
カミュ ナポレオン ブックの年代は、裏ラベルの「特級」表記でおおまかに切り分けられます。ウイスキーとブランデーの級別制度は1989年の税制改革で廃止されたため〔国税庁の租税史料〕、特級や一級の記載があるボトルはそれ以前に流通したものです。
この記事では、ブックシリーズの種類、年代を読み取る4つの箇所、買取で値が下がる状態、そして中身のない空き瓶の扱いまでを整理しました。棚に飾ったままのボトルがどれに当たるか、ラベルを見ながら確かめてください。

カミュはコニャックの大手メーカーで、日本では本の形をした陶器ボトル「ブック」シリーズがよく知られています。世界の名画をあしらった意匠が多く、飲み終えたあとも飾られてきたボトルです。まずは手元のものがどの系統かを確かめてください。
| 種類 | 特徴 | 査定で見られる点 |
|---|---|---|
| ブック(本型) | 本を模した陶器ボトル。色違い・意匠違いが多い | 陶器の欠けとひび、金彩のすれ、替え栓の有無 |
| 名画シリーズ | 絵画をあしらったブック。組で集められることが多い | 絵柄の擦れ、同じ組が揃っているか |
| ドラム型・樽型 | 太鼓や樽をかたどった陶器ボトル | 接地面の欠け、台座や紐などの付属品 |
| デキャンタ・記念ボトル | ガラス製の意匠ボトルや記念仕様 | ガラスの傷、外箱の有無 |
ブックは色や意匠のバリエーションが多く、色の名前だけで年代を言い当てるのは困難です。年代の手がかりはボトルの色ではなく、裏ラベルの表記にあります。判別の方法は本文の後半でまとめました。ブランデー全体の買取傾向は高く売れるお酒と買取できないお酒の違いもあわせてご覧いただけます。

陶器ボトルは、ガラス瓶とは違う壊れ方をします。飾って保管されてきた分だけ、欠けや金彩のすれが出やすいのがブックシリーズの特徴です。次の状態に当てはまると、査定は厳しくなります。
一方で、減額はあっても査定自体は可能な状態も多くあります。よくある思い込みを2つ挙げます。
気をつけたいのは、汚れを落とそうとして状態を悪くする失敗です。金彩やラベルは、水と摩擦にとても弱い部分になります。乾いた柔らかい布で埃を払う以上のことはせず、判断に迷う汚れはそのまま査定に出してください。
カミュ・ヘネシー・レミーマルタンなど銘柄別に対応
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同じ銘柄でも、状態・付属品・時期によって査定額は変わります。価格は箱付/箱無の順です
最新の買取価格はリアルタイム価格表で確認できます。年代が分からないボトルも、正面と裏ラベルを撮って送るだけで大丈夫です

ブックシリーズには、ボトルに製造年が刻まれていません。そのため年代を推し量る手がかりは、日本国内で貼られた裏ラベルの表記に集まります。見る箇所は4つです。
いちばん分かりやすいのがここです。かつて日本ではウイスキーとブランデーに特級・一級・二級という級別があり、ラベルにも表示されていました。この級別制度は1989年の税制改革で廃止されています〔国税庁の租税史料〕。
つまり「特級」「一級」の記載があるボトルは、1989年より前に日本で流通したものと判断できます。記載がない場合は、容量や度数の表記、輸入者の表示、バーコードの有無とあわせて年代を絞り込みます。年代を大きく切り分けられる、いちばん有力な手がかりです。
容量が「cc」で書かれているか「ml」で書かれているか、度数が「度」か「%」かも手がかりになります。表記の基準は時代とともに変わってきたため、古いラベルほど現在と違う書き方が残っています。
ただしこれ単独で年代を確定できるものではありません。級別表記と組み合わせて見る補助的な材料として扱ってください。
裏ラベルには輸入元や販売元が記載されています。社名や住所の表記、記載の様式は時期によって変わるため、同じ意匠のブックでも裏ラベルが違うことがあります。同じ絵柄なのに評価が違う理由は、たいていこの裏ラベルにあります。
商品コードの表示が一般化する前のボトルには、バーコードが印刷されていません。ラベルの紙質や印刷の様式も、時期による違いが出る部分です。
ここまでの4点を並べても、年代を1年単位で確定できるわけではありません。ブックは意匠の種類が多く、実物の複数箇所を突き合わせて初めて判断できます。自己判断で古いと決めつけて手放す前に、裏ラベル全体の写真を1枚撮っておいてください。

