IWハーパーはうまいかまずいか?12年の評価や種類とおすすめ計8選

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IWハーパーはうまいかまずいか?12年の評価や種類とおすすめ計8選

PR: 2021/12/13
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IWハーパー12年の評価や種類とおすすめ計8選
ストレートはもちろん、ハイボールにしても美味しいウイスキー。産地や製法の違いで味が変わることをご存知でしょうか?
今回はバーボンウイスキーの代表銘柄であるIWハーパー(I.W.HARPER)について解説していきます。バーボンが好きな方はもちろん、これからウイスキーに挑戦してみたいという方、普段はスコッチ派という方もぜひ参考にご覧ください。
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IWハーパーとは?初心者人気も高い高級バーボンの銘柄

ウイスキー
IWハーパーは、ウイスキーの銘柄の一つです。アメリカンウイスキーの一つで、いわゆる“バーボン”と呼ばれるものとなります。
実は19世紀後半まで、バーボンは世界のウイスキーの中でもさほど高級品ではありませんでした。リッチなウイスキーといえばスコッチが大半であり、バーボンはあくまでも低級品が多い時代でした。しかしIWハーパーはそんなバーボン界を変えた存在であり、上質なバーボンを生み出すという目的で造られた銘柄となります。
洗練された味わいのバーボンウイスキーとして造られたIWハーパーは、「高級バーボン」という新しいカテゴリーを誕生させました。日常酒だったバーボンをスタイリッシュで都会的なイメージにまで格上げし、時にパーティー用のお酒や贈答用として選ばれるようにもなりました。
なおIWハーパーはとうもろこしの比率90%近くと非常に高いバーボンで、甘味があり深い味わいを楽しめることが大きな特徴です。またバーボンには珍しく、長期熟成ボトルがあることも有名です。そんなIWハーパーは、クセが強い銘柄の多いバーボンの中でも非常にスムーズな飲み口で、初心者人気も高い銘柄となっています。

そもそもバーボンとは?ウイスキーの産地による違い

IWハーパーを知るためには、そもそも「バーボン」というウイスキーについて知っておく必要があるでしょう。バーボンはアメリカのケンタッキー州を中心に生産されるお酒であり、世界的にも有名なウイスキーの一種です。
なおウイスキーはアメリカ以外にも世界中で造られており、それぞれ特徴が違います。ここからは世界5大ウイスキーの違いについて解説していきます。

1.アメリカンウイスキー(バーボン)

アメリカンウイスキー
IWハーパーの産地であるアメリカでは、寒暖差を生かしたウイスキー造りが行われています。熟成が早く進むのが特徴で、濃い味のウイスキーが多いです。また内側を焦がしたオークの新樽を使っているため、オークの強い香りがウイスキーにつきやすくなります
バーボンはとうもろこしの比率が高いことが特徴で、甘味が強めとなっています。バーボンのほかにもライ麦が多めの「ライウイスキー」、コーンが80%以上含まれた「コーンウイスキー」なども有名です。

2.スコッチウイスキー(スコッチ)


スコットランドはウイスキーの有名な産地の一つです。特にシングルモルトの聖地」と呼ばれており、モルト(大麦麦芽)を使ったウイスキーが人気です。スコッチはピートが強く、独特のスモーキーさを感じることができます。日本にも多くの銘柄が流通しています。

3.アイリッシュウイスキー

アイルランド
アイルランドで造られるウイスキーです。スコッチとは違いピートの香りはついておらず、さらに複数回の蒸留で滑らかかつ軽快な味わいに仕上がっているのがポイントです。さっぱりとした印象でクセが少なく、カクテルベースとしても人気があります。コーヒーと混ぜて楽しむスタイルが特に有名です。

4.カナディアンウイスキー


カナディアンクラブなどの銘柄が有名な、カナダ産のウイスキーです。5大ウイスキーの中でも最もライトです。原料にはライ麦やとうもろこしがよく使われており、初心者でも飲みやすい味わいのものが多いです。

5.ジャパニーズウイスキー

ジャパニーズウイスキー
日本で造られるウイスキーは、スコッチを見本にしつつも日本人の舌に合いやすい味となっています。スコッチよりもスモーキーさは少なく、透明感があります。大手メーカーのウイスキーだけでなく、小さな蒸留所のものでもクオリティが高いです。

