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ブッカーズというお酒を聞いたことがありますでしょうか。こちらはアメリカ産のバーボンウイスキーの一つで、上級な原料やこだわりの製法を用いて作られる「クラフトバーボン」となります。
今回はブッカーズがどのようなウイスキーなのかを詳しく解説していきます。おすすめの飲み方や終売・高騰の噂についても解説していくので、ぜひ参考にご覧ください。
目次
ブッカーズ(BOOKER’S)はバーボンのブランド名です。バーボンはアメリカ・ケンタッキー州で作られているウイスキーで、とうもろこしなどの穀物から作られます。
穀物由来の強い香りや甘みが特徴で、独特の樽香や赤みを帯びた深い色合いも印象的です。
ブッカーズは数あるバーボンの中でも「プレミアムバーボン」という位置付けです。毎年限定生産で作られており、高い人気を博しています。プレミアムバーボンの最高峰と呼ばれる銘柄であり、アメリカだけでなく日本にも出荷されています。ちなみに日本では、サントリーが輸入・販売を行っています。
もともとジムビームを生産していたビーム家の6代目マスターディスティラーが、“禁酒法以前に作られていた本来のバーボン”を再現する目的で作ったのがブッカーズとなります。つまりブッカーズはジムビーム社の最高峰バーボンという位置付けです。
ちなみにジムビーム社はブッカーズやジムビームのほか「ノブ・クリーク」や「ベイカーズ」といった有名銘柄も作っています。バーボンが好きな方は、ぜひ飲み比べてみてはいかがでしょうか。
ブッカーズの名前は、6代目マスターディスティラーであったブッカー・ノー氏に由来します。彼は前述した通り、ブッカーズを生み出した本人です。ビーム社に代々伝わる伝統のレシピをもとに、本格派のバーボンを生み出しました。
ちなみにブッカー・ノー氏が生み出した高級バーボンは、もともとはビーム家主催のBBQパーティーにて身内や近しい方にのみ振舞われていたそうです。しかしあまりにも出来栄えが良かったことから、実際に商品化されたという逸話もあります。
ブッカーズの詳しいレシピは、公には明かされていません。他には真似できない伝統レシピを守り、こだわりの製法で作られているのが、ブッカーズの魅力と言えるでしょう。
分かっている情報では、スモールバッチ(少量生産)であり販売本数が少ないということです。いわゆる大量生産の低価格バーボンではなく、手間のかけた製法で丁寧に作られていることがわかります。
ブッカーズの中には、熟成年数6〜8年程度のウイスキー原酒が選ばれています。最高峰にふさわしいと選ばれた原酒をヴァッティングし製品にしています。
なお製品化するにあたり、加水や濾過などは行われていません。いわゆる「樽出し」「カスクストレングス」と呼ばれる製法で、それだけアルコール度数も約60〜65%とかなり高くなっています。
原酒がそのまま使われるという製法なので、生産時期によってアルコール度数や香りのニュアンスなどに違いがあります。ボトルにより絶妙な違いを楽しめるのも、ファンにとってはたまらないポイントと言えるでしょう。
熟成された原酒をカスクストレングスで詰め込むと、一般的にはガツンとした味になりがちです。しかしブッカーズは熟成原酒のリッチさがありながら、決して重すぎずバランスに優れているのがポイントです。口当たりも非常にしなやかで、高いアルコールを感じさせません。
オーク樽由来の穏やかな香りが特徴で、口に含むとフルーティーな中からタンニンの渋みやほろ苦さも現れます。余韻は長く、時間をかけてゆっくりと楽しむのにふさわしい仕上がりとなっています。
ブッカーズにはいくつかのラインナップがあります。中には限定品や、日本で正式に発売されていないという商品もあるので要チェックです。
ちなみにブッカーズはボトリングの時期で、それぞれ個性が異なります。2022年ボトルはアルコール度数が62%で、植物系の香りが感じられるバランスに優れた1本に仕上がっています。
【酒速報】ウイスキー ブッカーズ ノエ pic.twitter.com/71XPuM9T6y
— BLONDIE (@BLONDIE_KOBE) June 15, 2016
こちらは1990年ごろに流通していた、かつてのブッカーズです。すでに終売していて、現在は非常にレアなボトルとなっています。生の原酒をダイレクトに味わえる香り高いウイスキーで、生き生きとした香りと濃厚さを感じられます。
オールドボトルとして人気を集めており、コレクターからの需要も高い1本です。
ブッカーズライは名前の通り、ライ麦を主原料にしたライウイスキーです。13年以上の熟成を経て作られるボトルで、非常に希少な1本です。アメリカ市場にて数量限定でリリースされたため、日本には正規販売されていません。そのため国内ではそもそも見かけることすら困難であり、オークションなどでは超高額の値段がつけられています。
ここまでお伝えしたように、ブッカーズはダイレクトな味わいが魅力のバーボンウイスキーです。ストレートで飲むのはもちろんのこと、高いアルコールを活かしたさまざまなアレンジで楽しむことができます。
ここからはブッカーズを楽しめる、おすすめの飲み方を紹介していきます。
久しぶりのブッカーズをストレートで?
