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「菊正宗」という日本酒銘柄を聞いたことがありますでしょうか?
菊正宗は兵庫県・灘を代表する日本酒で、全国区での知名度を誇ります。カップ酒から贈答用のお酒まで幅広く展開しており、樽酒や化粧品なども人気を博しているブラントとなります。
今回はそんな菊正宗の魅力に迫っていきます。人気の理由やおすすめラインナップなどを紹介しているので、ぜひ目を通してみてください。
菊正宗は兵庫県神戸市で作られるお酒です。いわゆる“灘のお酒”の代表ブランドで、日本全国にその名を轟かせています。製造元は神戸市にある菊正宗酒造です。
兵庫県の灘といえば、京都の伏見と並んで酒どころと言われる場所です。古くから日本酒作りが盛んで、さまざまな文化と共に日本酒が発展してきました。そんな灘のお酒は「男酒」と呼ばれる力強さを持つのが特徴で、酸味とキレを感じる辛口酒です。スッキリとした口当たりで飲みやすく、多くの日本酒ファンから注目を集めています。
灘のお酒がこのような性質になるのは、六甲山系の宮水という名水を仕込み水に使っているからです。宮水は中硬水で、リンやカルシウム、カリウムといったミネラルを豊富に含みます。栄養たっぷりの水でお酒の発酵が進みやすく、これが独特のキレ味を生み出すと言われています。
菊正宗もこの宮水を使用して作られており、まさに灘のお酒らしい、本格的で飲みやすい辛口に仕上がっています。料理の味を引き立てるような存在で、食中酒としても愛されています。
お次は菊正宗酒造記念館へ!
CSWで社長さんと記念館行きますと約束したのが叶い実現!🤝🏻
樽酒MFはその歴史と職人の技術を肌で感じられて、とっても面白かった!
記念館限定のお酒も多く、目が移ってしまうね🫣
お酒のご縁に感謝感謝です!#愛酒クリーム #日本酒 #灘五郷 #菊正宗 #百黙 #樽酒 #奉献 pic.twitter.com/K63mgNZhSZ— 日本酒大好きうつみん! (@w9w9_utsumin) June 20, 2023
菊正宗酒造が誕生したのは江戸時代の中期ごろです。創業は1959年で、現在は創業から360年以上が経っています。元々は材木商であった嘉納治郎太夫宗徳が酒造業に手を広げたことから歴史がスタートしました。
そんな菊正宗が有名になったのは18世紀末ごろのことです。18世紀末には、それまでは灘近辺だけで愛されていた日本酒が、流通の発展により江戸に運ばれるようになります。質の良い灘のお酒は“下り酒”と呼ばれ、江戸を中心に一気にブームを巻き起こします。菊正宗のお酒も、江戸を中心に多くの人に愛されるようになっていきます。
そして人気に後押しされる形で、お酒の品質もますます向上していきます。明治期には“良い酒を作る”という信念を掲げ、巨額を投じて先駆技術を採用します。この頃には「菊正宗」と言う名前も商標登録されます。そして明治以降は、海外に輸出を広げたり、宮内庁御用達を拝命したりと、さらなる発展を遂げるようになります。
なお昭和の中期・戦後ごろになると時代は甘口ブームになります。しかし菊正宗は、そこでも信念がブレることなく、辛口一筋の酒造りを行なっていました。こうした信念も世の中に認められ、辛口と言えば菊正宗、菊正宗といえば辛口酒と言うようなイメージが世の中に浸透していきます。近年にも「真・辛口宣言」を発表するなど、そのこだわりは今もなお続いています。
灘の酒蔵見学😃菊正宗で生酛(きもと)を試飲🍶 生酛は時間のかかる伝統的な手法。天然の乳酸を手作業で造る❗️山廃は明治時代に手間を一つ廃止した手法。今は人工の乳酸を使った速醸酛が多いとか😅生酛はありがたく飲まねば😆 #菊正宗酒造 #生酛 pic.twitter.com/ogQVV2rV9d
