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詳しいわけではないけれど、ワインが好き。そんな方は意外に多いのではないでしょうか。
そんなワイン初心者の方にとってワインは難しく、“考えずに自由に選びましょう”といわれても、どれをどのように選び、楽しめばよいかわからないものです。本記事では、ワイン初心者の方が知るべきワインの基礎をお伝えしていきます。
また、初心者の方におすすめのワインも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
初心者のワイン選びで必要にしたいポイントを下記にまとめました。
それぞれ解説していきます。
「ワインの品質は全て、ブドウで決まる」。ワインの世界には、この定説があります。
本来、どんどん加工して理想の味わいに近づけるのが現代的な方法と考えられますが、ことワインは、どんどん人的介入を無くす、「完全に自然に任せる」といった方法へと製造方法が進んでいるお酒です。
そうなれば、より原料となるブドウの品質や種類が重要視されることでしょう。
ワイン初心者の方でワインを選ぶ際、まずこの品種を理解した上で選ぶと失敗が少なくなります。一例を下記に記します。
このようにブドウ品種の特徴を掴んだ上で、原料のブドウから想像できる味わいでワインを選ぶと失敗が少なくなります。
そして、ワインには重厚感のある味わい「フルボディ」と、ボリューム感と飲みやすさのバランスがよい「ミディアムボディ」、軽快な味わいの「ライトボディ」があります。
ワインボトルの裏ラベルなどに表記があるため、それらをチェックしてみてはいかがでしょうか。
ワインは産地によって個性がほぼ決まっています。フランスやイタリア、ドイツをはじめとした伝統国。また、アメリカやチリ、オーストラリアなどの新世界と呼ばれるワイン生産国など、世界全体でワインがつくられている傾向です。
ワイン初心者の方が全ての国の特徴を押さえることは難しいですが、大きくわけるとこのような違いがあります。
生産者によっても味わいの方向性は大きく変わりますが、1,000円代のワインであれば、これらが当てはまります。どんなワインを飲みたいか考えた上で、生産国も理解しておくと失敗が少なくなるでしょう。
ワインは、ワンコインで購入できるものから、数十万円を超えるものまで幅広くあります。この価格差は、味わいも関係しますが、希少性です。
価格が高くなるほど土地の味わいが強く、生産者の哲学が反映されていると考えるとよいでしょう。
ただし、安いワインが美味しくないわけではありません。例えば、1,000円から3,000円のワインは、生産者が目指す味わいがよくわかるといわれているなど、玄人にも大人気です。安いワインは「わかりやすい」、中程度のワインは「少し玄人向き」、高額なワインは「生産者の哲学が詰め込まれている」と考えると選びやすくなります。
ワイン初心者におすすめのワインの楽しみ方を、下記に紹介していきます。
それぞれ解説します。
ワイン初心者がワインを飲むなら、ワイングラスがおすすめです。普段、ワインを飲み馴れていない方は、自宅にあまりワイングラスを持っておらず普通のコップを利用しているかもしれません。
ワイングラスは、ワインの香りと口当たりを最大限活かすためにつくられているグラスです。ワインは、香りを楽しむことが大前提であり、その香りから魅力を理解することができます。
ワインの種類によってワイングラスにも選ぶべき種類はありますが、まず一般的なテイスティンググラスを用意しておくとよいのではないでしょうか。
ワイン初心者がワインを楽しむのであれば、飲み比べにチャレンジしましょう。ワインは、1本ずつ飲んでも意外に記憶に止めておくのが難しいお酒です。
例えば、ソーヴィニヨン・ブランを原料としたワインを、生産国別に3本飲み比べしてみましょう。
同じ原料であっても、その違いに驚くはずです。飲み比べすることにより、自分の好きな味わいが見つかったり、意外な発見をすることができます。
ゲーム感覚でワインを飲み比べするだけで、意外にワインに詳しくなれるのではないでしょうか。
ワインの醍醐味は、何と言ってもフードペアリングです。しかし、赤には肉、白には魚、とりあえずチーズであれば良いといったペアリングでは、ワインの魅力を知ることはできません。
もちろん、ペアリングはテクニックと経験が必要ですので、ワイン初心者には難しいでしょう。だからこそ、あまり型にはまらず、どんどんペアリングしてみてください。
じつは、赤ワインとお好み焼きがよい相性だったり、ボリューミーな白ワインだったらバターソースのステーキと合うなど、いろいろな発見ができるはずです。
ワイン初心者だからこそ、型にはまらない楽しく自由なペアリングで遊んでみましょう。
ここからは、ワイン初心者におすすめのワインを紹介していきます。気になったワインがある方は、ぜひチェックしてみてください。
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
