グレンファークラスを知る。105等評価あるおすすめ10選

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グレンファークラスを知る。105等評価あるおすすめ10選

PR: 2021/12/10
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グレンファークラス評価あるおすすめ10選
近年、ウイスキー業界は大きな盛り上がりを見せています。ウイスキーは世界のあらゆる場所で製造されていますが、やはり本場のウイスキーといえばスコットランド産の“スコッチ”が有名です。
今回は数あるスコッチの中でも、世界中にファンの多いグレンファークラスという銘柄について解説していきます。グレンファークラスの歴史や製法を知り、ウイスキーを楽しむのにぜひ役立ててください。
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「緑の草の生い茂る谷間」の意味を持つグレンファークラス

グレンファークラス
グレンファークラスとは、スコットランドで造られるスコッチウイスキーの銘柄の一つとなります。スコットランドの中でも“スペイサイド”と呼ばれるエリアのウイスキーであり、フルーティーな味わいと香り高い爽やかさが特徴です。
グレンファークラスという名には、ゲール語で「緑の草の生い茂る谷間」という意味があります。その名が表す通り、緑を感じさせる爽やかなアロマが特に目立ちます。シェリー樽が造り出す甘さとスパイス感のバランスが良く、万人受けしやすい味でもあります。
グレンファークラスは世界的にも認められたスコッチであり、数々のコンペで賞を獲得しています。その人気はスコットランドだけにとどまらず、“鉄の女”と呼ばれたイギリスのサッチャー元首相にも愛飲されていたことでも知られています。もちろん日本国内にもファンが多く、ストレートのほかハイボールにして楽しむファンも多くいます。

スコッチウイスキーの6つの産地の違いとは?


ここで、スコッチウイスキーの6つの産地について少し解説していきます。一言で“スコッチ”といっても、スコットランドではあらゆる地域でウイスキーづくりが盛んに行われており、産地によって味わいが異なります。産地ごとの違いを知れば、自分好みのウイスキーをより見つけやすくなるでしょう。
スコッチウイスキーには大きく分けて6箇所の産地があり、それぞれ以下のような特徴があります。

<スペイサイド>


スコットランド北部にあるスペイ川の周辺地域を指します。決して大きなエリアではないものの、たくさんの蒸留所がありスコッチの代表的な産地となっています。
スペイサイドのモルトは、華やかな香りや風味を持つものが多いです。非常にバランスの取れたウイスキーが多く、この記事で取り上げている「グレンファークラス」もそのうちの1つとなります。
グレンファークラス以外では、高級酒として知名度の高いザ・マッカランやグレンリベット、グレンフィディックなどがあります。

<ハイランド>

スコットランド北部の非常に広いエリアで、スコッチを創る蒸留所の1/3がこのエリアに属しています。地域が広いぶん、ウイスキーも明確な特徴はなく幅広いタイプのものがあります。どちらかというと落ち着いた印象の銘柄が多いです。

<キャンベルタウン>

かつてウイスキー造りが栄えた港町です。ただし現在は3つの蒸留所のみしか稼働していません。稼働している蒸留所の残りは個性が強く、ファン人気の高い銘柄が多いです。キャンベルタウンで造られるウイスキーは、ほんのりとした塩気と甘味が特徴です。

<ローランド>

スコットランドの南側に位置する地域です。モルトだけでなく、グレーンウイスキーの多くがこの地域で造られています。ライトで穀物っぽさの感じられるウイスキーが多い傾向にあります。

<アイランズ>

アイラ島を除く、スコットランドの島々を一つの地域とした産地です。蒸留所ごとに個性が異なり、幅広いタイプのウイスキーが造られています。タリスカーなど、日本人気の高い銘柄も多い地区です。

<アイラ>

スコットランドの西側に位置するアイラ島は、スコッチの聖地と呼ばれています。銘柄数こそさほど多くないものの、どれも個性的で熱狂的なファンがいます。他の地区のウイスキーにはない強いピート香が特徴で、塩っぽい味わいもあります。

こうして比較すると、スペイサイドのウイスキーは数あるスコッチの中でも非常に“リッチさ”を味わえる、フルーティーで華やかな特徴を持つことがわかります。グレンファークラスはスペイサイドの特徴をそのまま再現したウイスキーで、特に爽やかさの目立つ味わいとなっています。スコッチの中でも飲みやすくバランスの良い銘柄を探しているという方に、特におすすめです。

