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日本は全国各地でさまざまなタイプのお酒が作られています。都道府県別に作られるお酒の個性は異なっており、色々な表情を持つお酒を楽しむことができます。
山形県もお酒の製造が有名なエリアで、全国的にも有名なプレミアム日本酒「十四代」が作られていたり、果物の個性を活かしたワインや果実酒が作られていたりと非常に特徴的です。
今回はそんな山形のお酒事情について触れていきます。お土産におすすめの山形の地酒や、山形でしか買えないお酒なども紹介するので、ぜひ参考にご覧ください。
目次
山形県は全国の中でも日本酒づくりが盛んなエリアです。酒造数は50を超えていて、全国でも上位に入るレベルです。
山形には庄内平野があり、お米作りが盛んです。また山々に囲まれているという特徴から美味しい水も豊富であり、まさに日本酒づくりに適した環境が整っています。そんな山形では江戸より前から酒造りが行われていました。今でもその伝統は続いていて、精鋭と呼ばれるような酒造たちが切磋琢磨しながら日本酒づくりに尽力している状況です。
そして山形は酒造数が多いだけでなく、そのクオリティが高いことでも知られています。山形のお酒は一般消費者だけでなくプロからの評価が高いことが特徴で、全国新酒鑑評会などで山形の酒造やお酒が多くの実績を残しています。
伝統を守るだけでなく新しい技術の開発にも積極的であり、県オリジナルの山形酵母や出羽燦々(でわさんさん)などの有名酒米も生み出してきました。こうした取り組みは今も続いており、山形のお酒は常に進化し続けています。
さらに2016年には山形県の日本酒がGI(地理的表示保護制度)の指定も受けています。近年は海外輸出にも積極的で、山形のお酒は東北最大の輸出額も誇っています。
山形県のお酒といえば、フルーティーで豊かな香りを持つのが特徴です。いわゆる吟醸酒の製造が盛んであり、「吟醸王国山形」と呼ばれるほどです。お米のおいしさを活かした濃厚で芳醇なお酒が多く、それでいてキレ味もしっかりと感じ取ることができます。
山形のお酒がフルーティーで芳醇であるのは、「高木酒造」の活躍が関係しています。もともと日本酒はそれまで新潟のお酒のような淡麗で辛口のものがブームと言われていました。そんな中、1994年に登場した高木酒造の「十四代」は、フルーティーな香りと芳醇さを持つ甘口の吟醸酒であり、日本酒の味わいに革命を巻き起こしたのです。ここから日本全国で吟醸酒ブームが巻き起こり、山形のお酒にも大きな注目が集まりました。
もちろん有名なのは高木酒造の十四代だけではなく、数々の実力派日本酒が山形からは登場しています。楯野川や出羽桜など、日本酒ファンなら押さえておきたい銘柄が数多く存在しています。
山形を代表する高木酒造の「十四代」は、ただ美味しいだけでなくプレミアム日本酒と呼ばれ希少価値が高いことでも有名です。十四代は幻の日本酒などとも言われており、とにかく入手そのものが困難です。スーパーやコンビニなどでは当然見かけることはできず、酒屋やデパートなどでもその姿を見かけることはできません。定価購入するためには特約店の抽選に応募し、当選しなければなりません。
十四代は本来であれば、コストパフォーマンスに優れた美味しいお酒の立ち位置でした。しかし今では定価2,000円台のお酒に4万円近い価格がつけられるほどの高騰を見せています。それでも人気は衰えておらず、年々その価格は高騰し続けているような状態です。“十四代を購入できた”ことや“十四代を飲んだことがある”というようなことがステータスになるくらい、日本酒ファンの中では別格の存在として扱われています。
吟醸王国として日本酒づくりが盛んな山形県ですが、ワインの名産地であることも忘れてはいけません。山形県はワイン生産量が都道府県4位を誇るエリアで、県内には複数のワイナリーが存在します。
山形は果樹王国と呼ばれていて、さくらんぼやりんごなどをはじめとした多くの果物を栽培しています。当然ぶどうも有名で、地元産ぶどうを使ったワインがたくさん作られています。
また山形には比較的新しいワイナリーが多いのも特徴です。若手の醸造家が新規参入しているエリアでもあり、これからさらなる成長も期待されています。山形のワインは個性が豊かで、甘口ワインやフルーツワインなども積極的に製造されています。
初登場のシングルモルト「YUZA First edition 2022」がすぐにISC(インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ)でテイスティングアワードの金賞を受賞するほど、ウイスキー界隈でも話題に挙がっています。山形のお酒やアルコールが気になるという方は、ぜひ遊佐蒸留所のウイスキーもあわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
山形のお酒を語る上で外せない「十四代」。高木酒造の手がけるお酒で、濃醇甘口で飲みごたえ抜群です。そんな十四代の真骨頂とも言えるのが、「十四代 本丸 秘伝玉返し」です。
