ペリエジュエとベルエポック価格等の違い。グラスとおすすめ種類9選

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リッチな飲み物として、乾杯シーンなどで幅広く愛されているシャンパン。中でも上質な畑のブドウから作られるシャンパンは、王道の人気があります。
今回紹介するペリエ・ジュエは老舗のシャンパンで、高い品質から200年以上愛されてきたというブランドです。この記事ではペリエ・ジュエの特徴やラインナップを紹介していきます。

自然と芸術を感じられるシャンパン「ペリエ・ジュエ」

ディナーはお決まりでしょうか。

フローラルなアロマの余韻を愉しめる「ペリエ ジュエ ベル エポック」に合わせるのはスイーツ。
スイーツの甘みを一層際立たせるとともに、その甘みが複雑かつ繊細なシャンパーニュ本来の深みを感じさせます。
是非ともお試しください。#ペリエジュエ pic.twitter.com/RHeEbQJ1Gm

— PerrierJouetJp (@PerrierJouetJP) July 18, 2022

ペリエ・ジュエについて

ペリエ・ジュエはシャンパーニュメゾンの名前です。フランスの厳しい基準をクリアした「シャンパン」の中でも、特に高級とされるものをリリースしています。
ペリエ・ジュエは、ピエール・ニコラ・ペリエ氏とローズ・アデル・ジュエ夫人によって1811年に創業されました。「ペリエ・ジュエ」というネーミングには、夫妻の名前を合わせたものが採用されています。
ピエール・ニコラ・ペリエ氏は、シャンパンメゾンの創立者であるとともに、植物学者でもありました。そして自然と芸術を愛した人物でもあり、シャンパン作りにもその考えを採用しています。そんなペリエ・ジュエのシャンパンは見た目から味わいまで完成された芸術品のような存在で、200年にわたって多くの人物に愛され続けています。長い歴史の中では、イギリスのヴィクトリア女王やフランス皇帝ナポレオン3世など世界のセレブたちも魅了したと言います。

シャルドネ主体のフローラルな香りが特徴

ペリエ・ジュエは、シャルドネ主体のシャンパン作りにこだわりを持っているのが特徴です。創業当時にはシャンパンにあまり使われていなかったシャルドネをあえて採用し、辛口でキリリとした、エレガントな印象のシャンパンを生み出しました。今でもその伝統は守られ続けていて、花のようなフローラルな香りと複雑さを持ち合わせるシャンパンを作り続けています。
なおペリエ・ジュエでは、自社畑のうち4割でシャルドネを栽培しています。シャルドネの銘醸地と言われるコート・デ・ブランのアヴィーズやクラマンに畑を持っています。ペリエ・ジュエのラインナップの中には、全てをシャルドネのブドウで作ったシャンパンもあります。

ペリエ・ジュエとベルエポックの違いについて

ペリエ・ジュエのシャンパンを語る上で外せないのが「ベルエポック」の存在です。ベルエポックはペリエ・ジュエのブランドを象徴するシャンパンで、アネモネの花が描かれたボトルで有名です。このボトルデザインに興味を抱き、コレクションしている方もいるほどです。
なおペリエ・ジュエとベルエポックの違いについてですが、ペリエ・ジュエはシャンパンの銘柄であるとともに生産者そのものを指します。そのためペリエ・ジュエのシャンパンの中に、スタンダードなラインナップとベルエポックというラインナップが存在しているということになります。
なおペリエ・ジュエの定番ラインナップとベルエポックのシャンパンには、それぞれ定番の白・ロゼそしてシャルドネだけの“ブラン・ド・ブラン”といくつかのボトルがあります。ペリエ・ジュエのラインナップとそれぞれの特徴をここから紹介していきます。

ペリエ・ジュエの特徴とラインナップ9選

ペリエ・ジュエ　グランブリュット

• ・シャンパンの種類：白
• ・味わい：辛口
• ・ブドウ品種：ピノ・ノワール40％、シャルドネ20％、ピノ・ムニエ40％
• ・熟成期間：最低3年
• ・おすすめペアリング：鶏胸肉、グレープフルーツなど

ペリエ・ジュエ　グランブリュットは、ブランドを代表する1本です。ピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエを使用し、リザーブワインを12～20％ほど加えられて作られる辛口の白シャンパンです。
洋ナシ、桃、グレープフルーツといった香りが立ち上るシャンパンで、きめ細やかで繊細な印象を受けます。ライトボディでエレガントであり、特に女性人気の高いシャンパンでもあります。

ペリエ・ジュエ　ブラゾン　ロゼ

• ・シャンパンの種類：ロゼ
• ・味わい：辛口
• ・ブドウ品種：ピノ・ノワール50％、シャルドネ25％、ピノ・ムニエ25％
• ・熟成期間：最低3年
• ・飲み頃温度：10～12℃
• ・おすすめペアリング：サーモン、鯛、ライチ、レッドトマトなど

