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居酒屋定番メニューの一つである「角ハイボール」。近年はビールに代わる乾杯酒として広い世代に愛されブームとなっています。
この記事ではそんな角ハイボールの魅力に迫っていきます。自宅で美味しく作る方法についても紹介しているのでぜひ参考にしてください。
目次
「角ハイ」は角ハイボールのことで、居酒屋の定番メニューの一つです。“角杯”と認識している方もいるかもしれませんが、ここでのハイは1杯、2杯のハイではなく「ハイボール」のことを指しています。
ハイボールはウイスキーを炭酸で割ったお酒です。角ハイボールはそのうちの一つで、サントリーの“角瓶”を使って作るハイボールとなります。
ウイスキーは水割りやお湯わり、ストレート、ロックなどさまざまな飲み方で飲むことができますが、炭酸で割るハイボールは初心者でも飲みやすいのが魅力です。特にサントリー角瓶を使った角ハイボールは、価格と味のバランスが絶妙で、居酒屋でも気軽に頼めるためハイボールの定番として愛されています。
角ハイボールに使われる「角瓶」は、サントリーからリリースされているブレンデッドウイスキーの一つです。亀甲模様の角ばった瓶に入っているのが特徴で、実はラベルには角瓶とは書かれていません。サイズは700mlが定番ですが、180mlのミニサイズ、そしてペットボトル容器に入った大容量サイズも発売されています。
サントリーは高級なモルトウイスキーからお手頃価格のウイスキーまで幅広いラインナップを展開していますが、角瓶は700ml1本で2,000円弱と手軽な価格設定になっています。生産本数が多くコンビニやスーパーなどでも気軽に買うことができるため、デイリーに親しみやすいです。
また価格が安いだけでなく、クオリティが高いことも角瓶の特徴に挙げられます。角瓶には山崎蒸溜所や白州蒸溜所のバーボン樽原酒が使われており、複数のウイスキー原酒がバランス良く配合されています。
そんな角瓶は甘い香りと厚みのあるコクが特徴的で、後口はドライですっきりとした印象もあります。
角ハイボールも、角瓶の魅力をそのままハイボールに反映しています。同じサントリーのウイスキー“トリス”で作るトリスハイボールに比べても、角ハイボールは甘い香りが強めで飲みごたえがあります。
サントリーからは「角ハイボール缶」も発売されています。こちらは角瓶のウイスキーから作った角ハイボールを、缶ビールのように缶のまま味わえるという商品になります。飲食店のおいしさがそのまま再現されていて、しっかりとした強めの炭酸、爽快感を味わうことができます。
角ハイボール缶は缶詰め後に加熱殺菌を行わない製法で作られているため、香味が消えてしまうことなくしっかりと感じられるのが魅力です。中にはレモンスピリッツも加えられていて、ほんのりとしたレモン由来の爽やかさも感じ取ることができます。
なお角ハイボール缶にはアルコール度数7%の通常タイプのほか、アルコール度数9%の「角ハイボール 濃いめ」もあります。バーで飲むような濃い味のハイボールがお好きな方にはこちらがおすすめです。
居酒屋定番の角ハイボールは、「角瓶」や「炭酸水」といった材料さえあれば自宅でも簡単に作ることができます。ここからは角ハイボールの作り方と、美味しく作る方法をお伝えします。
ハイボール作りで大切なのは、しっかりと冷やしておくことです。グラスなどが温かいと氷が早く溶けハイボールが薄まる原因になってしまうので、まずはハイボールに使うグラスをしっかりと冷やしておくことをおすすめします。
常温のグラスを使う場合は、一度グラスに氷を入れた後、マドラーで混ぜてから余った水を捨てるようにしましょう。この一手間で、ハイボールの味が大きく変わります。
グラスが冷えたら氷を目一杯入れましょう。なお使用するグラスは縦に長いハイボールグラス、もしくはジョッキがおすすめです。
