DRCロマネコンティの価格値段とは?グラスで飲める店と当たり年8選

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DRCロマネコンティの価格値段とは?グラスで飲める店と当たり年8選

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ロマネコンティグラスで飲める店と当たり年8選

ロマネコンティ』 本記事でご紹介するのは、フランスのブルゴーニュ地方で製造されている最上級ワイン。

世界一高価なワインとして知られ、ワインが好きな方なら人生で一度は飲んでみたいと夢見るワインですよね。また、ワインにあまり詳しくない方でもその名を一度は耳にしたことがあるのではないかと思います。

非常に知名度の高いロマネコンティですが、「何故こんなに価格が高いの?実際の味はどうなの?」と疑問を抱く方も多いはず。皆さんは、ロマネコンティについてどのような印象をお持ちですか?

今回は、『ロマネコンティ入門完全ガイド』としてロマネコンティの歴史と製法を紐解きながら、これらの疑問に迫っていきたいと思います。きっと、ワインの世界がより楽しく思えてくるはずですよ。また高価で一生飲むことが無いかも、と思われているロマネコンティも、少しだけ無理をすれば飲めないこともありません。

ロマネコンティをグラスワインとして頂けるお店もご紹介致します

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『ロマネコンティ』とは?

ロマネコンティとは?

ブルゴーニュ地方において、最も高価なワインであるロマネコンティ。まず、ロマネコンティを知る上で必要不可欠なのが、ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ、通称DRCです。

DRC社は1869年創業の歴史あるワイナリーで、現在はオベール・ド・ヴィレーヌとペリーヌ・フェナルによって共同で運営されています。そしてロマネコンティの畑を有し、製造しているのがDRC社なのです。

このDRC社の1945年産のロマネコンティは、2018年にニューヨークでオークション会社「サザビーズ」が行ったワインオークションにおいて、驚くべき価格で落札されたことで話題になりました。

その額はなんと、ボトル1本に対して55万8000ドル。日本円に換算してみると、約6300万です。これは、ブルゴーニュの750mlボトルの中で最も高い価格であるだけでなく、これまでのオークションで販売されたワインボトルの中でも最も高い価格を更新したのです。

1945年は全体的に暑く、ワインが濃縮されており、さらに様々な影響により製造量が少ない年でした。ロマネコンティのボトルは年間600本しか製造されなかったようで、事実上入手するのが困難な幻のワインとも言われていました。そのため、希少価値が非常に高く、世界で最も特別なワインを飲んでみたいと思ったバイヤーがこの価格で落札したのかもしれませんね。

では、多数の人を魅せるロマネコンティについて、まずは造られている場所からその詳細をみていきましょう。

 

『ロマネコンティ 』の畑について

ロマネコンティの歴史を紐解くにあたって、まずは製造されている場所のことを理解しておく必要があります。こちらでは、ロマネコンティの畑に関する情報をご紹介していきます。

ロマネコンティの畑が位置するのは、フランス東部のブルゴーニュ地方のヴォーヌ・ロマネ村

ヴォーヌ・ロマネ

ブルゴーニュは、世界的にみても高価格なワインを多数製造している場所で、数十万、数百万といったクラスのワインも中にはあるのです。その秘密は、ブルゴーニュの特徴的な醸造方法にあります。

同じフランスのボルドー地方では、数種類のブドウ品種をブレンドし、品質を安定させています。一方で、ブルゴーニュ地方は単一のブドウ品種で醸造されています。赤ワインの場合であればピノ・ノワール種を、白ワインであればシャルドネ種を単一のブドウ種として使用します。そのため、ブドウの出来がそのままワインにも反映され、唯一無二の味になり、天候が良い年のワインなどは価格が上がるのです。

また、ブルゴーニュ地方では、畑に格付けがされています。上から、グラン・クリュ(特級畑)、プルミエ・クリュ(一級畑)、コミュナル(畑がある村名)、レジョナル(畑がある地方名)となっています。ヴォーヌ・ロマネ村はグラン・クリュ(特級畑)が多く集結している村としてよく知られているのです。
ブルゴーニュのAOC