グレンファークラスの歴史と蒸留所について!数少ない家族経営が特徴

ウイスキー樽

蒸留所の環境

グレンファークラス蒸留所は、200年近い歴史を持つ老舗の蒸留所です。設立は1836年、ロバート・ヘイによって行われたと言われていますが、ほかの説によるとその前の1790年ごろからすでに同地に蒸留所があった、とも言われています。
蒸留所の場所はスペイ川の中域ののどかな田園地帯であり、周辺には標高814mのベンリネス山もあります。山からの上質な雪解け水である軟水を、ウイスキーの仕込み水としています。

数少ない家族経営を守り続けているブランド

ちなみにグレンファークラスの蒸留所は、歴史の中で何度か経営権が変わっています。1865年に設立者のロバート・ヘイが他界した際には、もともと周辺で農業を営んでいたグラント親子が蒸留所を購入しました。しかしその後は一度、グレンリベットの創始者の息子であるジョン・スミスに蒸留所がリースされ、運営が委任されています。
その後1870年に再度グラント親子に経営が戻され、組織的な蒸留所の運営がスタートします。そこからはグラント氏達の家族経営となり、代々に渡ってウイスキー造りが継承されていきました。グレンファークラスはスペイサイドの蒸留所には珍しく今でも家族経営を守り続けているブランドであり、伝統から生み出される安定した質が高い評価につながっています。

スコットランドで初めての「カスクストレングスのボトル発売」で話題

なお、今でこそ有名なグレンファークラスですが、常に順風満帆というわけではなかったそうです。歴史の中では深刻な資金難になったこともあり、ストックしていたウイスキーを担保に入れたりして破産を逃れたこともあるほどです。そんなグレンファークラスが世界的に有名になったのは1968年のことで、スコットランドで初めての“カスクストレングス”のボトル発売で話題を集めたのがきっかけでした。このカスクストレングスのボトルは、のちの主力商品である「グレンファークラス105」の元にもなっています。

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現在では、ポットスチルの数も増やし、安定してたくさんのウイスキー生産をし全世界に向けて発売をしています。商品ラインナップも増えており、消費者や愛飲者も非常に増えています。

グレンファークラスの製法と味わいの特徴は?

グレンファークラス蒸留所の特徴は、スペイサイドの中でも特に大きなポットスチルを使用していることです。地域で最大級と言われるクラスのポットスチルを、計6基も採用しています。そして多くの蒸留所がスチームによる蒸気熱に製法を切り替えてしまった中、グレンファークラスでは伝統的な直火焚き製法を守り続けています。
そして最大のポイントと言えるのが、熟成にオロロソ・シェリー樽を使用していることです。ファーストフィル・セカンドフィルのシェリー樽を使用していることで、コクのある味わいになります。シェリー樽の扱いに長けているグレンファークラスでは、樽の違いでボトルごとに味わいを変えています。シリーズを飲み比べてみるのも面白いので、ぜひ試してみてください。

グレンファークラスのシリーズ10選

グレンファークラスには熟成年数の違いなどで、いくつかのボトルがあります。ここからはそれぞれのシリーズについて、味わいの特徴などを紹介していきます。

1.グレンファークラス10年

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赤いパッケージとラベルが目印のこちらは、酒齢10年以上の原酒を詰め込んだボトルで、グレンファークラスのヴィンテージの中では比較的若いボトルとなります。コスパに優れており、お店によっては3,000円台で購入できることもあります。
スペイサイドらしい花のような香りの中に、ピート香も感じられます。ドライフルーツやシナモンの風味もあり、スパイスと甘さのバランスが非常に良いです。
アルコール度数:40%

2.グレンファークラス12年

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青いラベルのこちらはグレンファークラスの数あるシリーズの中でも、スタンダードで良く飲まれている1本です。シェリー樽原酒の中に新樽の原酒をヴァッティングさせています。
10年ボトルよりもスモーキーさやピート香は少なく、いちごジャムや焦がしたキャラメルのような濃厚さを味わえます。
アルコール度数:43%

3.グレンファークラス15年

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15年もののボトルは、ブラウンのパッケージが目印です。液体の色も、熟成が長くなるため10年・12年ものに比べ濃くなります。
バニラのような甘さとシェリー由来のプラムやブドウのような風味が特徴で、蜂蜜のようなニュアンスも感じます。控えめなスモーキーさもあり、スコッチの良さを堪能できる1本です。
アルコール度数:46%

