品薄続く国産ウイスキー。2023年値上がりしそうなジャパニーズウイスキー8選

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品薄続く国産ウイスキー。2023年値上がりしそうなジャパニーズウイスキー8選

2022/4/23
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値上がりしそうなウイスキー8選

近年、国産のウイスキーは「ジャパニーズウイスキー」と呼ばれ世界各国で大きな人気を集めています。あまりの人気ぶりに高騰化してしまう銘柄が多く、ものによっては発売開始当初に比べ10倍以上の値段で取引されているボトルもあるほどです。ウイスキー人気は今なお続いており、これからさらなる高騰化が進むことが予想されています。
そこでこの記事では、これから値上がりしそうなウイスキーに着目し価格情報をまとめてみました。ウイスキー好きの方はもちろん、自宅に高級ウイスキーが余っていて売ろうかどうか迷っている方や、投資目的でウイスキーの売買を検討されている方も必見です。
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国産ウイスキーが人気となった3つの理由

国産ウイスキーが人気となった3つの理由

2000年代に入り、日本産のウイスキーは爆発的な人気を集めました。もともと日本では以前よりウイスキー造りが行われていたにもかかわらず、なぜここ10年あまりで急激に人気が高まったのでしょうか。その理由を3つに分けて紹介します。

1.世界5大ウイスキーの一つに数えられ鑑評会で高評価

もともとウイスキーといえば、スコットランドのものが有名であり日本産のものはさほど有名ではありませんでした。初めて日本で国産ウイスキーが作られたのは1929年ですが、スコッチの技術をそのまま流用したウイスキーは日本人にはやや刺激が強く、大きなブームとはなりませんでした。しかしそこから第二次世界大戦を終え、高度経済成長の波にもまれることにより、日本のウイスキーは独自の改良が加えられていくこととなりました。
刺激を抑えて上品な飲み口に造られたまろやかな日本の新しいウイスキーは、飲みやすいと評判を集め2000年代に入り一気に脚光を浴びることとなりました。ジャパニーズウイスキーはやがてスコッチウイスキー、アイリッシュウイスキー、アメリカンウイスキー、カナディアンウイスキーと並んで『世界5大ウイスキー』と呼ばれるようになり、世界から高い評価を受けるようになりました。
実際に有名な鑑評会で日本のウイスキーが最高金賞に選ばれることも多く、その実力は折り紙付きとなっています。プロからも評価された味という事実が、日本産のウイスキーを世界に流行させるきっかけとなりました。

2.ハイボールブームによるウイスキー消費量の上昇

ハイボール

国内では「ハイボール」のブームが訪れたことも、ウイスキーの消費量UPにつながっています。ハイボールが流行したのは、2000年代の後半のことです。それまでは水割りで飲まれることの多かったウイスキーですが、炭酸割りのハイボールという飲み方で楽しむ方法が広まったことにより、かつてはウイスキーを避けていた若い世代も徐々にウイスキーに親しむようになりました。
またハイボールはビールに比べて低カロリーであるため、ビールを辞めたい健康志向の方からも好まれるようになりました。このように今までウイスキーに触れてこなかった方たちがハイボールの台頭でウイスキーを飲むようになり、自然と国産ウイスキーの消費量も増えていきました。

3.ドラマ「マッサン」でお茶の間の注目も

竹鶴政孝&リタ像
※↑竹鶴政孝&リタ像(広島県竹原市)

国産ウイスキーが注目を集めた一つのきっかけに、NHKドラマ「マッサン」でニッカウヰスキーの創始者である竹鶴正孝氏が取り上げられたことも挙げられます。マッサンが放映されたのは2014年のことであり、ウイスキーブームを後押しするのに大きな役目を果たしました。
お茶の間にもジャパニーズウイスキーの文化や歴史が知れ渡ることとなり、これまではアルコール類の一つでしかなかったジャパニーズウイスキーが、一気に国を代表するお酒として認知度が向上していきました。

終売銘柄が増えウイスキーが高騰化

終売銘柄が増えウイスキーが高騰化

急激にジャパニーズウイスキーが売れるようになってしまった結果、ジャパニーズウイスキーの多くの銘柄が「終売」という事態に陥りました。
ウイスキーはそもそも製造過程で熟成させる必要があるため、急激に売れたからといって生産数を増やせるわけではありません。特に数年〜数十年という熟成期間が必要なヴィンテージ(年代物)のウイスキーは、在庫として残っている原酒が枯渇してしまえばもう販売することができなくなります。実際に「白州」「山崎」「宮城峡」「余市」といった有名な国産ウイスキーの銘柄は、どれもノンヴィンテージ以外すべて終売となり、入手が困難になっています。
そして終売によりプレミア化した国産ウイスキーは、どの銘柄も価格が高騰化する結果となりました。販売当初は1万円前後で売られていたような銘柄が10万円を超える価格で取引されるなど、ジャパニーズウイスキーの現在の価値は何倍にも跳ね上がっています。今もなお原酒は不足しているままなので、ウイスキーの高騰化はしばらく続くことが予想されています。