辛口ですが辛すぎず、品の良い甘さも感じられるロゼシャンパンです。ブラゾンはフランスの勲章を意味する言葉であり、こちらのボトルはロングヒット商品になります。
イチゴやラズベリー、ブラックベリーといった酸味のある果実が豊かで、バラのようなニュアンスもあります。

ペリエ・ジュエ　ブラン・ド・ブラン

• ・シャンパンの種類：白
• ・味わい：辛口
• ・ブドウ品種：シャルドネ100％
• ・熟成期間：最低3年
• ・飲み頃温度：10℃
• ・おすすめペアリング：スモモやスナップエンドウ、シマスズキなど

ブラン・ド・ブランはシャルドネ100％のシャンパンを表します。ペリエ・ジュエはシャルドネにこだわりを持つシャンパーニュメゾンであり、このボトルはメゾンの象徴を感じるのにふさわしい1本です。高品質なグラン・クリュであるクラマン村とアヴィーズ村のシャルドネを使用しています。
白い花のようなアロマが特徴的で、口に含むと爽やかさと軽快さが広がっていきます。グラスに注いだ際の泡の様子も非常に美しいです。

ペリエ・ジュエ　ベル　エポック

• ・シャンパンの種類：白
• ・味わい：辛口
• ・熟成期間：最低6年
• ・飲み頃温度：12℃
• ・おすすめペアリング：白桃やヒラメなど

ベル エポックはペリエ・ジュエのシャンパンの中でも最高級ランク（プレステージ・キュヴェ）に該当します。スタンダードなボトルとは違い、ボトルにアネモネの花が描かれているのが目印です。
原料となるブドウには100％グラン・クリュが使われます。柑橘や洋梨のようなアロマにトーストのような香ばしさもあり、優雅さの中にしっかりとした骨格を感じ取ることができます。

ペリエ・ジュエ　ベル　エポック　ロゼ

• ・シャンパンの種類：ロゼ
• ・味わい：辛口
• ・熟成期間：最低6年
• ・飲み頃温度：12℃
• ・おすすめペアリング：イチジクやロブスター、パンナコッタなど

ベルエポックシリーズの最高級シャンパンで、こちらはロゼシャンパンになります。ロゼですがよくあるピンクカラーではなく、イエローやオレンジがかった見た目をしています。
ベルエポックのロゼは官能的というワードがぴったりで、華やかで複雑、とにかく完成度が高いです。華やかな中に凝縮されたような甘みがあり、前菜からデザートまでさまざまな品とのマリアージュを楽しめます。

ペリエ・ジュエ　ベル　エポック　ブラン・ド・ブラン

• ・シャンパンの種類：白
• ・味わい：辛口
• ・ブドウ品種：シャルドネ100％
• ・熟成期間：最低7年
• ・飲み頃温度：12℃
• ・おすすめペアリング：イチジクやロブスター、パンナコッタなど

ベルエポックシリーズのうち、最高級のシャルドネを100％使用した贅沢なシャンパンです。緑がかったようなゴールドに、きめ細やかな泡が立ちのぼる姿はまるで芸術のようです。
香りは白い花のアロマ、そしてハチミツのような甘さや砂糖に漬けたレモンのニュアンスがあります。濃厚で豊かな味わいとシルクのように続く余韻で非常に贅沢な仕上がりです。

ペリエ・ジュエ　ベル　エポック　エディションオータム

• ・シャンパンの種類：ロゼ
• ・味わい：辛口
• ・ブドウ品種：ピノ・ノワール50％、シャルドネ45％、ピノ・ムニエ5％
• ・熟成期間：約6年
• ・飲み頃温度：12℃
• ・おすすめペアリング：鴨や鳩肉など

ペリエ・ジュエ　ベル　エポック　エディションオータムは秋限定でリリースされるベルエポックのシャンパンです。大の親日家である7代目最高醸造責任者エルヴェ・デシャンが日本の秋にインスパイアされて生み出したという特別な1本です。
ラズベリーやイチゴのようなレッドベリー、そしてオレンジ系のニュアンスがあるシャンパンで、ほのかなスパイスやクリーミーさもあります。限定品ということもあり、定価で5万円超えと高い価格で取引されています。希少価値も高く、ペリエ・ジュエの中でもなかなか出会えないボトルです。

ペリエ・ジュエ　ベル　エポック　エディション　プルミエール

• ・シャンパンの種類：ロゼ
• ・味わい：辛口
• ・ブドウ品種：シャルドネ90％、ピノ・ノワール10％
• ・熟成期間：約6年
• ・飲み頃温度：12℃
• ・おすすめペアリング：金目鯛、車海老、生ハムなど

ピーチのような色が特徴的なシャンパンで、春の空気をモチーフにしています。春らしいフローラルさがあり、桃やチェリー、ベリー、そしてシトラスのようなニュアンスがあります。口当たりはまろやかで上品、そしてマイルドなので非常に飲みやすいです。こちらも季節限定品であり、非常に希少価値が高いボトルとなっています。

