シャンパン買取はこちら
今回はシャンパンブランドとして名高いモエ・エ・シャンドンについてご紹介します。
「モエ・アンペリアル」などの銘柄が有名なモエ・エ・シャンドンのシャンパンは、世界で最も売れていると言われていて、各国のイベントやパーティーなどの定番品になっています。もちろん日本にもたくさんのボトルがリリースされており、クラブシーンやパーティーなどで非常によく親しまれています。
では実際にモエ・エ・シャンドンのシャンパンにはどのような特徴があるのか、この記事で紹介していきます。ラインナップや価格についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
モエ・エ・シャンドンはフランスにある世界有数の規模を誇るシャンパン製造会社です。そして同社が作るシャンパンのブランド名にもなっています。日本では「モエシャン」、「モエシャンドン」といった相性で呼ばれることが多いです。
モエ・エ・シャンドンは1743年、当時ワイン商として活躍していたクロード・モエ氏によって設立されました。リリース後からすぐに人気を集め、なんと設立から5年後にはフランス王室御用達のシャンパンにも選ばれたほどです。いわゆる老舗のシャンパンであり、長年の間、王道のシャンパンとして人気を獲得し続けています。
そんなモエ・エ・シャンドンを愛したとして知られるのが、フランス皇帝であったナポレオン1世です。彼は戦に勝つ度にモエ・エ・シャンドンでお祝いするほど、モエ・エ・シャンドンのシャンパンを愛していたと言われています。1869年にはナポレオン生誕100周年を記念した、“皇帝”の意味を持つ「モエ・アンペリアル」も誕生しています。
現代ではスポーツの勝利や成功を祝う“シャンパンファイト”、そしてパーティーなどのあらゆるシーンでモエ・エ・シャンドンのシャンパンが振る舞われています。モエ・エ・シャンドンのシャンパンは世界1位の売り上げを誇るほどの人気で、シャンパンの登竜門とも言える存在になっています。
シャンパンというと、クラブやパーティーなどで振る舞われる“シャンパンタワー”を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。実はこのシャンパンタワーは、モエ・エ・シャンドンがプロモーションの一環としてスタートさせたものでもあります。
塔のように重ねられたグラスに贅沢に注がれるシャンパンたちは、ゴールドの泡の輝きとリッチなアロマで、お祝いの席の喜びをさらに大きく感じさせてくれます。
【ソムリン ヨーロッパ編】
ワイナリー巡り4日目
シャンパーニュ🍾
2軒目モエ・エ・シャンドン全世界にシャンパーニュを広めたモエ・エ・シャンドン。
安定した味わいを造り続ける力はさすがですな😆#シャンパーニュ#モエエシャンドン pic.twitter.com/f32LHocu2M— ソムリン (@sommelin) December 12, 2019
モエ・エ・シャンドン社はフランスのシャンパーニュ地方に非常に広大な自社畑を所有しています。その広さはなんと1,190ヘクタールほどであり、東京ドーム約250個分の面積を誇ります。しかもそのうちの約半分が特級畑=グランクリュであり、25%がプレミアクリュ=1級畑というこだわりです。
なおモエ・エ・シャンドンに使われるブドウはピノ・ノワール、ムニエ、シャルドネの3種類です。これらのブドウのうち最高品質のものだけを組み合わせることで、クセが少なく、それでいて芯があるようなエレガントな味わいが生み出されています。
モエ・エ・シャンドン社は、シャンパーニュメゾンとして他にも多くの銘柄を手がけています。中でも有名なのが、“ドンペリ”の相性で知られる最高級シャンパン「ドン・ペリニヨン」です。
ドンぺリはモエ・エ・シャンドン社のプレステージキュヴェ(最高級銘柄)であり、モエの通常ボトルとはまた違ったリッチさを堪能できます。モエ・エ・シャンドンを飲んでみて気に入ったという方は、特別な日に“ドン・ペリニヨン”を選んでみるのもいいかもしれません。ドンぺリはお店で飲むと何十万もするという超高級シャンパンのイメージがありますが、実売価格なら3〜4万円ほどからチャレンジができます。
ここからはモエ・エ・シャンドンとして親しまれている人気のラインナップを紹介します。ぜひシャンパン選びの参考にしてみてください。
モエ・アンペリアルはモエ・エ・シャンドンのアイコン的存在として扱われるシャンパンです。この銘柄は1869年にナポレオン生誕100年を記念して誕生しました。
