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竹鶴25年は、ニッカウヰスキーの販売していた高級ランクのジャパニーズウイスキーです。“ピュアモルト”という珍しい製法をとっているのが特徴で、モルトらしい個性がありつつも飲みやすいのが魅力です。
そんな竹鶴25年は終売が話題となり、高騰化が進むウイスキーの代表格となっています。なかなか手に入りにくいということもあり、ウイスキーファンの中でも憧れの1本として竹鶴25年を挙げる方が多いです。
今回は話題を集める竹鶴25年というウイスキーについて、魅力や味わいを解説していきます。抽選などで定価販売はあるか、現在の価格がどれくらいかも解説しているのでぜひチェックしてみてください。
目次
最高級の味わいで世界的にも認められた竹鶴25年ですが、残念ながら2020年に既に終売となっています。これだけの人気があるにもかかわらず竹鶴25年が終売となった理由には、ずばり「原酒不足」が関係しています。
2013年ごろから日本のウイスキーは急激に人気が上昇し、世界的な需要が高まっていきました。日本国内でもハイボールブームなどが巻き起こり、竹鶴はもちろん山崎・白州などのサントリーウイスキー、余市・宮城峡などのニッカウヰスキーの品が軒並み売り切れ状態となりました。
この結果、需要に対して供給のバランスが合わず、日本のウイスキー原酒はどの銘柄も不足状態に陥ることになりました。
このような状況を受け、ニッカウヰスキーは「竹鶴」ブランドのウイスキーをノンエイジ商品以外終売することに決定しています。つまり2020年4月以降は、メーカーから竹鶴25年が発売されていないということになります。
現在終売となった竹鶴25年を手に入れるためには、メーカーから2020年3月までにリリースされていた現存のボトルをなんとかして購入する必要があるということになります。当然ボトル数は少なく、竹鶴25年は入手そのものが困難なウイスキーになってしまっているのが現状です。
リカマン777福袋、、、
特賞?竹鶴25年?当たりました!
、、家宝にします。
抽選外れて現地で買えた身としては気に入らない方もいるかと思いますが、悪いのはお店ではなく抽選だけ参加して買わない方だと思います!お店へのクレームはやめましょうね⚠️#竹鶴25年#TWLC pic.twitter.com/T7owahuQXQ
— ウイスキーランナー (@whiskyrunn) July 12, 2021
終売となった竹鶴25年は、非常に希少価値が高いため通常の酒屋などではまず購入できません。終売からは数年が経過しているため、新品のボトルはほぼ市場に出回っていません。
一方で2021年〜2022年ごろには抽選販売で竹鶴25年が販売されていた様子も見受けられています。「リカマン」や「西武百貨店」といった、大型の酒屋や百貨店にて竹鶴25年の抽選販売が行われていました。
しかし数年が経過した今では、竹鶴25年が抽選販売のラインナップに並ぶことはほぼなくなっています。
とはいえ抽選販売に竹鶴25年が出回る可能性もゼロではありません。レアなお酒を手に入れたいという方は、ウイスキーの抽選販売をぜひチェックしてみましょう。
抽選販売であれば、ノンエイジの竹鶴やニッカウヰスキーの余市、宮城峡といったレアボトルを狙える機会があります。抽選販売の多くは定価など安値でウイスキーをゲットできるチャンスなので、ぜひ狙ってみましょう。
ウイスキー抽選販売の最新情報は以下の記事にまとめています。
竹鶴をいますぐ入手したいのであれば、Amazonなどのネットショップも一つの手段になります。また各種オークション、フリマアプリにも竹鶴25年が出品されているケースがあります。
ただしこれらのショップでは、価格が非常に高騰しているので注意しておきましょう。いわゆる「プレ値」と言われるような、定価の何倍以上の価格が付けられています。
