2024年今買うべき値上がりしそうな入手困難国産ウイスキーランキング10選

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2024年今買うべき値上がりしそうな入手困難国産ウイスキーランキング10選

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品薄続く国産ウイスキー。2024年値上がりしそうなジャパニーズウイスキー10選
価格高騰が続くジャパニーズウイスキー。10年前とは比べ物にならないほど値段が上がっていて、中にはかつての10倍以上という価格が付けられているボトルも存在します。
2024年以降も価格高騰は止まらず、むしろウイスキー通の間では今後ますます価格が上がっていくことも予想されています。

今回の記事では、そんな国産ウイスキー・ジャパニーズウイスキーの価格高騰に注目しつつ、実態を解説していきます。

「なぜ国産ウイスキーには高値が付いているの?」
「これから値上がりしそうなウイスキー銘柄が知りたい!」
「ウイスキーの定価が変わるって本当?」

このような疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にご覧ください。
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国産ウイスキーはなぜ人気に!?3つの理由を解説!

国産ウイスキーはなぜ人気に!?3つの理由を解説!
2014年を過ぎた頃から、国産のウイスキーは世界市場で爆発的な人気を集めています。「ジャパニーズウイスキー」などと呼ばれ、アルコール飲料としても、資産としても高い価値が認められるようになっています。

しかし日本のウイスキーは100年近く前から製造されていたにもかかわらず、なぜここ10年で急激に人気を集めたのでしょうか?まずはその3つの理由に迫っていきましょう。

1.世界5大ウイスキーの1つとなり鑑評会で高評価


もともとウイスキーといえば、スコットランドのものが有名であり日本産のものはさほど有名ではありませんでした。初めて日本で国産ウイスキーが作られたのは1929年ですが、スコッチの技術をそのまま流用したウイスキーは日本人にはやや刺激が強く、当時は大きなブームとはなりませんでした。

しかしそこから第二次世界大戦を終え、高度経済成長の波にもまれることにより、日本のウイスキーは独自の改良が加えられていくこととなりました。刺激を抑えて上品な飲み口に造られたまろやかな日本の新しいウイスキーは、飲みやすいと評判を集め2000年代に入り一気に脚光を浴びることとなりました。

ジャパニーズウイスキーはやがてスコッチウイスキー、アイリッシュウイスキー、アメリカンウイスキー、カナディアンウイスキーと並んで『世界5大ウイスキー』と呼ばれるようになり、世界から高い評価を受けるようになりました

実際に有名な鑑評会で日本のウイスキーが最高金賞に選ばれることも多く、その実力は折り紙付きとなっています。プロからも評価された味という事実が、日本産のウイスキーを世界に流行させるきっかけとなりました。

2.ハイボールが流行し一般にも親しみやすい存在に

ハイボールが流行し一般にも親しみやすい存在に
国内では「ハイボール」のブームが訪れたことも、ウイスキーの消費量UPにつながっています。ハイボールが流行したのは2000年代の後半のことです。

それまでは水割りで飲まれることの多かったウイスキーですが、炭酸割りのハイボールという飲み方で楽しむ方法が広まったことにより、かつてはウイスキーを避けていた若い世代も徐々にウイスキーに親しむようになりました

またハイボールはビールに比べて低カロリーであるため、ビールを辞めたい健康志向の方からも好まれるようになりました。このように今までウイスキーに触れてこなかった方たちがハイボールの台頭でウイスキーを飲むようになり、自然と国産ウイスキーの消費量も増えていったと考えられています。

3.メディアやドラマなどでの注目度もUP

竹鶴政孝&リタ像
※↑竹鶴政孝&リタ像(広島県竹原市)

国産ウイスキーが注目を集めた一つのきっかけに、NHKドラマ「マッサン」でニッカウヰスキーの創始者である竹鶴正孝氏が取り上げられたことも挙げられます。マッサンが放映されたのは2014年のことであり、ウイスキーブームを後押しするのに大きな役目を果たしました