「ウイスキー投資」とは?飲む以外の目的でウイスキーを購入する方も

ウイスキーの高騰化を受け、ウイスキーファンだけでなく投資家たちまでジャパニーズウイスキーに注目するようになりました。今後も価値が上がることが予想されている人気銘柄のウイスキーを購入し、値段が上昇したところで再度販売するという「ウイスキー投資」を行う人物が増えてきています。
このように、国産ウイスキーはもはやただの飲み物ではなく、財産のような扱いを受けるようになっています。買取市場やオークションなどでも、国産のウイスキーは非常に高額で取引されています。

オークションでの落札額も急上昇!山崎55年は1本8500万!


特に近年では、国産ウイスキーの中でもハイクラスのものが、オークションで高額落札されていることが話題となっています。例えば香港のオークションでは、「山崎55年」が1本8500万円の値段で落札されています。このほかにも「イチローズモルト カードシリーズ54本セット」に1億円の価値がつくなど、多くのジャパニーズウイスキーがウイスキーファン並びに投資家たちから注目を集めていることがわかります。
もともとこれらのウイスキーは定価数百万円で売られていたものであり、値段が何十倍にも膨れ上がっていることが見て取れます。このように、国産のウイスキーは今もなお価格が上がり続けています。

値上がりがすごくて盗難事件も多発

あまりに高騰化が進んでしまった国産ウイスキーは、しばしば盗難の被害に遭ってしまうことがニュースとなっています。実際に高級ウイスキーの盗難事件の報告は多数あり、その時の被害額は「時価500万円」や「総額150万円相当」など非常に大きな金額であることがわかっています。


資産価値の高いウイスキーは、今や自宅で気軽に保管できるものではなくなっており、保管時のセキュリティなどにも気をつけなければならない状況です。もし自宅に高級な年代物の国産ウイスキーがある場合は、鍵付きの棚に保管するなど管理方法に注意しておきましょう。
なお、もし今後も飲む予定がないウイスキーであれば、管理に手間をかけるのではなく売って現金に変えてしまうのも一つの手です。プロの査定士が在籍しているお酒の買取専門店を選べば、ウイスキーを相場に見合った価格で買い取り、現金化してくれます。

値上がりしそうな国産ウイスキー8選

【山崎】

山崎25年

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ノーブランド品
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サントリーの山崎蒸留所にて造られるシングルモルトのウイスキーです。原酒の中から酒齢25年以上の熟成したものだけを集めてヴァッティングし瓶詰めしています。
シェリー樽で長期熟成させているため、円熟な香りと濃厚な味わいが感じられます。伊勢志摩サミットでの提供酒に選ばれたこともあるほど、世界各国からの評価が高いお酒でもあります。
※山崎25年Amazonの価格相場推移
山崎25年Amazonの価格相場推移

山崎12年

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山崎
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山崎が販売スタートした当初からあるボトルであり、山崎ブランドの定番品として長く親しまれてきました。酒齢12年以上の原酒をうまくヴァッティングさせており、深みがありながらも飲みやすい、まろやかな口当たりとなっています。
もともとはボトル1本6,000円弱で売られていたものの、現在では終売の影響もあり数万円まで値段が跳ね上がっています。
※山崎12年Amazonの価格相場推移
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【サントリー】

響30年

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山崎が有名なサントリーのウイスキーですが、山崎以外にも高級なウイスキーが複数あります。その一つが「響」という銘柄で、こちらは山崎とは違い複数の蒸留所の原酒を組み合わせた“ブレンデッド・ウイスキー”となっています。
響30年は年間数千本しか造れないという、非常に希少価値の高い限定商品です。そのため特別なシーンのお酒や贈答品としても人気があり、買い手側の需要も高く値段が高騰化しやすい傾向です。
※響30年(ギフトBox入り)Amazonの価格相場推移
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白州25年

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白州
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白州はサントリーの造るシングルモルトウイスキーの銘柄です。山崎蒸留所ではなく、サントリーの第二の蒸留所である白州蒸留所にて造られています。製造場所および製造方法が山崎とは異なるため味も大きく違い、山崎よりもみずみずしく若葉のような爽やかさを味わえるのが特徴です。
白州のヴィンテージは他の人気ウイスキー同様に終売になっており、希少価値により価格が高騰しています。25年もののボトルはもともと10万円の高級品でしたが、現在ではさらに価格が跳ね上がり70万円程度で販売されています。
※白州25年Amazonの価格相場推移
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【ニッカウヰスキー】