特に2020年以降はウイスキー人気の向上や物価上昇を理由に、ウイスキー全般の価格が高まっています。ネットで購入する際は、「本当に相場が合っているのか」「その値段を出してまで買いたいのか」を検討しながら、お財布としっかり相談して購入するようにしてください。
またフリマアプリなどは個人間での取引になるので注意しましょう。信頼のおける相手とやり取りをしないと、劣化したウイスキーや、偽物をつかまされることもあるので注意しましょう。
不審なサイトで売られているものや、極端に安い竹鶴25年には特に気をつけておきましょう。竹鶴25年を正しく買うためには、現在の価格推移もきちんと把握しておくのがおすすめです。
定価(税抜) | 70,000円 |
2014年 | 54,000円 |
2015年 | 97000円 |
2016年 | 92000円 |
2017年 | 141,000円 |
2018年 | 248,000円 |
2019年 | 165,000円 |
2020年 | 418,000円 |
2021年 | 350,000円 |
2022年 | 350,000円 |
2023年 | 290,000円 |
2024年 | 300,000円 |
竹鶴25年の元々の定価は70,000円(税抜)でした。ウイスキーブームにここまでの火がつく前は、54,000円前後など定価よりも安値で売られていることもありました。
一方でジャパニーズウイスキーが大きく話題となった2015年以降は、価格も一気に高騰しています。この頃はドラマ「マッサン」の影響もあり、9万円越えの価格が付けられていました。
さらに終売となった2020年には、値段が大きく跳ね上がります。終売直後は希少になることを見越した買い手が集まり、一時期は40万円越えの値段になったほどです。そこから価格はやや落ち着いているものの、今でも30万円前後で取引されるウイスキーであることには変わりありません。
ここ数年で一気に高騰化したジャパニーズウイスキー。価格高騰に目をつけて、転売や投資目的で購入する方も増えてきています。
特に竹鶴25年のような終売ボトルは、その勢いが顕著に現れています。数年前の何倍という価格がついていることから、「値上がりしそう」「資産になりそう」といった目的で購入する方も多いです。
こうした背景も、竹鶴25年の高騰理由につながっていると推測できます。
竹鶴25年は、ニッカウヰスキーのブランド「竹鶴ピュアモルト」のシリーズ品の一つです。正式名称を竹鶴25年ピュアモルトと言います。
酒齢25年以上という超長期熟成のモルト酒のみをブレンドしたウイスキーであり、非常に強く濃厚な香りが堪能できます。また濃厚ながらも、クセは抑えめで飲みやすさを整えられているのが特徴です。
なお竹鶴ピュアモルトにはノンヴィンテージ、竹鶴12年、竹鶴17年、竹鶴21年など様々なラインナップがありましたが、竹鶴25年は定番品としてリリースされていた中では最も長期熟成のボトルになります。円熟された旨味で、まさに完成された品といえる1本となっています。
竹鶴はニッカウヰスキーが製造するウイスキーの銘柄です。
誕生したのは2000年のことで、初めは「竹鶴12年ピュアモルト」が商品化されリリースされました。名前の通りピュアモルトと呼ばれる、少し変わった製法で作られているウイスキーであるのがポイントです。リリース後の翌年である2001年には、竹鶴17年、竹鶴21年、そして竹鶴25年も発表されました。
ちなみにピュアモルトとは、ヴァッテッドモルト・ウイスキーのことを指します。ヴァッテッドモルトとは複数のモルト原酒を組み合わせて作られるウイスキーであり、シングルモルトとは違いさまざまな蒸留所で作られる原酒を組み合わせることで“調和”を図っています。
竹鶴ピュアモルトはニッカウヰスキーの所有する「余市蒸留所」や「宮城峡蒸留所」のモルトを、それぞれの長所を活かせるようにバランスよくヴァッティングさせているウイスキーです。
なお通常のブレンデッドタイプのウイスキーには、モルト以外にもとうもろこしを原料として作られる“グレーン原酒”が加えられています。しかしピュアモルトの竹鶴には、グレーン原酒は加えられていません。
