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「ランブルスコ」というお酒の種類をご存知でしょうか。
こちらはイタリアワインの一種で、微発泡で軽快な味わい、そしてコスパの良さから世界各国で愛され続けています。
日本でもレストランやスーパーなどで気軽に見かけることができるので、ワイン初心者にもおすすめできます。今回はそんなランブルスコについて、種類やオススメのボトルを紹介していきます。
目次
ランブルスコはイタリアのエミリア・ロマーニャ州を中心に作られるスパークリングワインです。軽やかな口当たりであり、しかもフルーティーであることから飲みやすいと人気を集めています。
なおランブルスコとひとことで言っても、その種類は非常にさまざまです。ランブルスコはブドウ品種の総称であり、ランブルスコの中にも色んな種類のブドウが存在しています。品種が変わると味わいも変わってくるので、違いを知っておくとお気に入りの1本を選びやすくなります。
一般的にランブルスコといえば赤ワインが多いですが、中には白やロゼとして作られているものも存在します。また味わいも甘口から辛口までバリエーションがあるので、ぜひ飲み比べてみてください。
ランブルスコは糖分が残った状態で、発酵を止めて作られるのが基本です。そのため赤ワイン特有の苦味や渋みを感じにくく、フルーティーで飲みやすいです。また発酵を途中で止めているため、一般的な赤ワインに比べ度数がやや控えめなものが多く、ワイン初心者や女性の方でも親しみやすいのが特徴です。赤ワインの一般的なアルコール度数は14%程度ですが、ランブルスコの場合はアルコール度数8〜11%前後で作られています。
こうした製法で作られるランブルスコは料理との相性もよく、メインディッシュからデザートにまで幅広く合わせることができます。食前酒として採用したり、味の濃いイタリアンに合わせたりすることも可能です。実際に飲食店の中にもランブルスコを取り扱っているお店は多いです。どんなワインを選んだらいいかわからないという時に、ランブルスコは一つの選択肢となるでしょう。
またランブルスコのワインはお手頃価格のものが多いのもポイントです。これにはランブルスコ種のブドウが栽培しやすく、しかも一房にたくさん実がなるという性質を持っており大量生産できるということが関係しています。ランブルスコのワインの中には、一本1,000円ほどで購入できるものもあります。「カルディ」や「コストコ」といったショップや、「サイゼリヤ」などのカフェレストランでも取り扱いがあるので、ぜひ機会があれば挑戦してみましょう。
ランブルスコにはたくさんの種類があります。ランブルスコと言われるブドウだけでも100種ほどあるので、全てを把握するのはなかなか難しいかもしれません。
ここからはランブルスコの中でも、押さえておくべき3つを紹介していきます。
ランブルスコ サラミーノがサラミに合わない理由が見当たらない… pic.twitter.com/3je9sCVYhm
— 中塚 龍雄 (@TatsuoNakatsuka) September 8, 2020
「ランブルスコ・サラミーノ」のワインは、ボディ感と果実味のバランスに優れた味に仕上がります。ソルバーラのようなエレガントさとグラスパロッサのようなふくよかさをどちらも持ち合わせていて、食事に合わせやすいのが特徴です。
ちなみにサラミーノというネーミングは、ブドウの房がサラミのような長い筒状であることから付けられています。
表記 | 味わい |
---|---|
セッコ(Secco) |
|
セミ・セッコ(Semi Secco) |
|
アマービレ(Amabile) |
|
ドルチェ(Dolce) |
|
ランブルスコの中には甘口のものから辛口のものまであります。味わいはラベルに書かれているイタリア語で判断できるので、ぜひチェックしてみましょう。味わいの表現には「セッコ」や「セミセッコ」、「アマービレ」、「ドルチェ」などがあり、含まれる糖分の量が変わってきます。
キリリとした印象の味が好きなら、セッコやセミセッコと書かれたものを選ぶのがオススメです。辛口のランブルスコは、ピザやミートソース味、そのほか肉料理などしっかりとした味付けの料理と相性が抜群です。
一方で酸味や辛味が苦手なら、ドルチェやアマービレと書かれたものを選んでみましょう。甘みの際立つ味わいなので、生ハムなど塩気のあるおつまみとぜひ合わせてみてください。
こちらは100年以上の歴史を誇る、カザーリ・ヴィティクルトーリのランブルスコです。自社畑と契約農家のブドウのみを使用したハイクオリティな品で、ほんのりと贅沢を感じたい日におすすめです。
こちらはアマービレと呼ばれるやや甘口の赤ワインで、美しい酸となめらかな舌触りが印象的です。
こちらはランブルスコとしてはやや珍しい白ワインタイプのボトルです。アルコール度数が7.5%と控えめで、すっきりと爽やかで飲みやすいです。
ほんのりとした甘口で、ワインの酸味が苦手な方にもおすすめできます。
1,000円前後の価格で購入しやすいランブルスコです。定番の中甘口タイプで、どんな料理にも幅広く合わせることができます。
