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ウイスキーが好きな方なら、一度は耳にしたことがあるブランド「ザ・マッカラン」。スコッチウイスキーの中でも特に人気が高い銘柄であり、高級ウイスキーの代名詞ともなっています。
当然、日本国内でも評価の高いブランドであり、さまざまなボトルが流通しています。実はお手頃価格で挑戦できる定番品から、希少価値が高くプレミア化しているボトルまで存在しています。
今回はそんなザ・マッカランの中から、「ザ・マッカラン レアカスク」にフォーカスを当てて紹介していきます。
「マッカランレアカスクってどんなウイスキー?」
「定価や価格について知りたい」
目次
まずはザ・マッカランがどんなウイスキーなのか、いま一度その魅力について触れておきましょう。
ザ・マッカランはスコットランドにて作られるシングルモルトウイスキーです。スコットランドの中でも、スペイサイドという地方にて作られています。
スペイサイドはスコットランドの中でも、ウイスキー作りにもっとも適した土地と言われています。ミネラル豊富な水やウイスキーの原料となる良質な大麦が多いエリアであり、ここには50を超える数々の蒸溜所が密集しています。そんなスペイサイドモルトの中でも、もっとも有名と言えるブランドがマッカランです。
スペイサイドのモルトは、優雅な香りと果実のような繊細かつ華やかな味わいが特徴的です。ウイスキー初心者の方でも親しみやすい味わいのものが多く、世界各国で愛されています。
ザ・マッカランはまさしくスペイサイドモルトの王道と言える作りであり、非常に華やかで香り高いウイスキーとなります。優雅な味わいは高級車に例えられ、「シングルモルトのロールスロイス」とも呼ばれています。
マッカランの多くはシェリー樽熟成のウイスキーであり、シェリー樽由来の複雑で豊かな味わいが魅力となっています。数あるスコッチ蒸溜所の中でも特に小さな蒸留釜を使ってウイスキーを作るのも特徴であり、その影響からか味わいは凝縮されていて濃厚です。
そんなマッカランは歴史が長く続く老舗でもあり、これまで数々のボトルをリリースしてきました。「ザ・マッカラン12年シェリーオーク」のような定番ボトルもあり、現在はサントリーが販売を手がけていることも影響し日本には多くのボトルが流通しています。
異なる樽のヴァッティングであるため年数表記はありませんが、長熟原酒を使っていることから深い味わいが楽しめる作りになっています。希少な樽の原酒も多く含まれるため、“レアカスク”という名が付けられています。
一般的に多く流通しているマッカランの定番品はシンプルな「シェリーオーク」のシリーズ、2種類のシェリー樽をヴァッティングさせた「ダブルカスク」、バーボン樽を含め3種類の原酒を使う「トリプルカスク」のシリーズなので、比較すると16種類のシェリー樽原酒を使うマッカランレアカスクがいかに特別なものであるかが分かります。
当然ながら一般的なマッカランよりも高級品という位置付けであり、味わいも贅沢なものになっています。
香りはレーズンやチョコレート、バニラを思わせるラグジュアリーなものであり、味わいはとても上品で複雑ながらも心地よい印象です。余韻は非常にリッチで長く、ドライフルーツのような甘さの中に絶妙なスパイシーさも現れバランスに長けています。
ザ・マッカラン レアカスクは、日本にも多く輸入されていてサントリーから公式発売されています。ただし生産量は多くなく、あくまでも数量限定品という位置付けで販売されています。
基本的には年1〜3回のペースで製造されていて、バッチ1、バッチ2、バッチ3といったようにバッチナンバーが付けられ販売されています。入手が困難というほど量が少ないわけではないものの、生産量の少なさから定価そのものが高額になっています。
ザ・マッカラン レアカスクは名前が同じに見える商品であっても、発売時期や時代とともに味わいが少しずつ変わっているとされています。ザ・マッカラン レアカスクの初登場は2015年であったため、今ではさまざまなザ・マッカラン レアカスクが市場にリリースされています。
あまり良い状況ではない
世の中ですが、嬉しい事もあり、
これから楽しもうという
意味も込めて、マッカラン レアカスクを
開栓しました。ある方よりオススメいただいた
ツヴィーゼルのハンドメイド
ザ・ファーストに
最初に注ぎたいボトルでした。………最高✨✨#TWLC pic.twitter.com/KFhgaa8sig
— creak (@creak191z) January 7, 2021
ザ・マッカラン レアカスクの評価を調査してみました。
マッカランのレアカスクは、「素晴らしい」「美味しい」と高評価されているボトルです。特に香りの高さ、濃厚さに定評があることがわかります。
飲むスタイルとしてはストレートが人気ですが、加水することで甘さが際立つという点も人気のポイントになっています。
高級ウイスキーであるためグラスにこだわって飲んでいる方も多く見受けられます。リムが薄くステムのついたグラスで、香りを楽しみながら飲むスタイルが人気です。
通常のザ・マッカラン レアカスクには赤白のラベルが採用されていますが、ザ・マッカラン レアカスク ブラックは名前の通り黒色が目印になっています。ボトルごと黒い見た目であり、特別なウイスキーであることが一目で分かります。
