
サントリーのウイスキーは、2026年4月1日出荷分から「響」「山崎」「白州」の3ブランド19品目が価格改定の対象になりました〔サントリーのニュースリリース〕。角瓶やオールド、知多は今回の3ブランドに入っていません。値上げされたのは新品の希望小売価格であって、いま手元にある1本の評価がそのまま同じ幅で動くわけではありません。
この記事では、改定前と改定後の希望小売価格を全品目で並べたうえで、対象から外れたブランドとの線引き、値上げが繰り返される理由、そして持っている1本を売るか置いておくかを決めるときの見方までを順にまとめました。定価の一覧を眺めるだけでは答えが出なかった人ほど、読み終える頃には自分の判断軸が決まっているはずです。

まず押さえておきたいのは、今回の価格改定は「サントリーのウイスキー全体」ではないという点です。ウイスキーで対象になったのは響・山崎・白州の3ブランド19品目で、同時に焼酎と輸入ワインの一部も改定されています〔サントリーのニュースリリース〕。どのブランドがどちら側かを、手元の1本への意味と並べて整理しました。
| ブランド | 2026年4月1日出荷分からの扱い | 手元の1本を見るときの意味 |
|---|---|---|
| 山崎 | 価格改定の対象 | ノンエイジと年数表記で評価の開き方がまったく違う。ラベルの数字をまず確認する |
| 白州 | 価格改定の対象 | 森を思わせる緑の瓶で見分けやすい。年数表記の有無で扱いが分かれる |
| 響 | 価格改定の対象 | 化粧箱の有無が評価に出やすい。箱を探してから査定に出したい銘柄 |
| 角瓶・オールド・トリス | 今回の3ブランドに含まれない | 流通量が多く、希少性では評価されにくい。まとめて出すほうが向いている |
| 知多・碧 | 今回の3ブランドに含まれない | 単独では大きく動きにくい。他の銘柄と一緒に見てもらうと判断が早い |
価格改定は出荷分から適用されるため、店頭に旧価格の在庫が残っている間は、そのまま並び続けます。「4月1日を境に棚の値札が一斉に変わる」わけではない点は、覚えておいて損はありません。そして値上げされたのはあくまで新品の希望小売価格です。品目ごとにいくら動いたのかは、次章の一覧にまとめました。

値上げの報道が出るたび、査定の窓口には同じ質問が並びます。事実の受け取り方がずれたままだと、売る判断も待つ判断も的を外しがちです。よく出てくる思い違いを3つ挙げます。
3つに共通するのは、ニュースの数字だけで手元の1本を判断してしまうことです。年数表記が読み取りにくい、箱が見当たらない、いつ買ったか思い出せない。どれも査定を諦める理由にはなりません。
山崎・白州・響など銘柄別に対応
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同じ銘柄でも、状態・化粧箱の有無・時期によって査定額は変わります。価格は箱付/箱無の順です
最新の買取価格はリアルタイム価格表で確認できます。年数表記が読み取りにくい1本も、そのまま撮って送るだけで大丈夫です