— 時のしずく (@pti0nZzz) November 2, 2022
菊正宗といえば“生酛造り”にこだわっているのもポイントです。生酛造りとは日本酒の製法の一つで、自然の力を利用した昔ながらの作り方のことを指しています。長い時間をかけて優良な酵母を育てていくのが特徴で、酒母は全て手作業で作られます。
生酛造りは手間が非常にかかるため、近年は採用する蔵が減ってきています。しかし菊正宗はあえて生酛造りを積極的に採用しており、上撰以上のレギュラー酒はすべて生酛造りで仕込まれています。
生酛造りにすることで、スッキリとしたキレがありつつも濃厚で味わい深い酒質のお酒になっています。余分な糖分を残さない生酛造りだからこそ、菊正宗らしい辛口の味わいが表現されているのです。
菊正宗が愛されるのにはたくさんの理由があります。ここからは菊正宗の人気の理由に迫っていきます
ここまで何度も説明したように、菊正宗は辛口がとても印象的なお酒です。辛口酒の中でも非常に綺麗な酒質をしており、爽やかな酸味とキレ味で非常にバランスが優れています。どんな食事にも合わせやすく、日常から贅沢をしたい日まで幅広いシーンで楽しむことができます。飲み飽きしにくい酒質であることも、人気の理由につながっています。
菊正宗といえば、樽酒を積極的に作っていることでも有名です。樽酒は酒を木樽に入れて数日間置いたもののことで、お酒に木の香りをつけているのがポイントです。菊正宗はそんな樽酒のトップシェアを誇っています。吉野杉製の本格的な樽酒のほか、樽酒を瓶詰めした家庭向け商品も展開しており、気軽に楽しめるようになっています。
中にはカップ酒やパック酒などもあり、コストパフォーマンスに優れた商品も多くあります。もちろん贈答品に向いている高級酒も展開があります。
ここからは菊正宗のおすすめ日本酒を紹介していきます。辛口酒がお好きな方、菊正宗が気になるという方は必見です。
こちらは火入れの回数を減らしたしぼりたてのフレッシュな純米大吟醸酒です。果実のような華やかな香りを持つお酒で、非常にリッチな印象です。菊正宗らしいキレの良い淡麗辛口で、料理にも合わせやすい仕上がりです。生貯蔵酒なので冷やして飲むのがおすすめです。
菊正宗の人気酒の一つである「純米樽酒」は、生酛造りの純米酒を吉野杉樽で貯蔵したというものです。ほんのり香る吉野杉樽の爽やかな香りが印象的で、淡麗辛口、喉越しも抜群に良いです。
モンドコレクションでも金賞を連続受賞するボトルで人気があります。スーパーやコンビニなどでも気軽に購入しやすく、デイリーにおすすめです。
菊正宗の特撰は、伝統製法で作られた王道の本醸造酒です。醸造アルコールが添加されたタイプであり、よりすっきりとした口当たりで食中酒として楽しみやすいのが魅力です。冷やから熱燗まで広い温度帯で楽しめるためオールシーズンに適しています。万能な食中酒をお求めの方に推したい1本です。
こちらも本醸造酒で、すっきりと雑味がない本格辛口の仕上がりです。喉越しがよく飲み飽きしない味わいで、菊正宗の良いところがしっかりと詰まっています。iTi(国際味覚審査機構)の優秀味覚賞において三ツ星を何年にも渡り受賞しており、実力派であることがわかります。一升瓶が2,000円台とコストパフォーマンスにも優れています。
巨人ファンのお得意様で、巨人が優勝すると日本酒の一斗樽を振舞うお客様がいるので、納品して来ました。
当店では、こういうお酒も取扱い出来ますので、お気軽にお問い合わせ下さい。配達も可能です。
菊正宗 本荷樽18リットル 36260円 pic.twitter.com/XeQNxUNT— コミュニティストア渋谷東3丁目店 (@community762) September 14, 2012