勿論、ロマネコンティの畑もグラン・クリュ(特級畑)に格付けされています。その面積はなんと1.8ha。これは他の畑と比較すると大変に小さい面積で、それゆえに造られる数も限られてきます。その数、年間6000〜8000本。これらの情報を知ると、おのずとロマネコンティの価値が高まるのもなんだかわかる気がしますね。ちなみに、こういった希少性から、ロマネコンティは多数の偽造ボトルがあるそうです。もしご購入を考えている方は、信頼できる所から購入することを心がけましょう。

そして、この1.8haの小さな畑は、ブドウを造る上で重要である土壌や降雨量、日照、生息する微生物など全てにおいて理想的な条件が揃っており、ブルゴーニュにおける奇跡のような土地なのです。フードライターのリチャードオルニーはかつて、この畑を「時代を超越した完璧な土地」と呼んでいたそうです。

また、ブルゴーニュ地方では、一般的に1つの畑を何人かの生産者で分割して有していることが多いのですが、ロマネコンティの畑に関してはDRC社の単独での所有となっています(このように1つのワイナリーが単独で有している畑をモノポールと言います)。つまり、ロマネコンティを製造することが可能なのは世界でDRC社のみということになります。

 

『ロマネコンティ 』の歴史を紐解く

ロマネコンティ は大変長い歴史を持つワインです。遡ることなんと2000年、古代ローマの時代から、ローマ人によってブドウの木が栽培されていたことから始まっています。歴史を楽しむワインとも言われているのです。では、ここからはロマネコンティの歴史についてその詳細をみていきましょう。

 

1232年:ロマネコンティの最初の所有者、聖ヴィヴァン修道院

ワイナリー

1232年に聖ヴィヴァン修道院は1.8haのブドウ畑を所有しました。これが、現在ロマネコンティが造られている畑になるのです。聖ヴィヴァン修道院の修道士たちは、この土地がブドウを造るのに最適な、非常に優秀な畑であることを理解していました。そこで、この畑にあったピノ・ノワール種を植栽し、ブドウ造りをしていったと言われています。

そして約4世紀後の1631年に、ベルギーの領主フィリップドクルーンブールによってこの畑は購入され、「ロマネ」という名前になりました。これは、前述した古代ローマ人が由来となって名付けられたとも言われています。

 

1760年:ロマネコンティ争奪戦の末、コンティ王子が畑を獲得

1760年、「ロマネ」を所有していたアンドレドゥクルーンブールが売却することを決めました。この畑は、素晴らしいブドウを造ることができる場所として当時からよく知られていました。すると、この素晴らしいワインを入手しようと、多数の貴族が畑の権利をめぐって争ったそうです。

中でも有名な争いが、ルイ・フランソワ・イ・ド・ブルボン(コンティ王子)とポンパドール夫人(フランスのルイ15世の愛人)との間で起こった入札戦争です。結果、高額を入札し、畑を手にしたのはコンティ王子王子は、この「ロマネ」のワインを自らの宮殿で楽しむために保管しており、市場に出回ることはほとんど無かったそうです。こういったことから、「王子がもっているワインは素晴らしいものだ」とより希少性が高まっていったのです。

 

1789年:フランス革命により、畑は競売に

フランス革命が勃発すると、コンティ王子が有していた「ロマネ」は政府により没収され、競売にかけられます。コンティ王子は1793年に牢屋に投獄され、ここから「ロマネ」は様々な富豪の手を転々と渡り歩くことになります。しかし、コンティ王子が非常にエレガントな人物であったことから、ワインの素晴らしさにちなんで、翌年1794年にこの畑は「ロマネコンティ」と呼ばれるようになったそうです。

 