あくまでもリッチな味わいを楽しめるモルトのみでブレンデッドウイスキーのような飲みやすさが再現されているというのが、竹鶴ピュアモルトの最大の魅力と言えます。
竹鶴25年はモルトウイスキーの中でも非常に飲みやすいです。個性の強いモルトウイスキーでありつつも、複数の蒸留所の原酒を組み合わせることで絶妙なバランスが保たれているためです。
竹鶴25年の調和は“十二単衣”にも例えられるほどで、何層にも重なり奥深く広がっていく原酒の味わいを感じ取ることができます。
さらに25年以上という長期熟成で、荒々しさや角は一切削ぎ落とされた丸みのある味になっています。熟成による優雅な香りを堪能できつつも、飲み口は溶け込むような感覚で非常に美しいです。
雅を感じさせる和のウイスキーは、スコッチやバーボンなど海外ウイスキーにはなかなかない穏やかさで人気を博しています。国内だけでなく国外にもファンが多いことも、竹鶴25年の人気が高くなっている理由の一つです。
竹鶴25年は現存するボトルの希少価値が高く、なかなか簡単に手に入るウイスキーではありません。いわゆるプレミアムウイスキーのような存在であり、憧れているという方が多いです。
「機会があれば一度は飲んでみたい」と感じる方も多く、ウイスキーのコレクターや投資家からも注目を集めています。
中には竹鶴のノンヴィンテージ、12年ものなどを飲んでみて美味しかったことから、さらに高級である竹鶴25年に憧れを抱くという方もいます。
【マッサンとリタの物語】
\愛のウイスキー「スーパーニッカ」/
リタを亡くした悲しみから政孝を救ったのは、二人で育んだウイスキーづくりへの夢と情熱じゃった!政孝がリタに捧げた「スーパーニッカ」。二人の愛のように深く豊かな味わいのハーモニーを、皆に愉しんでほしいぞい!#マッサン #リタ pic.twitter.com/W8pMS1oZLn— ニッカウヰスキー【公式】 (@nikka_jp) September 21, 2018
竹鶴25年は2001年に登場した、比較的新しいウイスキーです。そんな竹鶴の人気を高めるきっかけとなったのが、NHK連続テレビ小説「マッサン」の存在です。
マッサンはニッカウヰスキー創始者である竹鶴政孝氏をモデルにしたストーリーであり、ジャパニーズウイスキーを取り巻く環境をテーマにした内容でした。このドラマが評判となり、「竹鶴25年」の人気にもつながりました。
なおドラマ自体は2014〜2015年の放映であったため既に終了してはいますが、一度火のついたジャパニーズウイスキー人気は未だ衰えることなく現在も続いています。マッサンをきっかけに急上昇した竹鶴ブランドの人気は、今もなお継続中です。
感想言わないの失礼だわ
竹鶴25年
しっかりしたウッディさの中から煮詰めたフルーツコンポートの濃厚な甘み、桃、理想的なスパイス、ひたすらに終わらない熟しすぎた果実の甘みと渋みを伴う余韻ぽよよさんこれ凄すぎました
ご馳走様でした(_ _) pic.twitter.com/ljMsSYjenZ— T.K (@whisky3580) July 20, 2024
竹鶴25年を実際に飲んだ方の感想をツイッターの口コミで調査してみました。
竹鶴25年はプレミアムなウイスキーということもあり、リッチな味わいに感動を覚える人が多い印象です。「凄すぎた」というようなコメントまであり、一度飲んだら忘れられないような味をしているとのことです。甘さとほろ苦さのバランスがよく、特に口当たりの良さには定評が集まっています。
また熟成ウイスキーならではのとろみ・濃厚さに関するコメントも多く、特別な時間にふさわしいウイスキーだということがわかります。値段や入手難易度を考えると日常的なウイスキーには不向きではあるものの、ウイスキーファンなら一度は味わってみたいと思える銘柄なのではないでしょうか。
【速報】\世界最高賞受賞/
『竹鶴25年ピュアモルト』がウイスキーの国際的コンテスト「ワールド・ウイスキー・アワード2019」(WWA)において「ワールド・ベスト・ブレンデッドモルトウイスキー」を受賞したぞい!「竹鶴」ブランドとしては9回目の受賞じゃよ!