ザ・マッカラン レアカスクは先ほども述べたように「30年以上の原酒を含む16種類の原酒」で作られています。これに対しザ・マッカラン レアカスク ブラックには、さらに貴重とされる1945年ごろの原酒が使用されています。
戦後にあたる1945年ごろの原酒は、マッカランとしては非常に珍しいピートを炊いた作りであり、この原酒が含まれるザ・マッカラン レアカスク ブラックはほのかにスモーキーな香りが漂うことが特徴です。ただしスモーキーといってもアイラモルトのような強い煙さはなく、非常に滑らかで美しいマッカランらしい仕上がりです。
原酒およそ100種類の樽からボトリングされていると言われていて、マッカランの本気と実力、そして長い歴史を感じさせる構成です。
ザ・マッカラン レアカスク ブラックは、ザ・マッカラン レアカスクが登場した2015年ごろ空港免税店向けに登場していたボトルです。
免税店でしか買えないということも相まって、マッカランの中でも入手が困難なボトルという位置付けです。当然ながら流通価格は、かなり高騰しています。
なおマッカランは、定期的に免税店限定のレアなボトルをリリースしていることでも知られます。それぞれ個性の溢れる味わいで、コレクター需要も高い1本となっています。
マッカラン レアカスク ブラック
このマッカランは、マッカランなのにピートを感じる珍しいやつ。
これの原酒は第2次世界大戦中から戦後の一時期だけ造られた超貴重なモルト原酒。
麦芽を乾燥させる石炭の代わりにピートを使用していたからピートが効いてるらしい。めちゃくちゃ高い。#STVNバーレポ pic.twitter.com/TavfQdU6su— すてぶん@GinHolic (@otrn_stvn) June 3, 2023
ザ・マッカラン レアカスク ブラックの口コミ評価を調べてみました。
レアカスクブラックはアルコール度数は48%と高いものの、それを感じさせない作りで非常に評価が高いです。「滑らか」「熟成感を感じる」という声が多く、年数表記がないボトルでありながらも18年ものより高い評価が見受けられます。
一方で希少性があまりにも高すぎるせいで、「コスパが悪い」「めちゃくちゃ高い」というような声もあります。高値を出してでもリッチなウイスキーが楽しみたいという方向けのボトルになるでしょう。
ザ・マッカラン レアカスクの定価は、700mlで40,500円(税抜)です。オーソドックスなザ・マッカラン12年の価格は12,500円(税抜)、ダブルカスク12年の場合は9,040円(税抜)なので、比べるといかに高級品であるのかが分かります。
なおこの価格は2024年4月より値上げとなっています。それまでは35,200円(税抜)であったものの、およそ15%の値上げが行われ、4万を超える価格となりました。
流通品もほぼ同じ価格であり、ネットショップなどを見ると4万円前後で探すことが可能です。一方で並行輸入品や中古ボトルを探すと、3万円台で手に入るものもあります。
免税店限定リリースで希少なレアカスクブラックのボトルに関しては、日に日に高騰している状況です。販売するショップによって価格は変わりますが、中古ボトルでも7〜9万円前後の価格が付けられていて、ショップによっては10万円越えの価格に設定しているところも見受けられています。
特にレアカスクブラックに関しては、数年前よりも価格が上がっているので注意しましょう。ここ最近はレアウイスキーの人気向上、そして輸入にかかるコストの高騰などの影響から、ザ・マッカラン レアカスク ブラックのような希少なウイスキーの価格が上昇傾向にあります。
マッカランといえば、終売品や旧ボトルが高騰していることでも知られています。
ザ・マッカラン レアカスクに関しては、2024年時点では終売はしておらず、正規価格で購入ができます。ただしバッチナンバーの古いボトルや数年前のボトルに関しては、同じものが手に入りづらいことから「終売品」として高騰した価格で販売されているケースも見受けられています。
また歴史の長いマッカランには、同じ名前であってもデザインが異なる旧ボトル(旧ラベル)の商品なども存在します。このような終売ボトルや旧ボトルはコレクターからの需要が高く、高値がつきやすい傾向にあります。
「長年コレクションしていた」「昔プレゼントでもらった」というような未開封ボトルが、高値で売れるケースもあります。飲まないマッカランをお持ちの方は、ぜひお得なお酒買取査定の利用も検討してみましょう。
お酒買取査定店のリンクサスでは、ただいまマッカランシリーズの高価買取を実施しています。「ザ・マッカラン レアカスク」シリーズについても、業界最高水準の価格で買取り可能なのでぜひご相談ください。
リンクサスはお酒に特化した買取店で、査定はお酒に詳しいプロのスタッフが行います。市場での人気度合いやレアボトルの価値についても踏まえた上で高値をお付けしますので、ぜひお任せください。
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複数の樽の原酒から作られるザ・マッカラン レアカスク。中には30年以上熟成の希少な原酒も含まれていて、その味わいは格別です。
そんなマッカランレアカスクは、非常に評価が高く、高値で取引されるボトルにもなります。限定品のレアカスクブラックというボトルもあるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
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