4.グレンファークラス17年

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オレンジ色のラベルが目印のこちらは、17年以上の熟成原酒を詰め込んだシリーズです。蒸留所のオーナーがイチオシするボトルで、プラムやカシス、ブラックベリーのようなビターな甘さがあります。複雑さがあり、余韻も長めで贅沢さがあります。
アルコール度数:43%

5.グレンファークラス21年

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緑のパッケージが目印のボトルで、21年以上の長期熟成の原酒が詰められています。濃縮された甘味と厚みのあるボディ感、そして長めに続く余韻があります。
グレンファークラスらしいドライフルーツやメープル感の中に、カカオやチョコのようなビターな甘味もあります。IWSCでの金賞受賞経験もある、世界的に人気のあるシリーズです。
アルコール度数:43%

6.グレンファークラス25年

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群青のパッケージに包まれた25年もののボトルは、希少さも高い1本です。いちごタルトやベイクドオレンジ、マーマレードのような香りと、奥にコーヒーのニュアンスもあります。
心地の良いスパイシーさもあり、変化を堪能できる複雑でゴージャスな味わいです。食後のデザートにおすすめのウイスキーです。
アルコール度数:43%

7.グレンファークラス30年

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カラメルやプルーン、そしてベリーを思わせる濃厚かつ艶のある香りです。30年という長期熟成がもたらす、ウッディーさと芳醇な甘さが魅力です。スモーキーさやビターさもきちんとあり、スコッチの魅力をふんだんに味わえます。希少なボトルで、1本5万円を超えるような高級品です。
アルコール度数:43%

8.グレンファークラス105

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グレンファークラスの中でも代表的な1本で、世界のウイスキーファンから支持されています。カスクストレングスのウイスキーで、アルコール度数は60%と高めです。
シェリー樽の香りが非常に強く、非常にウッディでラムレーズンのような果実味があります。
アルコール度数:60%

9.グレンファークラス 185周年記念ボトル

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蒸留所創立185周年の記念として、24,000本限定でリリーズされた希少品です。1960年〜2010年の間の6つの年代から選んだ原酒を組み合わせてあり、熟成感の中にもフレッシュで生き生きとしたイメージを感じます。
アルコール度数:46%

10.グレンファークラス ヘリテージ


グレンファークラスの中では熟成年数表記がなく、手頃で入手しやすいボトルとなります。熟成表記はないものの、8年程度の熟成がなされており、シェリー樽の甘味を感じることができます。比較的軽めの味わいで、ライトなウイスキーを求めている方におすすめです。
アルコール度数:40%

グレンファークラスのおすすめの飲み方

ウイスキー
グレンファークラスは花のような香りが特徴のシングルモルトウイスキーです。素材の良さをそのまま堪能するのであれば、やはり「ストレート」でまずは飲んでみるのがおすすめです。ただしグレンファークラスはアルコール度が40%以上と、非常に強いお酒です。口当たりこそ華やかで飲みやすいですが、一気に飲んでしまうと酔いが回ってしまうので注意しましょう。
ストレートで楽しむ際は、ショットグラスに注ぎ少しずつ飲むようにしましょう。この際、チェイサーを準備しておくのも忘れないようにしてください。
また強いアルコールが苦手な方は、氷を入れてロックにしたり、炭酸水を加えてハイボールにするのもありです。グレンファークラスの華やかな香りは、炭酸で割っても失われることなく、より一層花開くでしょう。ハイボールにすると軽快さが増すので、食中酒としても飲みやすくなります。お好みでレモン汁を数滴入れるのもありです。

グレンファークラスと合わせたいおつまみは?

グレンファークラスと合わせたいおつまみは?
グレンファークラスは、華やかな香りのウイスキーです。そのためおつまみを合わせる際には、「なるべく香りを損なわないもの」「甘すぎないもの」で探すとバランスが良いです。
例えばほんのり塩気のあるハード系のチーズや、ピスタチオ・アーモンドといったナッツ類は相性が良いです。そのほかレーズンなど、甘さが控えめのドライフルーツを合わせるのもありです。ぜひ色々試して、自分に合ったバランスを探してみてください。

まとめ

グレンファークラスはスコットランド・スペイサイドを代表する人気のウイスキーです。
家族経営による伝統の味わいで、安定した質の高さがあります。シェリー樽由来の華やかさがあり、それでいて軽快なため飲みやすく、ウイスキー初心者の方にもおすすめです。
熟成年数の違いなどでいくつものシリーズがあるので、ぜひチェックしてみてください。

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