氷は細かすぎるものではなく、ある程度大きさのあるものを選びましょう。できればロックアイスが理想です。
グラスに氷を入れたら、まずはウイスキーから先に注ぎます。ウイスキーは30ml(シングル)が1杯分の目安です。
ウイスキーを入れた後は、マドラーでくるくると混ぜておきましょう。ちなみにマドラーで混ぜる行為は専門用語で“ステア”といいます。
ウイスキーをマドラーでステアした後は、炭酸水を注ぎます。炭酸水はウイスキー1に対し3倍が目安です。角瓶は香りは強めですがドライな飲み口のウイスキーなので、炭酸で薄めすぎるとやや弱い印象になってしまうので気をつけましょう。
例えばウイスキーを30ml入れた場合は、炭酸水は90ml入れるのがベストです。好みに合わせて調節しつつ作るようにしましょう。
炭酸水を入れると、ついついかき混ぜてしまいたくなるかもしれません。しかし混ぜすぎると炭酸抜けの原因になってしまうので、混ぜるのはくるっと1回にとどめておきましょう。
これは角瓶に限らず、全てのハイボールを作る場合に共通するテクニックとなります。
炭酸を入れて混ぜた後は、お好みでカットレモンを添えれば出来上がりです。なおカットレモンではなく、カットライムを使うのもありです。
角瓶の甘い香りとコクは、レモンなどの酸味のある果物と好相性です。見た目にも華やかになるのでぜひ試してみてください。
ウイスキーはアルコール度数が40%前後と非常に高いです。角瓶のアルコール度数も40%で、ストレートで飲むのはやや玄人向けかもしれません。しかしハイボールにするとアルコールが薄まり、スルスルと飲みやすくなります。
角ハイボールのアルコール度数は、作り方にもよりますが6〜9%前後です。ビールよりやや強め、ワインよりは低め、そしてチューハイと同程度のアルコール度数になり、飲みやすさも格段にUPします。
また炭酸で割ることは、アルコールが薄まるというだけではありません。角瓶を炭酸水で割ることによって、角瓶が持つ独特の甘い香りがふんわりと広がった印象になります。
角ハイボールは食中酒にもおすすめです。ドライな後口の角ハイボールは、食事の味を邪魔しにくいので、さまざまな料理にマッチしてくれます。例えばおつまみとして定番のウインナーや唐揚げ、ポテトとの組み合わせは鉄板です。このほか素焼きのナッツやチーズ系おつまみなど、香ばしいものに合わせても良いでしょう。
また角ハイボールは甘い香りもあるので、チョコレートやドライフルーツ、チーズケーキなどのスイーツに合わせるのもありです。乾杯からデザートまで長く楽しめるのが角ハイボールの魅力です。
角ハイボールは自宅で楽しむ場合、1杯200〜300円程度で飲むことができます。居酒屋で注文した場合も、お店の価格設定次第ではありますが300〜500円程度で飲めることが多くコスパが良いです。
近年ウイスキーはジャパニーズウイスキー、モルトウイスキーを筆頭に高騰が話題になっています。1本に数万円以上の値段が付けられているような商品もあり、美味しいけれど気軽には飲めないというものも多く存在しています。
しかし角瓶なら、サントリーの本格味を気軽に楽しむことができるでしょう。角瓶はハイボールにしても香りが薄まりにくく、贅沢感を味わいたいときにピッタリです。
近年角ハイボールはビールの代わりの乾杯酒としても人気を集めています。角ハイボールはビールに比べてヘルシーで、健康志向の方にもぴったりです。
蒸留酒であるウイスキーは糖質が含まれていないため、糖質多めのビールに比べ太りにくいと言われています。ウイスキーに炭酸水を混ぜるだけのハイボールも、当然糖質はゼロなのでそれだけヘルシーです。ビールのプリン体が気になるという方にもぴったりです。
白角には白州蒸溜所の原酒がメインに使われています。白州は山崎に比べすっきりとクリアな味わいであり、白角もそれに伴なって爽やかでクリアな味わいに仕上がっています。穏やかな香りとスムースな舌触りが特徴で、ハイボールにすることでキレ味が一層増します。