60度超えだけど、美味しい(*^q^)? pic.twitter.com/77afRMoDvH— yukun?猫好き会? (@yukun250) April 6, 2023
ブッカーズは高アルコールですが、そのまま飲んでも雑味が少なく美味しいです。ブッカーズを初めて飲むという方は、ぜひ一口ストレートのまま味わってみましょう。濃厚な味わいで満足感が得やすいです。
ただし飲み続けていると舌が麻痺した感覚になってしまうため、飲み過ぎには注意です。チェイサーをしっかりと用意し、ペースに気をつけながら楽しむようにしましょう。
珍しくブッカーズ2022をストレートで?
…ロックかトワイスアップの方が好きかも??✨ pic.twitter.com/sNvk32iRXR— リュウイチ@GRF-AZR4 (@GRF_NSX) December 27, 2022
トワイスアップはウイスキー:水=1:1になるよう加水して飲む方法のことを指します。ウイスキーの鑑評会などでも採用される飲み方で、適度な加水をすることでウイスキーの香りが際立ち、華開いた印象になります。
ブッカーズはもともともアルコール度数が高いので、加水しても物足りなく感じません。香りをより一層楽しみたいという方は、テイスティンググラスを使うなどグラス選びにもこだわってみましょう。
晩酌の〆はバーボンで( *¯ ꒳¯*)
ブッカーズは、ロックが個人的に好きです? pic.twitter.com/4P8JZVx7JN— はらぺこ (@haraheruly) May 31, 2020
ロックは「オン・ザ・ロック」と呼ばれる飲み方で、ロックグラスに大きい氷を入れウイスキーを注いで飲む方法です。氷によりウイスキーが冷え、また時間経過で氷が水になっていくため、ストレートよりもすっきりと飲みやすくなるのがポイントです。
ブッカーズファンの中にはロックを一番オススメする方も多く、人気の飲み方になります。
ブッカーズをミストで?
樽感マシマシです?
