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ここ10年あまりで、ジャパニーズウイスキーの高騰化が急激に進んでいます。日本で造られたこだわりのウイスキーは、飲みやすさと品質の良さから国内だけでなく世界からも評価を集めています。
そんなジャパニーズウイスキーは今や希少品となっており、中には1本に1,000万円を超えるような価格が付けられている銘柄もあります。もちろん買取市場でも人気で、昔購入した銘柄が“お宝化”している可能性もあります。
そこで今回は、ジャパニーズウイスキーの買取相場を高いものからランキング形式にて紹介します。ウイスキー好きの方や、家に未開封のジャパニーズウイスキーがあるという方はぜひ参考にしてみてください。
ジャパニーズウイスキー買取ランキング
1位:サントリー 山崎
ノーブランド品
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ジャパニーズウイスキーでもっとも高額取引されるのは、サントリーの山崎です。サントリーが保有する山崎蒸留所で造られるシングルモルトウイスキーで、甘くしっかりとした深みのある味わいが特徴です。特に何年、何十年と熟成を重ねたヴィンテージボトルは、極上の舌触りと深い香りで飲む人を魅了します。
サントリー山崎は基本的にどのボトルも高額取引の対象となります。一番高額なのは
「山崎55年」で、2020年に香港で行われたオークションでは、約8,500万円という超高額で落札されています。なお
山崎55年はもともと定価330万円(税込)でしたが、生産数が限定100本のみで流通量が非常に少ないことから、価格が跳ね上がり現在ではプレミア級の値段が付けられています。
買取相場では「山崎25年」で100万越え、「山崎18年」で10万越えの価格となっています。そのほか山崎には「リミテッドエディション2020」や「山崎60周年記念」といった限定ボトルも多く、これら限定品には数十万の価値がつきます。また山崎自体が入手困難な銘柄であることから、長期熟成ではないNV=ノンヴィンテージのボトルでも状態が良ければ8,000円ほどの値段がつきます。
<リンクサスでの買取相場>- ・山崎50年・・・28,000,000円〜
- ・山崎35年・・・7,000,000円〜
- ・山崎25年・・・1,210,000円〜
- ・山崎18年・・・114,000円〜
山崎買取価格の詳細ページはコチラ
2位:軽井沢
軽井沢はかつてメルシャン軽井沢蒸留所にて製造されていた銘柄です。
すでに蒸留所が閉鎖となっているため、終売してしまった希少品です。流通量が少ないことから“
幻のウイスキー”とも呼ばれています。
軽井沢は圧倒的なコレクター人気があり、どのボトルも高額取引の対象となります。世界最大級のオークションでも、天文学的な値段で落札されたと話題になりました。2017年に行われたオンラインのオークションでは、実際に
「軽井沢1960」が約1,400万円、「軽井沢1963シングルカスク50年熟成」が約345万円にて落札されています。なおこちらは5年前の価格なので、今の市場価格はさらに高まっていると予想できます。
買取市場では「軽井沢17年」なら15万円越え、「軽井沢12年」でも10万円越えの価格となっています。どのボトルでも高い査定額となるのがウイスキー軽井沢の特徴と言えます。
<リンクサスでの買取相場>- ・軽井沢17年・・・約15万円
- ・軽井沢12年・・・約12万円
軽井沢買取価格の詳細ページはコチラ
3位:サントリー 響
響
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響もサントリーのウイスキー銘柄です。ただし山崎のように単一の蒸留所の原酒のみを使ったシングルモルトではなく、複数の蒸留所で造られた原酒をヴァッティングし造られた“ブレンデットウイスキー”となります。
響の魅力は飲みやすさにあります。ジャパニーズウイスキーらしいスモーキーな個性を残しつつも、
原酒を複数ヴァッティングさせることによりバランスの良い味わいに仕上がっているのが特徴です。
そんなサントリー響は、味わいもさることながら、ボトル人気で高い評価を集めています。
30面カットのクリスタルボトルに入れられた「響30年」のほか、有田焼や九谷焼の限定ボトルを使用した「響35年」の限定モデルもありコレクター人気が高いです。例えば
「響 35年 三代徳田八十吉作 耀彩瓶 碧陽」のボトルは、買取査定に出せば500万円を超えるような価値がつきます。
<リンクサスでの買取相場>- ・響 35年 三代徳田八十吉作(耀彩瓶 碧陽) :5,000,000円~
- ・響 35年 古九谷 写し色絵牡丹蝶図筒形瓶:4,000,000円〜
- ・響30年完備品:655,000円〜
- ・響21年箱付き:74,000円〜
響 買取価格の詳細ページはコチラ
4位:イチローズモルト
イチローズモルトは株式会社ベンチャーウイスキーが製造するジャパニーズウイスキーの銘柄です。葉っぱをモチーフにしたラベルの「ミズナラウッドリザーブ」「ワインウッドリザーブ」など、製法や樽の違いでさまざまなボトルがあります。
