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国産ウイスキーが世界的に注目を集めるこの頃。日本各地では、新しいウイスキーが続々と誕生しています。ウイスキーの新ブランドの中でも特に大きな注目を集めるブランドとして、嘉之助(かのすけ)のウイスキーがあります。
今回はそんな嘉之助ウイスキーの特徴やラインナップを解説します。
「嘉之助ってどんなウイスキー?」
「嘉之助がどこで買えるか知りたい」
といった方はぜひ参考にしてください。
目次
嘉之助は2017年に始動開始した新進気鋭のウイスキーブランドです。蒸溜所は鹿児島県の西岸、日置市に位置しています。
嘉之助蒸溜所の運営、ウイスキー製造は小正醸造が行なっています。小正醸造はもともと鹿児島県屈指の焼酎メーカーであり、1883年に創業したという老舗です。
そんな小正醸造が新しくウイスキー免許を取得し、嘉之助蒸溜所を建設してウイスキー製造を始めたことがブランドの始まりです。新しい蒸溜所ということもあり、最新の設備が整えられていることが嘉之助蒸溜所の特徴に挙げられます。
設備は国内にある三宅製作所製のマッシュタンやウォッシュバック、ポットスチルを採用、それぞれに工夫を凝らしています。ユニークな仕様の設備を使うことで、多彩な原酒の作り分けを行っていることが嘉之助の大きなポイントです。
こうした他にない個性的なウイスキー作りから、嘉之助は新しいブランドでありながらすでに大きな注目を集めています。2021年には英国大手のディアジオ社とパートナーシップも結んでおり、今後の更なる成長にも期待がかけられています。
嘉之助蒸溜所では、蒸留の際に3基のポットスチル(蒸留器)が使われています。蒸留器はそれぞれ容量が異なっていて、ネックの形状やアームの角度なども変わっています。
2回目の蒸留の際に異なる蒸留器を使うことで、原酒の香りや味わいに違いを生み出しています。規模の小さなクラフト蒸溜所で3つの蒸留器を導入しているというのは、世界的にみても非常に珍しいことだと言われています。
この蒸留器こそが、嘉之助ブランドの大きな特徴、そして個性と言えるでしょう。多彩な原酒から生まれる複雑な味わいで、若い蒸溜所のフレッシュなウイスキーでありながら豊かな奥深さを印象付けています。
「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション 2023(TWSC2023)」にて、「シングルモルト嘉之助 Artist Edition #002」が最高金賞、嘉之助蒸溜所初の定番商品「シングルモルト嘉之助」が金賞を受賞いたしました。
TWSCにおける嘉之助蒸溜所ウイスキーの最高金賞受賞は昨年の pic.twitter.com/cJgiYdJVLL— 嘉之助蒸溜所【公式】 (@KanosukeWhisky) May 10, 2023
嘉之助蒸溜所は設立から10年たたない歴史の浅い蒸溜所ではありますが、すでにウイスキーを取り巻く界隈では高い評価を得ています。実際に2023年の東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC2023)では、最高金賞や金賞といった名誉ある賞も受賞しています。
高い評価を得て実績のあるブランドとなったことで、嘉之助の人気はこれからさらに高まっていくことでしょう。今後さらに需要が高まり価格が高くなっていく可能性も高いので、狙うなら今のうちがチャンスかも知れません。
今夜は嘉之助LE2022を!レーズンの様な甘い香りとビターな余韻…でもゴム臭のような嫌な要素は全然感じない。BARで初めて口にした時からやはりこの1本は私の中で格別です♪#TWLC #嘉之助 pic.twitter.com/uenU8dQHnN
— 鳩ポッポ (@hatopoppo099) December 19, 2022
今日は嘉之助から?