ビターさも強く出てきて美味しい?✨ pic.twitter.com/zXEULOzdym— ニッケル (@nikkeruuuu_jin) March 18, 2022
ミストは「ウイスキーミスト」と呼ばれる飲み方になります。ロックに近い飲み方ですが、ロックは大きめの氷(ロックアイス)を使うのに対し、ミストは砕いた氷(クラッシュアイス)を使うのが特徴です。グラスの表面が冷えてミストがかかったようになることから、この名で呼ばれます。
ミストはロックよりもウイスキーがよく冷えるため清涼感があります。夏には特にオススメの飲み方です。
ブッカーズのソーダ割り♡
あんまりバーボンソーダはやらないんだけど、なかなか甘くておいしい♡ pic.twitter.com/KNcwvHPFDH— データ (@Data854) November 7, 2014
ソーダで割ったハイボールは、非常に贅沢な味わいです。この飲み方は、フルーツやナッツを思わせる豊かな香りを感じやすいです。高級ウイスキーなので価格を考えると勿体無いと感じてしまうかもしれませんが、ブッカーズをボトルで入手できた方や色々な飲み方でウイスキーを飲んでみたいという方はぜひお試しください。
なおブッカーズはソーダで割っても甘みが残りやすいので、女性にもオススメです。
ブッカーズはしっかりとした芯のある味わいのバーボンです。おつまみを選ぶ際はバーボンの味わいに負けないようなもの、それでいて香りを邪魔しにくいものがおすすめです。例えば「チョコレート」などがブッカーズによく合います。
またチーズやティラミス、ナッツ、サラミなどもおつまみとしておすすめです。
なおブッカーズはアルコール度数が高く香りも印象的なウイスキーなので、ボリューミーな料理に合わせるというよりはつまみやすい食材に合わせるのに向いています。食事と合わせたいという場合は、水割りやハイボールなどにして飲むのが良いでしょう。
ブッカーズは2018年に生産が中止され、いわゆる終売状態になりました。そのため希少価値が高くなり、一気に流通価格が上昇しました。なお、ちょうど2018年ごろは、ウイスキーの終売や休売が相次いでいた頃です。ブッカーズも原酒の確保が難しくなり、終売状態になったのだと考えられます。
現在は再販となり毎年数量限定で発売されるようになっていますが、以前としてレアなウイスキー扱いであり、その価値は上がり続けています。またブッカーズの中でもかつてリリースされていた「ブッカーズノエ」や「ブッカーズライ」は現在はリリースされておらず、入手も困難な状況となっています。
ブッカーズの定価は、約7,700円(税込)です。プレミアムバーボンではあるものの、クオリティを考えると決して高くはありません。
しかしあくまでもこちらは定価での話です。酒屋やネット通販では価格が高騰していて、2022年ボトリングの品が約18,000円と2倍以上の値段がつけられている状況です。
またブッカーズは古いボトルほど高い値段がつけられているのも特徴です。例えば2019年のボトルには、3万円弱の値段がつけられています。終売以前、2017年よりも前のボトルになると、さらに値段は高くなります。
これまでの価格推移を考えると、ブッカーズの価値は今後さらに高まる可能性があります。定価に近い価格で入手できた場合は非常にラッキーなので、ぜひ狙ってみましょう。
ブッカーズは数あるバーボンウイスキーの中でも最高峰と呼ばれるもので、その価値は非常に高いです。先ほども述べたように定価に対し高い値段がつけられているほどの状況で、年々その価値が上がり続けています。
そんなブッカーズは、お酒買取の市場で高額買取の対象となるボトルです。特に古いブッカーズなどレアなボトルは、定価以上の値がつけられる場合もあります。
ブッカーズを売りたい、査定を依頼したいとお考えの方は「お酒買取専門店リンクサス」をぜひご利用ください。リンクサスはお酒買取に特化した専門店で、ブッカーズなどのバーボン・ウイスキーの買取を強化しています。
リンクサスの買取は店頭買取のほか宅配買取や出張買取にも対応しているので、全国から利用しやすいです。どの買取方法でも手数料や査定料は発生しないのでご安心ください。
リンクサスにはお酒に詳しい査定員が在籍しています。そのためブッカーズの市場人気やオールドボトルの価値を踏まえた上で、市場最高水準の価格をお付けすることができます。ブッカーズ以外のお酒についても買取の依頼や相談が可能なので、なにか気になることがあればお気軽にご連絡ください。
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ブッカーズはバーボンウイスキーの一種で、ジムビーム社が手がけるウイスキーの最高峰です。生産数の少ないこだわりのプレミアムバーボンで、長い熟成を経て作られているのが特徴です。
アルコール度数が60%以上と高いですが、それでいて飲みやすく非常に美しい香りと味わいです。玄人向けの銘柄ですが、ウイスキー好き、バーボン好きの方はぜひ一度トライしてみてください。
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