こちらは特別本醸造酒でありながら、まるで吟醸酒のようなクオリティを感じられるのが特徴です。醸造アルコールには自社製造の焼酎が採用されており、アル添のきつい味わいではなく十四代らしい力強さにつながっています。
十四代 本丸 秘伝玉返しは定価であれば2,000円ほどで購入できるお酒です。しかし実際には簡単に手に入らず、流通価格は4万円超えまで高騰しています。定価で入手できる機会があれば非常にラッキーです。簡単ではないですが、ぜひ特約店を探し狙ってみましょう。
楯野川は全量純米大吟醸にこだわって作られるお酒です。そんな楯野川のスタンダードシリーズで一番人気なのが、こちらの純米大吟醸 清流です。アルコール度数14%で穏やかな口当たりをしており、山形のお酒らしい爽やかな香りが印象的です。
華やかで透明感のある甘口酒は、ワイングラスで飲むのにもおすすめです。
出羽桜 桜花吟醸酒は出羽桜シリーズの定番酒です。吟醸ブームの火付け役となった1本で、フルーティーで爽快感のある山形らしい酒質です。香りに対する評価が高く、人気化粧品「SK-Ⅱ」の香りのサンプルともなったと言われています。日本だけでなく海外人気も高いお酒なので、お土産などにも適しています。
高畠ワイナリーは1990年創設の比較的新しいワイナリーです。モダンなワイナリーであり、高い技術を持ち合わせています。そんな高畠ワイナリーのフラッグシップ品として登場しているのが「高畠アルケイディア セレクトハーベスト」という赤ワインです。高畠産のぶどうを使ったフルボディのワインで、凝縮した果実感と骨格、厚みを感じることができます。
朝日町ワインはぶどうの栽培から醸造、熟成まで真面目なワインづくりにこだわるワイナリーです。そんな朝日町ワインの山形ナイアガラは、山形県で栽培されたナイアガラ種を低温発酵・低温熟成で仕上げた辛口の白ワインです。香りと酸味のバランスがよく、食事に合わせやすい酒質をしています。ライトボディの飲みやすいワインをお探しの方におすすめです。
遊佐蒸留所は2018年にウイスキー蒸留開始、2022年に初の商品を発売したばかりの新しいウイスキー蒸留所です。そんな遊佐蒸留所のファーストボトルがYUZA First edition2022です。バーボンバレルのみを使用した3年熟成のウイスキーで、加水をしないカスクストレングスの印象的な味わいをしています。
クリーンでエステリーな味わいで、はちみつやバニラのような甘いニュアンスを感じ取ることができます。2022年限定のボトルなので現在は高騰化が進んでいます。
山形正宗は水戸部酒造の人気ブランドです。日本酒も有名ですが、紀州南高梅を使って作られる梅酒も人気です。とろとろ梅酒は独特のとろみのある食感で、果肉感を楽しめるジューシーな味わいです。ロックや水割りはもちろん、ジュースで割ったり、料理のソースに使ったりとさまざまなアレンジを楽しめる梅酒となっています。
上喜元の純米大吟醸つや姫50は、山形県内限定品でいわゆる“山形でしか買えないお酒”と言われるものです。酒米ではなく食用米であるお米を使用しているのが特徴で、心地の良い香りと柔らかな口当たりを表現しています。歯切れの良い酸味もあり、非常にバランスに優れています。山形らしいお酒をお求めの方におすすめです。
山形は日本酒およびワインが有名です。日本酒もフルーティーな味わいのものが多く、エレガントさを感じます。そんな山形のお酒は、普通におちょこやぐい呑みで飲むだけでなくワイングラスで飲むのもおすすめです。グラス選びや演出にこだわりながら、ぜひ楽しんでみましょう。
また山形のフルーティーな吟醸酒は冷やして飲むと美味しく感じます。ほんのり冷やすことで、フルーティーな吟醸香をより感じやすくなるでしょう。
玉こんにゃく、芋煮、漬物、キムチ等、御夕飯のおかずやおつまみにいかがでしょうか?? https://t.co/7WLWHDv65J pic.twitter.com/fCdGyR57nL
— 山形県観光物産協会 (@mono81227301) June 23, 2023
山形にはグルメの名産品も多くあります。家庭料理でも人気の「玉こんにゃく」や「米沢牛」は特に有名です。山形のお酒には、これらの名産品が相性抜群です。地酒の良さを感じたい方はぜひ合わせてみましょう。
山形県には記事内で紹介した「十四代」をはじめ、レアなお酒がたくさん揃っています。日本酒のほかヴィンテージのワインや限定発売のウイスキーなどもあり、いずれも希少価値がついています。中には定価の何倍もの価格で売られているお酒もあり、山形のお酒がいかに貴重なものであるかが見て取れます。
そんな山形のお酒は、お酒買取でも高い評価を得ています。高価買取となるような銘柄やボトルも多いので、未開封のお酒がある方はぜひお酒買取専門店の利用を検討してみましょう。
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山形県は吟醸王国と呼ばれるほど吟醸酒が有名で、どの銘柄も質が高いです。また果物生産が盛んであり、ぶどうを原料にしたワインも生産量が多いです。
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