お茶の間にもジャパニーズウイスキーの文化や歴史が知れ渡ることとなり、これまではアルコール類の一つでしかなかったジャパニーズウイスキーが、一気に国を代表するお酒として認知度が向上していったのです。

またサントリーの山崎や白州なども、注目度が高まったことでニュースやバラエティ番組、情報番組などに登場する機会が増えていきました。

このように国産ウイスキーの価格上昇や希少価値の高さにフィーチャーするようなメディアが多く、「日本のウイスキーは高級なものである」ということが一般的に知れ渡り、さらに人気を後押しすることとなったのです。

原酒不足で国産ウイスキーのプレミア化が進む

需要と供給のバランスが合わず原酒不足状態に

需要と供給のバランスが合わず原酒不足状態に
人気が高まった国産ウイスキーは、一気に買い手が殺到する事態に陥ります。そして今までの供給量に対し需要が急激に増えたことで、「原酒不足」という問題も発生します。

原酒不足は言葉通りの意味で、ウイスキーの原酒が足りていないという状態のことを表します。ウイスキーは製造に大掛かりな設備、そして時間が必要になるため、需要が増えたからといって簡単に供給量を増やすことはできません
そのため商品化できるボトル数は限られたままで、少ない本数に多くの買い手が殺到する結果となりました。これによりウイスキーがなかなか店頭に並ばないという事態が発生し、国産ウイスキーはそもそも入手すら困難だと言われるようになったのです。

近年は生産量を増やすため設備投資をしている蒸溜所も増えてきていますが、それでもまだまだ間に合っておらず、実際に人気ウイスキーがたくさん作られるようになるのは何年も後だと言われています。
そのため現在のような原酒不足は、これから何年も続くと予想されています。

終売・休売品が増えプレミアが付いた

終売・休売品が増えプレミアが付いた
原酒不足となったウイスキーの中には、販売を継続できず終売や休売となったものも多くありました。いわゆる“プレミア付き”の状態になったことが、ウイスキーの価格上昇につながったと考えられています。

例えば終売を機に値上げになったボトルには、以下のようなものがあります。

  • 山崎10年・・・2013年3月末に終売。
  • 白州10年・・・2013年3月末に終売。
  • 響12年・・・2015年春に終売。
  • 響17年・・・2018年9月に休売(販売停止)。いまだに再販されず。
  • 余市シリーズ・・・10年・12年・15年・20年などが2015年夏に終売。
  • 宮城峡シリーズ・・・10年・12年・15年などが2015年夏に終売。
  • 竹鶴シリーズ・・・12年17年21年25年などが終売。

もちろんこれ以外にも、終売となり希少価値が高くなったボトルは多く存在しています。また終売や休売品のほか、ウイスキーがレアなものとなったことから、最初から通年商品ではなく数量限定品としてリリースされるような商品も増えてきているのが現状です。

つまり国産ウイスキーが10年以上前に比べ珍しいものとなったことから、ウイスキーに高額がつけられるようになったのだと言えます。中には定価の10倍以上のプレミア価格が付けられているようなものも存在しています。

旧ボトル・旧ラベル品などの価値も認められるように

旧ボトル・旧ラベル品などの価値も認められるように
高騰化が話題になるウイスキーの中には、旧ボトル・旧ラベルと言われるボトルも存在します。こちらはボトルやラベルのデザインが切り替えられたことで、今は存在しなくなった古いウイスキーのことを指します。

現行品にはないデザインのウイスキーは、見た目が古いだけでなく中の原酒にも古いウイスキーが使われているのが特徴です。この古いウイスキーというのは、原酒不足となった今とは違うブレンドであることが多く、異なる味を楽しめるとウイスキーのファンたちから人気を集めています。

数十年前はあまり大きな価値が認められていなかったウイスキーの中にも、ここ10年ほどで一気に値段が上がったものが存在しています。国産ウイスキーのブームが巻き起こった今のタイミングで、古いウイスキーにもこれまで以上の価値が認められるようになってきているのです

