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日本酒は日常の食卓からお祝い事などのちょっと特別なシーンまで、さまざまな場面で親しまれています。よく飲むお酒だからこそ、美味しいおつまみを知っておきたいところです。日本酒と相性の良いおつまみを知っていれば、毎日の晩酌がより楽しいものになること間違いなしです。
そこで今回は、日本酒に合う定番のおつまみをピックアップして紹介していきます。薫酒・爽酒・醇酒・熟酒など日本酒のタイプ別におすすめのおつまみや、人気のおつまみレシピなどもお伝えします。
日本酒と塩辛の組み合わせは間違いない? pic.twitter.com/rFd9iknhvk
— うめやん (@umeyan214) March 14, 2022
魚介類の身や内臓を使って作られる塩辛は、日本酒との相性が抜群です。塩分の刺激が日本酒の味に合うことに加え、日本酒に含まれるアルコールが塩辛の生臭さを取り除いてくれる効果も期待できます。準備に時間がかからず、すぐに楽しめるのも塩辛の魅力です。塩辛のほか酒盗なども人気があります。
なお塩辛はそのまま食べるだけでなく、茹でたじゃがいもに乗せたりバケットに乗せたりとアレンジも自在です。瓶入りタイプの塩辛はスーパーなどでも簡単に購入できます。
チーズの醤油漬けが、日本酒進み過ぎて止まらない、なう?笑 pic.twitter.com/Sornqa02yJ
— DocodemoDOOR中村茂樹 (@DDOOR_nakamura) March 16, 2022
ワインのおつまみの定番として知られるチーズですが、実は日本酒との相性も良いことで知られています。数年前にはブルーチーズと日本酒の組み合わせも話題になりました。またクリームチーズも日本酒のおつまみとして人気があります。
チーズ系のおつまみは適度な塩分と濃厚さで、日本酒の刺激にうまくマッチしてくれるのが特徴です。熟酒など濃厚なタイプの日本酒にも合わせやすいです。
チーズをそのままカットして食べるのはもちろん、トマトに合わせてカプレーゼにしたり、チーズ入りカツにしたりとアレンジも楽しめます。
サーモンを切って塩で〆て、塩麹と薄口醤油で和えたのを
枝豆豆腐にのっけた冷奴。日本酒が飲みたなる美味い1品。
あ〜熱燗のみてえな pic.twitter.com/Z8tLz0hlw6— マツダミキヲ もったいない料理人みっきー。 (@1ove_f00d) March 20, 2022
家庭料理の定番でもある冷奴は、さっぱりとした味わいで日本酒のおつまみの定番です。香り高い吟醸酒など、日本酒の味を邪魔したくないときにおすすめです。夏は冷奴、冬は湯豆腐など、準備がしやすくスーパーなどで手に入れやすいのもポイントです。
なお熟成タイプのお酒と合わせる場合は、冷奴のままだと物足りなく感じてしまうことがあるかもしれません。その場合は麻婆豆腐にしたり揚げ出し豆腐にしたりと、調理を加えてみることをおすすめします。
居酒屋で日本酒となれば、合わせるのはだし巻き卵と私の中では相場が決まっているのだ pic.twitter.com/4qWRyACRpa
— ?ベホイミProject/?TAS魔理沙の人/?ニコニコサウナ部 (@BehoimiP) June 18, 2020
バリエーション豊かな卵料理も、日本酒のおつまみの定番です。特に居酒屋のメニューにもラインナップされていることの多いだし巻き卵は人気があります。
程よい味付けがありながら、濃すぎないので日本酒と合わせやすいのがポイント。大根おろしを合わせたり、中に明太子を入れたりとさまざまなアレンジができます。
濃い味の日本酒に合わせるときには、だし巻き卵のほか煮卵にしてしまうのもありです。
蒸し野菜と日本酒合うなあ#竹葉#今日の日本酒#野菜が美味しい年頃 pic.twitter.com/JDtrfkAru7
— mackeyda (@mackeyda1) January 20, 2022
サラダから焼き野菜・蒸し野菜まで、野菜料理も日本酒のおつまみの定番です。おつまみとして楽しむほか、料理の前菜にもなるのが野菜の魅力です。
爽やかな日本酒にはそのままさっぱりとした味付けで、濃厚な日本酒には濃いめの味付けでといったように、日本酒に合わせて味わいを変えるとなお美味しくなるでしょう。蒸した素材そのままの味を楽しむだけでなく、マヨネーズやコンソメで味を整えるのもありです。
日本酒と刺身の盛り合わせで優勝してる pic.twitter.com/un8OwTckvv
— 郁? (@lovelyallnight) March 20, 2022
お魚系の料理は、生でも焼いても日本酒に合わせやすいのがポイントです。生酒や冷酒に合わせるときには、さっぱりテイストのお刺身が特に相性抜群です。
なお同じお刺身でも、どの魚を選ぶかで感じ方が変わります。淡麗な日本酒には鯛などの白身魚がおすすめ、芯のある辛口酒には鰹などの赤身魚がぴったりです。
また、洋風テイストで楽しみたいときにはお刺身でなくカルパッチョ風にしてしまうのもありです。ワイングラスで大吟醸酒などを飲む場合は、ぜひトライしてみてください。
大好きな久保田?
