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今回はスコッチウイスキーの一つであるカティサークについて紹介します。
「カティサークはどんなウイスキー?」「なぜ有名なの?」と気になる方はぜひ参考にしてください。
記事の中ではカティサークのラインナップや、カクテルレシピに関しても紹介しています。
目次
セカオワのRe:setの歌詞に出てくるカティサークとは?
・1923年に開発されたウイスキー
・ラベルの帆船がおしゃれ
・アルコールの度数は40%!!
・村上春樹の小説「1Q84」に登場し有名になった
ウイスキーと村上春樹が好きなSaori が Fukase に紹介して歌詞になったのかな? pic.twitter.com/gj4YsYrbOH
— ハル次郎 (@wjbej7i55wepeb1) May 15, 2019
カティサークはウイスキーの銘柄のひとつです。グリーンのボトルに黄色いラベルが目印で、帆船が描かれたボトルデザインはおしゃれで可愛く写真映えもすることから人気です。
そんなカティサークは、スコットランドで作られる「スコッチウイスキー」に該当します。モルト原酒にグレーン原酒を組み合わせたというブレンデッドウイスキーであり、強すぎない個性とバランスの取れた飲みやすい味わいに定評があります。
ちなみにカティサークとは、もともと19世紀に建造されたイギリスの快速帆船のことを指しています。語源は古いスコットランドの言葉で“短いシミーズ”を意味します。カティサークを身に纏った妖精ナニーの像が船首に付けられたその船は、かつて中国からイギリスまで紅茶を輸送するティークリッパーとして活躍していました。今は現存する唯一のティークリッパーとしてロンドンにて保存・展示されています。
船の名前が付けられたカティサークのウイスキーは、もともと禁酒法時代のアメリカ市場に向け開発されたことから歴史が始まっています。アメリカからブームに火がつき、やがてヨーロッパなど世界にも人気が広がっていきました。
そんなカティサークは、現在は日本にも多く輸入されています。気軽に買えるという点も、カティサークが多くの人に知られるポイントの一つとなっています。
カティサークのウイスキーは村上春樹の小説にたびたび登場することでも有名です。小説『1Q84』、そして『ダンス・ダンス・ダンス』や『ねじまき鳥クロニクル』にも登場します。村上春樹が愛したウイスキーとして、ウイスキーファンはもちろん小説好きの方・愛書家の方にもブランドが広まっていきました。
近年では人気バンドであるSEKAI NO OWARIの楽曲「Re:set」の歌詞にもカティサークの名が登場しています。
カティサークにはさまざまなスコッチウイスキーの原酒が使われています。キーモルトはスペイサイドのものが中心で、これがカティサークらしい爽やかさ・マイルドさにつながっています。スペイサイドにはたくさんの蒸留所がありますが、ウイスキー原酒にはスムースな味わいのものが多く、爽やかで初心者でも飲みやすいと定評があります。
カティサークのキーモルトの中でも最も配合率が高いのが、スペイサイドの「グレンロセス」です。グレンロセスは水を数的垂らしただけでも花開くほどの香りがあり、爽やかで華やかな印象です。さらに同じスペイサイドの「ザ・マッカラン」もカティサークには含まれます。こちらはシェリー樽由来の華やかなウイスキーで、高級ウイスキーとして有名です。
このほかアイラ島のノンピートモルト「ブナハーブン」やスペイサイドの「タムドゥー」、ハイランド最北端の「ハイランドパーク」などもカティサークのキーモルトとして採用されています。
久しぶりにカティサーク買いました〜
ドンキで980円くらい pic.twitter.com/ZASi9OjQQU
— くま次郎 ??? (@kumajiro55) May 20, 2021
カティサークはコスパの良さに定評があります。1,000円前後の低価格で近所のスーパーや量販店でも購入できるので、デイリー向けのウイスキーとして気軽に飲むことができます。
ウイスキーは値段がピンからキリまであります。美味しいと言われているウイスキーの中には、ボトル1本で1万円以上するというものも珍しくありません。また高額なだけでなく入手困難なケースが多く、どんなに美味しくても「そもそも買えない」という声が多いです。