ブランド単位の話をボトル単位に落とし込みます。対象になったのは3ブランドの全19品目で、引き上げ幅は品目ごとに違います。改定前と改定後の希望小売価格を、容量つきで並べました。
| ブランド | 品目 | 容量 | 改定前 | 改定後 |
|---|---|---|---|---|
| 山崎 | 山崎 | 700ml | 7,000円 | 7,500円 |
| 山崎 | 山崎 | 180ml | 1,950円 | 2,090円 |
| 山崎 | 山崎 12年 | 700ml | 15,000円 | 16,000円 |
| 山崎 | 山崎 12年 ミニチュア | 50ml | 1,320円 | 1,410円 |
| 山崎 | 山崎 18年 | 700ml | 55,000円 | 61,000円 |
| 山崎 | 山崎 25年 | 700ml | 360,000円 | 415,000円 |
| 山崎 | 山崎 ジャパン エディション | 700ml | 55,000円 | 61,000円 |
| 山崎 | 山崎 スモーキー バッチ | 700ml | 18,000円 | 19,000円 |
| 白州 | 白州 | 700ml | 7,000円 | 7,500円 |
| 白州 | 白州 | 180ml | 1,950円 | 2,090円 |
| 白州 | 白州 12年 | 700ml | 15,000円 | 16,000円 |
| 白州 | 白州 18年 | 700ml | 55,000円 | 61,000円 |
| 白州 | 白州 25年 | 700ml | 360,000円 | 415,000円 |
| 白州 | 白州 ジャパニーズ フォレスト | 700ml | 18,000円 | 19,000円 |
| 響 | 響 ジャパニーズハーモニー | 700ml | 7,500円 | 8,000円 |
| 響 | 響 ブレンダーズチョイス | 700ml | 15,000円 | 16,000円 |
| 響 | 響 21年 | 700ml | 55,000円 | 61,000円 |
| 響 | 響 30年 | 700ml | 360,000円 | 415,000円 |
| 響 | 響 ジャパニーズハーモニー マスターズセレクト | 700ml | 16,000円 | 17,000円 |
価格はすべて税別の希望小売価格です〔サントリーのニュースリリース〕。ジャパン エディション・スモーキー バッチ・ジャパニーズ フォレスト・マスターズセレクトは国内免税店向け、180mlはコンビニエンスストア向けの品目です。最新の価格はサントリー公式サイトでご確認ください。
並べてみると、上位銘柄ほど引き上げ幅が大きいことが分かります。700mlのノンエイジは500円の引き上げにとどまる一方、25年と30年は55,000円動きました。とはいえ、これは新品を買うときの話です。見るべきはラベルに数字が入っているかどうかで、ここが手元の1本の評価の分かれ目になります。ブランドごとに順に見ていきます。
山崎は、年数表記のないノンエイジと、12年・18年・25年といった年数表記のボトルに大きく分かれます。ラベルの数字は、瓶詰めされた原酒のうち最も熟成の若いものの年数を示すという決まりで書かれています〔日本洋酒酒造組合の表示基準〕。18年と書かれていれば、中身は18年以上寝かせた原酒だけということになります。
つまり年数表記のボトルは、その数字ぶんの時間をかけないと1本も生まれません。値上げの対象になったこと以上に、この構造が価値を支えています。ノンエイジの扱いについては山崎ノンエイジの買取相場と箱無しの扱いで、限定品との違いは山崎リミテッドエディションの歴代の違いにまとめました。
白州も同じく、ノンエイジと12年・18年で分かれます。深い緑色の瓶とラベルの意匠で、他のブランドと取り違えることはまずありません。ただし緑の瓶は光を通しにくいぶん、中身の色や液面の減りに気づきにくいという面もあります。棚に立てたまま何年も置いていたボトルは、一度明るいところで液面を確かめておくほうが確実です。
響はブレンデッドウイスキーで、ジャパニーズハーモニーから21年、30年まで幅があります。贈答品として受け取ったまま保管されている1本が多く、そのぶん化粧箱が残っているかどうかで評価が変わりやすい銘柄です。箱を処分してしまった場合でも買取ができないわけではないので、そこで諦める必要はありません。
普段飲み向けの角瓶やオールド、トリス、そしてグレーンウイスキーの知多や碧は、今回のウイスキー3ブランドには含まれていません。とはいえ、対象外であることと、査定で値がつかないことは別の話です。流通量の多い銘柄は、単独よりまとめたときに評価が動きます。棚に何本か並んでいるなら、対象・対象外を分けずに一緒に見てもらうほうが手間もかかりません。
サントリー以外の銘柄と並べて位置を確かめたいときは、ウイスキー買取のページが早道です。国産全体での評価のされ方はジャパニーズウイスキー買取の表示基準と6項目にまとめてあります。

「また値上げか」と感じた方も多いはずです。理由は景気の話だけではなく、ウイスキーという商品が持つ構造そのものにあります。3つに分けて説明します。
ここで釘を刺しておきます。値上げはメーカー側の判断であって、買取相場が上がるという予告ではありません。定価が動けば中古で取引される水準の基準も動きますが、動く方向と幅は銘柄ごとに違います。相場を先読みするより、次の章の見方で自分の1本を測るほうが確実です。

飲む予定がないまま置いている1本なら、判断を先延ばしにするほど条件は悪くなります。ウイスキーは未開封であれば中身が急に傷むお酒ではないものの、ボトルの外側は確実に時間の影響を受けます。査定に出す前にできることは、次の4つです。
逆に、次のような状態になっていると評価が下がるか、買取そのものが難しくなります。
どこまでが許容範囲かは銘柄によって変わります。当てはまりそうでも捨ててしまう前に、買取できないお酒の特徴と照らし合わせてみてください。未開封のボトルで気になる点があれば、ウイスキー未開封の買取条件のほうが具体的です。

ボトルの状態が整っていても、売る側の条件が揃っていないと手続きは進みません。値上げをきっかけに手放す人が増える時期ほど、ここで足止めを食らうケースが目立ちます。
値上げの話題が出ると、自分で売ってみようと考える人も増えます。どこからが継続的な販売に当たるのかは線引きの難しい領域なので、迷いがある方はウイスキー転売と酒税法の関係を先に読んでおくと判断を誤りません。

準備が済んだら、あとは申し込むだけです。買取は申し込み → 査定 → 金額の提示 → 承諾 → 支払いという順で進み、店頭なら当日中に終わります。
買取方法は3つから選べます。直接持ち込む店頭買取、自宅まで来てもらう出張買取、箱に詰めて送る宅配買取です。贈答品がまとまって出てきたときや、対象・対象外の銘柄が混ざっているときは、運搬中の破損を避けられる出張・宅配のほうが向いています。持ち込む場合は、瓶同士がぶつからないよう緩衝材を挟んでください。
当日に必要なものは、売りたいお酒と本人確認書類の2つです。化粧箱や冊子などの付属品があれば一緒に持参すると加点の対象になります。サントリー以外の銘柄が混ざっていても同時に査定できるので、ウイスキー買取ランキングで他の銘柄の位置も見ておくと、まとめて出すかどうかの判断がつけやすいはずです。