やっぱり焼き魚と日本酒は… pic.twitter.com/oXOqYsuUpC— 吉原シャトーペトラ マリア (@maria_cp_maria) August 26, 2021
日本で古来より愛されてきた日本酒×焼き魚の組み合わせは、まさに王道と言えます。焼き魚はボリュームがあるので、ちょっとしたおつまみだけでは物足りない、ちゃんと食事を楽しみたいというシーンにおすすめできます。
特に白身魚を焼いたものは、程よいさっぱり感がおつまみに適しています。お魚のほか、海老やイカを焼いたものも人気があります。
今夜のお酒は酔右衛門山廃純米無濾過。
つまみは福島牛とほうれん草の付け合わせ。お酒はややガス感のある少し辛口で肉料理にあわせ見立てもらったお酒です。
程良い酸味とガス感が肉に相ますよ。#福島牛#川村酒造店#日本酒#岩手県の酒#晩酌#清水台平野屋 pic.twitter.com/hEqrCTgcrP— hama (@2015hama) March 20, 2022
日本酒=和風のイメージから、ついつい魚料理や野菜系のおつまみを選びがち。しかし実は、肉料理も日本酒との相性が良いです。ガツンとした味付けの肉料理には、本醸造酒や純米酒などのしっかり系の味わいの日本酒が適しています。
なお純米吟醸酒などのフルーティーなお酒に合わせる場合は、味が邪魔してしまわないように注意しましょう。香り高いタイプの日本酒には、さっぱりテイストのしゃぶしゃぶ・肉豆腐で合わせるのがおすすめです。
ドライフルーツ屋さんにおすすめされて!ドライいちじくにクリームチーズ載せて蜂蜜かけると美味しいー(*・д・*)お好みで藻塩とか岩塩かけるとさらに甘くなります!日本酒のお供に!#おつまみ pic.twitter.com/rKzHYNFmFp
— うまと (@umaumaumato) April 1, 2018
日本酒のおつまみのバリエーションに飽きてしまった時は、フルーツを選択肢に入れてみるのもおすすめです。甘味や酸味などバリエーション豊かなフルーツは、手軽に取り入れやすく日本酒のお供として実は相性が良いです。特に吟醸香の強い薫酒は、フルーツと合わせることでデザート感覚で楽しめるようになります。
フルーツ選びのポイントは、日本酒の特性に合わせることです。例えばバナナ香が豊かな日本酒にはバナナ、りんご・梨のような香りがするお酒にはりんごなどがおすすめです。
なお長期熟成酒などの濃い味のお酒に合わせる場合は、生のフルーツではなく焼きりんごやドライフルーツを合わせてみるのが良いでしょう。
タイプ | 特徴 | 当てはまる日本酒の種類 |
---|---|---|
薫酒 | フルーティーで香り高い |
|
爽酒 | 香りは控えめ、軽快で爽やか |
|
醇酒 | 芳醇でコクがある |
|
熟酒 | 長期熟成による濃厚で複雑な味 |
|
日本酒は味の違いで薫酒・爽酒・醇酒・熟酒の4つのタイプに分類されます。味の違いによって、相性の良いおつまみも変わってきます。より美味しくおつまみを楽しむためには、日本酒の味ごとの特徴を知り、日本酒の味に合わせたおつまみを選ぶと良いでしょう。
ここからは、4つのタイプごとにおすすめのおつまみ例を紹介します。
薫酒は、吟醸酒を代表とするフルーティーなお酒です。食前酒として選ばれることが多いです。純米大吟醸酒、大吟醸酒などは独特の「吟醸香」を持つのが特徴で、その香りはフルーティーなリンゴやバナナに例えられることが多いです。この香りを邪魔しないような、さっぱりとしたおつまみを選ぶのがコツです。
具体的には野菜類や魚介系のおつまみがおすすめです。前菜に合わせやすいサラダやカルパッチョ、そのほかレモンを添えた生牡蠣や貝の酒蒸しなどがぴったりです。
なお薫酒は、値段が高めのリッチなものが多い傾向にあります。そのためおつまみも、鮮度のいい魚などこだわりを持って選ぶとバランスが良くなるでしょう。