そんな中でカティサークは安値かつ簡単に買うことができます。安いのに味のクオリティが高いため、初心者の方にもおすすめです。
カティサークはハイボールにして美味しいウイスキーと話題になっています。ハイボールがお好きな方にはとくにおすすめです。
カティサークで作るハイボールは香り豊かで、それでいて爽やかな味わいなので飲みやすく食中酒にも向いています。カティサーク:炭酸水=1:2〜3程度で作るとバランスの良い仕上がりになります。
このほかストレートで飲んだり、カクテルにしたりとアレンジが自在です。好きな飲み方で気分を変えながら楽しめるのもカティサークの魅力と言えるでしょう。
飲みやすいライトなウイスキーというと、中には薄っぺらい印象のものも存在します。しかしカティサークは爽やかな味わいでありつつも、香りはどっしりとしていて複雑です。値段以上のリッチな印象を感じ取れるので、美味しいウイスキーを飲み慣れているというファンの方にもぴったりです。
香りは柑橘系の爽やかな中に、バニラやカラメルのような甘み、カカオのような印象なども感じ取ることができます。なおカティサークには複数のラインナップがあり、ボトルごとに個性も変わります。香りや味の違いを比べてみるのも面白いかもしれません。
「カティサーク オリジナル」はカティサークの中でも最もスタンダードな1本です。ノンエイジのウイスキーで、着色していない薄い色が特徴的です。
スペイサイドモルトを中心とした構成のライトな仕上がりで、スムースで飲みやすいです。柑橘のような香りの中にハーブやバニラのようなニュアンスがあり、フルーティーな印象を受けます。ハイボールにおすすめで、このほかロックや水割り、カクテルなどさまざまな楽しみ方ができます。
カティサーク 12年 エメラルドで
乾杯(^_^)/?✨?\(^_^)乾杯#TWLC pic.twitter.com/BhRnNNqNMD— ༒ ユーロ ?༒ (@chef_euro) December 21, 2022
カティサーク12年は、オリジナルボトルの上位品としてかつて販売されていました。12年以上の原酒のみが使われたウイスキーで、カティサーク オリジナルに比べシェリー感が強く、味や香りに奥行きが増しています。
レーズンのようなニュアンス、そしてカティサークらしいライムのような印象も健在です。中にはカカオのようなビターさもあり、複雑さを感じることができます。加水してトワイスアップにすると、より一層香りが開いた印象になるのでおすすめです。
今夜もカティサークの18年。
スペイサイド地方のモルトを主に使用した、18年以上熟成した高級モルトを贅沢にブレンドで、芳醇な香りと深い味わいが特徴。 pic.twitter.com/G0Z5ZpkDB0— ?⋆ うめにぃ (@umenii_spn) October 1, 2021
カティサーク18年は、名前の通り18年以上の熟成原酒を使ったカティサークで高級ボトルに該当します。フルーティーで滑らかなカティサークの長所はそのままに、長熟ウイスキーだけに感じられる芳醇な香り、スパイシーな旨味、そして厚みが特徴となっています。
キーモルトの中に含まれるマッカランの個性を感じられるウイスキーでもあり、シェリー樽由来の華やかな印象が強めです。ストレートやロックなど、味わいをダイレクトに感じられるような飲み方がおすすめです。
プロヒビションは“禁酒法”を指します。カティサーク プロヒビションは2015年に禁酒法廃止から80周年を記念して作られた1本です。
アメリカンオーク樽の原酒をベースに作られたこのウイスキーは、加水を抑えアルコール度数が50%と高めに調整されています。製法も冷却濾過を行わない「ノンチルフィルタード製法」が採用されており、ウイスキー本来のガツンとした味わいをそのままダイレクトに感じることができます。
スパイシーで濃厚、クリーミーで力強いカティサークであり、他のシリーズとは違う個性に仕上がっています。
カティサーク ストームは2013年にリリースされたボトルです。オリジナルよりもモルト比率を高めているのがポイントで、コクや甘みが凝縮された印象を受けます。
