

2.エスプレッソに混ぜる「レゼンディン」


グラッパの変わった飲み方として人気なのが、エスプレッソに組み合わせるレゼンディンという方法です。これは砂糖をたくさん入れたエスプレッソを最初に飲み、砂糖の残ったカップの上からグラッパを注ぎ、混ぜて飲むという方法です。エスプレッソの香りがつくことで、グラッパの味に奥行きが生まれます。砂糖による甘さもプラスされるので、甘いお酒が好きな方にもおすすめです。

3.見た目にも楽しめる「グラッパ・コン・モスカ」


グラッパ・コン・モスカも人気の飲み方です。こちらもコーヒーを合わせる飲み方で、ショットグラスにグラッパを注ぎ、コーヒー豆を3粒ほど浮かべた後、コーヒー豆に火をつけて飲むという方法です。
見た目にも楽しく、遊び心があります。

グラッパを使ったカクテルレシピ

 

<カフェ・コレット>

  • ・エスプレッソ1杯
  • ・グラッパ20ml
  • ・砂糖小さじ1杯程度

淹れたてのエスプレッソにグラッパと砂糖を注ぎ、軽く混ぜて完成です。コーヒーの苦味とグラッパの風味が調和したカクテルで、コーヒー好きの方にもおすすめです。

<グラッパ・ティー・カクテル>

  • ・紅茶1杯
  • ・グラッパお好み量
  • ・ミント
  • ・炭酸水

ミントと炭酸を使った、モヒートのようなカクテルです。まずはグラスにミントとグラッパを入れ、程よく潰した後に氷・アイスティー・炭酸水を注げば完成です。

<イタリアンスティンガー>

  • ・グラッパ:ミントリキュール=2:1程度

グラッパにミントリキュールを注いでステアすれば完成です。スティンガーのベースに使われるブランデーをグラッパに変えたもので、イタリアンなスタイルを楽しめます。甘めで飲みやすく、人気があります。

まとめ

イタリアを本場とするグラッパは、ぶどうの絞りカスから造られるちょっと変わった蒸留酒です。製法や飲み方が自由で、フランスワインやブランデーよりもカジュアルに楽しみやすいのが魅力です。
近年ではバーやレストランで提供されることも増えてきており、今まさに人気の高まっているお酒だと言えます。ぜひ気になった方は、グラッパをチェックしてみてください。

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