飲食店の閉店リサイクル|売る順番とお酒の在庫を分ける3つの山

飲食店を閉店するときのリサイクルは、売れるものを先に買取へ出し、残りをリサイクル、最後に廃棄という順番で進めます。順番を逆にすると、値がついたはずの厨房機器やお酒まで、処分費用を払って運び出すことになりかねません。
厨房機器や什器の片付けを扱う業者は多い一方で、後回しになりやすいのが店に残ったお酒の在庫です。未開封の在庫、お客様のボトルキープ、空き瓶。それぞれ行き先が違います。品目ごとの行き先と事業ごみのルール、お酒の在庫の分け方と確認事項を、閉店までの順番に沿って並べました。
お酒の買取価格と対象の銘柄は、お酒買取のページで確認できます。

閉店で出るものは、大きく3つの行き先に分かれます。売れるもの、引き取ってもらうもの、費用を払って処分するものです。品目ごとの目安を表にしました。
| 品目 | 主な行き先 | 気をつけること |
|---|---|---|
| 厨房機器 | 買取・リサイクル | リース契約の機器は売れない。所有者を先に確かめる |
| 業務用の冷蔵庫・製氷機・エアコン | 買取・リサイクル | 廃棄するときはフロン類の回収が求められる |
| テーブル・椅子・棚などの什器 | 買取・リサイクル | 状態と数で行き先が変わる。まとめて見てもらう |
| 食器・調理器具 | 買取・リサイクル | 揃いのセットかどうかで扱いが変わる |
| 未開封のお酒の在庫 | お酒の買取 | 厨房機器の業者とは別に、お酒の専門店へ出す |
| 開封済みのお酒・ボトルキープ | 店で出し切る・お客様に返す | 開封済みは評価が下がりますが、状態により査定します。ボトルキープは店の判断で処分しない |
| 空き瓶・化粧箱 | 空き瓶買取・資源回収 | 高級酒の空き瓶や箱は値がつく場合がある |
| 生ごみ・油・紙くずなど | 許可を持つ業者へ委託 | 家庭ごみの集積所には出せない |
表の中で見落とされやすいのが、お酒の3行です。厨房機器の買取や不用品回収では、お酒を対象にしていないことがあり、在庫の瓶だけが最後まで棚に残る形になりがちです。お酒の在庫は、厨房機器とは別の窓口に出すものと考えておくと、段取りが崩れません。どんな種類が買取の対象になるかは、お酒買取はなんでも対応?で先に確かめられます。

閉店の準備は、短い期間に作業が詰まります。そのぶん「とりあえず」の判断が損につながりやすい時期です。よくある4つを挙げます。
4つに共通するのは、急いで片付けようとして、売れるものまで処分の側に回してしまうことです。自己判断で処分するのが、いちばんの損になります。お酒の捨て方そのものに迷う場合は、お酒の処分方法でやってはいけない捨て方を先に確かめてください。
ウイスキー・ワイン・日本酒など店の在庫をまとめて対応
店に残ったお酒が売れるかどうか、LINEの写真査定で分かります
同じ銘柄でも、状態・付属品・時期によって査定額は変わります。価格は箱付/箱無の順です
最新の買取価格はリアルタイム価格表で確認できます。銘柄が分からない在庫も、棚ごと撮って送るだけで大丈夫です

お酒の在庫は、棚から出して未開封、開封済み、空き瓶の3つの山に分けるところから始めます。この仕分けだけで、売る本数と処分する本数がはっきりします。
封を切っていない瓶は、買取の対象になります。仕入れたまま出していない日本酒やワイン、棚に並べていたウイスキーやブランデー、焼酎、中国酒まで種類は問いません。銘柄が分からなくても、ラベルが写っていれば判断できます。ただし状態によっては値がつかないこともあり、液面が大きく下がったものや、ラベルが判読できないほど傷んだものは評価が下がる側です。線引きの詳細は買取できないお酒の特徴7つで扱っています。
開封済みのお酒は、買取の対象から外れるのがほとんどです。営業中に出し切れる量なら店で使い切り、残ったものは処分の側に回します。気をつけたいのがボトルキープです。お客様が代金を払って預けているボトルなので、閉店の告知とあわせて引き取りの期限を案内しておくと、あとで行き違いが起きにくくなります。告知が遅れると、引き取りに来てもらう機会そのものがなくなります。
飾っていた高級酒の空き瓶や化粧箱、木箱は、捨てる前に分けておきます。瓶そのものに価値があるものは、中身がなくても買取の対象になる場合があります。バカラのデキャンタに代表されるガラス工芸の瓶や、高級シャンパン・ブランデーの箱がその例です。一方で、ふつうの一升瓶やビール瓶は、資源として回収に出す側になります。見分けに迷うものは空き瓶買取のページで対象を確かめてください。