1869年:ジャック=マリー・デュヴォーが畑を獲得。DRCとしてワインの製造を始める

1869年、ワイン商人であり、ブルゴーニュのワイン銘醸地として知られるコートドールのワイン評議員でもあった、ジャック=マリー・デュヴォー=ブロシェが「ロマネコンティ」を獲得しました。そしてドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ(DRC)としてワイン造りをしていくのです。ここから、ジャック=マリー・デュヴォーを祖先とするヴィレーヌ家が、何世代にもわたって「ロマネコンティ」を受け継いでいきました。

その後、1942年にDRC社は会社形態となります。この際に、アンリ・ルロワが経営権を半分獲得し、DRC社はヴィレーヌ家とロック家の共同経営の体制となりました。

しかし第2次世界大戦の混乱から、畑の肥料が不足したことや、フィロキセラという害虫の影響から、ブドウを造るのが困難な状況に陥ってしまいます。1945年の収穫後には古いブドウの木は全て伐採され、1947年に植え替えられており、植え替え後1952年まではロマネコンティの製造は中止されています。

このような大きな困難を乗り越えたロマネコンティは、1952年から製造が再開されました。そして現在、DRC社はオベール・ド・ヴィレーヌとペリーヌ・フェナルによって共同で運営されております。オベール・ド・ヴィレーヌが尽力したことにより、2015年の7月4日、ロマネコンティの畑を含むブルゴーニュ地方のクリマクリマ(細分化された区画畑)が世界遺産に登録されました

 

『ロマネコンティ』の製法を紐解く

ロマネコンティの畑※ロマネコンティの畑

前述しているように、「ロマネコンティ」はブドウ造りに最適な条件が揃った、奇跡の畑です。その土壌は岩と泥灰土を基盤とした鉄分の多い石灰岩で、粘土質が強めになっています。では、この土壌を使用し、どういった製法でワインが造られていくのでしょうか。DRC社の歴史ある製法を、早速みていきましょう。

 

ビオディナミ農法

ビオディナミ農法

「ロマネコンティ」のブドウは、ビオディナミ農法(バイオダイナミック農法とも言われる)といった特殊な手法で育てられています。これは、1924年にドイツの思想家ルドルフ・シュタイナーが提唱した農法が基盤となっています。畑全体を1つの生命体として捉え、害虫や病原体もその一部として考えるのです。

そのため、これらを排除するために化学薬品を使用する事は無く、土壌のバランスを整えることによって対処します。そうすることで、ブドウの木自体が強くなり、結果的に高品質なものを生み出すことが可能になるのです。

人工的な肥料や農薬といったものを一切使用せず、使われる肥料は、粉砕されたブドウの根、ブドウの皮、発酵残渣から作られた堆肥に限られています。また、トラクター等を使用して土壌を圧縮してしまうのを避けるため、ブドウ畑は馬によって耕されています。

そして、月の満ち欠けのサイクルに基づいて畑のスケジュールが組まれるのもこの農法の大きな特徴です。なんだかとても神秘的ですよね。このように自然の力のみを活用して、ブドウ本来の良さを最大限に引き出しているのです。

 

収穫、剪定

ビオディナミ農法

「ロマネコンティ」では、収穫期の早い段階で厳しい剪定を行い、7~8月にかけて基準に満たない房を取り除いていきます。その他のブドウに栄養が充分に行きわたるようにするためです。ボトル1本を造るのに3本のブドウの木が使われると言われる程、収穫量に制限をもうけているのです。また、収穫した後にはワインの製造が始まる前に一つ一つ健康状態が検査されます。

アルコール発酵

ワイナリー

ワインの醸造はアルコール発酵から始まります。この過程を経て、ブドウジュースがワインへと変化していくのです。

ロマネコンティは100%ピノ・ノワールといった単一のブドウ品種から造られています。このピノ・ノワールが持つ自然本来の味、繊細さをワインに反映させるため、DRC社では全房発酵を採用しています。(100%全房発酵にするかは、その年のブドウの出来によって変化します)