中には現行品と旧ボトル・旧ラベルとの違いで何倍も値段が異なる商品などもあります。手元に残っていた古いウイスキーの価格をいま調べてみると、値段が大きく跳ね上がっていたというケースも多く見受けられています。
ウイスキーオールド旧ボトル。シーバスリーガル12年等人気古酒10選

価格高騰に注目したウイスキー投資家や転売ヤーが増える


ウイスキーの高騰化を受け、ウイスキーファンだけでなく投資家たちまでジャパニーズウイスキーに注目するようになりました。今後も価値が上がることが予想されている人気銘柄のウイスキーを購入し、値段が上昇したところで再度販売するという「ウイスキー投資」を行う人物が増えてきています。


このように、国産ウイスキーはもはやただの飲み物ではなく、財産のような扱いを受けるようになっています。買取市場やオークションなどでも、国産のウイスキーは非常に高額で取引されています。

特に近年では、国産ウイスキーの中でもハイクラスのものが、オークションで高額落札されていることが話題となっています。例えば香港のオークションでは、「山崎55年」が1本8500万円の値段で落札されています。

このほかにも「イチローズモルト カードシリーズ54本セット」に1億円の価値がつくなど、多くのジャパニーズウイスキーがウイスキーファン並びに投資家たちから注目を集めていることがわかります。
もともとこれらのウイスキーは定価数百万円で売られていたものであり、値段が何十倍にも膨れ上がっていることが見て取れます。このように、国産のウイスキーは今もなお価格が上がり続けています。

値上がりの凄さから盗難事件などのトラブルも発生


あまりに高騰化が進んでしまった国産ウイスキーは、しばしば盗難の被害に遭ってしまうことがニュースとなっています。
実際に高級ウイスキーの盗難事件の報告は多数あり、その時の被害額は「時価500万円」や「総額150万円相当」など非常に大きな金額であることがわかっています。

資産価値の高いウイスキーは、今や自宅で気軽に保管できるものではなくなっており、保管時のセキュリティなどにも気をつけなければならない状況です。もし自宅に高級な年代物の国産ウイスキーがある場合は、鍵付きの棚に保管するなど管理方法に注意しておきましょう。

なお、もし今後も飲む予定がないウイスキーであれば、管理に手間をかけるのではなく売って現金に変えてしまうのも一つの手です。プロの査定士が在籍しているお酒の買取専門店を選べば、ウイスキーを相場に見合った価格で買い取り、現金化してくれます。

2024年4月から定価値上げを発表したブランドも多い

2024年4月から定価値上げを発表したブランドも多い
プレ値による高騰化が話題となっている国産ウイスキーですが、実は定価(メーカー希望小売価格)そのものも上昇しています。「価格を引き上げ設備を拡大する」「近年の経済状況により原価が上がっている」など、値上げには色々な背景があります。

実は2024年は値上げになるウイスキーが多い年でもあります。国産ウイスキーの2代ブランドである「サントリー」「ニッカウヰスキー」のどちらも、2024年春以降の出荷分から定価を引き上げると発表しています。
その上がり幅は非常に大きく、サントリーは従来よりも最大で125%ほど価格をアップ、ニッカウヰスキーに関しても1本何千円というレベルでの値上げを発表しています。

定価が値上げになることで、流通価格もますます高騰していくと考えられています。これからのウイスキーの価格は未知数な部分も多いので、ぜひこまめに情報をチェックしておくようにしましょう。
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値上がりしそうな入手困難国産ウイスキーランキング10選