▼詳しくは▼https://t.co/YbvyOa3xif pic.twitter.com/rYRgAFwFRS— ニッカウヰスキー【公式】 (@nikka_jp) March 29, 2019
竹鶴25年は、海外の品評会でも多くの受賞歴があります。イギリスの有名な酒類品評会である「ISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)」では入賞の常連となっていて、2019年には最高賞トロフィーも獲得しています。
さらに2019年は「WWA(ワールド・ウイスキー・アワード)」でも最高ランクの賞を受賞しているため、同一年に最高賞をダブル受賞していることになります。
世界的に著名なブレンダー・ディスティラーたちも認めるクオリティーの竹鶴25年は、日本を代表するジャパニースウイスキーの代表格でもあります。日本だけでなく、世界各地に竹鶴25年のファンが存在しています。
早速竹鶴25年を…?いや〜もう何も言えませんひたすらに美味い???✨しあわせです? pic.twitter.com/c3NFPWAdql
— HJMANIA (@HJMANIA4) November 20, 2020
竹鶴25年は、とにかくバランスに優れたモルトウイスキーです。香りと味のハーモニーをしっかりと堪能するためには、まずはストレートで飲むのをおすすめします。
できればウイスキー専用のグラスを使用して、香りを堪能するようにゆっくりと口に含んでみてください。飲んだ後は、ゆっくりと余韻まで味わうのが楽しむコツです。
竹鶴25年のロックマジか
めちゃくちゃ甘くてうめぇ#TWLC pic.twitter.com/uLFUS3LeRD— TNK (@coppepan3) March 19, 2021
濃厚でとろみのある竹鶴25年は、氷を入れて飲むオン・ザ・ロックもおすすめです。濃厚な甘味と氷のスッキリ感の相性がよく、よりスイスイと飲むことができます。氷が徐々に溶けていくことによる、味わいの変化も楽しむことができるでしょう。
竹鶴25年は定価の何倍もの値段がつく、超希少なプレミアムウイスキーです。コレクターからの需要も高いため、買取査定に出せば高額買取が期待できるアイテムでもあります。
ウイスキーというのは賞味期限がなく、基本的にアルコール飲料の中でも劣化が進みにくいのが特徴です。そのためコレクションなどで自宅保管していた「竹鶴25年」が、購入時よりも高い値段で現金化できる可能性があります。
ただし竹鶴25年を高額買取してもらうためには、ウイスキーの知識に詳しいお酒買取専門店に依頼する必要があります。なぜならウイスキーに詳しくないリサイクルショップに買取を依頼してしまうと、竹鶴25年の希少性を理解してもらえず、相場に見合った査定額をつけてもらえないこともあるからです。
そこでおすすめなのが、お酒買取専門店リンクサスです。リンクサスはあらゆるジャンルのお酒に精通したお酒買取の専門業者であり、特にジャパニーズウイスキー買取を強化しています。竹鶴25年の買取価格にも自信を持っているので、ぜひ一度問い合わせてみてください。
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今回は竹鶴25年ピュアモルトについてお伝えしましたが、魅力は伝わりましたか?
惜しまれつつも終売を迎えてしまった竹鶴25年は、プレミアが付き入手もしづらくなっています。なかなかお目にかかれるウイスキーではありませんが、今後さらなる希少品となることが予想されているので、気になっている方・自宅にお持ちの方はぜひチェックしてみてください。
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