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古くから日本の歴史の中で愛されてきた日本酒。食卓はもちろん、お祝い事や神聖な場面など広く飲まれてきた実績があります。現代でも大衆向けのブランドからプレミア日本酒と言われる高価な銘柄まで、さまざまな種類の日本酒がリリースされています。
そんな中、プレミア日本酒として特に有名なのが福井県の「黒龍」という銘柄です。膨らみのある華やかな吟醸酒は、クセの少なさやスッキリとした味わいで多くの方に愛されています。
今回はそんな日本酒・黒龍について解説していきます。
目次
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黒龍は日本酒の銘柄です。福井県にある黒龍酒造株式会社が手がけています。
黒龍は数ある日本酒の中でも、非常に希少価値が高いプレミア日本酒と言われています。そのレア度は高木酒造が手がける“十四代”に匹敵すると言われていて、日本酒ファンの中では圧倒的な人気を誇ります。
そんな黒龍のブランドコンセプトは「永遠へつながる一献」。かねてより歴史の中で神々と人を繋ぐ存在として愛されてきた日本酒、そして時代の中で進化しながら成長してきた伝統の日本酒を、これからも永遠に愛されるものとなるべく価値を高め続けています。
黒龍は人気ブランドというだけあり、とにかく品質が良い日本酒です。素材の良さを活かした綺麗で膨らみのある味わいで、クセが少なくスッキリとしているのが特徴です。さまざまな料理と相性がよく、日本酒にあまり慣れていない方でも飲みやすいのがポイントとなっています。
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黒龍を製造しているのは「黒龍酒造株式会社」です。1804年創業の老舗で、200年以上の歴史を誇ります。
そんな黒龍酒造は、かつて生産が難しいと言われていた大吟醸酒を市場に流通させたことで知られています。その際に生まれた大吟醸酒「龍」は、日本一高価な日本酒として注目を集めたこともあるほどです。
黒龍の仕込みに使われるのは、福井県最大の河川である九頭竜川の伏流水です。ちなみに九頭竜川は古名を“黒龍川”といい、これが黒龍のネーミングの由来となっています。
九頭竜川には霊峰白山系の雪解け水が流れています。この水は自然がもたらす銘水であり、川には鮎やサクラマスが生息するほど、とても品質が良いことでも知られています。口当たりの良い軟水であり、この水を仕込み水として使うことで黒龍のなめらかな吟醸酒が完成するのです。
黒龍は仕込み水だけでなく、酒米にもこだわりを持っています。使用するのは酒米の王様と言われる兵庫県産・山田錦や、地元の名産品である福井県産・五百万石などです。選び抜かれた上質の酒造好適米だけを使い丁寧に磨き上げることが、黒龍の酒造りの真髄となっています。
また黒龍酒造は全国の蔵元とともに「フロンティア東条21」というグループを結成し上質な米作りに取り組んでいます。これは“加東市東条地区産の山田錦を用いて、最高級の日本酒造りをする”ことを目標として1994年に結成された団体です。米から日本酒にこだわることで、確かなクオリティの日本酒が生み出されています。
黒龍の日本酒には、製造方法や原料米の違いでさまざまなボトルがあります。中には期間限定・数量限定でリリースされているものもあるのでチェックしてみましょう。
ここからは黒龍の中から、特におすすめのラインナップの紹介をしていきます。
黒龍の中でも非常に人気の高い大吟醸酒です。酒袋を吊るし、自然に搾り落ちる一滴を集めたお酒であり、“しずく”というネーミングが付けられています。
透き通るほどの美しさがあり、味わいは淡麗辛口、口当たりはなめらかさを感じられます。6月・9月・11月販売予定の限定品となっています。
ふくよかな香りと透明な喉越しが魅力の、50%精米の大吟醸酒です。エキゾチックな芳香、そして芯のあるような強さがありながらも、ふんわりとしたボディー感を楽しめる味わいです。白身魚の料理と相性がよく、よく冷やして飲むのがおすすめです。
兵庫県東条産山田錦を低温でじっくり発酵させて作られる純米大吟醸のお酒です。上品な中に、純米ならではの膨らみのある味を感じられます。
味のクオリティーだけでなく、潤み塗りの越前漆器の入れ物も好評であり、お祝い事など特別なシーンにおすすめです。生産本数に限りのある限定品で、レア度も高いです。
初代蔵元“二左衛門”の名が付けられた純米大吟醸酒です。黒龍シリーズの中でも特に高級な一本で、独自の方法で熟成させることで生まれるエレガントな香りと旨味に特徴があります。11月末にのみ販売される限定ボトルでもあります。
国産米を55%精米で醸した吟醸酒タイプのお酒です。「いっちょらい」は福井の方言で一張羅のことを意味しています。
クセの少ない旨味で非常に爽やかなニュアンスがあり、飲みやすいと人気があります。特に福井の海鮮系料理とは相性抜群です。
火入れをしない生酒タイプの純米吟醸酒です。素材本来のフレッシュな香味が美しく、濃厚な旨味と繊細さを感じ取ることができます。鮮度の高いお酒なので、よく冷やして早めに飲むのがおすすめです。発売は2月のみの限定品です。