モエ・エ・シャンドンのラインナップの中でも最もスタンダードなボトルであり、グリーンアップルや洋梨のようなニュアンスを感じられる、ミネラル感のある辛口シャンパンです。フレッシュでしなやかな味わいは、幅広い料理に合わせられるのが魅力です。
モエ・アンペリアルに赤ワインを加えて作られるロゼタイプのシャンパンです。厳選した熟成ワインをアッサンブラージュすることで生まれる熟成感が魅力です。
鮮やかなピンク色の見た目は女性人気も高いです。ピノノワールの持つ赤い果実の味わいに爽やかさも加わっていて、特に赤身肉やスパイス感のある料理と相性ぴったりです。
グラン・ヴィンテージは単一年のぶどうだけを使って作られる、ヴィンテージタイプの貴重なシャンパンです。出来栄えの良いブドウが収穫できた年にしか作られないという特別なボトルでもあります。
約7年の熟成で生み出される深い味わいは、通常のシャンパンとは違った複雑さを感じます。繊細な酸味と活力ある味で、心地よいフィニッシュも魅力です。
グラン・ヴィンテージ・ロゼのボトルは、いわゆるロゼタイプのヴィンテージシャンパンです。野いちごやラズベリーを思わせる甘い香りの中に、フルーツらしい酸味、スパイスのような刺激と変化を楽しめる味わいです。こちらも7年ほど熟成されていて、熟成タイプのシャンパンらしいリッチさを堪能したい時におすすめです。
ネクター・アンペリアルは甘口タイプのシャンパンです。見た目は濃いめのゴールドイエローをしており、口に含むとトロピカルフルーツのような華やかさに、クリーミーで芳醇な味わいを感じられます。甘めながらもキツすぎるような甘さはなく、スパイシーな料理にちょうど合うバランスです。インド料理や中華料理とのマリアージュも美しくおすすめです。
アイス・アンペリアルは、氷を浮かべて楽しむという目的で作られた珍しいシャンパンです。元々は夏季限定でリリースされていました。
濃いめの甘さをしているため、氷が溶けても負けないような強さがあります。暑い夏シーズンの乾杯ドリンクや、塩気のある味わいのおつまみに合わせるのに適しています。
アイス・アンペリアル・ロゼは、氷を入れて楽しむアイス・アンペリアルシリーズのうちのロゼタイプになります。ピノ・ノワールの比率が高く、ふくよかな果実味と深い香りがあります。
ジューシーな甘味、そして白×ピンクというキュートなボトルデザインも相まって、特に女性人気が高いボトルになります。贈り物などにもおすすめです。
シリーズ | 販売価格・お店での相場 |
---|---|
モエ・アンペリアル | 販売価格:約7,000円 レストラン・バー:10,000〜12,000円 キャバクラ:20,000〜30,000円 ホストクラブ:40,000〜50,000円 |
アンペリアル・ロゼ | 販売価格:約9,000円 レストラン・バー:13,500〜15,000円 キャバクラ:約30,000円 ホストクラブ:約70,000円 |
グラン・ヴィンテージ | 販売価格:約11,000円 ※飲食店では取り扱い少なめ、価格はお店による |
グラン・ヴィンテージ・ロゼ | 販売価格:約12,000円 ※飲食店では取り扱い少なめ、価格はお店による |
ネクター・アンペリアル | 販売価格:約9,000円 レストラン・バー:20,000〜30,000円 キャバクラ:40,000〜50,000円 ホストクラブ:90,000〜100,000円 |
アイス・アンペリアル | 販売価格:約10,000円 レストラン・バー:15,000〜20,000円 キャバクラ:約30,000円 |
アイス・アンペリアル・ロゼ | 販売価格:約15,000円 レストラン・バー:20,000〜30,000円 キャバクラ:30,000〜50,000円 |
モエ・エ・シャンドンの販売価格やお店での相場を調べてみました。
モエ・エ・シャンドンのようなシャンパンは、お店で飲むのかボトルを購入するのかで大きく値段が変わってきます。基本的にお店で飲むと、元々の価格に比べて大幅に高額になるので注意です。特にキャバクラやホストクラブのようなお店だと、サービス料も含まれるため定価の5倍以上の値段がかかることもあります。
お店で飲むと数万円する高級シャンパンのモエ・エ・シャンドンですが、実は自分で購入すれば1万円未満で飲むことも可能です。定番ボトルのモエ・アンペリアルなら7,000円ほどの価格で入手ができます。
そういえば
