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富山を代表するお酒と言えば、日本酒「満寿泉」が有名です。満寿泉はどのボトルもハズレがないと言われる実力派のお酒で、大吟醸から定番酒まで全てのお酒が高い人気を集めています。
今回はそんな満寿泉について解説していきます。吟醸酒が好きな方やスッキリ系のお酒をお探しの方はぜひチェックしてみてください。
目次
満寿泉は富山県で作られるお酒です。“まんじゅせん”と読み間違えてしまう方も多いですが、正式名称は「ますいずみ」です。富山を代表する地酒であり、飲みやすい酒質で幅広い世代からの支持を集めています。
富山県は立山連峰の雪解け水に恵まれた場所で、海の幸・山の幸どちらも楽しめるエリアでもあります。そんな富山で作られる満寿泉は、雪解け水由来のクリアな口当たりのお酒がメインであり、食中酒としても親しみやすいボトルが多いのがポイントとなっています。「美味しいものを食べている人しか美味しい酒は造れない。」をモットーに酒造りが行われています。
特に海鮮系の食品とは相性がよく、冷やしてもぬる燗でも飲めるようなお酒が多いため飲み飽きしにくいです。純米大吟醸酒や普通酒、そして貴醸酒といった幅広いラインナップがあるのが特徴です。
富山を代表する銘酒、満寿泉の酒蔵の桝田酒造店。
酒蔵を見るとテンションが上がる😆 pic.twitter.com/wox1rsPUuc
— にっしー (@y241bu) August 12, 2021
満寿泉を作っているのは富山県富山市岩瀬町にある桝田酒造店です。酒造は1893年創業で、100年以上の歴史を誇る老舗でもあります。
東岩瀬の町は、江戸時代~明治半ばごろまで北の貿易で栄えた土地です。この地には廻船問屋の町屋や料亭が並んでいて、今もその名残が残されています。そしてこの場所は富山の海の幸、山の幸に恵まれた場所で、食文化とともに酒文化が発展してきたところでもあります。
桝田酒造店の酒づくりは、このような土地の中で常に進化し続けてきました。伝統の酒造り技術を大切にしつつも、守りに入るのではなく常に新たな取り組みで時代の流れに沿ったお酒を提案し続けています。近年ではウイスキー樽やワイン樽を使って熟成した日本酒なども展開しています。長年の日本酒ファンはもちろん、これから日本酒を試してみたいといった方にもぴったりのブランドを展開しています。
満寿泉といえば吟醸酒がとにかく有名です。お酒好きの間では「吟醸の満寿泉」といわれるほどです。
満寿泉の吟醸酒を有名にしたのは4代目当主の桝田敬次郎氏です。22歳という若さで蔵を継ぐことになった敬次郎氏は、昭和40年代半ばの時代に当時一般的ではなかった吟醸酒の商品化にハイリスクを承知で取り組みました。当初は生き残りを賭けて吟醸酒作りに取り組んでいたとのことですが、やがてのめり込んでいくようになったそうです。
そんな敬次郎氏の取り組みは徐々に認められるようになり、昭和40年代後半には鑑評会の金賞も受賞するようになります。そこからは満寿泉といえば吟醸酒、吟醸酒といえば満寿泉というように、全国レベルで知名度を上げていきました。
現在では満寿泉にも辛口系など豊富なラインナップがありますが、やはり吟醸系のお酒は特に評価が高く人気を集めています。これから満寿泉を試してみたいという方は、まずはぜひ吟醸系のボトルから試してみてください。
満寿泉を楽しみたい方におすすめの定番の大吟醸酒です。柔らかい口当たりと豊かな旨味があり、満寿泉らしい味を堪能できます。富山の厳冬期に作られることで、ぎゅっと旨味が閉じ込められるのが特徴です。
軽く冷やして飲むのはもちろん、ぬる燗で吟醸の風味を楽しむのもありです。リッチな箱入りタイプのボトルもあるので、お土産用などにもおすすめできます。
満寿泉がブランドを代表するフラッグシップボトルに掲げているのがプレミアム大吟醸の「寿」です。兵庫県産の特上山田錦を40%まで磨き上げてお酒を醸し、さらに10月まで寝かせて香味を整えた後出荷されるという逸品です。