Cono Sur(コノスル) | シラー85 % カべルネ・ソーヴィニヨン6 % カルメネール5 % マルベック4 % | 2013 | チリ |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
Sherwood Estate(シャーウッド・エステート) | ソーヴィニヨン・ブラン100% | 2015 | ニュージーランド |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
シャトー・ラルジャンテール | カベルネ ソーヴィニヨン 55%、メルロ30%、プティ ヴェルド15% | 2016 | フランス |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
ロベルト サロット | コルテーゼ | 2017 | イタリア |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
Michel Torino Cuma Organic | シラー | 2017 | アルゼンチン |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
ヒル・ファミリー・エステーツ | テンプラニーリョ | 2016 | スペイン |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
ウィンガーラ・ワイン・グループ | シラーズ | 2012 | オーストラリア |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
Freixenet | パレリャーダ 40%/マカベオ 35%/サレーロ(チャレロ) 25% | 2012 | スペイン |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
Rui Reguinga(ルイ・レグインガ) | アレンテージョ | 2017 | ポルトガル |
ブランド | ブドウ品種 | ヴィンテージ | 生産国 |
バロンフィリップロスチャイルド | ソーヴィニヨンブラン | 2013 | フランス |
初心者の方でなくても、意外と答えられない質問が「ワインとは何か?」といったものです。まず、ワインの基本について下記にまとめました。
それぞれ解説していきます。
ワインとはどんなお酒なのでしょうか。世界的な標準で見ると、「ブドウのみを原料とし、それをアルコール発酵させたお酒」となります。“そんなのは当たり前”と思うかもしれませんが、冷静に考えてみましょう。日本には、“いちごワイン”など、〇〇ワインといった商品が展開されています。また、アルコール度数が高かれ少なかれワインといった表記になっているものもあるでしょう。
本来、ワインは“ブドウのみを原料”としていなければならず、ほかの果実を使ったりブドウにブレンドすることは禁じられているのです。
しかし、国によって法律が違っているため、上記の定義ではないワインも多く存在しています。そのため、ワインといった表記で混乱が起こってしまうのです。
ワイン初心者の方は、「ワインは本来、ブドウのみを原料としているお酒」と覚えておくことをおすすめします。
ワインと一口にいっても、さまざまな種類があることは理解できるでしょう。赤・白といった色から、近年ではオレンジなど、いろいろなワインが存在しています。
ワイン初心者の方の多くは、恐らく「色」から判断できる味わいの想像だけで選んでいる傾向です。
もちろん、間違いではありませんが、その違いをまずしっかりと押さえておくだけでもワイン選びの幅が広がるのではないでしょうか。
ここでは、ワイン初心者が覚えておきたいワインの種類を紹介していきます。
赤ワインは、黒ブドウを原料としてつくられているワインです。黒ブドウの果皮、種子、果実を一緒に醸し、その液体をアルコール発酵させるため、“ブドウの全て”の味わいが楽しめると考えていいでしょう。
ブドウの果皮や種子にはポリフェノールが多く含まれており、そのうちの一種に触覚としての渋みを感じさせるタンニンが含まれています。
“赤ワインは苦い”といったイメージを持つ方は多いですが、この醸しの工程に由来する渋みと考えていいでしょう。
ただし、赤ワインは渋いだけではなく、さまざまな果実味や発酵中の酵母の働きによる香り、樽由来の香りや熟成がもたらす香りなど、多種多様な香りが含まれています。
また、基本的に世界の赤ワインは、最低でも1年以上の熟成を経て市場に出回り、9割が樽熟成を経ています。
ワインらしい、いろいろな香りと複雑性を楽しむのであれば、赤ワインがおすすめです。
白ワインは、白ブドウを原料としたワインです。(黒ブドウの果皮を除いたものでつくられることもある)赤ワインと違い、果皮と種子を取り除いた上で果実のみがアルコール発酵にまわされるため、赤ワインよりもポリフェノール量が少ないところが特徴です。