今更だけどドンキにモエシャン売ってんじゃん。なにまじで。
家でシャンパンタワー
パーティーできるじゃん。#モエシャン#モエ・エ・シャンドン pic.twitter.com/r1CuvHu0SD— ✧̣滉平✧̣ (@MarkII_Kohei) January 5, 2021
モエ・エ・シャンドンのシャンパンは世界No.1の売上というだけあり、流通量が非常に多いです。そのため特別なヴィンテージシャンパンでなければ、比較的容易に入手ができます。大型の酒販店などでは基本的に取り扱いがあり、ドン・キ・ホーテのような量販店での購入報告も見受けられます。
またAmazonや楽天市場といったネットショップ、そしてエノテカなどの酒販店のオンラインショップでも購入ができます。
ただしネットショップなどオンライン上で購入する場合、適した温度で配送してくれるか、雑に扱われないかなどを気を付けておく必要があります。なぜならシャンパンは刺激に弱い飲み物であり、適切に管理されていないと味が劣化してしまうからです。モエ・エ・シャンドンのボトルを購入する場合は、できるだけ信頼のおけるお店を選び、配送方法までしっかりと確認するようにしましょう。
モエ・エ・シャンドンはやや冷やして飲むのがベストです。適温は8〜9度になります。日頃からワインセラーに入れておき、ちょうどいい温度帯を保つようにしましょう。
なお冷蔵庫での保管は極端に冷え過ぎてしまったり、他の食品の匂いが移ってしまったりする可能性があります。もしワインセラーがなくやむを得ず冷蔵庫保管をする場合は、冷えすぎないように新聞紙で包んでおき、野菜室に入れて保管するのがおすすめです。
モエ・エ・シャンドンのようなシャンパンには、通常のワイングラスではなくフルートグラスがぴったりです。フルートグラスは縦に長いグラスのことであり、シャンパングラスと呼ばれることもあります。
縦に細く長い形状をしていることで、シャンパン特有の泡が壊れにくく、また立ち上る泡の美しさを見た目にも堪能することができます。
モエ・エ・シャンドンの飲み頃は、ヴィンテージによって異なります。「モエ・アンペリアル」などノンヴィンテージの場合は、長熟には向かないので出荷後1〜2年以内に飲んでしまうのが良いでしょう。
一方で「グラン・ヴィンテージ」の場合は、熟成期間と同程度の年数が飲み頃になります。出荷後7年ほど経った時期に開けると、熟成シャンパンならではの華開いた香りをより堪能できます。
ただしここで述べるシャンパンの飲み頃は、あくまでも未開封の場合です。一度開封したシャンパンはすぐに劣化・酸化が進んでしまうので、なるべくその日のうちにすぐ飲んでしまいましょう。
モエ・エ・シャンドンは王道のシャンパンとして人気があります。安定した品質と飲みやすさがあり、万人受けするため買い手もつきやすいです。そのためもし余らせているモエ・エ・シャンドンのボトルがあれば、そのまま処分してしまうのではなく、お酒買取の利用を検討してみましょう。
お酒買取専門店リンクサスなら、モエ・エ・シャンドンを業界最高水準の価格で買取ができます。「売ろうか迷っている」「とりあえず相場が知りたい」という方からのお問い合わせも受け付けているのでぜひ一度ご連絡ください。
モエ・エ・シャンドンの買取はこちら
ナポレオンも愛したシャンパン“モエ・エ・シャンドン”は、世界売上No.1の定番品です。シャンパンタワーやシャンパンファイトといったお祝いのシーンで特に親しまれていて、ちょっとしたお土産や記念の贈り物、ホームパーティーなんかにもおすすめできます。
モエ・エ・シャンドンにはロゼやヴィンテージ、ネクターなど様々なラインナップがあります。シャンパンの入門編としてもおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。
ブランデー買取はこちら ランディというコニャックの名前を聞いたことがある方はいるでしょうか? ランディは[...]
ウイスキー買取はこちら 勢いの止まらないウイスキーブーム。およそ25年間続いた不遇の時代を抜け、今ウイス[...]
ウイスキー買取はこちら ロンドン発のラグジュアリーブランドとして、世界的な人気を誇る「バーバリー」。バー[...]
ウイスキー買取はこちら ここ数年~10年余りで人気が急上昇したウイスキー。プレミアが付くような希少品も多[...]
ウイスキー買取はこちら 高級ウイスキーの代表格であるサントリーの「山崎」。店頭では簡単に買うことができず[...]