華やかでフルーティーな吟醸酒は円熟味まで帯びていて、洗練されたスタイリッシュな印象を受けます。豪華絢爛な味で木箱売りのタイプもあり、特別な日におすすめしたい1本となっています。
お米の持つ旨味をしっかりと引き出した、純米大吟醸タイプのお酒です。穏やかな吟香と独特の旨味、そしてお米の持つキレのバランスが非常に整っています。1本1本製造年度と製品番号を記すというこだわりで、品質に万全を期した状態で出荷されています。
派手すぎない穏やかな吟醸香で上品さを感じられるお酒です。そのまま飲むだけでなく、長期熟成させてから飲むのもおすすめです。
吟醸蔵として長年の歴史を積み重ねてきた酒造が、満寿泉らしい一本としてリリースする定番のお酒です。純米の旨味やコクを保ったまま吟醸の香りも併せ持っており、上級定番酒としてちょっとリッチに楽しみたい時にピッタリです。
スイスイ飲めるような口当たりで食事とも合わせやすいです。特に焼き鳥などの甘タレとは相性抜群で、ぬる燗にして飲むとより旨味が増します。
仕込みの際に、水だけでなくお酒を使って仕込むという貴醸酒タイプの商品です。とろりと甘い味わいが特徴で、蜜のような香りの中に上品な甘みを堪能できます。デザートのような感覚で飲めるお酒なので、ツンとした印象の日本酒に苦手意識がある方にもおすすめできます。
ガラス製のボトルに木札のラベルがついている見た目で、ギフトにも人気があります。よく冷やして氷を浮かべ、ロックスタイルで楽しむのが特におすすめです。
酒造近くにある料亭「松月」のために作られたという1本です。料亭の料理に合うようなさっぱり系の辛口で、磯料理や海鮮料理との相性が特に優れています。
他の甘めの吟醸酒に比べるとダイレクトなアルコール感があり、硬派な印象を受けます。キレ味のあるお酒が好みの方におすすめです。
「通」よりもさらにシンプルな辛口で、ドライな口当たりを楽しめるお酒です。普通酒ですが雑味がなく飲みやすい、食中酒にふさわしい1本です。常温で飲むほか、ぬる燗・熱燗で飲むのにも適しています。
特に晩酌に向いていて、飲み飽きしないタイプの味わいが魅力です。デイリー酒をお探しの方にぴったりのボトルです。
ぺろっと舐められることから「pero」と名付けられたこのお酒は、アルコール度12%の低アルコールボトルとなっています。ラベルもキュートなイラストとなっていて、通常のクラシックな満寿泉とは違った楽しみ方ができます。実はラベルのイラストは山下達郎さん・竹内まりやさんの娘であるERIさんが手がけています。
とにかくライトな質感のお酒で、ほんのりとした甘さを楽しむことができます。刺激強めの日本酒が苦手な方でもトライしやすい1本となっています。
今年の主役の虎さんたち🐅💕
醸造の神様 #松尾大社 白虎おみくじと富山県桝田酒造さん #満寿泉 ベネチアンガラスの干支ボトル🍶✨白虎おみくじの表情が可愛らしくてたまりません🐯
「四神相応」の西を守る白虎さま。
平安神宮を含めた五社めぐりが途中なので、またゆっくり京都に行きたいです😌 pic.twitter.com/L3CyKRn8Tz— ケーナ(美月圭奈) (@quena0401) February 8, 2022
その年の干支が描かれた特別なボトルに入った、満寿泉の中でも限定品となる1本です。ボトルはベネチア製で、ガラス細工が封入されています。2022年ボトル以外にも、2021年の「丑」や2020年の「子」といったボトルが毎年リリースされています。
純米大吟醸というランクで味のレベルも高く、また見た目の品質もハイレベルなことからコレクション目的で購入される方も多いです。希少なボトルであり相場が高騰している品でもあります。
スコッチウイスキー「シーバスリーガル」の原酒熟成に使用した樽で純米大吟醸酒を寝かせて作られるという特別な一本です。リッチで濃厚な味わいが特徴で、ミルキーかつクリーミーな風味を堪能できます。
ちなみに8888はシーバスリーガル蒸留所と桝田酒造店の距離(8888km)を表しています。遠く離れた異なるお酒の文化がミックスすることで、新しく革新的な味わいが生まれています。
