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フランスのシャンパーニュ地区でのみ生産されている「シャンパン」は、乾杯シーンなど特別な場面で幅広く愛されているドリンクです。特にローランペリエのシャンパンは、世界160カ国以上に出荷されていて日本でも定番の高級シャンパンとして親しまれています。
今回はそんなローランペリエのシャンパンを解説していきます。味わいはもちろん値段やマリアージュなどにも触れているので、シャンパン選びの参考にしてみてください。
目次
ローランペリエはフランスにあるシャンパーニュメゾンです。1812年創立の200年以上の歴史を誇る老舗メゾンでもあります。
ローランペリエは世界でも有数の優れたシャンパーニュメゾンとして知られており、日本国内でも高級シャンパンの定番のような存在として扱われています。長い伝統により築かれてきた“信条”、そして徹底した家族経営による独自性が保たれたブランドです。なお家族経営のシャンパーニュメゾンとしては世界1位の規模を誇ります。
そんなローランペリエのシャンパンは、ラインナップが非常に独創的であるのも特徴です。ヴィンテージではなくぶどうの品質にこだわった「ローランペリエ グランシエクル」や、加糖をせずに素材本来の味わいで作られた超辛口シャンパン「ローランペリエ ウルトラブリュット」が特に人気のボトルとなっています。
ローランペリエのシャンパンは、現在世界160カ国以上に輸出されています。飲みやすくあらゆるシーンで楽しめるシャンパンであるという点が、国籍や世代を問わず幅広い層に愛されている理由です。ワイン評論家ロバート・パーカー氏から5つ星評価を得るほどの実力で、フランスなどの高級ホテルやレストランにまで採用されています。
またローランペリエはイギリス王室御用達のブランドにも選ばれています。近頃ではウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウエディングでローランペリエが振る舞われたことも話題となっています。いわゆるスペシャル感のあるシャンパンで、記念日やお祝い事によく選ばれているシャンパンとも言えます。
ローランペリエのシャンパンは、「フレッシュ」「エレガント」「バランス」を兼ね備えています。高級ヴィンテージでもフレッシュさを感じられる、そして骨太でもきちんとエレガントであるというところに魅力があります。とにかく優れたバランスであり、さまざまな料理とのマリアージュを楽しみやすいです。
ローランペリエのシャンパンがここまで上質なのは、シャルドネをうまく使いつつステンレスタンクで熟成しているからです。白ワインの女王と言われるシャルドネを主体とすることで、繊細なエレガントさやフレッシュさを保っていると言います。
そんなローランペリエの味わいの骨格となるのは、柑橘のようなアロマです。力強くも柔軟な味で、長い余韻を余すことなく堪能できます。
ローランペリエのシャンパンには、ぶどう品種や製法の違いでさまざまなボトルがあります。ここからはローランペリエのラインナップと特徴を紹介していきます。
ローランペリエ ラ キュベは、ローランペリエブランドの顔とも言えるシャンパンで、シリーズの中でも比較的トライしやすい1本です。100以上の平均クリュ率94%の格付け畑のぶどうを厳選して作られたシャンパンであり、フレッシュかつエレガント、そして非常にバランスが良く飲みやすいです。
「ラ キュベ」は手摘みで収穫したぶどうの一番搾り果汁だけを使用していることを表しています。もぎたての柑橘類や白い花を思わせる繊細な香りの中に、白桃などの果肉感のある広がりを感じ取ることができます。
ブリュット(辛口)のシャンパンに対し、甘口を堪能できるのがドミ・セックのシャンパンとなります。シャンパンに使用するキュベのベースワインでサトウキビ糖を薄め、リキュールとして加えています。
ドサージュの量は1リットルあたり約40gで、果実のような甘さをしっかりと堪能できます。ドライフルーツやアーモンドのような凝縮感・芳醇さは、しっかりと冷やして飲むとより一層美味しく感じるでしょう。
一切の加糖をせずに作られた超辛口(ウルトラブリュット)タイプのシャンパンです。「素材のおいしさを堪能するため濃いソースは不要」という考えのもと作られていて、ぶどう本来の味をしっかりと堪能できる仕上がりになっています。
レモンやライムを思わせる柑橘系の味、そしてフローラルな香りが凝縮して絡み合っています。軽やかで繊細でありながら、余韻は長くじっくりと楽しめる味わいをしています。
