ドンペリニヨンは、お酒を飲む人はもちろんのこと飲まない人でも名前くらいは知っているというほど知名度が高いシャンパンですよね?
実は一言にドンペリニヨンといっても色々な種類があり、色や種類によって価格も変わるのですが、特にお酒を飲まない人はあまり詳しく分からないですよね。
そこで、今回はシャンパンの王道とも言えるドンペリニヨンの種類や価格、特徴などを中心に詳しく迫っていきたいと思います。
ドンペリニヨンの中では一番スタンダードなタイプで値段も手頃なため手に入れやすい銘柄になります。
ちなみに、通販価格を参考にするとドンペリ白の値段は現在1万5千円ほど。
手頃ではないと感じる方もいるかもしれませんが、そもそもドンペリニヨン自体にプレミアが付いていますし、シャンパンは主にパーティやお祝い事などで飲むことが多いです。
そう考えると、少し高めのシャンパンを用いたい場にはぴったりの品ですね。
ドンペリ白はフランスが原産で、原料となるぶどうはシャルドネやピノ・ノワール、ピノムニエが使われています。
これらのぶどうを原料として8年間の瓶内熟成をしたのち、市場に出回ります。
ボトルサイズは通常サイズのフルボトルからジェロボアムまであります。
テーブルでグラスを傾ける分にはマグナムが使われることが多いですが、シャンパンタワーなどを作る際には大きなボトルが用いられることもあります。
ただし、当たり前ですがボトルは大きいほど重さも加わりますので多くの場合はオブジェとして店内に飾られている傾向があります。
ドンペリ白はヴィンテージが古くなると買取価格も高くなりますし、アーティストとコラボレーションして作られたラベルボトルも存在します。
ドンペリ白の一般的な買取相場は7,500円程になります。
白ぶどうのさっぱりとした甘酸っぱさにはしつこさがなく、キレの良い炭酸が辛味を感じさせる味わいです。
甘いお酒が苦手な方もドンペリ白ならスッとグラス一杯は飲んでしまいそうですね。
ピンク色の可愛らしい見た目とは裏腹に味わいはかなりの辛口です。
ドンペリ白と同様に原料にはシャルドネやピノ・ノワール、ピノムニエが使用されていますが、熟成期間が白よりも長いことから味わいが辛口に近づいています。
価格は2万6千円程と、こちらも熟成期間が長いことなどが理由となり価格はドンペリ白よりもかなり高くなっています。
見た目の華やかさもありピンドンは女性からの人気が高く、パーティだけではなくキャバクラやクラブでも好んで飲まれるシャンパンです。
シャンパンタワーにしても見栄えが良いですので、一度に大量に消費されることも少なくありません。
消費量はかなり多いピンドンですが、その分生産量も多くなっていますので買取価格は1万5千円ほどにとどまっています。
見た目とのギャップのある味わいが特徴のピンドンは、一度は飲んでみたいと感じる女性も多いでしょう。
ちなみに1976年以前に作られたドンペリニヨンエノテークには、ブラック以上のプレミアが付いており“プラチナ”と呼ばれています。
タイプは白とロゼの種類があり、味わいはかなりの辛口でキリッとした口当たりが特徴です。
現在のドンペリブラックの価格は5万5千円前後が相場となっており、買取価格は2万5千円あたりが相場ですね。
ちなみにプラチナの買取相場は15万円と急激に価格が跳ね上がります。
1976年までに作られたドンペリということもあり、もう作ることはできない銘柄ですからね。
見た目もマットなブラックボトルが採用されているドンペリブラックは、オブジェとしておいていてもかなりの存在感があってかっこいい印象を与えます。
商品としてではなく置物としてお店に置いている店舗も少なくありません。
ちなみにドンペリニヨン P2の「P」とは、熟成のピークの時期であるプレニチュードの頭文字を取ったものです。
ドンペリニヨン P2とは2回の熟成のピークをむかえたシャンパンであることを示しています。
ドンペリニヨンの熟成のピークというのは8年刻みで考えられています。
つまり、ドンペリニヨン P2は16年の熟成を経て生産されたということですね。
ドンペリニヨン P2の白は1万8千円、ロゼは7万5千円ほどで買取をされています。
白の場合の売価は3万8千円ほどとなっており、スタンダードなドンペリ白のほぼ2倍の価格になっています。
熟成期間がそのまま値段に反映される傾向がありますね。
ただし、希少性からもドンペリニヨンは基本的にロゼが高値で売られることが多いです。
味わいはやや辛口のスッキリとした風味が特徴で発泡ではありますが、しつこさがないため割とたくさん飲める味わいになっています。
P3ということで、熟成のピークを3回むかえたこの銘柄はおよそ25年もの長い間、大切に熟成をされてきました。
原料となるぶどうは他のドンペリニヨンと変わらず、シャルドネやピノ・ノワール、ピノムニエですが、この長期熟成に耐えるためにより厳選されたグレードの高いぶどうばかりが使われています。
そのため味わいとしては辛口ですが優しくてほのかな甘みと濃いぶどうの風味が強く感じられます。
もちろん、他のドンペリニヨンの種類でも上質で簡単には手に入らないぶどうばかりが使われていますが、ドンペリニヨンP3は格別ですね。
現在、ドンペリニヨンP3の売価は20万円越え。
買取査定額も16万5千円ほどとなっておりかなり希少で手に入りづらい銘柄となっています。
ロゼやマグナムサイズもあり、ドンペリニヨンP3の中でも色やサイズによって価格は大きく変わります。
3度もの熟成のピークをむかえていることや、その長期熟成にも耐えうるぶどうの品種を厳選していることから、価格は他のドンペリニヨンに比べてもかなり跳ね上がっています。
ボトルもマットブラックのフルボトルにゴールドのラベルはそれをみただけでも高級感と高い品質がうかがえます。
いかがでしたでしょうか?
ドンペリニヨンには熟成期間などによって、この他にも様々な品種が存在します。
また、中身は同じシャンパンでもラベルがアーティストとコラボしていたりする限定商品も存在し、一言では価値が表しきれないというのが実際のところですね。
高級シャンパンとしても名高いドンペリニヨンのシャンパンは、お祝い事やプレゼントをすることでも喜ばれるでしょう。
特に製造年度やヴィンテージが様々あるドンペリニヨンですので、贈る際も相手に合わせた銘柄を選ぶと、より相手から好感を持ってもらいやすくなりますよ。
プレゼントされたドンペリニヨンがあり飲まずに困っているという方には、お酒買取の専門店に査定を依頼することをおすすめします。
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