甘い香りは控えめでドライな印象が増した白角ハイボールは、特に和食に合わせるのにぴったりです。ハイボールを作る場合は、レモンのほかかぼすを添えるのもおすすめです。
角瓶は水割りやロックなど、ハイボール以外の飲み方でももちろん飲むことができます。角ハイボールから角瓶にハマったという方は、ぜひ別の飲み方にもトライしてみてください。
よく行く酒屋さんで売ってる復刻版の角瓶を濃いめの水割りにして飲んでます
スモーキーでうまーい( ꒪⌓꒪)#TWLC pic.twitter.com/tdrCkj1QOr— aki@お酒用アカウント (@aki_liqour) April 13, 2022
水割りとは、ウイスキーを水で割って飲む方法のことです。氷を入れたグラスにウイスキーから水の順で注いでいけば完成です。ハイボールのように飲みやすく、ハイボールよりもマイルドな印象を楽しむことができるでしょう。
角瓶で作る水割りは、適度な甘みとスモーキーさのバランスが良いです。角瓶:水=1:3〜4程度で作ってみましょう。
ストレスをぶっとばせ‼︎
〜サントリーウィスキー角瓶 オンザロック〜 pic.twitter.com/cH0OZh56Ht
— 隆のみ★お酒&宅飲み垢 (@jjb_e) June 6, 2016
ロックグラスに大きな氷を浮かべ、ウイスキーを注いで飲む「オン・ザ・ロック」のスタイルも角瓶と相性抜群です。時間経過で氷が溶けていき、味が変化していくのを楽しむことができます。
なおロック以外にも、細かなクラッシュアイスを使う「ロックミスト」という飲み方もあります。小さな氷だと溶けるスピードが早く冷えやすいので、夏におすすめです。
仕事 昼過ぎには終わったので来てみた(^^)
今回のイベント限定ドリンク「OpenMyEYES」(角瓶の甘夏ジュース割り)で ゆったり(≧▽≦)#天野なつ(@natsu_amano) pic.twitter.com/fITZoZzEur— はじめ (@hajime_0105) April 27, 2019
カクテル気分で甘いドリンクを楽しみたい方は、角瓶をぜひジュースで割ってみてください。オレンジなどの柑橘系ジュースやリンゴジュースが特におすすめです。
ジュースで割ることで甘みが増した印象になります。強いアルコールが苦手な方や女性にもおすすめの飲み方です。
角瓶は蒸留酒であり、腐ってしまうことがないので簡単に自宅保存することができます。涼しく光の当たらない場所で保管することで、目減りを防ぎ長く保存することができます。また瓶は横に向けず、縦向きに置いておくようにしましょう。
未開封できれいな状態のままなら、もし飲まなかった場合にもお酒買取に出せる可能性があります。
ただし冷蔵庫での保管はおすすめしません。冷蔵庫だと冷え過ぎてしまい、香りがなくなってしまったり、酒質が劣化してしまったりする可能性があります。あくまでも常温に近い冷暗所で保存をしておくようにしましょう。
角瓶をはじめウイスキーの保存方法や未開封ウイスキーの買取について聞きたいという方は、お酒買取専門店リンクサスにぜひご相談ください。リンクサスはお酒買取に特化した専門店であり、只今ウイスキー買取を強化しています。
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居酒屋定番メニューの一つ「角ハイ(角ハイボール)」は、サントリーの角瓶を使ったハイボールでデイリー向けにおすすめのお酒です。安価でありながら、香り高くリッチな味わいを堪能できると人気です。
角ハイボールはヘルシーで飲みやすく、ビールの代わりにもおすすめです。自宅で作ることもできるので、ぜひ試してみてください。
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