ウイスキー買取はこちら
シングルモルト山崎の限定品である山崎リミテッドエディションは、希少価値が高く買取でも高値がつきやすいウイスキーです。なお山崎リミテッドエディションには複数のボトルがあり、ボトルによって中身のウイスキーやボトルデザインが異なっています。
ここでは山崎リミテッドエディションの買取について詳しく解説していきます。ラインナップや買取価格相場など知りたい方はぜひ参考にご覧ください。
目次
山崎リミテッドエディションは、サントリーより発売されているシングルモルトウイスキー山崎の限定品です。山崎には「山崎NV」や「山崎12年」「山崎18年」「山崎25年」のような定番ボトルのほか期間限定や数量限定でリリースされるボトルがいくつもありますが、リミテッドシリーズは限定品の中でも代表格となります。
山崎リミテッドエディションは“特別な山崎”として、元々はお中元やお歳暮などの贈り物に対応できる商品として2014年に初めてリリースされました。そこから2014〜2017年の間は毎年のように発売されておりましたが、一時期は販売されませんでした。しかし2021年から再び毎年発売されるようになりました。
原酒の特徴や発売時期、本数などはそれぞれ発売年度によって違いがありますが、いずれのボトルも数千本のみと数が限られており定番の山崎よりもレアなウイスキーとして扱われています。近年はコレクターやウイスキーファン、投資家などの注目度も高まっており、市場価格が高騰しています。
なお山崎の限定品には、リミテッドエディションシリーズのほか「山崎2020エディション」や「山崎25年リミテッドエディション」などもあるのでぜひチェックしてみましょう。
山崎リミテッドエディションは、全て数量限定品です。発売年度を過ぎてからは復刻していないため、全てのボトルが希少でありプレミア価格が付けられている状況です。また、そもそもファンの多い山崎ブランドということもあり、日本国内はもちろん海外にも買い手がいます。需要がとにかく高いため、それだけ買取でも高値がつきます。ボトル1本に数万円以上の価値が付けられているような状況です。
山崎は山崎蒸留所にて製造されるシングルモルトウイスキーで、「ジャパニーズウイスキー」の定義を満たしたシリーズとなります。近年ジャパニーズウイスキーは世界的に評価を受けており、どのブランドも品薄状態です。特に山崎はジャパニーズウイスキーの中でも知名度が高く、定番商品ですら品薄、価格高騰が進んでいるブランドとなります。山崎リミテッドエディションはそんな山崎の限定品ということで、発売直後から価格が高騰、買取での価格も高値になりやすい傾向です。さらに2014年リリースなど発売時期が古ければ古いほど、高値になりやすいです。
山崎リミテッドエディションには、大きく分けて2つのシリーズがあります。
第1シリーズは2014〜2017年にリリースされていたボトルで、20年以上熟成させたアメリカンオーク樽の原酒に加え、シェリー樽やポート樽原酒をメインに作られているのが特徴です。2014〜2017年のボトルに関しては基本的に同じコンセプトで作られていますが、わずかな原酒の違いで味にも差があると言われているのでぜひ比べてみましょう。またボトルや外箱の見た目なども違うので、シリーズで各年のボトルを集めたいと考えるコレクターの方は多くいます。
一方で2021年からの山崎リミテッドエディションには、12年以上熟成のミズナラ樽原酒が使われています。このシリーズは2021年から現在も毎年リリースされていて、2023年ボトルの発売も決定しています。
山崎リミテッドエディション2014は、「大切な方への贈り物に最適な特別な山崎」として発売されたシリーズ最初のボトルです。リリース時期は2014年5月20日で、当時の発売価格は希望小売価格で8,000円(税抜)でした。
レアな山崎ですがあえて“ノンエイジ”のウイスキーとして作られており、原酒の縛りを無くして自由にブレンドされているところに個性があります。20年以上熟成させた希少な原酒の中に若々しく力強いアメリカンオーク樽原酒がブレンドされていて、樽の香りと程よい酸味、そしてダイレクトな旨味が最大限に引き出されています。またシェリー樽・ポート樽原酒も使われているため山崎らしいスイートな甘味が現れており、見た目も赤みがかった琥珀色になっているのが特徴的です。果実味のある甘さが印象的な、クオリティの高いシングルモルトとなっています。