全房発酵とは文字通り、ブドウの梗(ブドウの実がついている枝)を取り除かず、房全体を発酵させることです。糖分をアルコールに変換する役割を担う酵母は、完全なる天然酵母を用いており、タンニンが程よく抽出されることで、ピノ・ノワールそのものを凝縮したような味わいになるのです。

この全房発酵、梗の部分から余分なタンニンが抽出され、エグ味や青臭さが味に出てしまうといったリスクも背負っています。最適な環境で育った最高品質のブドウであるという自信があるからこそ、取り入れることができる手法ではないでしょうか。

 

熟成

ワイナリー

発酵が終わったら、圧搾し、樽に入れて熟成します。樽は100%新樽を使用しており、フレンチオーク材が用いられ、平均して16~20ヶ月熟成されます。清澄や濾過は最小限に抑えられ、最後に瓶詰めされます。瓶詰めの際はポンプなどは使用されず、重力のみで樽から移されるのです。

ロマネコンティは長期熟成に向いていると言われており、ワインセラーなどで20~40年熟成させた後が飲み頃だと言われています。そうすることで本来の香りや味が引き出されるのです。ちなみに、ロマネコンティはそのボトルのコルクにも工夫がなされています。長期熟成を可能にするため、54ミリメートルの長いコルクが選定されているのです。常に完璧な品質を保つことができるようにと、細かい部分へのこだわりが見えますね。

 

『ロマネコンティ』年代別 価格一覧

ここでは、ワインの批評家が非常に高く評価している、最近のロマネコンティ の当たり年ワインを紹介して行きたいと思います。

 

ロマネコンティ  2015年

説明 バラの花びらとベリーがエレガントに香る、シルクのように滑らかな口当たり。
サイズ・内容量 750ml
名称 ロマネコンティ
ワイナリー ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)
生産地 フランス ブルゴーニュ地方 ヴォーヌ・ロマネ村

 

ロマネコンティ  2012年

説明 果実が混ざり合う複雑なアロマ、贅沢で官能的な味わい。
サイズ・内容量 750ml
名称 ロマネコンティ
ワイナリー ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)
生産地 フランス ブルゴーニュ地方 ヴォーヌ・ロマネ村

 

ロマネコンティ  2010年

説明 ブルゴーニュの全てを凝縮したような奥深く、力強い味わい。
サイズ・内容量 750ml
名称 ロマネコンティ
ワイナリー ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)
生産地 フランス ブルゴーニュ地方 ヴォーヌ・ロマネ村

 

ロマネコンティ  2005年

説明 近年稀に見る高評価。長期熟成により複雑さをもち、しっかりとした余韻を楽しむことができる。
サイズ・内容量 750ml
名称 ロマネコンティ
ワイナリー ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)
生産地 フランス ブルゴーニュ地方 ヴォーヌ・ロマネ村

 

ロマネコンティ 1990年

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説明 ワイン業界では名の知られた評論家をもってしても、当たり年と言われたロマネコンティ1990。プロだけではなく、ワイン通からも非常に高い評価を得ている。
サイズ・内容量 750ml
名称 ロマネコンティ
ワイナリー ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)
生産地 フランス ブルゴーニュ地方 ヴォーヌ・ロマネ村

 

ロマネコンティ 1988年

サイズ・内容量 750ml
名称 ロマネコンティ
ワイナリー ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)
生産地 フランス ブルゴーニュ地方 ヴォーヌ・ロマネ村

 

ロマネコンティ 1985年

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サイズ・内容量 750ml
名称 ロマネコンティ
ワイナリー ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)
生産地 フランス ブルゴーニュ地方 ヴォーヌ・ロマネ村

 

ロマネコンティ 1945年

 