商品画像shopポイント流通価格種類熟成年数アルコール度数
サントリー
シングルモルト山崎25年
リンクサス酒販楽天市場Amazon山崎買取山崎蒸溜所にて作られる、国産の中でも最大人気のウイスキー。伊勢志摩サミットの提供酒に選ばれたことも。約180万円シングルモルトウイスキー25年以上43%
サントリー
響30年
リンクサス酒販楽天市場Amazon響 買取ハーモニーをイメージさせる、調和の取れた最高級ブレンデッドウイスキー。生産本数が僅かで希少価値が高い。約80万円ブレンデッドウイスキー30年以上43%
ニッカウヰスキー
シングルモルト余市20年
リンクサス酒販楽天市場Amazon余市買取北海道・余市の土地で作られるシングルモルト。20年ものは終売で価格高騰中。力強さの中にまろやかさを感じる味。約35万円シングルモルトウイスキー20年以上52%
ニッカウヰスキー
シングルモルト宮城峡15年
リンクサス酒販楽天市場Amazon宮城峡買取ニッカウヰスキーの第二蒸溜所・宮城峡にて作られる甘やかなモルトウイスキー。入手すら困難なほど希少な1本。約15万円シングルモルトウイスキー15年以上45%
ニッカウヰスキー
竹鶴25年ピュアモルト
リンクサス酒販楽天市場Amazon竹鶴25年買取NHKドラマ「マッサン」でも注目された竹鶴ブランド。木箱まで揃った完備品は特に評価が高い。約25万円ピュアモルトウイスキー25年以上43%
ベンチャーウイスキー
イチローズモルト ミズナラウッドリザーブ
リンクサス酒販楽天市場Amazonイチローズモルト買取日本特有のミズナラ樽を使ったウイスキーで、個性を感じる味わい。羽生蒸溜所の原酒がキーモルトになっている。約15,000円モルトウイスキー46%
サントリー
シングルモルト山崎12年
リンクサス酒販楽天市場Amazon山崎買取山崎の王道ボトルでギフト需要も高い。2023年にはサントリー100周年を記念した限定ラベル品も流通。約3万円シングルモルトウイスキー12年以上43%
サントリー
シングルモルト白州25年
リンクサス酒販楽天市場Amazon白州買取爽やかに香るスモーキーな熟成モルトウイスキー。ハイボールも人気な白州ブランド。定価の値上げで価格高騰必至。約80万円シングルモルトウイスキー25年以上43%
ニッカウヰスキー
フロム・ザ・バレル
リンクサス酒販楽天市場Amazonウイスキー買取フロム・ザ・バレル=樽出しのまま詰められる、51%の濃厚なウイスキー。本来は数千円台の品だが流通価格は高め。約6,000円ブレンデッドウイスキー51%
堅展実業
厚岸 二十四節気シリーズ
リンクサス酒販楽天市場Amazon厚岸買取24節気をモチーフにしたシリーズもののウイスキーで、それぞれ味わいや構成が異なる。期間限定・数量限定。約2〜10万円ボトルにより異なるボトルにより異なる

1位:サントリー シングルモルト山崎25年

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サントリーの山崎蒸溜所にて造られるシングルモルトのウイスキーです。原酒の中から酒齢25年以上の熟成したものだけを集めてヴァッティングし瓶詰めしています。

シェリー樽で長期熟成させているため、円熟な香りと濃厚な味わいが感じられます。伊勢志摩サミットでの提供酒に選ばれたこともあるほど、世界各国からの評価が高いお酒でもあります。

そんな山崎25年は、定価16万円(税抜)に対しおよそ180万円に近い価格がつけられている状況です。2024年には定価が36万円(税抜)へと改定されることから、プレ値も200万円〜になると予想されます。

山崎25年Amazonの価格相場推移
2011年105,000円
2012年105,000円
2013年148,000円
2014年152,230円
2015年360,000円
2016年360,000円
2017年468,000円
2018年780,000円
2019年799,900円
2020年820,000円
2021年1,470,000円
2022年1,800,000円
2022年1,800,000円
2023年1,540,000円
2024年末予想2,000,000円

2位:サントリー 響30年

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山崎が有名なサントリーのウイスキーですが、山崎以外にも高級なウイスキーが複数あります。その一つが「響」という銘柄で、こちらは山崎とは違い複数の蒸溜所の原酒を組み合わせた“ブレンデッド・ウイスキー”となっています。