なお山崎リミテッドエディションといえば、ボトルデザインにもこだわりがあります。山崎リミテッドエディション2014はスケルトンボトルの後ろ側に山崎蒸留所のイラストが描かれています。ウイスキーを飲み進めていくと徐々に蒸留所の姿が現れるようになっていて、ウイスキーを時間をかけて楽しめるように設計されているところがポイントです。さらにプリントロゴがシャンパンゴールド色であったり、ラベルが漆黒であったりと高級感を感じられるデザインに仕上がっています。
現在は発売から何年も経っているため、当然ですが定価では手に入りません。市場価格は高騰しており、1本に25万円近い値が付けられているような状況です。
山崎リミテッドエディション2014買取推移はこちら
山崎リミテッドエディション2015は、2014年のボトルが人気であったことから同じコンセプトで再度発売された限定品です。ただし2014年ボトルが8,000円(税抜)であったのに対し10,000円(税抜)と値上げされており、山崎がいかに人気であるかが伺えます。
シェリー・ポートの樽で作られた20年以上の熟成原酒に若々しいアメリカンオーク樽の原酒が組み合わされていて、山崎の巧みなブレンド技術を感じられる1本に仕上がっています。基本的なコンセプトは2014年と同じですがボトルデザインが2014年のものとは違い、2015年ボトルには「山崎蒸溜所の蒸溜釜」がデザインされています。
こちらも希少価値は高く、1本に20万円近い価格が付けられているような状況です。現行品はないので全てが中古品、オールドボトルのような扱いとなっており、ウイスキーの状態でつけられる価格が異なっています。
山崎リミテッドエディション2015買取推移はこちら
山崎リミテッドエディションは毎年5月に発売されるのが定番となっています。これはお中元の時期を見越していると考えられます。2016年も5月のリリースで、発売日は5月24日でした。
シェリー・ポートの美酒を育てたヨーロピアンオーク樽の長熟原酒に、フレッシュなアメリカンオーク樽原酒を組み合わせているという点は2014・2015年のボトルと同じです。赤みがかった琥珀色のウイスキーはとにかく甘く華やかで、力強くも透明感を感じさせるような味わいです。酸味の備えた甘さは熟した柿や蜜柑に例えられています。ウッディネス、スパイシーな余韻もあり完成度が非常に高いです。
2016年のボトルは「山崎蒸溜所の貯蔵庫」がデザインされており、木樽が並んだ絵になっています。こちらも定価での入手はほぼ不可能で、流通品は約16万円の値で取引されています。
山崎リミテッドエディション2016買取推移はこちら
山崎リミテッドエディション2017は2017年5月23日にリリースされました。第1シリーズの山崎リミテッドエディションの中では最後のボトルであり、おそらくここからは原酒不足で同じような山崎が作れなくなったのではないかと予想できます。希少な原酒が使われた山崎であり、これまでのボトルと同様に人気は高いです。
2017年のボトルは「山崎蒸溜所開設当時のキルン」が浮かび上がるボトルデザインになっています。化粧箱なども、贈り物にふさわしいような黒く上質感のある仕上がりとなっています。そんな2017年ボトルは現在約12万円の値段で取引されています。これまでの山崎リミテッドエディションの価格動向を見る限り、ここからさらに価格は高騰していくのではないかと考えられます。
山崎リミテッドエディション2017買取推移はこちら
山崎リミテッドエディション2021は、2021年5月25日に久しぶりのリミテッドエディションシリーズとして発売されました。ただしこれまでの2014〜2017のボトルとはガラッと内容が変わり、中身にはミズナラ新樽原酒が使われるようになっています。こちらもノンエイジウイスキーですが、熟成原酒には12年以上のものが使われており厚みのある甘味を感じることができます。
生き生きとした飲み応えのある山崎で、パイナップルやオレンジ、ナツメグに喩えられる香りが印象的です。蜂蜜やココナッツのような甘味もあり、フィニッシュにはバニラやジンジャー、そしてスモーキーさもあります。
ボトルには越前和紙ラベルが貼られており、焼き印をイメージしたプリント加工がなされています。化粧箱も木目のようなおしゃれなデザインになっていて、箱には山崎蒸溜所が描かれています。
山崎リミテッドエディション2021買取推移はこちら
山崎リミテッドエディション2022は、2021のボトルと同じようにミズナラ新樽原酒が使われています。価格は2021年よりも値上げとなっており、税抜き価格で10,000円、税込価格で11,000円となっています。
なお山崎リミテッドエディションは抽選販売での応募・購入となり、2022年のボトルは5月のタイミングのほか9月のタイミングでも抽選応募・販売が行われています。そのため2023年現在でも比較的新品ボトルが入手しやすく、山崎リミテッドエディションシリーズの中では価格高騰が進んでいません。それでも流通品は約3万円と定価の3倍ほどの値段が付けられている状況です。価格はおそらくこれから高騰していくでしょう。