爽酒とは、その名の通り軽快で爽やかな味わいのお酒のことです。本醸造酒、普通酒、吟醸酒など、一般的な晩酌で飲まれることの多いお酒です。薫酒に比べると香りは控えめなものが多いので、料理の邪魔をせず比較的どんなタイプのものにも合わせられるのが特徴です。
例えば冷奴、炒め物、だし巻き卵のような定番おつまみはもちろん、お蕎麦などにも合わせられます。料理の中でも比較的薄味の味付けのものが、相性が良いです。
生酛造りや山廃造りに代表される醇酒は、独特のコクを持つものが多いです。冷やして飲むのはもちろん燗酒にしても楽しめる銘柄が多く、食中酒に最も適しています。
醇酒は数ある日本酒の中でも、特に濃い味の料理と合わせられるお酒です。例えば肉じゃが、おでん、焼き鳥、ステーキ、さらにはピザなどの洋風で濃い味のものもアリです。
合わせる食べ物や季節によって、温度を変えて飲むと良いでしょう。コクのある肉じゃがなら熱燗で、夏に唐揚げや焼き鳥を食べるときには冷やしてなど、自分にとって美味しいと感じる組み合わせを探すのも一つの楽しみです。
熟酒は、名前が表す通り熟成されたお酒のことです。長期熟成により、普通の日本酒には感じられない独特の香りや旨味が生まれているのが特徴です。とろりとした甘味や濃いめの味わいで、合わせる料理を選びがちでもあります。
存在感たっぷりの熟酒には、負けないくらい濃い味の料理を合わせるのがおすすめです。濃厚な味付けや油が多めの料理を合わせると良いでしょう。具体的には熟成チーズ、すき焼きや角煮、麻婆豆腐などが挙げられます。
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ブロッコリーを丸ごと堪能できるレシピです。野菜ベースのおつまみなので、健康面を気にする方にもぴったりです。さっぱりテイストなので爽酒や薫酒と特に相性が良いです。
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こっくりとしたチキンの味付けが美味しいおつまみです。醇酒など、コクのある日本酒と合わせたいおつまみです。日本酒のほかワインなどとも合うので、飲み会はホームパーティーにもおすすめのレシピです。
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春野菜や豆腐をベースにした、さっぱり風味のおつまみです。豆腐や菜の花は火が通りやすいため、時短で作れるのがポイントです。
合わせる日本酒を選びにくく、どんなシーンでも楽しみやすいレシピです。
毎日の晩酌にピッタリの日本酒、ついつい買いすぎてしまうこともあるのではないでしょうか。中には「頂き物で日本酒をもらったけれど、なかなか飲む機会がない」という方もいるでしょう。
このような事情で余ってしまった日本酒は、お酒買取専門店に査定依頼してみるのがおすすめです。お酒買取専門店であれば、不要なお酒を現金に変えることができます。
ただし日本酒は、早めに売らないと価値が下がってしまうことがあるので注意です。なぜなら日本酒は「醸造酒」に分類されるお酒であり、焼酎やウイスキーに比べて劣化スピードが早いと言われるためです。製造年月日から半年以上経過したお酒は、売れないこともあるので気をつけましょう。
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日本酒に合わせたい人気のおつまみを紹介しましたが、いかがでしたか?
おつまみはその日の気分によって、色々変更して楽しむことができます。ぜひ沢山のバリエーションを覚えておき、毎日の晩酌タイムに役立ててみてください。美味しいおつまみと日本酒との相性を知っておけば、飲み会シーンなどでもきっと役に立つことでしょう。
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