響30年は年間数千本しか造れないという、非常に希少価値の高い限定商品です。そのため特別なシーンのお酒や贈答品としても人気があり、買い手側の需要も高く値段が高騰化しやすい傾向です。

こちらも価格改定になることが発表されていて、16万円(税抜)→36万円(税抜)となります。それに伴い、80万円近い価格が100万円越えになることが予想されています。

また響30年は通常ボトルだけでなく、限定デザインの陶器ボトルなどもこれまでに発売されていました。限定ボトルに関しては、現行品よりもさらに高い金額がつく可能性が大です。

響30年 Amazonの価格相場推移
2011年100,000円
2012年118,000円
2013年168,000円
2014年172,800円
2015年288,000円
2016年360,582円
2017年386,000円
2018年650,000円
2019年527,000円
2020年527,000円
2021年850,000円
2022年750,000円
2023年810,000円
2023年855,000円
2024年末予想900,000円

3位:ニッカウヰスキー シングルモルト余市20年

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余市
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ニッカウヰスキーの創始者である竹鶴正孝氏が選んだ、北海道余市の土地で造られた力強いモルトウイスキーです。こちらのボトルは20年以上の熟成したシングルモルトのみを使っており、やわらかな樽の熟成香やまろやかな口当たりを堪能できます。

現在では終売してしまっていること、さらに長期の熟成期間が必要であり簡単には追加生産できないことから、今後も大幅に高騰化することが予想されています。

余市20年Amazonの価格相場推移
2011年19,198円
2012年17,158円
2013年17,150円
2014年18,800円
2015年100,000円
2016年115,000円
2017年150,000円
2018年228,000円
2019年245,000円
2020年300,000円
2021年500,000円
2022年494,000円
2023年390,000円
2024年末予想450,000円

4位:ニッカウヰスキー シングルモルト宮城峡 15年

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ブラックニッカ
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宮城峡もニッカウイスキーのシングルモルトの銘柄です。余市とは違い仙台にある宮城峡蒸溜所で造られるモルトウイスキーであり、余市に比べみずみずしさの目立つ女性らしい印象の味わいをしています。

15年という程よい熟成期間を経たこちらのウイスキーは、レーズンやバニラのような甘い香りと熟成感を堪能できる濃厚な1本です。

宮城峡15年Amazonの価格相場推移
2020年87,000円
2021年131,000円
2022年176,000円
2023年154,000円
2024年末予想170,000円

5位:ニッカウヰスキー 竹鶴25年ピュアモルト

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竹鶴
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竹鶴は余市・宮城峡と並び、ニッカウヰスキーの代表的な高級銘柄となります。ただし余市や宮城峡とは違い、1箇所の蒸溜所のモルト原酒ではなく、余市蒸溜所・宮城峡蒸溜所といった複数の蒸溜所の原酒を組み合わせて造っているのが大きな特徴です。

こちらの竹鶴25年ピュアモルトは、より熟成されたビンテージのモルト酒を集めヴァッティングさせたボトルであり、非常に品がよく奥行きのある味を堪能できます。もともと高級品の位置付けでしたが、終売の影響も相まって定価よりもさらに高い価格で取引がなされています

竹鶴25年Amazonの価格相場推移
2014年54,000円
2015年97,000円
2016年89,000円
2017年120,000円
2018年165,000円
2019年130,000円
2020年230,000円
2021年348,000円
2022年300,000円
2023年260,000円
2024年末予想300,000円

6位:ベンチャーウイスキー イチローズモルト ミズナラウッドリザーブ


日本のウイスキーといえば「サントリー」そして「ニッカウヰスキー」の2大企業が有名ですが、このほかにもウイスキーを手がける会社・蒸溜所はたくさんあります。その一つが秩父にある株式会社ベンチャーウイスキーであり、代表銘柄に「イチローズモルト」があります。