なお山崎リミテッドエディション2022には、ミズナラをイメージした木調の越前和紙ラベルが使われています。そして化粧箱には、山崎のポットスチルが描かれています。
山崎リミテッドエディション2022買取推移はこちら
山崎リミテッドエディション2023
て事は響BHも出るのかな?今年はどうだろう。2021を超えられるかな。
時期的に山崎蒸溜所で飲めるのは改装後だな。
山崎LE
山崎リミテッドエディション pic.twitter.com/Vy6U0V042c— おけいはん (@yodoyakeiko) March 14, 2023
山崎リミテッドエディション2023は、2023年5月30日にリリースが決定しているボトルです。抽選販売限定で、応募期間は2023年3月14日〜4月19日となっています。抽選に当選した方しか購入できないので、ゲットできた方は非常にラッキーと言えます。
2021〜2022年ボトルと同じミズナラ新樽原酒を使ったウイスキーで、厚みのある甘さや程よいスパイシーな余韻が期待できます。2021、2022年との飲み比べも楽しめるでしょう。ボトルは「虎斑(とらふ)」をイメージした和紙のラベルに、山崎の貯蔵庫を描いた化粧箱のデザインとなっています。
山崎リミテッドエディション2023買取推移はこちら
ウイスキーの種類
|
リンクサスでの買取参考価格
|
---|---|
山崎リミテッドエディション2014 | 86,000円〜 |
山崎リミテッドエディション2015 | 78,000円〜 |
山崎リミテッドエディション2016 | 67,000円〜 |
山崎リミテッドエディション2017 | 54,000円〜 |
山崎リミテッドエディション2021 | 27,000円〜 |
山崎リミテッドエディション2017 | 23,000円〜 |
山崎リミテッドエディション2023 | ASK |
こちらは2023年2月時点での、リンクサスにおける山崎リミテッドエディションの買取価格表です。山崎リミテッドエディションの買取査定を検討中の方はぜひ参考にしてください。
山崎リミテッドエディションは定価に関わらず、2014年など昔に発売されたものであればあるほど高値がつきやすい傾向にあります。例えば山崎リミテッドエディション2014なら、8万円以上の査定額がつくこともあります。なお正確な査定価格は、買取時期やボトルの状態でも変わってくるので詳しくは問い合わせてみてください。
リンクサス山崎買取はこちら
山崎リミテッドエディションの査定時は、外箱なども揃えたきれいな状態で査定に出すようにしましょう。コレクションをしていた場合などはボトルに埃や汚れがついている場合があるので、見た目をきれいにしてから査定に出すことをおすすめします。
また買取査定に出す場合は、お酒買取そしてウイスキー買取に強い業者を利用しましょう。お酒買取専門店リンクサスならプロの査定員がウイスキーを1点1点丁寧に査定するのでぜひご利用ください。
リンクサスのウイスキー買取は、店頭買取・出張買取・宅配買取に対応しています。全国から利用料0円での利用が可能なので、ぜひご活用ください。もちろん買取だけでなく、相談のみ・査定のみの利用も可能です。オンラインやLINEからの簡易査定もあるので初めての方もご安心ください。
ウイスキー買取はこちら
山崎リミテッドエディションは、2014〜2017、そして2021〜2023と様々なボトルがあります。いずれも高価買取の対象となるウイスキーなので、未開封で飲まないボトルをお持ちならぜひ買取査定の利用を検討してみてください。
山崎リミテッドエディションは外箱やボトルにオリジナルの絵柄が描かれています。外箱があると高額査定になりやすいので、ぜひ併せた状態で査定をご利用ください。
ウイスキー買取はこちら ここ数年~10年余りで人気が急上昇したウイスキー。プレミアが付くような希少品も多[...]
ウイスキー買取はこちら 高級ウイスキーの代表格であるサントリーの「山崎」。店頭では簡単に買うことができず[...]
ウイスキー買取はこちら この記事ではサントリーの人気ウイスキーである「シングルモルト白州」の抽選情報につ[...]
ウイスキー買取はこちら 響はサントリーが誇る最高級のブレンデッドウイスキーです。昨今のジャパニーズウイス[...]
日本酒買取はこちら 日本酒は全国各地で作られていて、とにかくたくさんの種類があります。そのため「日本酒を[...]