口に含むとレーズンのような甘み、カラメル、焼いたウエハースのような香ばしさが次々と現れます。甘みがありますが口当たりは軽やかで、非常に飲みやすいです。
カティサークは基本的にブレンデッドウイスキーですが、こちらの「カティサーク モルト」はヴァデットモルトウイスキーとして発売されています。ヴァデットモルトとは複数のモルト原酒を組み合わせ、グレーン原酒を混ぜずに作ったウイスキーのことを指します。
カティサークに使用されるグレンロセスやマッカランなどの原酒が使われたウイスキーで、シェリー樽由来のフルーツのようなニュアンスを感じられます。通常のカティサークとは違った、コクや旨味を感じたい方におすすめです。
手に入りやすいと言われるカティサークのウイスキーですが、実は終売ボトルも多く、希少価値の高いものが多く存在しています。例えば「カティサーク12年」や「カティサーク モルト」はすでに終売となっており、なかなかお店で見かけることができません。
このほかカティサークの中には、ボトルやラベルのデザインが古い「旧ボトル(オールドボトル)」のものも存在しています。オールドボトルは中の原酒構成にも違いがあると言われていて、希少性の高さから現行品よりも高い値段が付けられています。
カティサークはストレート、ロック、ハイボールといった定番の飲み方で楽しむほか、カクテルのベースとして使うのにもピッタリです。特に「カティサーク オリジナル」はアレンジ向きなので、ぜひ色々な飲み方でトライしてみることをおすすめします。
ここからはカティサークで作るカクテルレシピの例をいくつか紹介します。
ロブ・ロイはスコッチウイスキーで作るカクテルの一つで、ウイスキーにスイートベルモットを組み合わせたものになります。甘みを感じられるカクテルなので、濃厚ですが飲みやすく女性人気も高いです。
材料をシェイカーに入れ、氷を注いだカクテルグラスに注げば完成です。オレンジピールのほか、チェリーを添えても良いでしょう。
オススメされたカティサークが苦手過ぎてコーラハイにしたった!!
一杯飲んだら寝よう!
ちなみにウイスキーは冷凍庫に入れてたヤツ! pic.twitter.com/5NVDGugsrQ— 直腸三銃士ポリープでき放題 (@polyp_dekihouda) June 17, 2020
カティサーク プロヒビションの濃厚な味わいをコーラで割ったカクテルです。濃厚で香り高い香りと炭酸がうまくマッチし、刺激的なドリンクに仕上がります。
作り方は簡単で、氷の入ったグラスにカティサーク プロヒビションとコーラを注いでステアすれば完成です。手軽に作れるカクテルなのでぜひ試してみてください。
カティサークをアイスティーでわって作るカクテルです。アイスティーは通常のものでも良いですが、ピーチティーを使うと甘く飲みやすくなるので特におすすめです。
しっかりと冷やしたグラスに氷を注ぎ、カティサークとアイスティーを入れステアすれば完成です。レモンの輪切りを入れて酸味をプラスするとなお良しです。
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カティサークの中でも特に旧ボトル(オールドボトル)や終売ボトルは高額買取になりやすいです。また18年、25年など長熟タイプのカティサークも人気があるため高値がつきやすいです。
リンクサスの買取はお酒に詳しいプロの査定員が対応するため、ウイスキーに詳しくない方や初めての方でもお気軽に利用いただけます。店頭買取のほか出張買取や宅配買取にも無料で対応しているのでぜひご活用ください。
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今回はコスパ良しの人気スコッチ“カティサーク”を紹介しました。爽やかで飲みやすいカティサークは、ハイボールや水割り、カクテルなどさまざまな飲み方で楽しむことができます。
カティサーク オリジナルならスーパーや量販店などでも簡単に探せるので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。
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