とにかく香りも味も甘い。
3年熟成の加水なしでこのアルコール感の無さはすごひ…#TWLC#嘉之助 pic.twitter.com/oUomQY2RvM— vex (@vex8871) September 3, 2021
もちろんプロからだけでなく、一般消費者からの評価もかなり高くなっています。「甘い香り」「短い熟成でもアルコール感がない」といった口コミが多く、美味しいという感想が非常に多く見受けられます。
柔らかで甘みのあるウイスキーが好きな方には、かなりおすすめができます。ハイボールがお好きな方にもぴったりです。
嘉之助を完飲。瓶底のをどんどん空けていく。美味しいし味を拾いやすくて初心者向けかと思いきや、難しい説もある。このいわゆる普通のかのすけは最初に買うのに1番おすすめ。あとほかの嘉之助を飲むと味が全然違って驚くことがある。 pic.twitter.com/3J82PlOB3c
— ヴォル(写真用) (@wolfweilg) March 13, 2024
なお嘉之助の感想の中には、「シリーズごとに味が違っていて驚く」というような口コミもあります。原酒の作り分けを行う嘉之助ブランドのウイスキーは、単調ではなく複雑で多彩です。
いろいろなボトルをリピートしながら比べてみるのも、きっと面白いことでしょう。飲む人を魅了し続けるブランドで、リピーターも多いです。
嘉之助の定番ボトルは「シングルモルト嘉之助」になります。なお商品としては新しく、2023年1月18日に発売がスタートしました。
ノンピート麦芽を仕様して作られるジャパニーズウイスキーであり、アルコール度数48%と高めでありながらも飲みやすい仕上がりとなっています。
冷却濾過を行わないノンチルフィルタードの製法で、ウイスキーの風味が強く現れています。アメリカンホワイトオークのリチャーカスクをメインに熟成させていて、はちみつやバナナ、キャラメルを感じさせる甘い香りの中にニッキや生姜のようなスパイスが現れていきます。
■12/1発売■
「嘉之助 HIOKI POT STILL」 発売のお知らせ
「嘉之助 HIOKI POT STILL」を本日、2023年12月1日より発売いたしました。
新・ジャパニーズスタイルポットスチル。こだわりの香味をぜひお楽しみください。#嘉之助 #嘉之助蒸溜所 #ジャパニーズウイスキー #ウイスキー #鹿児島 pic.twitter.com/Dfz5ddy2HR— 嘉之助蒸溜所【公式】 (@KanosukeWhisky) December 1, 2023
嘉之助 HIOKI POT STILLは、新しいスタイルのポットスチルウイスキーです。日置蒸溜蔵にて糖化・発酵を行った大麦と麦芽を、単式蒸留器で丁寧に蒸留して行きます。
焼酎の製造技術を取り入れて作られるという特殊なウイスキーで、モルトウイスキーにはない独特のニュアンスが生まれます。アメリカンホワイトオーク新樽、バーボン樽を使った熟成で、マドレーヌやバターサンドを感じさせる旨みがあり、新たな味わいを感じたい方におすすめの一本です。
今週末のお供は嘉之助ニューボーン2019?
来週2020が発売だから予習(笑) pic.twitter.com/ovOJcYRWzW— chobin (@chobin_rs250) September 11, 2020
嘉之助 NEWBORN2019は、2018年5月の蒸留し、2019年に瓶詰めされたというニューボーンウイスキーです。バーボン樽の貯蔵により生まれるバニラのような風味、潮やミントのようなニュアンスが特徴です。
新しい蒸溜所だからこそ楽しめるニューボーンで、大きな人気を集めました。すでに売り切れとなっていて、入手は困難な状態です。
嘉之助 ニューボーン 2020 ピーテッド ホワイトオークカスク 24ヶ月
体に馴染む甘さ、フルボトルで欲しい pic.twitter.com/p1AfGrQrmN— ジョン・タイター (@John_Titor1986) December 18, 2022
嘉之助 NEWBORN 2020は、2020年9月にリリースされたニューボーンウイスキーです。イギリス産ピーテッド麦芽を使って蒸留されたシングルモルトで、骨太なピートを感じる1本です。
カシューナッツのような香ばしさや洋梨のニュアンスがあり、桃のようなフルーツも感じます。2020年当時抽選販売にてリリースされており、すでに完売となっています。
シングルモルト嘉之助 2021FIRST EDITIONは、嘉之助ブランドから初めてのシングルモルトウイスキーとしてリリースされたボトルです。「メローコヅル」の製造で使われたアメリカンホワイトオークリチャーカスクで熟成された原酒がキーになっていて、そこに複数の原酒がヴァッティングされています。
カスクストレングスで瓶詰めされていて、アルコール度数が58%と高くなっています。芯のある味わいで、ライムやプルーン、レーズンのような香りが目立ちます。
2021年は嘉之助のシングルモルト限定品が2種類リリースされました。11月に販売されたSECOND EDITIONは、第一弾とは違いバーボン樽熟成の原酒がキーモルトとなっています。
潮風を受けながら熟成を重ねたシングルモルトは、シトラスや青リンゴのような爽やかさを持ちます。ハチミツのような上品な甘みもあり、若いウイスキーとは思えない程の贅沢さを感じます。
2022年以降の嘉之助のリミテッドエディションは、毎年6月に限定リリースされています。2022LIMITED EDITIONは2017年〜2019年に製造されたノンピート麦芽の原酒が使われていて、シェリー樽にて熟成された原酒がキーモルトになっています。
シェリー樽由来のふくよかな香味が特徴で、レモンティーやはちみつのような香りとベリーのニュアンスを感じます。深い余韻で贅沢な味わいです。
2023年のLIMITED EDITIONは、ピート麦芽で仕込み、バーボン樽で熟成した原酒がメインになっています。焼酎のリチャーカスクによる原酒も含まれていて、嘉之助にしか表現できない味わいです。
バナナやカスタードクリームを思わせる香りに塩キャラメルのようなニュアンスで、メローな甘さを感じるウイスキーとなっています。
酒屋の抽選販売?