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説明 ロマネコンティ史上最高額とされるロマネコンティ1945、複数オークションで超高額で落札され話題を呼んだ。これを機に、ロマネコンティを知ったという方もいるかもしれない。
価格 5000万~3億円オーバー
サイズ・内容量 750ml
名称 ロマネコンティ
ワイナリー ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)
生産地 フランス ブルゴーニュ地方 ヴォーヌ・ロマネ村

 

『ロマネコンティ』の味わいは、超自然派ワイン

ワイン

ここまでロマネコンティの歴史、製法、価格とご紹介してまいりました。ではその味わいはどのようなものなのか、非常に気になる所ですよね。前述した通り、ロマネコンティは100%ピノ・ノワールから、ビオディナミ農法を用いて造られる、超自然派ワインなのです。

そのため、ピノ・ノワールの特徴である繊細で軽い質感と程よい酸味を感じることが出来ます。香りは、「ロマネコンティ」の畑そのものを感じさせる力強い土の香りとともに、かすかにバラの花の香りやフルーツの甘い香りがあります。

長い歴史や製法を知った上で味わうロマネコンティは、きっと格別ですよね。

 

ロマネコンティの値段・価格とその価値

ロマネコンティの値段・価格がなぜこれだけ高額なのか?もちろん、人気が高いこと、ブランドとその歴史があることはもちろんですが。やはり一番はその希少性の高さと需給バランスによるところから他のワインに比べても圧倒的に高額の価格となっていることが分かります。

 

限られた生産量とロマネコンティを生み出す畑

「ロマネコンティ」の希少性は、6000~7000本という非常に限られた年間に生産されるワインの量を見ると一目瞭然ですが、先にご紹介したロマネコンティのブドウや畑を知るとさらにその理由が分かります。

ロマネコンティの畑や生産方法でもご紹介したとおり理想の葡萄を作るためにある意味で合理的とは真逆の人工的なものを避け、過去の歴史と経験から培った生産方法といった伝統を守り受け継いだ中で生まれる史上最高級ワインにふさわしい最適で最上の葡萄という限られた量しか取れないからなのです。

この葡萄を作るロマネコンティの畑もまた、ブルゴーニュ地方のなかでも非常に小さいエリアとされる1.8ha(ヘクタール)と限られている。もちろん、管理運営をしているDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)としては伝統を守るうえではこの畑のサイズが最適なのかもしれません。

 

ロマネコンティを飲みたいそんなあなたに薦めるお店一覧

以前は、ホテルオークラのバロンで頂くことが出来ましたが、福岡は閉店、そして東京はリニューアルによりヌーヴェル・エポックさんになったため頂くことが出来ません。かといって「自宅にワインセラーやロマネコンティをというのはちょっと・・・」ロマネコンティを一生飲む機会なんてないと思った方にも、少しだけ奮発すればグラスワインとして頂くことが出来ます。

 

Chinois Shibuya シノワ渋谷

 

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ロマネコンティをグラスワインとして頂くなんてそうそうチャンスはありません。なぜならば提供するお店としてボトルでなければ価値を棄損し赤字になってしまうなど様々なリスクがあるからです。

シノワ渋谷さんでは、毎年ワインイベントを実施されており2019年も12月30日に当たり年の2010年、2015年というわけにはいきませんが、ロマネコンティ2014を頂くことができました。約20万円とやや高額ですが、海外旅行に行ったと思えば一生飲む機会がないと思っていたロマネコンティを飲むことが出来ます。

 

ヴァン シュール ヴァン(Vin sur Vin)

その点、 『ワインブティック ヴァン シュール ヴァン』 であれば安心してその香り、味を存分に味わうことが出来ます。今年のワインイベントは終了していますが。 会費 : 399,600円(税込)でロマネコンティをいただくことができます。

 

晩杯屋 ロマネコンティ

『ロマネコンティ』でGoogleで検索すると、関連キーワードとして表示される”晩杯屋 ロマネコンティ”の文字が…。「晩杯屋といえば都内でも人気の立ち飲み屋さんだったような??」と思い少し調べてみるとその理由が分かりました。SNSでのマーケティングがまだまだ集客に効果的なので、同じ飲食業界さんはされてみてもよいかもしれませんね。