お酒以外の片付けは、厨房機器と什器、食器、そして事業ごみです。ここにも売る、引き取ってもらう、処分するの順番がそのまま当てはまります。
コンロやフライヤー、製氷機、冷蔵庫、テーブルや椅子は、年式や状態しだいで厨房機器の買取業者やリサイクル業者が引き取ります。まとめて見てもらえば、搬出の回数を減らせるのも利点です。店を居抜きで引き渡せる場合は、設備を残したまま次の借り手に譲る方法もあります。ただし居抜きは貸主の承諾が前提で、原状回復の範囲も賃貸借契約で決まります。先に契約書を読み直してください。
業務用の冷凍冷蔵機器やエアコンは、廃棄するときにフロン類の回収が求められます〔環境省 フロン排出抑制法ポータルサイト〕。家庭の家電と同じ感覚で出せる機器ではありません。処分を頼む業者が、フロン類の回収まで対応できるかを、見積もりの段階で確かめておくと手戻りがありません。
店から出たごみは、家庭ごみとは扱いが違います。廃棄物処理法では、事業者は事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任で適正に処理しなければならないと定められ、業者に委託した後も出した側の責任はなくなりません。委託先が必要な許可を持っているかは、契約前に許可証で確かめるのが基本です。区分や出し方の細かいルールは自治体ごとに違うため、店のある市区町村の案内もあわせて確認してください。許可を持たずに回収をうたう業者もあるため、「無料で全部持っていく」という言葉だけで決めないことです。

お酒の在庫は、厨房機器より先に動かせます。仕入れを止めた日から準備を始めると、閉店日の直前に慌てずに済みます。確かめることと、やっておくことを分けて並べました。
閉店が決まった時点で、在庫の数はもう増えません。減っていくのは状態のほうです。仕入れを止めたら、お酒だけ先に査定に出しておくと、厨房機器の撤去日に振り回されずに済みます。リサイクルショップに什器とまとめて持ち込む方法もありますが、お酒には値がつきにくい事情があるため、使い分けは酒のリサイクルショップ買取で比べています。

閉店までの段取りは、売る、引き取ってもらう、処分する、原状回復の順に組みます。お酒の在庫は、いちばん最初の「売る」に入れてください。
お酒の買取は、自分で運ぶ店頭買取、店まで来てもらう出張買取、箱に詰めて送る宅配買取の3つから選べます。在庫の本数が多い店舗なら、出張が向きます。瓶を詰める手間と、運ぶ途中で割れる心配を減らせるのが出張の利点です。少量を送る場合の詰め方はお酒の送り方と梱包を確かめてください。
当日に必要なのは、売りたいお酒と本人確認書類です。未成年者の買取条件は店舗や地域の条例によって異なり、リンクサスでは20歳未満のお客様からの買取を受け付けていません。出張の日程は、撤去の業者が入る前に組んでください。後にすると、在庫が段ボールごと運び出されてしまうおそれがあります。

