山崎リミテッドエディション2014が人気な理由
シングルモルト山崎の限定リリースボトル
山崎リミテッドエディション2014は、サントリーのウイスキーブランド山崎の限定ボトルです。名前の通り2014年にリリースされた限定品で、もともとは
「大切な人へ、価値ある贈り物を。」というコンセプトのもとギフト用に作られたウイスキーです。
2014年といえばちょうど世界的にジャパニースウイスキーの注目が集まり、さらにハイボールブームも相まって
日本国内でもウイスキー人気が高まってきた頃です。そのためギフト用のみならず、ちょっと贅沢なウイスキーとして自分用・コレクション用に山崎を購入される方もたくさん存在していました。
特に山崎リミテッドエディション2014は数量限定発売ということも相まって、
すぐさま完売、入手困難なウイスキーとなってしまったという歴史があります。限定リリースなのでもちろん復刻することはなく、年々希少価値が高まっているのが現状です。
酒齢20年以上の希少な原酒をブレンド
山崎リミテッドエディション2014は、使用する原酒の年齢に縛られない「ノンエイジ・ウイスキー」に該当します。ですがノンエイジといってもコストを抑えたウイスキーではなく、ブレンドの中には
20年以上熟成された希少な原酒も使用されているのが大きな特徴です。
さらにブレンドの中には、あえて若々しく力強いアメリカンオーク樽の原酒も加えられています。これによりスイートな香りとなめらかな甘み、そして熟したような奥深さと綺麗な余韻を感じられるような、バランスの整った味わいに仕上がっているのが山崎リミテッドエディション2014の魅力です。
<山崎リミテッドエディション2014の特徴・味>
- ・アルコール度数:43%
- ・色:赤みがかった琥珀色
- ・香り:甘く華やかで、熟したイチゴやメロン、カスタードクリームのような甘さ。終盤にカカオのアクセントも
- ・味:なめらかで甘やか、肌理細やかで透明感のあるような味わい。さらに酸味を備えた甘さや熟した柿、蜜柑
- ・フィニッシュ:ほんのりと長く続く綺麗な余韻、ウッディネスでスパイシー
オリジナルのボトルデザインにも注目
山崎リミテッドエディション2014は、ボトルデザインも普通の山崎とは異なります。
スケルトンボトルに山崎蒸留所のイラストが配されたデザインで、銘柄も通常の墨文字ではなくゴールドの文字で「山崎」と書かれているのがポイントです。
中のウイスキーは赤みがかった琥珀色であるため、ウイスキーを飲み進めていくうちに色が透けていき蒸留所の姿が浮かび上がるようなデザインとなっています。このようなボトルへの工夫も、コレクター人気を高めている要素の一つです。
市場価格は20万円近くまで上昇
山崎リミテッドエディション2014年は、もともとはノンエイジということもあり、
当時8,000円(税抜)の価格でリリースされていた商品です。しかし前述の通り現在は入手が難しくなっているため、市場価格も高騰しています。
Amazonや楽天市場などの販売価格を見ると、一本あたりに
25万円ほどの価格が付けられているのがわかります。ヤフオクなどのオークションサイトでも、
20万円に近い価格で落札されている状態です。
同じボトルがリリースされる予定のない山崎リミテッドエディション2014は、今後さらに希少価値が高まっていくことが予想されています。