カードシリーズの高騰化・高額落札で大きな話題を集めたイチローズモルトのウイスキーは、今後ウイスキー界でさらに人気が高まることが予想されています。オシャレなボトルでプレゼントや贈答品としても人気が高いので、気になる方は今のうちにチェックしておきましょう。

イチローズモルト ミズナラウッドリザーブAmazonの価格相場推移
2018年20,000円
2019年17,500円
2020年18,017円
2021年20,000円
2022年16,800円
2023年12,600円
2024年末予想15,000円

7位:サントリー シングルモルト山崎12年

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山崎
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山崎が販売スタートした当初からあるボトルであり、山崎ブランドの定番品として長く親しまれてきました。酒齢12年以上の原酒をうまくヴァッティングさせており、深みがありながらも飲みやすい、まろやかな口当たりとなっています。

山崎12年は2024年4月、定価10,000円(税抜)→定価15,000円(税抜)へと定価がUPします。25年ものの山崎と同様に、定価の改定に伴い流通価格が上がると見られます。

また2023年にはサントリー100周年を記念した「100周年記念限定ラベル」の山崎12年も登場しています。おそらく2024年以降の出荷分は限定ラベルではなく通常ラベルとなるため、100周年記念限定ラベルの山崎12年はより貴重なボトルになっていくと思われます。

山崎12年Amazonの価格相場推移
2012年6,000円
2015年14,000円
2018年27,000円
2020年20,000円
2021年24,000円
2022年27,000円
2023年35,000円
2024年末予想40,000円

8位:サントリー シングルモルト白州25年


白州はサントリーの造るシングルモルトウイスキーの銘柄です。山崎蒸溜所ではなく、サントリーの第二の蒸溜所である白州蒸溜所にて造られています。製造場所および製造方法が山崎とは異なるため味も大きく違い、山崎よりもみずみずしく若葉のような爽やかさを味わえるのが特徴です。

白州のヴィンテージは定価16万円(税抜)ボトルに80万円程度の価格がつけられています。なおこちらも2024年春には36万円(税抜)に値上げとなるため、価格が上がると予想されています。

白州25年Amazonの価格相場推移
2011年100,000円
2012年105,000円
2013年
2014年148,000円
2015年219,043円
2016年293,413円
2017年318,000円
2018年500,000円
2019年460,000円
2020年500,000円
2021年728,000円
2022年748,000円
2023年680,000円
2024年末予想750,000円

9位:ニッカウヰスキー フロム・ザ・バレル

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フロム・ザ・バレル
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フロム・ザ・バレルは、ニッカウヰスキーの中では余市や宮城峡などよりも価格が低く、手に取りやすいブレンデッドウイスキーとして人気を集めていました。しかし元々の定価は2,800円(税抜)でしたが、近年は国内だけでなく国外からの需要も高まっていて、流通価格が5,000円近くまで高騰しています。

さらに2024年春からは定価が3,200円(税抜)と値上げになることが発表されています。定価で比較すると数百円の差ではありますが、流通価格はおそらくさらに高くなると考えられるでしょう。

フロム・ザ・バレルAmazonの価格相場推移
2011年1,700円
2012年1,600円
2013年1,600円
2014年21,00円
2015年22,00円
2016年2,000円
2017年2,450円
2018年2,880円
2019年2,750円
2020年2,600円
2021年2,600円
2022年4,900円
2023年4,600円
2024年末予想5,500円

10位:堅展実業 厚岸 二十四節気シリーズ


厚岸ウイスキーは北海道にて作られるウイスキーです。「二十四節気シリーズ」で有名なブランドであり、シリーズごとに季節を表す名前がつけられ、それぞれ原酒のブレンドやウイスキーの種類も変えられているのがポイントになります。

厚岸の二十四節気シリーズはおよそ3ヶ月に1本ずつのペースでリリースされています。どのシリーズも毎回プレ値になることで知られていて、発売日が古ければ古いほど価格の上がり幅が高くなっています。