5大ウイスキーを比較すると、アメリカのウイスキーであるバーボンは世界のウイスキーの中でも“甘味”が強いことがわかります。味が濃いものも多く、クセが強いと言われることも多いです。
ただしIWハーパーは、バーボンの中でもクセが少なく飲みやすい味わいに仕上がっているのが大きなポイントです。今までバーボンをあまり飲んだことがないという方が、バーボンに挑戦する際にぜひおすすめしたい銘柄です。

IWハーパーの歴史と蒸留所について


IWハーパーの歴史は1877年よりスタートしています。生み出したのはドイツからアメリカに移民した、アイザック・ウォルフ・バーンハイム氏です。バーンハイム氏は19歳という若さでアメリカに移り、積極的にバーボン造りに取り掛かりました。さまざまな仕事経験のあるバーンハイム氏は、従来のバーボン造りの姿勢をそのまま継承するのではなく、顧客重視”そして“品質重視”の姿勢をとり、ウイスキーの品質を追求していきました。
ちなみに「IWハーパー」という名称は、アイザック・ウォルフのイニシャル(I.W.)と彼の親友であるフランク・ハーパーの名前を取ってつけられました。こうして誕生したIWハーパーは、誕生からわずか8年後の万国博覧会にて金賞を受賞し、さらにその後も様々な博覧会にて金賞を受賞するほど認められる銘柄となりました。
IWハーパーのラベルを見ると、5つのメダルが描かれていることがわかります。これは博覧会で金賞を5回受賞した、ということを表しています。現代もその高い品質が守られており、バーボンの中でもハイクオリティなブランドの位置付けとなっています。

日本におけるIWハーパー

日本では、キリンビールが2009年より輸入元となり販売を開始しています。ちょうど国内でのハイボールブームと重なる時期であり、2010年にはIWハーパーの缶入りハイボールなども発売されています。高級バーボン」といえど日本国内でも手に入りやすく、コンビニエンスストアなどでも購入することができるのが魅力です。価格もそこまで高すぎないため、幅広い世代に支持される銘柄となっています。
なお2021年には、俳優の三浦翔平さんが日本初のブランドアンバサダーに選ばれています。


ブランドムービーも公開されていて、IWハーパーの魅力をわかりやすく伝えてくれています。このように日本で広がりを見せているIWハーパーは、これからますます国内人気が高まることが予想されています。

ハイボールも人気!「ハーパーソーダ」とは。飲み方のコツは?


IWハーパーを楽しむ方法の一つとして、有名なものに「ハーパーソーダ」があります。いわゆるハイボールのことで、IWハーパー:炭酸水=1:4の比率で混ぜ合わせることで完成します。よく冷えたグラスに氷をたくさん注ぎ、炭酸の泡を潰さないようにゆっくりと混ぜるのがコツです。
IWハーパーのクセの少ない軽快な味わいはそのままストレートでも十分美味しいですが、ハイボールにすることでより華やぐと言われています。炭酸の刺激がIWハーパーの甘味とマッチし、心地よいドリンクへと生まれ変わります。雑味も少なく飲みやすいので、食中酒としてビール代わりに取り入れるのもおすすめです。

IWハーパーのおすすめシリーズ

IWハーパーには、いくつかのシリーズボトルがあります。ここからは各種ボトルについて、味わいや特徴を解説していきます。

1.I.W.ハーパー ゴールドメダル


ラベルに記載されている、ステッキを持ちシルクハットを被った紳士が目印の1本です。IWハーパーの中でもスタンダードな1本となります。
原料に86%も使われたとうもろこしが生み出す甘さが魅力で、スムースな舌触りで非常に飲みやすいです。スッキリとしていますが、飲んでいく中にバニラやバナナのようなクリーミーな甘味を感じることもできます。
バーボン初心者におすすめしたいボトルで、ソーダ割りやカクテルで楽しんでも良いです。
・アルコール度数:40%

2.I.W.ハーパー 12年

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バーボンには珍しく、12年という長期熟成をしているシリーズです。熟成による濃厚な甘味が魅力で、口に含むとメイプルシロップのような香りを堪能できます。ゴールドメダルのボトルよりも液体の色も濃く、甘さだけでないビターさも加わっていて、熟成された深い味わいを楽しむことができます。
・アルコール度数:43%