シングルモルト余市20年

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余市
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ニッカウヰスキーの創始者である竹鶴正孝氏が選んだ、北海道余市の土地で造られた力強いモルトウイスキーです。こちらのボトルは20年以上の熟成したシングルモルトのみを使っており、やわらかな樽の熟成香やまろやかな口当たりを堪能できます。現在では終売してしまっていること、さらに長期の熟成期間が必要であり簡単には追加生産できないことから、今後も大幅に高騰化することが予想されています。
※シングルモルト余市20年Amazonの価格相場推移
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シングルモルト宮城峡 15年

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宮城峡もニッカウイスキーのシングルモルトの銘柄です。余市とは違い仙台にある宮城峡蒸留所で造られるモルトウイスキーであり、余市に比べみずみずしさの目立つ女性らしい印象の味わいをしています。
15年という程よい熟成期間を経たこちらのウイスキーは、レーズンやバニラのような甘い香りと熟成感を堪能できる濃厚な1本です。
※宮城峡15年Amazonの価格相場推移
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竹鶴25年ピュアモルト

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竹鶴
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竹鶴は余市・宮城峡と並び、ニッカウヰスキーの代表的な高級銘柄となります。ただし余市や宮城峡とは違い、1箇所の蒸留所のモルト原酒ではなく、余市蒸留所・宮城峡蒸留所といった複数の蒸留所の原酒を組み合わせて造っているのが大きな特徴です。
こちらの竹鶴25年ピュアモルトは、より熟成されたビンテージのモルト酒を集めヴァッティングさせたボトルであり、非常に品がよく奥行きのある味を堪能できます。もともと高級品の位置付けでしたが、終売の影響も相まって定価よりもさらに高い価格で取引がなされています。
※竹鶴25年Amazonの価格相場推移
竹鶴25年Amazonの価格相場推移

【その他】

イチローズモルト ミズナラウッドリザーブ


日本のウイスキーといえば「サントリー」そして「ニッカウヰスキー」の2大企業が有名ですが、このほかにもウイスキーを手がける会社・蒸留所はたくさんあります。その一つが秩父にある株式会社ベンチャーウイスキーであり、代表銘柄に「イチローズモルト」があります。
カードシリーズの高騰化・高額落札で大きな話題を集めたイチローズモルトのウイスキーは、今後ウイスキー界でさらに人気が高まることが予想されています。オシャレなボトルでプレゼントや贈答品としても人気が高いので、気になる方は今のうちにチェックしておきましょう。
※イチローズモルト ミズナラウッドリザーブAmazonの価格相場推移
イチローズモルトミズナラウッドリザーブAmazonの価格相場推移

ウイスキー高騰化で買取査定額も上昇中

ウイスキー高騰化で買取査定額も上昇中

ウイスキーの高騰化はここ数年で一気にペースが加速しました。年代物の高級ジャパニーズウイスキーはどこのお店を探しても品薄状態であり、その分買取専門店での査定額も一気に高まっています。数年前と比較しても4〜5倍の買取査定額となる銘柄も多いため、今こそウイスキーの売り時と言えるのではないでしょうか。
「価値の上がったウイスキーを手放し現金化したい」「引っ越しや遺品整理でいらないウイスキーが出てきたので整理したい」といった方は、ぜひ買取専門店へ査定依頼し、ウイスキーがいくらで売れるのかを確かめてみると良いでしょう。なおウイスキーの査定依頼をする場合は、せっかくなのでお酒の知識に詳しいプロの鑑定士が在籍する専門店に依頼しましょう。

リンクサスの買取金額も自信あり

リンクサスでもジャパニーズウイスキーの買取に対応しています。リンクサスでは現在、相場高騰に合わせたウイスキーの「高額買取」を実現しています。
例えば山崎25年なら3年前に25万円程度であった買取価格のものを100万円以上の価格で買取中、また白州25年なら45万円、余市20年なら21万円と、専門バイヤーならではの査定額で買取を行なっています。
もちろん、今すぐの買取を依頼しない場合でも大丈夫です。相談のみでの利用も大丈夫ですので、気になる方は問い合わせてみてください。
リンクサスウイスキー買取詳細ページはコチラ

まとめ

現在ジャパニーズウイスキーは希少価値が高まり高騰化が進んでいます。今人気の銘柄は、今後さらに取引価格が高くなることが見込まれています。
高額で売れるような銘柄がたくさんあるので、ぜひ買取査定を利用してみてください。

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