そんなイチローズモルトの中で、もっとも高額になるのが「カードシリーズ」です。イチローズモルトのカードシリーズは2005年〜2014年に発売されたシリーズで、トランプのカードをモチーフにしたラベルで人気を博しています。カードシリーズにはコレクターが多く、54本揃ったフルセットは香港のオークションで約1億円の価値がつけられています。
カードシリーズは1本からでも高額買取の対象となり、状態の良いボトルであれば数十万円〜の値段がつきます。カードシリーズ以外にも、「秩父10年ファーストテン」など高額買取の対象になる限定品ボトルが多数あります。
<リンクサスでの買取相場>
- ・イチローズモルト秩父10年ザファーストテン・・・106,000円
- ・イチローズモルト秩父6年レッドワインカスク2012-2019・・・80,000円
- ・イチローズモルト秩父6年バーボンバレル1stフィル2010-2019・・・70,000円
イチローズモルト買取価格の詳細ページはコチラ
5位:ニッカウヰスキー 竹鶴
竹鶴はニッカウヰスキーの創業者である、竹鶴正孝氏の名を冠したウイスキーです。
竹鶴氏がNHKドラマ「マッサン」で取り上げられたこともあり、非常に知名度が高いです。 竹鶴氏は日本のウイスキーの父とも呼ばれた存在で、彼なくしてはジャパニーズウイスキーはここまで有名にならなかったと言われています。そんな彼が手がけたウイスキーは、滑らかで清らかな口当たりと多様な香りで多くのファンからの人気を集めています。
竹鶴は終売品やオールドボトル、限定品が多く、数年前に比べても価格が高騰しています。特に「竹鶴35年」など、長期熟成ボトルに高い値段がつく傾向にあります。
<リンクサスでの買取相場>- ・竹鶴35年完備品・・・700,000円〜
- ・竹鶴25年ピュアモルト完備品・・・230,000円
- ・竹鶴17年ピュアモルト・・・30,000円
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6位:ニッカウヰスキー 余市
余市
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余市はニッカウヰスキーの余市蒸留所にて造られるシングルモルトウイスキーです。
ニッカウヰスキーは国産ウイスキーの中でもサントリーと並んで人気があり、どのボトルにも安定した値段がつきます。余市のウイスキーは数ある国産ウイスキーの中でも、男性的で力強くコクがあるのが特徴です。
余市のウイスキーの中でも、特に高額買取となりやすいのが過去にリリースされた限定ボトルです。例えば
「余市 1985 20年貯蔵 シングルモルト」は、状態の良いものを買取に出せば85万円ほどの値段がつきます。そのほか余市工場の70周年記念で発売された「70thアニバーサリーコレクション」なども、コレクター人気が高いです。
<リンクサスでの買取相場>- ・余市 1985 20年貯蔵 シングルモルト・・・850,000円〜
- ・余市20年箱付き・・・230,000円
- ・余市15年箱付き・・・80,000円
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7位:サントリー 白州
白州
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白州はサントリーの2つ目の蒸留所である白州蒸留所にて製造されるシングルモルトです。南アルプスの天然水を仕込み水に、森に囲まれた環境で造られるウイスキーは、非常に香り高く澄んだ味わいをしているのが特徴です。
白州は非常に飲みやすいことから、海外人気も高い銘柄です。
世界的に権威のあるコンペティションのISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)においても、最優秀賞金賞を獲得した経験があります。
そんな白州は、原酒不足を理由に終売・休売となってしまったボトルが多く、ここ数年で希少価値が跳ね上がっています。
今では「白州25年」なら50万円越え、「白州12年」の旧ボトルであれば6万円を超えるような値段がつけられています。 <リンクサスでの買取相場>- ・白州25年完備品・・・525,000円〜
- ・白州スパニッシュオーク2021・・・143,000円〜
- ・白州12年ピュアモルト旧・・・65,000円〜
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8位:ニッカウヰスキー 宮城峡
ブラックニッカ
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宮城峡もニッカウヰスキーのシングルモルトの銘柄です。ただし同じニッカウヰスキーの余市とは蒸留所が違い、ウイスキーの性質も全く異なるものとなります。特徴としては、
余市が男性的で力強い味わいであるのに対し、宮城峡は瑞々しく甘やかで女性的なウイスキーであることが挙げられます。
余市と宮城峡を比較すると、どちらが優れているとは一概にはいえません。なぜならそれぞれに個性があり、どちらにも良さがあるためです。余市・宮城峡両方の味が好きという方や、どちらのボトルも購入しコレクションしているという方も多くいます。
もちろん買取市場でも、宮城峡は余市に引けを取らない人気があります。