嘉之助シングルモルトの定価9900円の抽選販売です。
希望者は当アカウントフォロー&当ツイートRT&いいねをして
下記フォームにて応募下さい。https://t.co/okPk6u0vX5
なお、メーカーから注意事項あり〼
※偽アカ等の対応は出来かねますのでご注意ください。 pic.twitter.com/nMBwV6OcRO— 地産地消Cafe&Bar Clusterと酒屋Cluster Bottle Shopの中の人 (@Cluster54761099) January 21, 2023
嘉之助ウイスキーは数量限定ボトルが多く、スーパーや酒屋の店頭には並んでいないことがほとんどです。購入したい方は、定期的に行われる抽選販売を狙ってみましょう。
嘉之助の抽選販売は酒屋や百貨店などで定期的に行われています。抽選販売で当選すれば、レアなボトルも定価購入を狙うことができます。
なお抽選販売の時期や本数、申し込み方法はショップによって異なります。詳しくはそれぞれのショップの情報を確認してみましょう。
ちなみに毎年リリースされているリミテッドエディションシリーズは、6月ごろの販売となります。6月前後になると抽選販売の情報も増えてくるので、こまめにチェックしてみましょう。
嘉之助loverへということでフォロワーさんにお声がけいただき、トレードいただきました?
蒸溜所限定は何気にお初?
今から全種揃えるのは無理な話なので、どこかで開栓し、楽しみたいと思います??
ありがとうございました! pic.twitter.com/Ujl6jBUYGv— まっすー (@massuwhisky) March 12, 2024
嘉之助蒸溜所では、蒸溜所限定ボトルもリリースしています。このボトルは嘉之助蒸溜所内ショップ、WEB抽選のみで購入ができます。
ボトルは1つずつ手書きのナンバリングが行われていて、それぞれに味わいやニュアンスが異なっています。時期によって買えるボトルが異なるので、コレクター人気が非常に高いです。
例えばシングルモルト嘉之助蒸溜所限定ボトルの#009には、2019年に蒸留されたノンピート原酒が使われています。リチャーカスクで44ヶ月熟成されたのち、さらにフランスボルドーの赤ワイン樽にて10ヶ月追熟されたシングルモルトになっています。
ボトリング本数はそれぞれ異なりますが、ナンバーごとに数百〜2,000本のみと限られています。限定ボトルは200mlというミニボトルでの発売となっており、価格は4,000円前後に設定されています。
同じボトルが発売されない嘉之助の限定ボトルは、レア度が高くプレミアもつきやすいです。お土産人気も高いので、蒸溜所に立ち寄る機会がある方はぜひ狙ってみると良いでしょう。
嘉之助ブランドのウイスキーは、新しいブランドでありながらどのボトルも評価が高いです。限定品が多いという特性から流通価格も高騰していて、お酒買取においても高値がつきやすくなっています。
そんな嘉之助のウイスキーをお持ちなら、ぜひお得なお酒買取の利用を検討してみてください。状態の良い未開封ボトルは、高額で現金化ができます。
嘉之助ウイスキーの買取でお悩みの方は、ぜひお酒買取専門店リンクサスにご相談ください。リンクサスはお酒に特化した買取専門店で、近年人気のジャパニーズウイスキーを買取強化しています。
リンクサスは嘉之助のような新しいブランドにも強く、業界最高水準の価格でウイスキー買取が可能です。店頭買取のほか出張買取や宅配買取にも対応しているので、ぜひご活用くださいませ。
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鹿児島県にある嘉之助蒸溜所は、2017年に建設された新しいウイスキーのクラフト蒸溜所です。シングルモルト嘉之助というブランドをリリースしていて、新しい銘柄でありながらすでに大きな注目を集めています。
嘉之助は蒸留器の使い分けによる原酒の作り分けが得意で、リリースされるボトルそれぞれが異なる味わいを楽しめるのが魅力です。数量限定ボトルが多く、市場ではプレ値がついているのも特徴です。
ここからますます成長が期待される嘉之助のウイスキーに、ぜひ注目してみてください。
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