通年発売ではなく数量限定・期間限定であることから、今後さらに値上がりしていく可能性が高いと考えられています。シリーズものなのでプレ値でも買いたがるコレクターが多いというところも、価格高騰の理由に繋がってくるでしょう。

厚岸 白露Amazonの価格相場推移
2023年35,000円
2024年末予想38,000円

高騰したウイスキーは買取査定額もUP

高騰したウイスキーは買取査定額もUP
ウイスキーの高騰化はここ数年で一気にペースが加速しました。年代物の高級ジャパニーズウイスキーはどこのお店を探しても品薄状態であり、その分買取専門店での査定額も一気に高まっています。
数年前と比較しても4〜5倍の買取査定額となる銘柄も多いため、今こそウイスキーの売り時と言えるのではないでしょうか。

「価値の上がったウイスキーを手放し現金化したい」「引っ越しや遺品整理でいらないウイスキーが出てきたので整理したい」といった方は、ぜひ買取専門店へ査定依頼し、ウイスキーがいくらで売れるのかを確かめてみると良いでしょう。
なおウイスキーの査定依頼をする場合は、せっかくなのでお酒の知識に詳しいプロの査定士が在籍する専門店に依頼しましょう。

プロの査定士が在籍する買取専門店であれば、トラブルや損を避けつつ、ウイスキーを現在の市場にあった適正な価格で売ることが可能です
プロによる査定を受けることで、旧ボトルや旧ラベル、限定品、終売品の価値など、ウイスキーの名前や見た目だけではわからない情報を知ることができるでしょう。

ウイスキーの高額買取査定はリンクサスまで

ウイスキーの高額買取査定はリンクサスまで
リンクサスでもジャパニーズウイスキーの買取に対応しています。リンクサスでは現在、相場高騰に合わせたウイスキーの「高額買取」を実現しています。

例えば山崎25年なら3年前に25万円程度であった買取価格のものを100万円以上の価格で買取中、また白州25年なら45万円、余市20年なら21万円と、専門バイヤーならではの査定額で買取を行なっています。
もちろん、今すぐの買取を依頼しない場合でも大丈夫です。相談のみでの利用も大丈夫ですので、気になる方は問い合わせてみてください。
ウイスキー買取はこちら

まとめ

国産ウイスキー・ジャパニーズウイスキーは、今もなお価格が上がり続けています。10年ほど前から急に高くなったウイスキーですが、2024年には相次ぐ価格改定もあり、ますます流通価格が上がっていく可能性が高いと見られます。

価格が上がったウイスキーは、買取による査定額も高くなります。この記事で紹介した以外にも値上げになると予想される国産ウイスキーが多数あるので、気になる銘柄がある方はぜひリンクサスまでご相談ください。

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日本酒買取はこちら お酒をあまり飲まない方、日本酒は好んで飲まないというような方でも名前だけは知っているであろう“十四代”。 はっきりと名前はわからなくても化粧箱やボトルのラベルを見たら、見かけたことがあると感じることで […]
人気のお酒コラムTOP5
2022.05.04更新
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ウイスキー買取はこちら ヘルシーで美味しいハイボールは、まだまだブームが継続中です。自宅でも美味しいハイボールが飲みたいと思った方は、ウイスキー選びにもこだわってみましょう。 選ぶウイスキーによって、ハイボールの味わいは […]
人気のお酒コラムTOP5
2024.03.15更新
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ウイスキー買取はこちら ここ数年~10年余りで人気が急上昇したウイスキー。プレミアが付くような希少品も多く、一般販売では購入の難しいボトルが存在しています。レアなウイスキーは抽選販売が行われていて、安価で入手するためには […]
人気のお酒コラムTOP5
2022.02.02更新
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日本酒買取はこちら 日本酒は腐りにくいと言われる飲み物です。そのためすぐに買って飲むこともあれば、しばらく未開封のまま保管しているケースもあるかと思います。しかし、保管したお酒をいざ飲もうとして、「本当に飲んでいいのか」 […]

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