ペリエ・ジュエはギフトに人気！アネモネ柄のシャンパングラスセットも

ペリエ・ジュエは格式高いシャンパンなので、贈り物やギフトに選ばれることが多いです。贈答用に用意された商品も多く、特にペリエ・ジュエの象徴であるアネモネ柄があしらわれたグラスとのセットは人気があります。
グラスセットは「ペリエ ジュエ グラン・ブリュット」のような定番ボトルから「ペリエ・ジュエ　ベル　エポック」といった上位ランクのボトルのセットがあり、予算に合わせて選べるのも大きなポイントとなっています。お歳暮やお中元用のお酒をお探しの方にも、ペリエ・ジュエはおすすめです。

ペリエ・ジュエの価格は？シャンパン人気で高額

ペリエ・ジュエのシャンパンは、ラインナップにより価格が異なります。定番ボトルの「ペリエ・ジュエ　グランブリュット」であれば約7,500円ほどの値段で買えるので、ちょっとしたギフトやシャンパンの入門編としておすすめです。1万円を予算に贈り物を選ぶ場合、ペリエ・ジュエのシャンパンを候補にできます。

一方で「ペリエ・ジュエ　ベルエポック」の場合は、1本で約30,000円の価格になります。箱付きなど贈答用に用意された品物の場合は、これ以上の価格になることもあります。

またベルエポックのボトルは、ヴィンテージによっても価格が異なることがあります。また限定品になると、希少価値の高さから5万円や10万円を超える場合もあります。

ペリエ・ジュエを美味しく飲む方法

ペリエ・ジュエシリーズのシャンパンを美味しく飲むためには、飲む温度やマリアージュに注目してみましょう。ペリエ・ジュエの飲み頃温度は10〜12℃となっているので、まずは保管の時点から適温を保つようにしましょう。せっかくなら冷やし過ぎてしまう冷蔵庫ではなく、ワインセラーを使っての保管がおすすめです。ワインセラーなら匂い移りなども防ぎやすいので、特にワインやシャンパンが好きな方は用意しておきましょう。

「ペリエ ジュエ ブラン・ド・ブラン」はメゾンを代表するシャルドネのみで造られた爽やかなキュヴェ。
このシャンパーニュと合わせるのは「白身魚の料理」。
誰しもが納得が行くほど相性は抜群。

ソースや野菜の甘みが合わさった白身魚で爽快かつ上品なフローラルの香りを迎えます。#ペリエジュエ pic.twitter.com/l828nDlq5p

— PerrierJouetJp (@PerrierJouetJP) July 16, 2022

マリアージュは魚介系の食事や、鶏胸肉のようなあっさりジューシー系の食事がおすすめです。また独特なフローラル香は、フルーツとの相性も抜群です。なおシャンパンの色やシリーズによって合わせやすいおつまみや料理も変わるので、料理に合わせつつ、どのボトルを選ぶのかを決めてみるのもありです。
そして五感を使ってペリエ・ジュエを楽しみたい方は、グラスにもこだわりましょう。

今日は野暮用で、我孫子にてフレンチ?の食事会? 前菜からクライマックス感満載。アネモネの花が美しいグラス?とボトルが印象的なペリエ・ジュエと共に頂くカツオも美味也? pic.twitter.com/FcdGPz1RN5

— 映画お化け ? (@Kinogeist2017) May 19, 2018

ペリエ・ジュエ公式のアネモネ柄グラスを利用する、またはシャンパンと相性の良いフルートグラスを合わせるのが一押しです。グラスは細すぎるフルートグラスよりも、ボウル部分にやや膨らみのあるタイプを選ぶ方がペリエ・ジュエらしい華やかさを感じやすくなります。

ペリエ・ジュエはお酒買取でも人気の品

高級シャンパンとして評価の高いペリエ・ジュエは、お酒買取でも高額査定の対象となります。
「お歳暮でペリエ・ジュエをもらったけど飲む予定がない」「お店をクローズしてベルエポックの在庫が余ってしまった」といった方は、無駄にしてしまう前にお酒の査定依頼をしてみましょう。
特にペリエ・ジュエの中でもベルエポックシリーズ、そして季節限定品は高値になりやすいです。グラス付きのセット商品なども、需要があり高額買取となるケースが多いです。
ペリエ・ジュエの買取査定でお悩みの方は、お酒買取専門店リンクサスをぜひご利用ください。リンクサスはお酒に詳しいプロの査定員が在籍する買取専門店で、ペリエ・ジュエを業界最高水準の価格で買い取りができます。リンクサスの買取はお酒1本から利用可能で、法人の方の大量買取もできます。まずは一度ご相談ください。
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まとめ

ベルエポックシリーズを筆頭に人気を集めるペリエ・ジュエのシャンパンは、高級シャンパンの代表ブランドとしてギフトなどによく選ばれています。高品質で繊細な辛口のシャンパンで、花のような香りにも定評があります。
有名なペリエ・ジュエのシャンパンは、お酒好きならぜひ押さえておきたい銘柄の一つです。ぜひこの機会に、ペリエ・ジュエをチェックしてみてください。