閉店が決まった段階で、在庫の相談だけでも構いません。リンクサスはお酒を専門に扱う買取店で、棚の写真と在庫表から銘柄と本数を確かめ、そのうえで概算をお伝えします。1本でも、店の在庫をまとめてでも同じ流れです。飲食店の業者様向けの案内は飲食店業者様のページにもまとめています。
飲食店の閉店のご相談で気になるのは、お酒の在庫が最後まで後回しになることです。厨房の撤去日が決まってから慌ててご連絡をいただき、そのときには冷蔵庫の電源が落ちていて、生酒やワインが常温の段ボールに詰められていた、ということがあります。在庫の数は閉店が決まった時点で増えませんが、状態は日ごとに落ちていきます。仕入れを止めたら、棚の写真を1枚と、分かる範囲の在庫表を送ってください。開封済みのボトルやボトルキープは集めなくて大丈夫です。未開封のものだけを分けていただければ、あとはこちらで銘柄と状態を確かめます。
査定は無料で、LINE査定・オンラインフォーム・電話(0120-769-277)から申し込めます。棚ごと撮って送るだけで、売れるかどうかと概算の回答が受け取れます。これまでの買取実績も公開中です。
飲食店の閉店リサイクルは、売れるものを先に買取へ出し、残りをリサイクル業者に引き取ってもらい、最後に事業ごみとして処分する順番で進めます。業務用の冷蔵庫やエアコンは廃棄時にフロン類の回収が求められ、事業ごみは許可を持つ業者に委託します。リース契約の機器は、売る前に所有者を確かめてください。
お酒の在庫は、未開封、開封済み、空き瓶の3つに分けます。売れるのは未開封の在庫と、価値のある空き瓶や箱です。開封済みは店で出し切り、ボトルキープはお客様に引き取りを案内します。閉店時の在庫はまとめて査定できますので、閉店セールで瓶ごと売り切る前にご相談ください。厨房機器の撤去より前に、お酒の査定を済ませておく。この順番を守るだけで、在庫が処分の側に流れるのを防げます。
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売れるものからです。厨房機器や什器、未開封のお酒の在庫を先に査定に出し、値がつかないものをリサイクル業者に引き取ってもらい、最後に残ったものを事業ごみとして処分します。順番を逆にすると、売れたはずのものまで処分費用を払って運び出すことになりかねません。
事業活動に伴って出た廃棄物は、事業者が自らの責任で適正に処理しなければならないと廃棄物処理法で定められています。家庭ごみの集積所ではなく、許可を持つ業者への委託など、店のある自治体の案内に沿った方法で処理してください。業者に委託した後も、出した側の責任は残ります。
業務用の冷凍冷蔵機器やエアコンは、廃棄するときにフロン類の回収が求められます。家庭の家電と同じ感覚では出せないため、処分を頼む業者がフロン類の回収まで対応できるかを見積もりの段階で確かめてください。リース契約の機器であれば、処分の前にリース会社との契約条件を確認します。
封を切っていないお酒は買取の対象になります。日本酒、ワイン、ウイスキー、ブランデー、焼酎、中国酒まで種類は問いません。ただし液面が大きく下がったものや、ラベルが判読できないほど傷んだものは評価が下がり、値がつかない場合もあります。厨房機器の業者とは別に、お酒の専門店へ出すのが基本です。
開封済みのお酒は、買取の対象から外れるのがほとんどです。営業中に出し切れる量なら店で使い切ってください。ボトルキープはお客様が代金を払って預けているボトルなので、店の判断で売ったり捨てたりせず、閉店の告知とあわせて引き取りの期限を案内します。瓶そのものに価値があるものは、空き瓶買取の対象になる場合があります。
飲食店が店内でお酒を出すのに販売業免許は要りませんが、テイクアウト用など店の外で飲まれるお酒を売る場合は販売業免許が必要になると国税庁は案内しています。閉店セールで在庫の瓶を持ち帰り用に売る形はこの線に触れる可能性があります。閉店時の在庫はまとめて査定できますので、セールで売り切る前にご相談ください。
贈る側の気持ちとしては自然な選び方です。ただし閉店の前後は、店がお酒の在庫を減らしている時期にあたります。店で出すための大きな瓶より、店主が自宅で楽しめる小ぶりの瓶を選ぶと、受け取る側の負担になりにくくなります。
売りたいお酒と本人確認書類です。申込者、振込口座、身分証の名義は揃えてください。事前に在庫表と棚の写真を用意しておくと、LINE査定で売れるかどうかと概算を先に受け取れます。本数が多い場合は出張買取を選ぶと、瓶を詰めて運ぶ手間が省けます。
最終更新:(リンクサス 今井一輝 監修)。買取の条件・運用は変更される場合があります。






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