ローランペリエ ブリュット ミレジメは、ぶどうの出来栄えが良い年にのみ作られる特別なヴィンテージシャンパンです。ブリュットは辛口、ミレジメはその年に収穫されたぶどうのみを使っているシャンパンということを表しています。ここ最近では2000年・2002年・2004年・2007年・2008年といったボトルがリリースされています。
ゴールドの見た目のシャンパンは、きめ細かな泡も相まってスペシャル感を感じるのにピッタリです。花のような香りと柑橘系のニュアンスで、何年経ってもフレッシュさを感じることができます。
ローランペリエ グランシエクルは格付け100%のグランクリュで栽培されるぶどうを使った高級シャンパンです。熟成された状態の中に強い骨格、そしてエレガントさを兼ね備えた仕上がりです。絹のような細かい泡立ちで、蜂蜜やヘーゼルナッツ、アーモンド、ブリオッシュのような香ばしさも感じることができます。
たおやかでリッチな口当たりで、ミネラル感もあります。余韻は長く、芳醇でありつつ上品にまとまっているのが魅力な1本です。
シャンパンには非常に珍しい、ぶどうを漬け込むという「セニエ法」を使って作られるピノ・ノワール100%のロゼシャンパンです。きれいなサーモンピンク色が印象的で、香りはベリーやチェリーを思わせる華やかさがあります。
ローランペリエらしいフレッシュさが基調となっていて、快活な印象を受ける味わいです。さまざまな料理に馴染みやすいロゼシャンパンとなっています。
ローランペリエが作るプレステージヴィンテージロゼシャンパンです。ベルナール・ドゥ・ノナンクール氏が、娘であるアレクサンドラの結婚を祝して発表したという特別な1本でもあります。
ジャムのような豊かさがあり、しっかりとした骨格やミネラル感を味わえます。繊細さもあり、記念日など特別な日を彩るのにピッタリな1本です。
ブラン・ド・ブランはシャルドネ100%で作られるシャンパンのことを指します。ローランペリエの中でも、特に新しいシリーズの1本となります。
ドサージュを行わない超辛口タイプの味わいで、シャルドネが持つフレッシュなエレガンスを存分に堪能できます。
ローランペリエのシャンパンは、ボトルによって飲み方が変わってきます。基本は8〜10℃前後の温度帯でシャンパングラスで飲むのがおすすめですが、「グランシエクル」や「アレクサンドラ ロゼ」などのボトルは冷やしすぎないほうがベターです。反対に甘口の「ドミ・セック」なら、6〜8℃といつもよりほんのり冷やしたバランスがちょうどよく感じます。
どのボトルも冷蔵庫に長時間入れてしまうと冷えすぎになるので注意しましょう。極端に冷やしてしまうと、ローランペリエらしい香りを存分に発揮できなくなってしまいます。できればワインセラーを用意し、シャンパンに適した温度で保管するのが理想です。
ローランペリエはいわゆる高級シャンパンですが、「ローランペリエ ラ キュベ」や「ローランペリエ ドミ・セック ハーモニー」などのボトルであれば定価¥7,700(税込)と1万円未満の値段で購入できます。Amazonや楽天市場では定価より安い5,000円台で販売されているケースもあるので、高級シャンパンの入門編としてもおすすめです。
またローランペリエはボトルサイズによっても価格は異なるので注意しましょう。この記事で紹介しているのは基本的に750mlボトルの価格となります。このほかハーフボトル(375ml)やマグナムボトル(1500ml)なども展開されているので、予算や飲みたい量に合わせて選んでみてください。
ローランペリエのシャンパンは世界で愛されているため、市場人気が高いです。そのため未開封ボトルであれば、お酒買取の査定に出すことが可能です。状態が良いローランペリエのボトルであれば、高額買取も期待できます。
なおローランペリエを売りたい場合は、お酒やシャンパンの知識に詳しい買取専門店を利用するようにしましょう。お酒買取専門店リンクサスなら、シャンパンの知識に精通したプロのスタッフが査定を行うので安心です。リンクサスはローランペリエ1本から、大量買取にも対応していますのでお任せください。
イギリス王室御用達のシャンパン「ローランペリエ」は、フレッシュさとエレガントさ、そしてバランスを兼ね備えた万人受けしやすい味わいが魅力です。高級シャンパンでありながらも、定番ボトルなら1万円以下でありプレゼント等にも選び安いです。
そんなローランペリエには甘口から辛口までさまざまなボトルがあります。どれも秀逸で素晴らしい評価なので、気になる方はぜひトライしてみてください。
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