ブックシリーズは中身が入っていても、空でも査定の対象になります。ただし見られる場所は変わります。どちらに当てはまるかで、準備するものも違ってきます。
ナポレオンという表記そのものは、カミュ固有の銘柄名ではなくコニャックの熟成規格に由来する等級の呼び名です。そのため他社のナポレオンと混同されやすいのがこのボトルの厄介なところになります。ヘネシーなど他ブランドの年代の見方はヘネシーの年代の見分け方と買取のポイントにまとめました。ワインの空き瓶についてはロマネコンティの空き瓶と買取の条件もあわせてどうぞ。

陶器ボトルは、手をかけるほど傷むリスクが上がります。やるべきことは絞ってください。
そして忘れやすいのが時間の要素です。陶器ボトルは劣化しないと思われがちですが、飾っている間に金彩がすれ、日焼けでラベルは色が抜けていきます。飾る目的がなくなったなら、状態が残っているうちに動かすほうが結果は良くなります。

手続きの流れはシンプルです。陶器は運搬が最大のリスクなので、先に写真で相談しておくと動きやすくなります。
当日に必要なものと、確認される内容は次のとおりです。
陶器ボトルを持ち運ぶ場合は、必ず1本ずつ緩衝材で包んでください。本数が多いときは出張買取、遠方なら宅配買取のほうが破損の心配がありません。

年代が分からないボトルこそ、扱い慣れた店に見せる価値があります。リンクサスはブランデーの意匠ボトルにも対応し、中身入り・空き瓶のどちらも査定しています。売るかどうか決めていない段階の相談でも構いません。
カミュのブックは、ご実家の整理で出てくることがとても多いボトルです。ご相談で多いのは、飾っていた棚から下ろすときにぶつけてしまった、というもの。陶器は角が欠けると元に戻せません。動かす前に、まず置いた状態のまま写真を撮っていただくのが安全です。それから、替え栓が別の引き出しから出てくることもよくあります。栓と箱が揃うかどうかで見え方が変わるボトルなので、探せる範囲で探してから査定に出してください。
査定は無料で、LINE査定・オンラインフォーム・電話(0120-769-277)から申し込めます。正面と裏ラベルの写真があれば、年代の見当と概算の回答が受け取れます。これまでの買取実績も公開しているので、査定の参考にしてください。
カミュ ナポレオン ブックの年代は、裏ラベルの級別表記でおおまかに切り分けられます。特級や一級の記載があれば、級別制度が廃止された1989年より前に流通したボトルです。容量や度数の表記、輸入者の表示、バーコードの有無を合わせて見ると、さらに精度が上がります。
ただし、ブックは意匠の種類が多く、色や絵柄だけで年代を言い当てることはできません。査定で見られるのは年代だけでなく、陶器の欠け、金彩のすれ、替え栓と箱の有無です。中身がない空のボトルも対象になります。洗ったり磨いたりする前に、まず写真を1枚撮ってください。
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裏ラベルの級別表記が最初の手がかりです。特級や一級の記載があるボトルは、級別制度が廃止された1989年より前に日本で流通したものです。あわせて容量がccかml か、度数が度か%か、輸入者の表示、バーコードの有無を見ると精度が上がります。ボトル本体に製造年は刻まれていません。
色だけで年代を確定することはできません。ブックシリーズは色や絵柄のバリエーションが多く、同じ意匠でも裏ラベルの様式が違うことがあります。年代の判断は、裏ラベルの複数箇所を突き合わせて行います。写真での事前確認をご利用ください。
陶器ボトルは意匠そのものに価値があるため、中身がなくても買取の対象になる場合があります。見られるのは陶器の欠けやひび、金彩のすれ、替え栓が残っているかどうかです。捨てる前に状態を確認してみてください。
買取自体はできます。ただしブックは付属品が揃った状態が基準になるため、替え栓や専用箱の有無で評価は変わります。替え栓は小さく紛失しやすい部品なので、引き出しなどに残っていないか査定前に探してみてください。
洗わないでください。金彩とラベルは水と摩擦に弱く、きれいにしようとして価値を下げてしまう例が多くあります。乾いた柔らかい布で埃を払う程度に留め、取れない汚れはそのまま査定に出すのが安全です。
お酒としての買取は対象外になります。ただしブックのような陶器の意匠ボトルは、空き瓶として査定できる場合があります。液漏れの跡や陶器の欠けがあると難しくなるため、状態を写真で確認してもらうところから始めてください。
売りたいボトルと本人確認書類の2つです。古物営業法にもとづき買取時には本人確認が必要で、運転免許証やマイナンバーカードなど氏名・住所・生年月日が確認できる書類をご用意ください。替え栓や専用箱があれば一緒にお持ちください。リンクサスは店頭・出張・宅配買取に対応しています。
最終更新:(リンクサス 今井一輝 監修)。買取の条件・運用は変更される場合があります。






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