吉野杉製樽に詰められた、菊正宗自慢の樽酒です。本荷樽の姿をしている商品で、鏡開きや振る舞い酒、お祝い事などに活躍してくれます。72L・36L・18Lのタイプがあり、行事に合わせて容量を選ぶこともできます。樽に詰めてから10日〜14日目ごろが飲み頃です。
菊正宗 嘉宝は、菊正宗ブランドの中でも特に高級ランクのお酒です。特別栽培契約を結ぶ特A地区で採れる「山田錦」を使って作られた極上の純米大吟醸酒で、華やかで美しい味わいをしています。
2022年から通年販売が開始されていて、入手がしやすくなっています。特別な日のお酒におすすめです。
嘉宝蔵 雅も契約栽培の特A地区産山田錦を使って作られるお酒です。こちらは特別純米酒タイプで、濃厚辛口のフルボディな味わいです。普段の菊正宗とは一味違った味の厚み、コクを感じ取ることができます。化粧箱入り商品は贈答品にもぴったりです。
菊正宗の樽酒を気軽に味わえる紙カップタイプの商品です。180mlと気軽に飲みやすいサイズで、空容器はゴミ分別もしやすく安心です。カップは簡易ながらも広口になっており、樽酒らしい香りを存分に堪能できます。コンビニでも簡単に購入が可能で、アウトドアやお花見にもおすすめしたい商品です。
しぼりたての生のお酒を低温貯蔵しパック詰めした商品です。詰める際だけ加熱処理がされており、まるで新酒のようなフレッシュさを味わえる工夫が実現されています。特許出願中の新酵母「キクマサHA14酵母」が使われており、普通酒でありながらまるで大吟醸のようなフルーティーさを味わうことができます。
セセシオン豊潤しぼりたては濃厚甘口・低アルコールタイプの日本酒です。ジューシーな巨峰やプラムを思わせるフルーティーな味わいで、菊正宗らしい青みのある清涼感も感じられます。辛めの日本酒や強いアルコールのお酒が苦手という方にも飲みやすい仕上がりになっています。デザートや濃厚なチーズと相性がよく、食後酒としても楽しむことができます。
菊正宗のキリリとした辛口の味わいは、「冷や」の飲み方と相性が抜群です。飲み方に迷った方は、まずは冷やして飲んでみましょう。特にしぼりたて純米大吟醸酒などは、ほんのりと冷やすことでその魅力を発揮しやすくなります。
一方で熱燗派、ぬる燗派という方は、純米酒や本醸造酒、普通酒などのお酒を選ぶのがおすすめです。温めることでコクが増し、生酛造りらしい味を堪能しやすくなります。
菊正宗 ご当地おつまみのまぐろホルモンを昨日食べました〜美味しかったです❣️今日は焼きチーズを🧀買って帰りました😍レモネードサワー🍋も買ったから一緒に食べるのが楽しみ🥰カップ酒と合わせたら結構な男前だったな💁♀️ pic.twitter.com/04nql1WBb5
— 幸田酒店 (@kamatakohda) August 16, 2020
菊正宗は食中酒にも相応しい味わいで、比較的どのようなタイプの食事でも合わせやすいです。お好きな食事やおつまみに合わせて、ぜひマリアージュを楽しんでみましょう。
なお菊正宗ブランドからは、「ご当地つまみの旅シリーズ」というおつまみ商品も多数リリースされています。レトルトパウチ商品でお手軽に食べられるので、おつまみに迷ったらぜひこちらもチェックしてみましょう。
菊正宗は360年以上歴史が続く老舗の蔵で、兵庫県・灘を代表する辛口が自慢のお酒です。デイリー向けのお酒からリッチな純米大吟醸酒まで広いラインナップがあるので、ぜひお気に入りを探してみましょう。特に「樽酒」シリーズは人気があり、コスパにも優れているのでおすすめです。
そして菊正宗のお酒には、本荷樽の製品や化粧箱入りタイプのお酒もあります。お祝い事や贈答品にもぴったりなものがあるので、ぜひこちらも合わせてチェックしてみましょう。
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