「宮城峡15年」などのヴィンテージなら6万円ほどの値段がつき、「宮城峡リミテッドエディション」などの生産数が限られた限定品になると何十万円もの値段で取引されます。
<リンクサスでの買取相場>- ・宮城峡リミテッドエディション完備品・・・280,000円
- ・宮城峡15年箱付き・・・60,000円
- ・宮城峡シェリーカスク・・・55,000円
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なぜジャパニーズウイスキーは高額で売れるの?5つの理由を解説
ここまで読んでもらうとわかる通り、ジャパニーズウイスキーには非常に高額な値段がつけられています。ジャパニーズウイスキーの中には数十万、数百万というボトルもあり、本場のウイスキーと言われる“スコッチ”よりも高い値段で取引されるものばかりです。
では一体、なぜジャパニーズウイスキーはここまで高値で取引されるのでしょうか?ここからは、
ジャパニーズウイスキーが高騰化した主な理由を1つずつ解説していきます。
1.世界的に評価が上がっている
ジャパニーズウイスキーは1900年代から製造されていましたが、実はこれほどまでに高値で取引されるようになったのは、ここ十数年の出来事です。ここまで注目を集めたのは、海外からの評価が大きく影響しています。
かつてウイスキーといえば、スコットランドのものが主流であり、日本のウイスキーはさほど有名ではありませんでした。
しかし
2000年を過ぎた頃から、日本のウイスキーが徐々に世界的なコンペティションで賞を獲得するようになりました。
日本のウイスキーはスコッチを参考にしながらも、より日本人の舌に合うよう、まろやかな味わいになるように造られています。この
“飲みやすさ”で、海外からも高い評価を集めるようになりました。
今ではお土産としてわざわざ日本のウイスキーを購入する海外の方もいるほどで、日本のウイスキーは世界からの需要が高まっています。海外にも購入希望の方が多くいるため、市場価格が高騰しているのです。
2.ハイボール人気でウイスキーの需要が増えた
国内でもウイスキーは人気です。国内のウイスキーブームに火をつけたのは、ずばり“ハイボール”の存在です。
ハイボールが流行する前までは、ウイスキーは“お酒に強い人”だけが飲むような、通向けのアルコールの印象でした。しかし2009年ごろから訪れたハイボールブームにより、ウイスキーを飲む層が増え、自然と国産ウイスキーにも注目が集まるようになりました。
特に日本のウイスキーは飲みやすいことから、若い世代や女性からも大きな支持を得ています。“健康志向”でビールからハイボールにシフトする方も増えており、国内のウイスキーブームはまだまだ続くことが予想されています。
3.原酒不足で希少価値が上がっている
ウイスキーは製造過程で長期間の熟成を必要とします。そのため人気が出たからといって、すぐに生産量を増やせるわけではありません。国内外で急激な人気を得たジャパニーズウイスキーは、どれも需要に供給が追いつかず原酒不足の状態となっています。
中には原酒不足を理由に終売・休売になってしまった銘柄もあり、ヴィンテージものを中心に終売ボトルは希少価値が高まっています。いわゆる“プレミア付き”状態となり、市場価格の高騰の要因となっています。
4.保存がしやすく昔のものにも価値がつきやすい
ウイスキーは蒸留酒であるため、自宅保管でも劣化が進みにくいです。正しく冷暗所で保管していれば、何年、何十年前と古いものでも美味しく飲むことができます。
そのため昔購入した未開封ウイスキーやコレクションしておいたウイスキーに、何十万という値段がつけられることがあります。中には購入時よりも何倍も高く売れるような銘柄もあります。
5.ウイスキー投資のような需要もある
価格が高騰しているジャパニーズウイスキーは、ただのアルコールとしてではなく、資産としての価値があります。数年前と比較し何十万円も値段が上がっている銘柄もあり、今では“投資目的”でウイスキーを購入する方も増えています。
先ほども述べた通り、ウイスキーは人気が出たからといってすぐに製造できるものではありません。そのため市場に出回る数は少ないままであり、投資家が購入するたびに価格の高騰につながっています。
ジャパニーズウイスキーの買取査定はリンクサスがおすすめ
ジャパニーズウイスキーは、今がもっとも盛り上がりを見せている時です。そのため飲まないウイスキーの処分・整理を考えている方は、価格高騰している今が売りに出すチャンスだといえます。
お酒買取リンクサスでは、ジャパニーズウイスキーの高価買取を行っています。プロの査定員による確かな査定で、山崎・響・余市など、あらゆる銘柄をベストな価格で買取いたします。
リンクサスのお酒買取は送料や手数料などのお客様負担なし、リスクゼロで利用できます。「まずは査定額だけ知りたい」といった方でも利用できるので、少しでも気になった方はぜひリンクサスまでご連絡ください。
まとめ
今回はジャパニーズウイスキーにフォーカスをあて、高額買取が期待できる順番にランキング形式でご紹介しました。
ジャパニーズウイスキーの高騰化は、今後もしばらく続くことが予想されています。もし自宅にジャパニーズウイスキーをお持ちの方がいれば、ぜひこの機会にどれほどの価値があるのかを確認してみてください。