3.I.W.ハーパー 15年


日本では未発売の15年もののボトルです。購入する場合は、並行輸入品を選ぶと良いでしょう。
熟成感がさらに増したこちらのボトルは、甘味の中に複雑な奥行きも感じ取ることができます。素材が良いので、ぜひストレートやロックで楽しみたい1本です。
・アルコール度数:43%

IWハーパー好きにおすすめしたいウイスキー

IWハーパーが好きな方、IWハーパーを飲んでいておいしいと感じた方は、ぜひ他のウイスキー銘柄にも挑戦してみましょう。ここからは、IWハーパーの味が好きな方におすすめしたい銘柄をいくつか紹介します。

1.メーカーズマーク

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IWハーパーと同じバーボンの銘柄です。小さな蒸留所が造るハンドメイドのウイスキーであり、手作りながらの上質な味わいが魅力です。口当たりが柔らかく、口に含むと蜂蜜やキャラメルのようなニュアンスを感じ取ることができます。
赤い蜜蝋で覆ったキャップが特徴で、これは一つ一つデザインが違うものになっています。特別感があるので、ちょっとしたギフトとしても人気があります。
・アルコール度数:45%

2.バーンハイム オリジナル 7年


IWハーパーを造るバーンハイム蒸留所が手がけるウイスキーです。IWハーパーよりもとうもろこしの比率が抑え目で、代わりに冬小麦が使われています。穀物やサトウキビを感じさせる香りで、マイルドで飲みやすいです。
・アルコール度数:45%

3.ジムビーム

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ジムビームもバーボンの一種で、世界120ヵ国で飲まれているという有名銘柄です。コーンやライ麦、大麦などを中心に造られるその味わいは、滑らかで優しい口当たりが特徴です。樽の香りもしっかりと感じ取ることができ、バニラやキャラメルのようなニュアンスもあります。
全体的にマイルドで飲みやすく、初心者にもおすすめできます。コスパ面も魅力なので、高いウイスキーにはまだ抵抗がある方にもぴったりです。
・アルコール度数:40%

4.オールドクロウ

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現在のバーボンの主な製法である“サワーマッシュ製法”をいち早く取り入れたブランドです。奥深いコクと爽やかさで非常にバランスの取れた味わいであり、IWハーパーの味が好きな方におすすめしたい1本です。低価格で入手しやすく、ハイボールにして楽しみたい方にも適しています。
・アルコール度数:40%

5.フォアローゼズ

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個性の異なる10種類の原種をブレンドしたアメリカのウイスキーで、はちみつのようなニュアンスの中にスパイス感も感じられる、バランスの取れた味わいです。薔薇の描かれたラベルは、女性受けも良いです。
カクテルにしても飲みやすく、ミントやレモン、ライムなどの爽やかなアイテムと相性が抜群です。
・アルコール度数:40%

IWハーパーに合わせたいおつまみ

IWハーパーに合わせたいおつまみ
甘味のあるバーボンであるIWハーパーには、塩気のあるおつまみが相性抜群です。ビーフジャーキーなど燻製系のおつまみと合わせれば、ほんのりとしたIWハーパーの味に飽きることなく、長く楽しむことができるでしょう。サラミやウインナー、スモークチーズなどもおすすめです。
またハイボール「ハーパーソーダ」にして楽しむ際には、揚げ物などの油物、ステーキなどのガッツリとしたメイン料理を合わせてみるのもありです。食べ応えのある料理と合わせても、喧嘩せずに馴染むのがIWハーパーの魅力と言えるでしょう。
またハイボールは、健康志向の方に“ビールがわりのアイテム”として流行しています。ビールに合わせるような枝豆や塩辛などを、IWハーパーに合わせてみるのもありです。IWハーパーはバーボンの中でも比較的さまざまな食べ物と合わせられるので、ぜひお気に入りの組み合わせを探してみてください。

まとめ

IWハーパーはバーボンウイスキーを代表する銘柄で、とうもろこし由来の甘さと軽快さが魅力です。初心者でも飲みやすい味わいで、これからバーボンにチャレンジしてみたいという方にぴったりです。
日本にも流通している銘柄なので、ぜひ興味がある方は飲んでみてください。ハイボール派の方にもおすすめです。

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