実際にお店で注文した方がいるそうですが、「注文したけど、、、完全前金の予約制」だそうです。立ち飲み屋で予約するのか!?と思いましたが。そこはご愛嬌です。世知辛い話題もありますが。ほっこりするニュースでした。ちなみにカード決済はNGでニコニコ現金一括払いのみだそうです。

話題の晩杯屋さんのロマネコンティですが、某焼き鳥チェーンの値上げの影響から244万円値上げしたそうです。実質、2倍以上になったみたいですが、いたずらでも、注文しようとする人などがいたのもあるからでしょうけが、少し面白いですね。

 

ロマネコンティ 当たり年

ロマネコンティの当たり年は、ワイン通にとっては非常に気になるところだと思います。評論家の意見や批評はもちろん大事ですが、自分の好みを知っておくことがまずは大前提となります。ワインはあくまでも、ワインです。ビジネスとしてお店で提供するなどではなく自分や家族、友人と嗜むのならば世間の評判に左右される必要もありません。

とはいえ、一般的にワイン好きなスペシャリストやワイン評論家の評価は得てして的を得ていることが多かったりもします。ロマネコンティの当たり年と言われる要因の1つに、葡萄の出来栄えがあります。

 

世界のワイン評論家が推すロマネコンティの当たり年

1929、1945、1959、1969、1971などが特に望ましいと考えられるヴィンテージです。(私は1972が好きでしたが、あまり称賛を獲得していません)他にも1978、1985、1988年のトリオ、’89および ‘ 90、1999、2002、2005、2009、さらに最近では2010年のきらめくエレガントなヴィンテージがあります。

1947年から1951年までのボトルは絶対に購入しないでください。なぜならそれらはロマネコンティでは、決して製造されておらず偽物になります。

 

トリビアコンテンツ

ワインの情報を発信している、おすすめのYOUTUBEチャンネルをご紹介します。

 

ワインノヒト

ワインノヒトさんは、ワイン好きの方なら共感してしまうほど熱量のあるワイン専門のYouTubeチャンネルです。実際に、様々な銘柄のワインのテイスティングをしながらの解説で一緒に飲んでいる気分を味わいながら気になるワインの情報も手に入れることができます。

 

sommelier forfree

sommelier forfreeさんは、本物の有資格者であるソムリエさんがソムリエ試験のオンライン対策講座を無料配信されている超本格派のソムリエYouTubeチャンネルです。ソムリエを目指す方にとっては、「こんな情報を無料で見れるの?」という素晴らしいコンテンツばかりです。

またソムリエを目指していなくても、ワインが好きで体系的にワインやソムリエを学びたい理解したい方にとっては登録必須なチャンネルです。

 

The Winery Tokyo

The Winery TokyoさんのYouTubeチャンネルでは、ワイン初心者向けの情報から日常的なワインの楽しみ方など動画でわかりやすく解説されています。プロならではの豆知識などもご紹介されていますので、これからワインを楽しみたい飲んでみたいという方にとっては登録をお薦めするチャンネルです。

またワインのECサイトも運営されていますので、チャンネルを見たその勢いでワインを購入してみるのも良いかもしれません。

引用元:The Winery Tokyo

 

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まとめ

『ロマネコンティ入門完全ガイド』は、いかがでしたでしょうか?ロマネコンティと一言で言っても非常に奥が深く、その味も評価も異なります。またワインの価値や価格が決められる裏側にある、生産者の努力や歴史などもなんとなくイメージして頂くことが出来たかと思います。

ワインが好きな方、これからワインを飲みたいと思っている方と目的は皆さんそれぞれ違うと思いますが、ワインの銘柄ごとに異なる味・香りなどはもちろんですが、その歴史背景なども理解して飲むとまた違った味わい方が出来るのでおすすめです。

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