満を辞して富山のフォロワーさんおすすめの満寿泉。大吟醸でもすっきりクセがなく飲みやすいお酒。やっぱり鍋と日本酒は最高です! pic.twitter.com/IQSs0kPGbH
— PANDA (@takemount2017) December 31, 2021
本日の晩酌は
満寿泉🍶ますいずみです
富山のお酒で、後味が甘いく香りも良いですが、スッキリした飲み口です。
なんと!芋けんぴに合うのです🤤 pic.twitter.com/q5XUWx95sA— 林 瑛華/Lin Eika (@lin_ek_) February 15, 2022
満寿泉の感想や口コミには「飲みやすい」という評価がとても多いです。吟醸酒であり華やか・フルーティー系でありながらも、甘みがキツすぎずスッと飲めるような印象です。そのため日本酒が初めての方や、食事に合う日本酒を楽しみたいという方におすすめです。なお満寿泉にはいろいろなボトルがあり、ボトルによる飲み比べを楽しめるのもポイントです。
176杯目
満寿泉 辛口 本醸造
あーうまーい!華やかな香りと芳醇の醇。飲みやすい。スッと飲める。癖なし。いいね。綺麗。食中酒にもいけるバランスの良さ。ちょっと白桃ぽい甘さと含み香。
甘さ:2.6
酸味:2.6
辛口:2.8
含み香:2.7最近ハマってる満寿泉。あんまりはずれがない印象😊 pic.twitter.com/wEozDXCF0E
— 路草 (@brutus_xxx) April 23, 2021
なお吟醸酒で人気の満寿泉ですが、辛口系のボトルも飲みやすいと評価している方が多かったです。とにかくクセがなく、綺麗にスッと溶けるような印象とのことです。ボトルによるハズレがないのも、満寿泉の魅力と言えるでしょう。
富山のお酒として人気の満寿泉は、贈答品や海外へのお土産にも選ばれる品となっています。世界で需要があるお酒のため、お酒買取専門店でも値段がつくケースが多いです。特に「純米大吟醸」や「寿」シリーズ、そして「干支ボトル」などのレアな満寿泉には高値がつきやすいです。
もし満寿泉の未開封ボトルを余らせている方がいるなら、無駄にしてしまう前にお酒買取専門店の利用も検討してみましょう。お酒買取専門店なら、満寿泉のボトルをお得に現金化できます。お酒買取専門店リンクサスでは現在「満寿泉」をはじめとする日本酒買取を受け付けています。ぜひご相談ください。
満寿泉の買取を依頼する場合は、できるだけ日本酒の知識に詳しい買取専門店を選ぶようにしましょう。なぜなら同じ満寿泉でも、ボトルによって希少価値が変わってくるためです。特に満寿泉は現在市場価格が高騰してきているため、日本酒に詳しい買取専門店とそうでないショップでは価格が大幅に変わってくる可能性があります。
ちなみにメルカリやヤフオクなどでもお酒を売ることはできますが、満寿泉はラインナップが多く個人で正確な相場を把握するのが困難です。オークションサイトではすぐに買取手がつかずに無駄な出品になってしまうケースもあるので、やはり安全かつスムーズに売るのであればお酒買取専門店がおすすめです。
満寿泉を売る際には店頭買取・宅配買取・出張買取といった方法の中から自身に合った買取方法を選ぶようにしましょう。なお買取に出す際は付属品を揃えた状態で、できるだけ他のお酒とまとめ売りすると高値が付きやすくなります。
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今回は富山のお酒である満寿泉について解説しました。
満寿泉は飲みやすさに定評があり、どのボトルもハズレがないところが大きなメリットです。特別な日に楽しみたい大吟醸酒はもちろん、食中酒にふさわしい辛口ボトルや甘くデザートのような貴醸酒も全てバランスが良く作られています。
どのボトルから試したらいいかわからないという方は、「満寿泉 純米吟醸」といった手の届きやすい純米吟醸酒からトライするのがおすすめです。他にもさまざまなボトルがあるので、ぜひ挑戦してみてください。
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