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お酒を飲んでいると気になるのがカロリーの存在です。「アルコール飲料の飲み過ぎは太る原因になる」などと言われ、カロリーを気にしてお酒を飲むのを躊躇してしまうという方も少なくありません。
近年ではダイエット向けにカロリーオフ・糖質オフなどを売りにしたビール商品などが多数リリースされているのを見かけますが、果たしてウイスキーの場合、カロリーはどれほど高いのでしょうか?
この記事ではウイスキーの気になるカロリーについて触れながら、ウイスキーは太るのか・太りにくいのかを解説していきたいと思います。ウイスキーの嬉しい効果や飲む際のポイントなども解説していくので、カロリーが気になっているという方は必見です。
目次
お酒の種類 | カロリー(100mlあたり) |
---|---|
ウイスキー | 約234kcal |
ビール | 約40kcal |
日本酒(普通酒) | 約105kcal |
赤ワイン | 約68kcal |
まずはウイスキーや、その他のアルコールのカロリーを調査してみました。
表をみてわかる通り、ウイスキーはアルコールの中でも特にカロリーが高めです。100mlあたりのカロリーは約234kcalと言われており、ビールや日本酒に比べても高カロリーであることがわかります。
なおウイスキーには原料によってシングルモルト、ブレンデッドなどの種類がありますが、ウイスキーの種類によるカロリーの差はほとんどありません。つまりどのようなウイスキーであっても、カロリーは高いというのが単純な答えです。
ウイスキーのカロリーが高い理由には、ずばりアルコール度数が高めの強いお酒であるということが挙げられます。
アルコール飲料には様々な種類がありますが、基本的にアルコール度数が高いとカロリーも高くなるという傾向にあります。ウイスキーも例外ではなく、この法則に該当します。
そもそもウイスキーは“蒸留酒”というジャンルのお酒であり、製造過程の中でアルコール成分が凝縮されるという特徴を持ちます。そのためビールや日本酒、ワインなどの醸造酒に比べ、アルコール度数も必然的に高くなります。銘柄にもよりますがウイスキーのアルコール度数は40%前後であり、そのぶんカロリーも高くなっています。
カロリーが高めのウイスキーですが、必ずしも飲むと太るというわけではありません。むしろウイスキーはどちらかというと、アルコールの中でもヘルシーなお酒と認識されています。例えばウイスキーのソーダ割である「ハイボール」をビールの代わりのヘルシーなお酒として飲む方もいるほどです。
ではなぜ、ウイスキーは高カロリーにもかかわらず太りにくいとされているのでしょうか?その理由は以下の通りです。
ウイスキーはビールなどのお酒に比べ、高カロリーであることを解説しました。ただし先ほどの比較は、あくまでも100ml内に含まれるカロリーを比べた場合の話です。
実際に1日に飲む量を考えると、ビールとウイスキーを同じ量だけ飲むとは考えられません。なぜならアルコール度数の高いウイスキーはグラスに注がれる量がそもそも少量であったり、何かで割って飲むことが多いからです。
厚生労働省が示す指標では、1日あたりのアルコール摂取の目安量は純アルコールで20g程度とされています。この純アルコール20gというのは、ウイスキーの場合はダブル1杯(60ml)、ビールの場合は缶1本(500ml)程度に該当します。
厚生労働省 飲酒のガイドライン
この量をカロリー計算すると、ウイスキー(ダブル1杯約140kcal)<ビール(缶1本約200kcal)となり、実はビールの方が摂取カロリーが高くなることがわかります。すなわち飲み過ぎにさえ注意すれば、ウイスキーは特別にカロリーが高いわけではないということになります。
カロリーのほか、ダイエットを気にされるのであれば糖質にも注目しておきたいところです。実はウイスキーは糖質ゼロの飲み物であり、糖質オフダイエットをしている方にとっては理想的なアルコール飲料だと言えます。ビールや日本酒、ワインのような醸造酒には糖質が含まれているので、糖質という点で見るとウイスキーの方がヘルシーで優れていると考えて良いでしょう。
ダイエットは単純なカロリーだけでなく、摂取する糖質の量にも左右されると言われています。摂取すると糖質の量を減らすことで、体内のエネルギー消費の効率が良くなるという報告もあり、ダイエット効果が期待できます。
もちろんウイスキーを飲めば痩せるというわけではありませんが、ビールや日本酒などの糖質が気になっている方がシフトするお酒として、ウイスキーは非常に効果的であると言えます。ダイエット中でも楽しめるお酒を探している方は、ぜひウイスキーをチェックしてみると良いでしょう。
ウイスキーには糖質ゼロという特徴以外にも、以下のようなメリットがあります。
ウイスキーにはポリフェノールが含まれています。これは、木樽で熟成させることにより、樽のポリフェノールなどが溶け込むためだと言われています。
ウイスキーに含まれる代表的なポリフェノールには「エラグ酸」や「リオニレシノール」があります。これらのポリフェノールには強い抗酸化作用があり、活性酸素を抑えるような働きがあります。アンチエイジングや美肌効果が期待できると言われており、生活習慣病予防などにもおすすめの成分です。
ポリフェノールといえば赤ワインを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、一説によると“ウイスキーには赤ワインよりも強い抗酸化作用がある”といったような話もあり、特に近年は注目を集めています。味ももちろん美味しいウイスキーですが、さらに嬉しい効果が期待できるとなると、「一石二鳥のアルコール」とも言えるのではないでしょうか。