その一方、渋みなどがほとんどなく、フレッシュかつフルーティーさが際立つ味わいに仕上ります。一部の白ワインは樽熟成されますが、ほとんどがステンレスタンクのみで仕上げられるため、花や果実の香りが強い、「アロマティック」な印象に仕上るところも特徴でしょう。
長期熟成タイプもありますが、ブドウが収穫された年、また翌年までにリリースされることが多く、フレッシュで酸が爽やかな味わいが楽しめます。
ロゼワインは、赤ワインと白ワインの中間のようなピンク色、サーモンピンク色をしたワインです。
ワイン初心者の中には、「赤ワインと白ワインを混ぜたもの」と思っている方も多いですが、ワインの本場フランスではシャンパン地方以外、その製法を禁じています。
主なロゼワインのつくり方は、黒ブドウを原料に、ワイン液がほどよく色づくところで果皮と種子を取り除き、後は白ワインのように製造されるといった工程です。
製造工程はさまざまですが、基本的には「抽出し過ぎない赤ワイン」だと考えるとわかりやすいでしょう。
果皮由来の渋みや力強さを軽く残しながらも、白ワインのようなフルーティーな香りが楽しめるバランスのよいワインです。
近頃、ワイン市場を賑わせているのが「オレンジワイン」です。オレンジを使っているからといった理由ではなく、ワインの液色が「オレンジ色」といったところに由来します。
オレンジワインは、ざっくりというと「ロゼワインの白ワイン版」です。
白ブドウを、赤ワインのように果皮、種子、果汁などと一緒に醸すことにより、白ブドウの果皮由来のオレンジ色が抽出されると考えられています。
こちらも製法は多種多様ですが、主に上記のような形と覚えておくとわかりやすいでしょう。
白ブドウの果皮にはさまざまな香り成分があるため、他のワインとはまた違った、甘くフローラルなアロマを持っているところが特徴です。タンニンも多少抽出されますが、ロゼワインや赤ワインよりは渋くなく、ほどよい口当たり程度なので飲みやすい印象です。
ワイン初心者の方にも人気が高いのが、スパークリングワインです。スパークリングワインは、日本語で「発泡性ワイン」と呼ばれているため、発泡したワインといった解釈で問題ありません。
ただし、スパークリングワインには「瓶内二次発酵」、「シャルマ方式」、「ガス充填式」など、製造方法が数多く存在しており、その製法によって品質が大きく異なります。
日本でも人気が高い、「シャンパン」はフランスでつくられる最高峰のスパークリングワインで、「瓶内二次発酵」からつくられているため高額です。
基本的に、黒ブドウ、白ブドウも果皮と種子を取り除いた上で醸されるため、色は白になります。(ロゼもある)
一部、イタリアの微発泡ワイン「ランブルスコ」もありますが、主に白ワインベースが多い傾向と覚えておくとよいでしょう。
そのほか、フランスジュラ地方でつくられているヴァンジョーヌ(黄ワイン)や、ワインにハーブなどを漬込む混成酒など、いろいろなワインがあります。
もちろん、赤ワインの中にもさまざまな種類のワインがあるなど、ワインの世界は無限大です。ワイン初心者の方は、全てを覚えようとするのではなく、まず上記の基礎を押さえた上で好きなワインを自由に選ぶようにしたいところです。
ワインの味わいは、大きくわけて「辛口」と「甘口」が存在しています。ワイン初心者の方にとって、この二つは意外にわからないものだと考えられているようです。
ここからは、ワインの辛口と甘口の違いについて解説していきます。
ワインの辛口とは、「ドライ(甘くない)」を意味しています。決して、唐辛子などのような辛さではなく、「甘くない」と考えるとわかりやすいでしょう。
もちろん、辛口とはいえ果実やアルコール由来の甘さを感じたり、香りの華やかさから甘さを感じることはあります。
あくまで、甘口ではないと覚えておくとわかりやすいかもしれません。
ワインの甘口とは、その名の通り甘いワインを意味しています。甘口ワインが甘い理由は当然糖分ですが、世界のワインは糖分を添加しているのではなく、あくまで自然のアルコール発酵の過程で調整されています。
ワインの原料となるブドウには、糖分が含まれており、それを酵母が餌としてアルコール発酵が進められます。
つまり、「酵母が糖分を使い切れば甘口」、「途中で発酵を止めればブドウ由来の糖分が残るため、甘口」といった形でワインにおける味わいの違いができるわけです。
また、シャンパンをはじめ、世界には1リットル当たりの残糖の量によってカテゴリーがわけられています。例えば、シャンパンにおける甘さのカテゴリーの基準を下記にまとめました。
このように、甘さの違いによってもワインの味わいの種類がわけられているところも、またワインの奥深さを感じられるポイントなのではないでしょうか。
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しかし、本記事で紹介した基本を知れば、どんな人でも美味しく、自分好みのワインを手に入れることは可能です。
ぜひ、ワイン初心者の方は、これら内容を参考にワインを選んでみてください。
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