売るかどうか迷っているサントリーウイスキーは、リンクサスのお酒買取で価値を確かめられます。査定士が銘柄と年数表記、状態を1点ずつ確認し、相場に沿った価格で買取しています。値上げの対象だったかどうかにかかわらず、まずは1本から相談していただいて構いません。
値上げの発表があるたび、「うちの響も高く売れますか」というご相談が増えます。正直にお伝えすると、定価が上がったからその分そのまま査定額が乗る、という単純な話ではありません。実際に見せていただくと、化粧箱が残っている響と、箱を処分してしまった響とで結果が分かれることのほうがずっと多いです。押し入れの奥に箱だけ残っていた、というケースも珍しくないので、査定の前にひととおり探してみてください。それと、緑の瓶の白州は液面の減りが見えにくいので、明るいところで一度確かめていただきたいところです。角瓶や知多のように今回の対象外だった銘柄も、数がまとまれば見方が変わります。対象かどうかで分けずに、まとめて写真を送っていただくのがいちばん早いはずです。
査定は無料で、来店前でもLINE査定・オンラインフォーム・電話(0120-769-277)から申し込めます。ボトルとラベルの写真を送るだけで、売れるかどうかと概算の回答が受け取れます。これまでの買取実績も公開しているので、査定の参考にしてみてください。
サントリーのウイスキーは、2026年4月1日出荷分から響・山崎・白州の3ブランド19品目が価格改定の対象になりました。700mlのノンエイジは7,000円から7,500円へ、山崎12年と白州12年は15,000円から16,000円へ、響ジャパニーズハーモニーは7,500円から8,000円へ、25年と30年は360,000円から415,000円へ改定されています(いずれも税別の希望小売価格)。理由として示されているのは、包材等の原材料価格や仕入れ価格等のコスト上昇です。角瓶やオールド、知多は今回の3ブランドには含まれていません。ただし値上げされたのは新品の希望小売価格であって、手元の1本の評価がそれに連動するわけではありません。
査定で見られるのは、未開封かどうか、ラベルの年数表記、液面の高さ、化粧箱と付属品の有無です。年数表記のボトルが強いのは、その年数ぶんの時間をかけないと生まれないからでした。相場の先読みは誰にもできませんが、状態が落ちていく向きだけははっきりしています。飲まないと決めた1本は、写真1枚から判断を始められます。
▶ 写真を送るだけ:無料LINE査定
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2026年4月1日出荷分からです。価格改定は出荷分から適用されるため、店頭に旧価格の在庫が残っている間はそのまま並び続けます。4月1日を境に棚の値札が一斉に変わるわけではありません。
ウイスキーで対象になったのは、響・山崎・白州の3ブランドです。サントリーのニュースリリースでは、同時に焼酎と輸入ワインの一部も価格改定の対象として案内されています。ウイスキー全体が一律に改定されたわけではありません。
いずれも税別の希望小売価格で、山崎12年は15,000円から16,000円に、響21年は55,000円から61,000円に改定されました。700mlのノンエイジの山崎と白州は7,000円から7,500円、響ジャパニーズハーモニーは7,500円から8,000円です。最上位の山崎25年・白州25年・響30年は360,000円から415,000円で、上位銘柄ほど引き上げ幅が大きくなっています。
今回のウイスキー3ブランドには含まれていません。ただし対象外であることと、買取で値がつかないことは別の話です。流通量の多い銘柄は1本単位では大きく動きにくいものの、贈答品などで複数本たまっている場合はまとめて査定に出すほうが向いています。
サントリーは今回の改定について、包材等の原材料価格や仕入れ価格等のコスト上昇を企業努力だけで吸収するのは難しい状況にあると説明しています。加えて、年数表記のあるウイスキーはその年数ぶん寝かせないと生まれないため、需要が伸びても短期間で増産できません。
定価の改定は査定額を決める材料のひとつでしかありません。実際に見られるのは、未開封かどうか、液面の高さ、ラベルと化粧箱の状態、そしてその銘柄をいま探している人がいるかどうかです。新品の価格と、中古で取引される1本の価格は別々に動きます。
買取自体は可能なことが多いです。ただし響や年数表記のボトルは化粧箱の有無が評価に出やすく、箱があるほうが結果は上向きます。冊子や替え栓などの付属品も見てもらう対象になるため、査定前に押し入れなどに残っていないか確認してみてください。
売りたいお酒と本人確認書類の2つです。古物営業法にもとづき買取時には本人確認が必要で、運転免許証やマイナンバーカードなど氏名・住所・生年月日が確認できる書類をご用意ください。化粧箱や付属品があれば一緒にお持ちください。リンクサスは店頭・出張・宅配買取に対応しており、LINEでの事前査定も利用できます。
最終更新:(リンクサス 今井一輝 監修)。買取の条件・運用は変更される場合があります。






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