コンビニやスーパーで取り扱われていることも多く、入手がしやすいのもポイントです。
カビッキオーリはランブルスコの本場イタリアで多くのファンに支持される作り手です。こちらは甘口タイプのランブルスコで、イチゴのようなソフトな甘みを堪能できます。
初心者でも飲みやすい味わいで、スパークリングワインの入り口としてもおすすめです。
フルーティーな中に軽いタンニンを感じられるランブルスコです。エレガントな味わいで、イチゴのようなニュアンスも楽しめます。
特に生ハムやチーズとの相性がよく、このほか食前酒としても飲みやすいです。ライトなボディなので、スイスイと飲めてしまう印象です。
ちなみにドネリのランブルスコには、アウトドアシーンで飲みやすい缶タイプもあるのでぜひチェックしてみましょう。
優れた作り手として名を馳せるメディチ・エルメーテが手がけるランブルスコです。辛口の味わいで食事に合わせやすく、繊細な泡と美しいルビー色で食卓に彩りを与えてくれます。
フレッシュブルーベリーやカシスなどを思わせるアロマで、レーズンのような果実感やタンニンも感じられます。ミディアムボディで飲みごたえも十分で、リッチな時間を味わいたい方におすすめです。
カンティーナ・ディ・ソリエーラはメディチ家が所有、複数の生産者が集まる協同組合ワイナリーです。こちらは安価でありながらも質が高く、コスパの良いランブルスコとなっています。
ソルバーラ種で作られるエレガントな辛口の味わいで、海鮮系の料理に合わせやすいです。もちろんイタリアンのお供にもぴったりです。
クリーミーできめ細かな泡のやや甘口なランブルスコです。コクのあるランブルスコとして評価の高いグラスパロッサ種を使っており、いわゆる高級ボトルとなります。甘口でありながらもアルコール度数が11.5%とランブルスコにしては高く、飲みごたえもしっかりと感じられます。
赤いベリーのフルーツをギュッと詰め込んだような、すっきりと爽やかでありながら甘やかなランブルスコです。サントリーが輸入元となって発売しているため、非常に手に入れやすくコスパにも優れたボトルです。
赤いラベルのボトルデザインも人気で、映える1本として注目を集めています。
ハートを模したデザインとおしゃれな様相のボトルで人気の高い甘口ランブルスコです。イチゴやイチジク、スミレを感じさせるアロマで“大いなる情熱”と表現されています。
甘みの中にランブルスコらしい酸味もあり、バランスに長けた一本です。ピザやフルーツに合わせるのにおすすめです。
低温調理器で鶏レバーのコンフィを作りました!まさにクリーム!合わせたのはイタリアのランブルスコ!泡の赤ワインが初夏の暑さをチルアウトしてくれました! pic.twitter.com/6xAxaqdg13
— Soothing kitchen (@Soothingkitche1) July 2, 2023
ランブルスコは熟成感を堪能するような赤ワインとは違い、フレッシュな微発泡をカジュアルに楽しむ飲み方がおすすめです。温度は4〜8℃前後がおすすめなので、飲む前に半日ほど冷蔵庫にて冷やしておくと良いでしょう。
なおセッコなど辛口タイプのランブルスコの場合は、温度をわずかにあげても良いかもしれません。10℃くらいにしておくと、渋みや苦味を感じにくく、飲みやすくなります。
ランブルスコはシャンパンのような微発泡性のワインですが、シャンパンと同じ細いグラスを利用するよりも、赤ワインや白ワイン向けのグラスを使って飲むことをおすすめします。特に甘口タイプのランブルスコや赤ワインタイプのランブルスコは、ボウル部分がやや膨らんだグラスが良いでしょう。
ほんのりと膨らみのあるグラスを利用することで、微発泡の中にある飲みごたえやコク、香りを堪能しやすくなります。
またグラスを新調する場合は、リムの薄いものを選ぶのがおすすめです。リムが薄いとグラスが唇に触れる感覚が少なくなるので、ランブルスコの滑らかさをより一層楽しみやすくなります。
ワインのようなアルコール類は、買取査定で値段がつくことが多いです。なぜならアルコール類には賞味期限が定められていないことが多く、ジュースなどに比べ飲み頃が長いと言われているからです。ワインの中には何年も日持ちするようなポテンシャルを秘めているものもあり、中には古いからこそ高値で売れるようなものも存在しています。
もし未開封のワインやシャンパンが余ってしまったのなら、無駄にしてしまう前に「お酒買取査定」の利用を検討してみてください。お酒買取査定なら、不要になってしまったワインもお得に現金化することができます。
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ランブルスコは比較的カジュアルに楽しめるワインです。微発泡性の赤ワインが基本ですが、実は白やロゼとして作られているものもあります。そんなランブルスコはブドウ品種によって特徴が違い、甘口から辛口までさまざまなタイプのランブルスコが存在しています。
ランブルスコが気になるという方は、ぜひ実際に飲み比べてお気に入りを探してみてください。1本1,000円程度で気軽に買えるボトルもあるので必見です。
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