福井県産五百万石による米の旨味を最大限に感じられる純米吟醸のお酒です。爽やかな飲み心地があり、味と香りのバランスに優れています。
さっぱりテイストの辛口酒なので、さばの味噌煮やなすの田楽などコッテリ味の料理に合わせると美味しいです。中華系料理やクリーム系のフランス料理に合わせるのもありです。
貴醸酒は水の代わりのお酒で仕込んだお酒のことです。独特のとろみと贅沢な甘さが特徴で、辛い日本酒が苦手な方にもおすすめできます。
黒龍の貴醸酒は飲みやすくライトな仕上がりで、熟した甘酸っぱい果実のような感覚を味わえます。
黒龍酒造は、「黒龍」だけでなく「九頭龍(くずりゅう)」という日本酒銘柄もリリースしています。九頭龍は黒龍ブランドの高い技術を活かしながらも、手に取りやすい価格帯でデイリー酒に向いています。
味わいにも違いがあり、黒龍は冷やしてキレやみずみずしさを堪能できるのに対し、九頭龍は米の旨味・甘味と深さを楽しめるという特徴があります。具体的には九頭龍は燗酒に向いていて、40度ほどに温めるとより美味しく飲むことができます。
お米の風味をしっかり残した味わいやすい純米酒です。フルーツのようなフレーバー、旨味のバランスがよく燗酒でも冷酒でも楽しめる1本です。温度帯によっても感じ方が変わるので、気分に合わせて楽しめるお酒となっています。
2004年に生まれた銘柄で、燗酒用の大吟醸として生まれました。熟成による深い味わいがあり、40度ほどのぬる燗〜45度ほどの上燗にすることでふくよかさが増します。お酒を温めて飲みたい冬シーズンにもおすすめの一本です。
黒龍は元々が高価な日本酒です。ボトルによっては定価ですら1万越えのものもあります。
そんな黒龍ですが、生産数が少ないことから市場にはあまり出回っていません。普通のスーパーなどではまず手に入らないので気をつけておきましょう。Amazonや楽天市場などネットショップなら購入自体はできますが、値段は高騰していてプレミア価格となっています。
例えば人気ボトル「黒龍 しずく」の場合、720mlの定価は6,600円です。しかし実際の流通価格を見ると、15,000円越えなど遥かに高額で取引されているのがわかります。
「根津松本、お酒始めました」
黒龍酒造様とのご縁があり、日本酒は黒龍酒造のみの販売です。
石田屋、仁左衛門、無二、に関しましては根津松本メンバー様、限定販売となります。
価格は全て定価です。#黒龍酒造#根津松本#黒龍根津松本コラボ粕漬 pic.twitter.com/eGFQfZzmbL— 分根津松本 鈴Rin (@wakematsu_rin) October 20, 2021
黒龍は非常にレアな日本酒ですが、特約店であれば取り扱いがあります。特約店は黒龍酒造と契約している酒屋であり、商品のラインナップは豊富なのはもちろん、保存環境や品質管理の面からも信頼できます。また特約店であれば、黒龍を定価やそれに近い価格で入手できます。
黒龍の特約店は全国各地にあります。酒造のホームページでも紹介されているので、ぜひ調べてみると良いでしょう。
なお特約店によっては、購入に会員登録が必要であったり、先着順であったりとルールを定めているところがあります。またラインナップによっては、特約店であっても売り切れている可能性があるので注意です。利用しやすそうな特約店を見つけたら、まずは問い合わせをしてどのようなボトルが購入できるか確かめておくと安心です。
黒龍は前述した通り、定価以上の相場で取引される人気の日本酒です。1本1本に高い価値があり、お酒買取市場でも非常に高い評価を受けています。そのためもし飲まない黒龍のボトルをお持ちであれば、無駄にしてしまうのではなくお酒買取専門店を利用するのがおすすめです。
なお黒龍を売る場合は、日本酒に詳しいお酒買取専門店を選ぶことをおすすめします。お酒買取専門店リンクサスなら、幅広い種類のアルコールを扱っており、日本酒買取も強化しているのでご安心ください。買取方法も店頭買取のほか、出張買取・宅配買取とご用意しています。
ちなみに黒龍のような日本酒は、焼酎やウイスキーとは違い“飲み頃”が早く設定されているため、早く買取に出さないと価値が下がってしまうこともあるので注意です。リンクサスでは買取査定の利用を迷っている方からのお問い合わせも受け付けているので、まずはお気軽に、そしてお早めにご連絡ください。
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福井県で作られる日本酒・黒龍は、大吟醸酒のパイオニアとなったブランドであり、プレミア日本酒として高い人気を誇ります。クセが少なく透き通るようなみずみずしさがあり、多くの料理とマリアージュを楽しむことができます。
そんな黒龍は非常に希少で流通量が少ないため、定価で確実に入手したいなら特約店を狙って購入するのがおすすめです。そして買取査定を検討されている方は、お酒買取専門店リンクサスまでぜひご相談ください。
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