ウイスキーは数あるお酒の中でも、特に“香り”が良いとされるアルコールでもあります。ウイスキーの香りには、ストレスを緩和しリラックスさせるような効果も期待できます。
落ち着いて香りを堪能するようにウイスキーを飲むことで、ストレス緩和にもつながるでしょう。思いっきりビールを飲むようなストレス解消もたまには悪くないですが、ウイスキーならそれに比べて無理せずゆっくりとしたペースでお酒を堪能できるため、結果として体に悪影響を与えにくいというメリットがあります。
ウイスキーはビールに比べてプリン体が少ないのもポイントです。元々ビールを飲む方でプリン体の過剰摂取が気になる場合は、毎日の晩酌をウイスキーに置き換えてみることをおすすめします。
プリン体は食物全般に含まれる旨味成分の一つです。魚介類に多く含まれていると言われていて、ビールの中にも豊富に存在しています。プリン体は通常体内で分解されて尿の一部となり排出されていきますが、過剰摂取すると分解が追いつかずに痛風などの原因になると言われており、近年特に問題視されています。
しかしウイスキーであれば元々のプリン体が少ないので、ビールに比べてリスクを気にせずに飲みやすいというメリットがあります。
ダイエット中にも飲みやすいと言われるウイスキーですが、もちろん何も考えずに乱雑に飲むようでは意味がありません。健康や美容に気を遣いながらカロリー摂取を抑えてウイスキーも楽しみたいのであれば、以下のポイントに注目してみましょう。
ウイスキーはカロリーが高めのお酒です。糖質0ではありますが、それでも飲み過ぎると太ってしまう原因となるので注意しましょう。ウイスキーを飲む場合は、あらかじめ飲む量を決めておくようにしましょう。
ストレートで飲む場合は1日あたりの量をダブル1杯(60ml)程度にとどめておく、毎日飲まずに休肝日を設定しておくといったような工夫をすることで、飲み過ぎを防ぐことができます。
飲み過ぎ・カロリーの過剰摂取を防ぐためには、炭酸で割りハイボールにするというのもおすすめです。ハイボールにすることでアルコールの摂取量を抑えられるのに加え、炭酸による満腹感が得られやすいので食べ過ぎも防ぐこともできます。
ハイボールの作り方は非常に簡単で、お気に入りのウイスキーを氷入りのグラスに注ぎ、炭酸で割って混ぜるだけで完成します。ウイスキー:炭酸水=1:3〜4程度になるバランスで作ると、飲みやすい味わいになるのでぜひ試してみてください。
ウイスキーを飲む際に注意したいのがおつまみです。どんなにウイスキーが糖質0で太りにくくても、おつまみを食べ過ぎてカロリーを摂り過ぎてしまっては意味がありません。特にアルコールを飲んでいる際は食欲が増加しやすいので、ダイエットを気にしながらウイスキーを飲む方は注意しておきましょう。
ウイスキーに合わせておつまみを選ぶ場合は、できるだけヘルシーなものをチョイスすると安心です。ウイスキーと相性が良いとされるチーズや揚げ物などは、高カロリーなものが多いので気を付けておいてください。
ここからは、カロリーが気になる場合にもおすすめのウイスキーをいくつか紹介していきます。宅飲みや晩酌のお供になるウイスキーを選ぶ際にぜひ参考にしてみてください。
白州はサントリーが作るシングルモルトウイスキーの銘柄です。森薫るウイスキーの相性で親しまれていて、爽やかで美しい香りをしているのが特徴です。
白州は近年人気のジャパニーズウイスキーの中でも、特にハイボールとの相性が良い味わいをしています。雑味の少なく飲みやすいハイボールを探している方は、ぜひ白州を試してみてください。
ブラックニッカはニッカウヰスキーが手がけるブレンデッドウイスキーの銘柄です。“ひげのおじさん”のロゴマークで、長年親しまれているブランドでもあります。
ブラックニッカには様々なシリーズがあり、軽やかなものからリッチな味わいのものまでバリエーションが豊富です。「ブラックニッカ クリア」は、数あるブラックニッカシリーズの中でも特に飲みやすく、初心者でも親しみやすいのがポイントです。
ジムビームはアメリカンウイスキーの一つである「バーボン」のお酒となります。日本国内ではサントリーが販売を手掛けており、入手もしやすい銘柄となっています。
バーボン由来の香ばしさと適度な刺激・甘さがあるジムビームは、バランスに優れており老若男女から人気を集める銘柄でもあります。ジャパニーズウイスキーに比べコスパも良いので、デイリーに取り入れやすいのも魅力と言えます。
トリスウイスキーは丸みのあるなめらかな味わいで人気があります。“トリスハイボール”と呼ばれる炭酸割りの飲み方が人気ですが、そのほかロックや水割りでも美味しく飲めるバランスになっています。
アルコール度数が37%と海外のウイスキーに比べてやや控えめである点もポイントです。自由な飲み方で楽しみやすいウイスキーとなります。
サントリー知多はウイスキーの中でも珍しい“シングルグレーンウイスキー”です。グレーンならではの静かさで飲みやすく、柔らかで優しい味わいをしています。モルトの強い刺激が苦手と言った方でも、チャレンジしやすい銘柄となります。
人気のジャパニーズウイスキーの中では、コンビニなどで取り扱われていることも多く入手がしやすいのもポイントです。定番の700mlのほかミニボトルなども流通しているため、少量から試すこともできます。
ハイボールなどでヘルシーな印象があるウイスキーですが、実はカロリーだけをみるとビールや日本酒に比べ高くなっています。それでも糖質がゼロであったり、そのほかにも嬉しい効果が期待できたりと、ウイスキーは健康やダイエットを気遣う方にとっておすすめできるお酒でもあります。
ウイスキーのカロリーが気になる場合は、飲み方に気をつけて上手に付き合うことが大切です。ハイボールにしてみたり、ヘルシーなおつまみを探してみたりして、自分なりの楽しみ方でウイスキーと上手に付き合うようにしましょう。
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